その恋、叶えましょう

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第1話 恋のキューピット!(1)

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フォフォフォーーー
やぁ、皆元気かーい?
ワシは神様じゃ。…ん、何?
いきなり出てこられても困る、説明文も少なくて内容判らんよ。
…困ったな、、、いきなりクレームじゃよ。
神様に向かってクレームだよ。

まぁ、とにかく物語は始めるぞ!
今日もがんばっているのう…
ーーーーーーーーーーーーー
俺は今絶好調である。
なぜなら…下駄箱にラブレターがあったからだ!
ついに来た来た俺の時代!

ーーー放課後
「えっ、君誰?私は七ヶ宿君に用があるんだけど…」
「俺の下駄箱に入ってたんだけど手紙…
ってか俺の名前は伊具 真一だ!
同じクラスの!」
「あっ!あの有名な伊具君!
お願いがあるんだけど、それ渡してもらえる?
よろしくねじゃあねー!神様!」

その子は全速力で走り、目の前からいなくなった。

まただ。
この俺、伊具 真一は「恋の神様」と呼ばれいる。
なぜならば恋の相談をされ、8割成功しているからだ。
そして悩む。俺は誰にも告白されないし、フラレる。

なんで!?
なぜなんだー!

「フォフォフォ。あの子素敵な恋をするなー」
「お前のせいだ!」
「グハァ!」
俺はそいつのグーで顔面を殴った。

すべてこいつのせい。
恋の神様が憑いているからだ。
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