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第13話【女剣士のパーティに絡まれた。】
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あらすじ:洞窟に長々と歩き、モンスターを倒して進んで行くとようやく日射しが見えて出口にたどり着いた秀吉達。丘の上からの景色に目指していた王都レゼナスが見えて生き生きと進む。敵にスキルを使うとまさに必殺になった。
秀吉はスキルを使いながら敵を倒していた。
△△△△△△△△△△
ストーンタートル
HP3600/MP100
ブルーリザード
HP2900/MP800
ウイングピッグ
HP1500/MP2500
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「フゥ、まったくよぉ!チマチマチマチマ出てきやがって!コラァ!」
秀吉はモンスターに突っ込み殴り飛ばしている。
「しかし王都だから鍛冶屋はあると思うんだよ。なんせ王都だぜ。」
「僕は一流の錬金術師の錬金法を見てみたいな。」
秀吉をそっちのけに話していた。
「王都目前にぃ出てくんじゃねーよ!ってかブタが空飛んでんじゃねぇ!クラァ!」
ウイングピッグをチョップで地面に叩き落とした。
そんな戦闘の最中、4人の武装した女性達が遠くで秀吉の戦闘を見ていた。
「へぇ、この王都周辺のモンスターを相手にしてるな。…えっ!?まだ子どもだけど!」
「この辺のモンスターって割りと強くなかったっけ?」
「あら、でもあの坊や…次々と倒してるわよ。」
「…魔法も使ってない。」
呆然と秀吉の戦闘を見ていたらすぐに戦闘が終わった。
「グラムの学生って訳じゃないわよね?」
「グラム生徒は基本剣、杖が主流だけど…素手で倒してる。」
「なら話聞いて見る?随分と簡素な服だけど。」
「…私は構わない。」
4人の女性達は秀吉達に近づいた。
「ちょっと!そこの君たち!」
秀吉はバトルポーチをキースとライルの方に投げつけて4人の方に近寄った。
「んっ?なんだぁ?あんたらは何者だぁ?」
「私達は王都冒険者よ。君たちは見かけないけどどこから来たの?」
「へぇ、冒険者なんだ。俺達は南にある丘の上の洞窟から来たんだよぉ。」
「洞窟ってあの寂れた洞窟から?今は天橋がほとんどなのによく来たよね。」
天橋?他に行く方法があんのか?まっ王都についたからいいか。
「しっかし流石に疲れた…チッ!また出やがったかぁ!」
話してる最中にゴロゴロとこちらに転がるアーマードアルマジロが現れた。
「手伝おうか?あれ一体なら問題ないけど。」
「いや、大丈夫だ。硬いだけのモンスターだしよぉ。キース、バトルポーチ!」
キースは秀吉に投げて渡した。
「あっ、どうも。キースって言います。」
「僕はライルと言います。よろしくね。」
「どうも…って挨拶じゃなくて!あの子大丈夫なの?」
「アーマードアルマジロはこの辺では強いモンスターだよ?」
「あら、たくましいわね。」
「是非…拝見。」
4人に言われるとキースとライルが答える。
「俺達も驚いているんですが大丈夫です。なんせ番長らしいので。」
「そうだね。モンスターの群れに囲まれても1人で倒してたりしてたね。」
2人は4人の冒険者にあっけらかんと話す。
「オラオラ!もう終りかぁ!」
秀吉がアーマードアルマジロのアゴにショートアッパーではねあげて倒した。
4人の冒険者はポカンと見ていた。
「よっしゃ!キース、ライル。もう王都に行くぞぉ。疲れてきたよ!」
「おう。それでは。」
「また会いましょう。」
秀吉達はスタスタと王都の入口に向かった。
「…ねぇ。あの子の戦い…見た?」
「一方的にボカスカ殴ったらアーマードアルマジロの甲羅が砕けていったよ。」
「ん~もしかして掘り出し物?」
「…凄い。」
その場で4人は少し固まっていた。
ようやく秀吉達は王都の正門にたどり着いた。
「着いた!やっと着いたぁ!」
「村から出て長かったぜ。」
「うん。そうだね。」
すると門を警備している衛兵と思われる人が話しかけて来た。
「ムッ…坊主達。まさか外から来たのか?」
「あのカッサーラから…逃げて来ました。」
キースが村の顛末を衛兵に話す。
「それは…辛い事を聞いたな。そうなると王都は初めてだな?」
「はい。僕達は王都に希望を持ってきました。」
「フム、話はわかったが君たちはお金を持っているのか?どんな人でも1人1アースが条件だよ。」
「それなら…はい。3人分です。」
キースはアイテムポーチから銀貨3枚取り出して衛兵に渡した。
「…確かに。ようこそレゼナスへ。」
衛兵が秀吉達を通すと辺りが一変した。
村で見た木造と違いレンガで建てられた頑丈な建築物がズラリと並んでいる。
「へぇ、スゲー立派な場所だよなぁ!」
「そりゃ王都だからな。」
「やっぱすごいんだね。」
秀吉達が歩いていると周りがジロジロと視線を感じる。
