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状況の人、異世界へ転移する
状況の人、指南役を得る3
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まあ今回は、そのおかげで良い魔法の指南役を得る事が出来た。
洋子を勇者として覚醒してもらうにも、自分がこの先この世界で生きて行くためにも魔力のレベルアップは必須だ。
「お待たせ~」
「お待ちどうさん!」
長風呂から上がって来た洋子が席に着くのと、料理が届いたのはほぼ同時だった。
まずは今日までのお互いの働きを労い合って乾杯し、料理をいただく。
店のお薦めは数種類の焼き肉を盛り合わせたものだった。
豚肉を中心に牛肉、鳥肉が添えられている感じだ。
味付けは主に塩で、スパイスは使われずにハーブで臭みを消す調理法らしい。
「お城でもそうだったけど、なんか豚肉が多い感じするわね」
「鳥は卵を産ませねばならん。牛の出産は一度に一頭が相場だ。翻って豚は多産であるし何でも食うからな、食肉用に養殖がしやすいのだ。我は牛肉派だから野牛を中心に摘まんでおるがの」
「やっぱりこっちでも牛肉は高級なのか」
「まあな。しかし、お主の出すサーロインは王侯貴族でも食せぬ至高の逸品だぞ? 知られたら世界中の美食家がお主の争奪戦を始めかねん。ま、それは我がさせんがな!」
「こっちだってサーロインやヒレとかの部位に分けられたりはしてんだろ? そこまで違うか?」
「もちろん、産地や牧場によって人気度に差はある。しかしタツミの出す肉は柔らかさと言い、旨みと言い、こちらの最も人気の肉より上だと言わざるを得ん! それほどタツミ・サーロインはすばらしい!」
――妙なブランド名、付けんでくれるか?
「えらく夢中になっちゃったわね。これでシャトーブリアンでも出したらどうなるのかしら?」
「なんと! それ以上のモノがあると申すか!」
「ヒレ肉の中の希少部位だよ。ヒレ肉は昨日も食っただろ? ブランド肉じゃないけど」
「うむ、あれも捨てがたい味わいだったが我はやはりサーロイン派かのう? いやしかし、俄然興味が沸く! ぜひ出してくれ!」
「食った事ねぇよ、あんな高級品!」
もちろん触れた事もございません。故に出すことなど不可能でありました。
大体がカレンお気に入りのA5肉とて、元々は取引先からの贈答品である。自腹で買ったわけではない。
「え~、一度くらい食べたことあるんじゃないの? 工場の経営者だったんでしょ?」
と、洋子。
なんだか口にしていて当たり前、みたいな言われ方に龍海くん、思わずムシッ!
「従業員3~4人の絵に描いたような弱小零細企業だよ、ウチは。どこぞの大企業の専務令嬢サマと違って、夕方のスーパーで半額狙いばっかやってる貧民ですよ、ド貧民!」
いきなりの皮肉めいた言われ方に洋子ちゃんも同じくムシッ!
「何が大企業よ! こっちだって大手の煽り食いながらパパたちが切り盛りしてんのよ! 勝手に知ったような事言わないでよ!」
「それでもシャトーブリアン食える御身分ですよね~、お嬢サマ~」
「そんな事言ってっから、あんたはその歳まで彼女がいないのよ!」
「関係あるかぁ!」
今にも額が付かんばかりに身を乗り出してメンチ切り合う二人。そこで、
「で?」
と割り込むカレン。
「どちらがより貧しい人間であるか、結論は出そうか?」
言われて二人は、ぐぬぬ~丸出しの表情で浮かせた尻を椅子に戻した。
「何か忌諱か逆鱗辺りに触れたのかも知らんが、お主らの言動にはこの世界の世相と齟齬を生じかねんものも多い。せめて小声で話さんか?」
――ぐうの音も出ねぇ……
――返す言葉もございません……
貧しいという言葉が経済的にのみならず、精神的な面も臭わされているのは明白で、龍海も洋子も赤面、赤面。
「ごめん……リーマンの知人とかに『自営業は何でも経費で落とせていいな』みたいにしょっちゅう言われててな……。そういう連中って、経費で落とすってのが天から降ってくるカネ――みたいに勘違いしてる奴も多くてよぉ……それ思い出して、ちょっとムカついちまって……済まんかった」
龍海、頭を下げるの図。
「あたしも……一族経営の娘ってことでよく揶揄われたり、皮肉られたりしてたから……ごめん」
洋子、頭を下げるの図。
「うむ、解決だな。では、さっさと食ってしまおう。そんで部屋に戻ってビールで飲み直しと行くぞ!」
