【完結】大嫌いな同僚が俺のこと大好きなヤンデレだった

夜刀神さつき

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長い夜

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 せめてキスがしにくくなるように、顔を横に向けるが、アンジェロは犬のようにヨヅキの頬をペロペロと舐めてきた。

「早くどけ……っぁあ……」

 不意打ちで、耳をむしゃぼりつくされ、甘い吐息が零れ落ちてしまう。

「んんっ……」

 そのまましばらく耳を舐められ続けるが、その刺激だけで絶頂してしまいそうだった。

「お、お、お前。早くどけよ。何をしようとしているんだよ」
「さあ。何だと思う?」

 アンジェロは、薄気味悪い笑みを浮かべて、ヨヅキを冷たい目でバカにするように見下ろす。

「いいからどけ。気持ち悪いんだよ」
「でも、ヨヅキはそれでいいの?物欲しそうな顔をしているのは、ヨヅキだろう」

 アンジェロは、長い指をヨヅキの服の上から、胸の上にピトッとおいた。電流が流れたような刺激にビクッと全身を反応させてしまう。

「ひっ……」

(こんなんじゃ足りない。もっと触れて欲しい。欲しくてたまらない)

 薬のせいで、そんな変なことばかり考えて、頭がおかしくなりそうだ。アンジェロ相手にこんなことを思ってしまうなんて、恥だ。もう沸騰した鍋から水が溢れてしまうように、理性は、崩壊寸前だった。

「ヨヅキ。助けて欲しいんだろう」

 アンジェロは、そう天使を堕落させようとする悪魔のように囁いて、舐めまわすように、ヨヅキの熱を帯びた体を見た。そのねっとりとした視線を感じただけで、ヨヅキはさらに体温が上昇していく気がした。ふいに、彼は、ニタニタとした性格の悪そうな笑みを浮かべ、再びヨヅキの首元にかみついた。

「ひゃあっ」

 自分の口から変な声が漏れて、慌てて口をふさぐ。
 ヨヅキは、体の異変に気が付いた。

(さっきよりも、もっと熱を欲している。催淫効果がさらに出てきたのか)

 頬や首筋に汗がつたい、服がこすれるだけで、気持ちよくなりそうだ。

「はあ、はあ……」

 下着の中は、精液でびちゃびちゃになっていた。全身が夏の日差しで照り付けられるように熱くてたまらない。魂が抜けたような目でシャンデリアが照らされた天井を見ていると、アンジェロは「もっと触って欲しいんだろう」と言いながら、ゆっくりとヨヅキの体に手を伸ばした。

 彼は、アンジェロは、剣だこのある固い指先で、ヨヅキの頬を優しく撫でた。彼がまるで宝物でも見るように愛おしそうな目をしていることに驚いていると、今度は、鎖骨をぺちゃぺちゃと犬のように舐められた。

「あああああっっ!!」

 思わぬ刺激にヨヅキの喉から娼婦のような声がこぼれた。弓なりに体を反らして、軽い絶頂を迎える。

「もういったのか。早いな」

(くそっ。こんな、敏感に……)

 身体が敏感になっていることに苛立つヨヅキに、面白そうなアンジェロの腕が迫りヨヅキの腹部をねっとりと撫でた。

「ひっ……」

 たったそれだけの刺激でヨヅキは再び達する。脳みそが溶かされそうなくらい気持ちがいい。

(気持ちいい。もっと触れて欲しい。こんなんじゃ物足りない)

 しかし、まだ理性もわずかに残っている。唇を血が滲みそうになるほど、強く噛み締め、痛みで正気に戻ろうとする。

(アンジェロ相手にそんなことを考えるなんて、最悪だ。死んでしまいたい)

「っ……。んん……」

 だけど、尻をねっとりとした手つきで触られただけで、頭が真っ白になりそうだ。そんなヨヅキの反応を面白そうに見ながら、アンジェロはヨヅキの足を広げてきた。その刺激だけで、ヨヅキは達してしまいそうだった。

「はあ、はあ、はあ……」
「ヨヅキは、かわいいな」

 そう言いながらアンジェロはヨヅキの尻や腰などを撫でまわす。その一つ一つの動作にヨヅキは、大げさに全身をビクッと反応させる。

(くそっ。こいつなんかに反応してしまう自分が憎い)

