14 / 69
１４
しおりを挟む世界が変わる瞬間て
何が変わるのさ
まず空気が変わる
そんなのどうやって分かるのさ
いきを止めてみることさ
お前さんの息のかからない
流れに触れてみることさ
――――――――――――――――――
うさぎの後ろ足に結ばれたリボンに
悪意のかけらもなくとも
生まれてこのかた ずっと付いたそれに
違和感がなかろうと
白い毛に赤が滲む
痛覚はお母さんが持ってった
甘口カレーが嫌いだった
応援ありがとうございます！
0
お気に入りに追加
1
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます！
ユーザ登録のメリット
- 毎日￥0対象作品が毎日1話無料！
- お気に入り登録で最新話を見逃さない！
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