「ちょっとぉ、食べ終わらないうちから二次会の話ぃ?」
「当たり前であろ? 野宿と違って魔獣や盗賊の襲撃を気にせず飲みまくれるからの!」
「いや、魔獣でも盗賊でもお前なら一撃だろ? 気にするところか?」
「良い具合で楽しんでいるところを邪魔されていい気分なわけあるまいが? せっかくのうまい酒を。そう言えばヨウコは全く飲まんな? 水か果汁ばかりではないか?」
「あたしはまだ17歳で未成年だから……」
「ん? こちらは大概15~6で元服だぞ? よいではないか」
「カレン、洋子はいつか故郷へ帰る身だ。飲酒のクセなんか、付けない方がいい」
「ふ~む、お堅いのう」
カレンはあきれ顔をしながら最後の牛肉を頬張った。
食事も終わり、洋子は身体を休めるためにそのまま自室へ戻って行ったが、カレンは予告通り龍海の部屋に押しかけての飲み直しと相成った。
カレンの御望みに合わせて、ビールに加えてサラミやチーズなどのつまみを並べ、改めて乾杯。
「お主らの世界の食い物はどれも美味いの~。こんな美味な物を庶民が口に出来るのか」
「まあ俺の味わったものなんて知れてるけどね。この手の食べ物……チーズとかは、そのままじゃなくてもこちらだって有りそうだし、カレンお薦めの美味いものだって有るんじゃないか?」
「おお、良いのが有ったら教えてやる。ここの街は確か、蒸しパンの美味い店があったはずだ。パンのくせに柔らかく、とても甘くてな」
「そっか。明日にでも味わってみる……か」
パアァ!
龍海が言い終わる前に窓の外で眩く輝く光が見えた。
「なんだ?」
窓に顔を近づけて目を凝らす。
白く輝く光の玉のようなものが20m程の高さで光っている。
その光の色はカレンの火球より白く、周りの街並みを真昼並みに浮かび上がらせていた。
「照明火球だな。警衛兵の捕り物だろう」
――捕り物……警衛兵ってのは警察みたいなものか?
「この町は治安の方は?」
「普通の範疇ではないかな? 夜の一人歩きはまあ、やめた方が良いな」
「カレンはあちこちの街に行ったって言ってたよな?」
「それほど、頻繁にって訳では無いがな。まずは来ていく服を調達することから始めねばならんからの」
「魔導王国へは……行った事は?」
洋子を勇者として覚醒してもらうにも、自分がこの先この世界で生きて行くためにも魔力のレベルアップは必須だ。
「お待たせ~」
「お待ちどうさん!」
長風呂から上がって来た洋子が席に着くのと、料理が届いたのはほぼ同時だった。
まずは今日までのお互いの働きを労い合って乾杯し、料理をいただく。
店のお薦めは数種類の焼き肉を盛り合わせたものだった。
豚肉を中心に牛肉、鳥肉が添えられている感じだ。
味付けは主に塩で、スパイスは使われずにハーブで臭みを消す調理法らしい。
「お城でもそうだったけど、なんか豚肉が多い感じするわね」
「鳥は卵を産ませねばならん。牛の出産は一度に一頭が相場だ。翻って豚は多産であるし何でも食うからな、食肉用に養殖がしやすいのだ。我は牛肉派だから野牛を中心に摘まんでおるがの」
「やっぱりこっちでも牛肉は高級なのか」
「まあな。しかし、お主の出すサーロインは王侯貴族でも食せぬ至高の逸品だぞ? 知られたら世界中の美食家がお主の争奪戦を始めかねん。ま、それは我がさせんがな!」
「こっちだってサーロインやヒレとかの部位に分けられたりはしてんだろ? そこまで違うか?」
「もちろん、産地や牧場によって人気度に差はある。しかしタツミの出す肉は柔らかさと言い、旨みと言い、こちらの最も人気の肉より上だと言わざるを得ん! それほどタツミ・サーロインはすばらしい!」
――妙なブランド名、付けんでくれるか?
「えらく夢中になっちゃったわね。これでシャトーブリアンでも出したらどうなるのかしら?」
「なんと! それ以上のモノがあると申すか!」
「ヒレ肉の中の希少部位だよ。ヒレ肉は昨日も食っただろ? ブランド肉じゃないけど」
「うむ、あれも捨てがたい味わいだったが我はやはりサーロイン派かのう? いやしかし、俄然興味が沸く! ぜひ出してくれ!」
「食った事ねぇよ、あんな高級品!」
もちろん触れた事もございません。故に出すことなど不可能でありました。
大体がカレンお気に入りのA5肉とて、元々は取引先からの贈答品である。自腹で買ったわけではない。
「え~、一度くらい食べたことあるんじゃないの? 工場の経営者だったんでしょ?」
と、洋子。
なんだか口にしていて当たり前、みたいな言われ方に龍海くん、思わずムシッ!
