世界に報復を

プロローグ

接触(前編)

東京ーーーー
日本の中心都市として活動し、眠らない町である。
そのおかけで経済発展していった。
しかし、その裏で闇も増えていった。
密売、麻薬、暴行………数え切れないくらい。

ここは渋谷の一角にある雑居ビル。
ここに探偵事務所がある。
『森川探偵事務所』
変わった探偵がいて、二つの名があった。

ーーー独眼の探偵 『森川 ヒロシ』
この業界では有名人。
数々ある事件をあっという間に解決し警察の評価も高い。
特に宮城にある、丸山市で起こった『無差別殺人事件』
これが彼の最初に解いた事件、一気に名の知れた探偵になっていった。

容姿はモデルでもやれそうなスタイル短髪。
片目に黒い眼帯をつけている。
この眼帯については後で語ろう。

今彼はある男を追っている。
『柳田アキラ』またの名をーーー死神
アキラは、様々な事件に関与している。狂気的殺人者。
裏の世界のボス。
その関係のある事件を解決しているが、足跡は全くつかめないでいた。
今日も情報得るため渋谷から山手線に乗ろうとしていた。

ー渋谷スクランブル交差点
ここは24時間通行人がいなくならな
い場所。観光名所でもある。
ヒロシは見えない右側注意しながら歩く。
誰かとぶつかってしまった。
「すみません、、、右目が… 「目もう見えなくなったんだね。残念だよ」
ヒロシは背筋が氷った。同時に高揚していた。
何故なら、１０年…１０年探していた彼が目の前にいる。
「アキラ！」
「久しぶりヒロシ。元気だったかい？」

 (後編に続く)