「なぁ、秀吉。宿屋に行く前に…服買いに行こうぜ。」
「んっ?目立ってるならいいだろぉ?」
「秀吉~。悪目立ちだよ。」
秀吉達はまず服屋を目指した。
秀吉はスキルを使いながら敵を倒していた。
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ストーンタートル
HP3600/MP100
ブルーリザード
HP2900/MP800
ウイングピッグ
HP1500/MP2500
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「フゥ、まったくよぉ!チマチマチマチマ出てきやがって!コラァ!」
秀吉はモンスターに突っ込み殴り飛ばしている。
「しかし王都だから鍛冶屋はあると思うんだよ。なんせ王都だぜ。」
「僕は一流の錬金術師の錬金法を見てみたいな。」
秀吉をそっちのけに話していた。
「王都目前にぃ出てくんじゃねーよ!ってかブタが空飛んでんじゃねぇ!クラァ!」
ウイングピッグをチョップで地面に叩き落とした。
そんな戦闘の最中、4人の武装した女性達が遠くで秀吉の戦闘を見ていた。
「へぇ、この王都周辺のモンスターを相手にしてるな。…えっ!?まだ子どもだけど!」
「この辺のモンスターって割りと強くなかったっけ?」
「あら、でもあの坊や…次々と倒してるわよ。」
「…魔法も使ってない。」
呆然と秀吉の戦闘を見ていたらすぐに戦闘が終わった。
「グラムの学生って訳じゃないわよね?」
「グラム生徒は基本剣、杖が主流だけど…素手で倒してる。」
「なら話聞いて見る?随分と簡素な服だけど。」
「…私は構わない。」
4人の女性達は秀吉達に近づいた。
「ちょっと!そこの君たち!」
秀吉はバトルポーチをキースとライルの方に投げつけて4人の方に近寄った。
「んっ?なんだぁ?あんたらは何者だぁ?」
「私達は王都冒険者よ。君たちは見かけないけどどこから来たの?」
「へぇ、冒険者なんだ。俺達は南にある丘の上の洞窟から来たんだよぉ。」
「洞窟ってあの寂れた洞窟から?今は天橋がほとんどなのによく来たよね。」
天橋?他に行く方法があんのか?まっ王都についたからいいか。
「しっかし流石に疲れた…チッ!また出やがったかぁ!」
話してる最中にゴロゴロとこちらに転がるアーマードアルマジロが現れた。
「手伝おうか?あれ一体なら問題ないけど。」
「いや、大丈夫だ。硬いだけのモンスターだしよぉ。キース、バトルポーチ!」
キースは秀吉に投げて渡した。
「あっ、どうも。キースって言います。」
「僕はライルと言います。よろしくね。」
「どうも…って挨拶じゃなくて!あの子大丈夫なの?」
「アーマードアルマジロはこの辺では強いモンスターだよ?」
「あら、たくましいわね。」
「是非…拝見。」
4人に言われるとキースとライルが答える。
「俺達も驚いているんですが大丈夫です。なんせ番長らしいので。」
「そうだね。モンスターの群れに囲まれても1人で倒してたりしてたね。」
2人は4人の冒険者にあっけらかんと話す。
「オラオラ!もう終りかぁ!」
秀吉がアーマードアルマジロのアゴにショートアッパーではねあげて倒した。
4人の冒険者はポカンと見ていた。
「よっしゃ!キース、ライル。もう王都に行くぞぉ。疲れてきたよ!」
「おう。それでは。」
「また会いましょう。」
秀吉達はスタスタと王都の入口に向かった。
「…ねぇ。あの子の戦い…見た?」
「一方的にボカスカ殴ったらアーマードアルマジロの甲羅が砕けていったよ。」
「ん~もしかして掘り出し物?」
「…凄い。」
その場で4人は少し固まっていた。
ようやく秀吉達は王都の正門にたどり着いた。
「着いた!やっと着いたぁ!」
「村から出て長かったぜ。」
「うん。そうだね。」
すると門を警備している衛兵と思われる人が話しかけて来た。
「ムッ…坊主達。まさか外から来たのか?」
「あのカッサーラから…逃げて来ました。」
キースが村の顛末を衛兵に話す。
「それは…辛い事を聞いたな。そうなると王都は初めてだな?」
「はい。僕達は王都に希望を持ってきました。」
「フム、話はわかったが君たちはお金を持っているのか?どんな人でも1人1アースが条件だよ。」
「それなら…はい。3人分です。」
キースはアイテムポーチから銀貨3枚取り出して衛兵に渡した。
「…確かに。ようこそレゼナスへ。」
衛兵が秀吉達を通すと辺りが一変した。
村で見た木造と違いレンガで建てられた頑丈な建築物がズラリと並んでいる。
「へぇ、スゲー立派な場所だよなぁ!」
「そりゃ王都だからな。」
「やっぱすごいんだね。」
秀吉達が歩いていると周りがジロジロと視線を感じる。
「なぁ、秀吉。宿屋に行く前に…服買いに行こうぜ。」
「んっ?目立ってるならいいだろぉ?」
「秀吉~。悪目立ちだよ。」
秀吉達はまず服屋を目指した。
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