「従業員3~4人の絵に描いたような弱小零細企業だよ、ウチは。どこぞの大企業の専務令嬢サマと違って、夕方のスーパーで半額狙いばっかやってる貧民ですよ、ド貧民!」
いきなりの皮肉めいた言われ方に洋子ちゃんも同じくムシッ!
「何が大企業よ! こっちだって大手の煽り食いながらパパたちが切り盛りしてんのよ! 勝手に知ったような事言わないでよ!」
「それでもシャトーブリアン食える御身分ですよね~、お嬢サマ~」
「そんな事言ってっから、あんたはその歳まで彼女がいないのよ!」
「関係あるかぁ!」
今にも額が付かんばかりに身を乗り出してメンチ切り合う二人。そこで、
「で?」
と割り込むカレン。
「どちらがより貧しい人間であるか、結論は出そうか?」
言われて二人は、ぐぬぬ~丸出しの表情で浮かせた尻を椅子に戻した。
「何か忌諱か逆鱗辺りに触れたのかも知らんが、お主らの言動にはこの世界の世相と齟齬を生じかねんものも多い。せめて小声で話さんか?」
――ぐうの音も出ねぇ……
――返す言葉もございません……
貧しいという言葉が経済的にのみならず、精神的な面も臭わされているのは明白で、龍海も洋子も赤面、赤面。
「ごめん……リーマンの知人とかに『自営業は何でも経費で落とせていいな』みたいにしょっちゅう言われててな……。そういう連中って、経費で落とすってのが天から降ってくるカネ――みたいに勘違いしてる奴も多くてよぉ……それ思い出して、ちょっとムカついちまって……済まんかった」
龍海、頭を下げるの図。
「あたしも……一族経営の娘ってことでよく揶揄われたり、皮肉られたりしてたから……ごめん」
洋子、頭を下げるの図。
「うむ、解決だな。では、さっさと食ってしまおう。そんで部屋に戻ってビールで飲み直しと行くぞ!」
「ちょっとぉ、食べ終わらないうちから二次会の話ぃ?」
「当たり前であろ? 野宿と違って魔獣や盗賊の襲撃を気にせず飲みまくれるからの!」
「いや、魔獣でも盗賊でもお前なら一撃だろ? 気にするところか?」
「良い具合で楽しんでいるところを邪魔されていい気分なわけあるまいが? せっかくのうまい酒を。そう言えばヨウコは全く飲まんな? 水か果汁ばかりではないか?」
「あたしはまだ17歳で未成年だから……」
「ん? こちらは大概15~6で元服だぞ? よいではないか」
「カレン、洋子はいつか故郷へ帰る身だ。飲酒のクセなんか、付けない方がいい」
「ふ~む、お堅いのう」
カレンはあきれ顔をしながら最後の牛肉を頬張った。
食事も終わり、洋子は身体を休めるためにそのまま自室へ戻って行ったが、カレンは予告通り龍海の部屋に押しかけての飲み直しと相成った。
カレンの御望みに合わせて、ビールに加えてサラミやチーズなどのつまみを並べ、改めて乾杯。
「お主らの世界の食い物はどれも美味いの~。こんな美味な物を庶民が口に出来るのか」
「まあ俺の味わったものなんて知れてるけどね。この手の食べ物……チーズとかは、そのままじゃなくてもこちらだって有りそうだし、カレンお薦めの美味いものだって有るんじゃないか?」
「おお、良いのが有ったら教えてやる。ここの街は確か、蒸しパンの美味い店があったはずだ。パンのくせに柔らかく、とても甘くてな」
「そっか。明日にでも味わってみる……か」
パアァ!
龍海が言い終わる前に窓の外で眩く輝く光が見えた。
「なんだ?」
窓に顔を近づけて目を凝らす。
白く輝く光の玉のようなものが20m程の高さで光っている。
その光の色はカレンの火球より白く、周りの街並みを真昼並みに浮かび上がらせていた。
「照明火球だな。警衛兵の捕り物だろう」
――捕り物……警衛兵ってのは警察みたいなものか?
「この町は治安の方は?」
「普通の範疇ではないかな? 夜の一人歩きはまあ、やめた方が良いな」
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