 ふいにアンジェロは、ヨヅキの着ていた茶色のシャツを破いた。茶色のボタンが勢いよく、はじけ飛んでいく様子が見える。

「ひっ」

 アンジェロのざらついた舌は快楽に震えるヨヅキの頬に降り、首筋をなめ、そのさらに下の胸にまで到達する。そして、勃起した乳首にひんやりとした舌が吸い付いた。

「嫌だっっっ!やめろおおおおおおおおお」

 尖った乳首に唇ではさみ、唾液をなすりつけるように舐めまわす。そうされるたびにまな板の魚みたいに身体がビクビク動き、ペニスが痛いくらい勃起していた。

 そして、アンジェロは、ヨヅキをうつぶせにすると、尻の間に冷たい液体を入れてからいじり始めた。

「っあ……」

 中をいじられると暴力的な快感が襲ってくる。
 彼は、徐々に指を増やして、柔らかくほぐしていった。やがて「もう十分だな」と呟き、彼は、自分のペニスをヨヅキの尻の間にピトッと当てた。

「だめっ!いれるな!それだけは、やめろ」

 そんな声も虚しく、アンジェロのペニスが敏感になった股間を貫いた。

「いやだあああああああああああああああああああぁぁぁ」
挿入の感覚にヨヅキは、一瞬で絶頂を迎えて頭が真っ白になるような感覚が訪れた。太い剛直はヨヅキの股間一杯に広がる。ねちょねちょとした不快な音がヨヅキの体内で聞こえる。

「ひゃあああああああああああああああああああ!!」

 アンジェロのペニスはヨヅキの腸壁をすり、体液を擦りつけながらさらに深く挿っていく。脳みそがとろけそうなくらいの激しい快感が襲ってくる。

「あ、ああ、あ、ああああ……。もう……嫌だ。頼むから、やめてくれ。おかしくなりそうだ」

 ヨヅキが、泣きながらそう懇願するが、アンジェロは「やめるわけないだろう」と意地悪な笑みを浮かべただけだった。

 アンジェロのペニスがヨヅキのを中で動くたびに、自分が作り変えられるように頭の中が真っ白になった。ペニスを抜いていく感覚、なすりつける感覚、再度奥までズンと入れられる感覚に、頭が爆発して弾けるようだった。

「あ……ああ……」

 ヨヅキは唾液をこぼしながら、アンジェロから逃げるように床を這いつくばりながら、必死で逃げようと進んでいく。そんな風に遠ざかろうとするヨヅキの腰を、アンジェロがグイッと自分の方に引き寄せる。

「い、やだ……」
「まだまだ足りないな」

 背後から、氷のように冷たいアンジェロの声が振ってくる。

「ひっ……ううっっっ」

 這いつくばるヨヅキの上にアンジェロが覆いかぶさり、敏感になった股間に、何度もペニスを突き入れている。

「ひゃっ……あああ……」

 剛直を動かされるたびに、頭が弾けるような快感が沸き上がる。何度も頭を支配する快感に、屍のようになっていた。

「ああああああっっっっ!」

 ビクビクと中が痙攣し、その刺激にアンジェロのペニスが脈打った。それが一体どんなことを意味するのか、ヨヅキには分かってしまった。

「やめろっ。早く抜け」

 ヨヅキはそう叫ぶが、それでもアンジェロが深く一突きするとすぐに意識が飛ぶ。中がきつく締まり、アンジェロは限界を迎えた。

「ああああああああああああああああああああっっっ」

 奥まで精液を流し込まれ、ヨヅキは射精の衝撃に、のたうちまわりながら絶頂を迎えた。精液にも催淫作用があるのだろう。気持ちよすぎて、脳がアイスクリームみたいに溶けてしまいそうだった。

「あぁあああ」

 精液がヨヅキの腸壁を叩くたびに絶頂に押し上げられる。

「……っあ……んんっ……っ……。はあ、はあ……」

 既に何度も絶頂するヨヅキだが、凌辱はまだ始まりでしかない。

「かわいそうなヨヅキ」

 額にそっと、花びらが落ちるようなキスが落とされる。今度は、ヨヅキのじんわりと滲んだ涙をペロリと舐められた。

「はあ、はあ……」

 長いアンジェロの射精が終わり、股間からはドロリと大量の精液を零すヨヅキの目は、死んだ魚のようだ。力つきたヨヅキは、身体をピクピクさせながらぼんやりとシャンデリアの光を見ていた。

「あっ……。ああ……」

「もう1回、いや……。あと、6回はやらないとな」

 アンジェロは、極上のごちそうを目の前にした狩人のようにペロリと舌なめずりをして、ヨヅキに覆いかぶさった。
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