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26 珀奥の死体
霧の濃い夜。
月の光も通さない程に白い霧が立ち込めていた。
今日は危ないからと万歩と雪代には留守番を言い付けた。念の為二人とも天凪の所へ置いて来ている。
永然も行くと言ったら、天凪は渋い顔をした。いつも余裕そうな彼のそんな顔は、永然の時のみ出てくるのだが、当の永然はそれがいつもの事と思っている。
呂佳は珀奥の時から天凪とは付き合いがあるので知っているが、天凪は意外と心配性だ。
巨城から滅多に出られない天凪と違い、永然は何処にでもひょいひょいと出掛ける。
珀奥の時にはよくそれに誘われたが、永然と出掛けると雨か霧が多かった。
なので昔住んでいた小さな家の側には池を作っていたのだ。水があれば天凪は永然を監視できるので、無闇矢鱈と雨が降らなくなる。
雨が降り過ぎると畑の苗が育たないので、考えた末にそうしていた。
呂佳と永然は二人で麒麟の霊廟に来ていた。
あれから急いで巨城に戻ったのだが、青龍空凪は先に青龍領に帰ってしまっていた。
すっかり那々瓊の異常な様子に頭がいっぱいになって、空凪の事も青龍隊の事も失念していた。
天凪が天凪隊預かりにしてくれた様で助かった。仕事は失いたくない。見習いとは言え給料は出ているのだ。
雪代も当然のように連れ回したが、雪代は青龍隊の兵士所属なので、失業させるところだった。
「直ぐ入るか?」
霊廟の前で永然が確認してきた。
「ええ、行きましょう。」
霊廟の周りには那々瓊の結界が張られていた。以前には無かったものだ。
ここに来るまでも気配は消していたが、用心しながら入っていく。
重い石の扉を開けて、小部屋の並ぶ廊下を過ぎると、以前来た広い広間に到着した。
相変わらず台座の上に箱状の水晶が置いてあったが、以前のような花は供えられてはいなかった。
その事実に少し悲しくなる。
水晶の中には以前の自分が入っていた。
黒い睫毛はしっかりと閉じられ、今の呂佳と同じであろう瞳を見る事は出来ない。
「この水晶は那々瓊が?」
呂佳の問い掛けに永然は頷いた。
那々瓊が得意な属性は雷と土だそうだ。雷は珀奥が妖魔となって討伐された時、雷の槍で撃たれたので知っていたが、土も得意とは知らなかった。
「麒麟の領地は緑が多いだろう?珀奥が住んでいた山を真似たらしい。本来は攻撃性のある雷なんだが、土も得意になったんだ。」
珀奥の真似…………。ちょっと嬉しいかもしれません……。ジンワリと感激する。
「そうなんですね。でも、これどうやって壊しましょうか?」
「俺が壊すから、出たら直ぐに取り込んでくれ。流石に出せば気付かれる。」
結界の中であっても大人しくしていれば気づかれない程度に気配を消せるが、攻撃すれば別だ。
永然は土が得意なので、自分の方が適任だろうと言った。
呂佳は頷き直ぐに動けるように水晶の隣で待機する。
永然は水晶に手を乗せて、神力で圧力をかけた。
ピキッ………、ピシッ!ビキキキキッッ!
永然の手のひらの下からヒビが走り、広がっていった。
パキンパキンと端から崩れ出す。
呂佳が入口側の通路を見た。
「永然、来ましたよ。」
「………ボヤッとしてるわりには早かったな。」
永然の三白眼が鋭くなる。
「何故…………、永然様と、呂佳が?」
いつもは緩く三つ編みにした金髪を、結えず神力でゆらゆらと揺らす那々瓊が立っていた。瑠璃色の瞳はいつものように輝いているのに、覇気を感じずボンヤリとした印象を受ける。
永然はまだ水晶を壊し切れて無かったが、手を離し那々瓊の前に出た。
「仕方ない。俺が相手してる間に壊せ。」
「貴方に戦う術があるとは思えません。」
「お前がそっちを先に取らなければ話にならない。それに、戦うつもりはない。」
どうやら何か考えがあるようなので、呂佳は言われた通り水晶を砕くことにした。
水晶には那々瓊の神力が宿り、珀奥の死体を護っている。ある程度は綺麗に取らないと、呂佳の身体に取り込めないと判断した。
既にヒビが入っているので、あとは砕いて死体を取り出し自分の今の身体と融合させればいい。
呂佳は一通りの属性を使えるが、最も得意なのは火だ。
ヒビの中に炎を這わせて砕いていく。
死体を焼かないよう調節しなければならないので、呂佳の神力ではなかなか厳しい作業だ。
「折角天凪から貰ってきた神力なんだが……。」
永然はゴソゴソと陶器の入れ物を出した。
ポンっと蓋を外し、中身をぶち撒ける。
水は水晶の置かれた台座をグルリと取り囲み、噴き上がって霧がで出した。
「暫くしか持たないぞ!」
「ええっ!分かってます!」
パキパキと音をたてて水晶は崩れ、ゴトンパラパラと剥がれ落ちていく。
もう少し!
胴体についた大きな塊はすんなり取れたが、手足の先や髪などの細かい部分が張り付いたままだ。
呂佳も自分の手を使って剥がしていく。
「呂佳っ!」
永然の叫び声にハッとなった。
「……………っっ!」
大きな手に腕を掴まれる。
瑠璃色の光が直ぐ目の前にいた。
「………あっ、那、」
呂佳が何かを言う前に、那々瓊が顔を歪めて苦しそうに声を出した。
「……何故?呂佳……。珀奥様の身体をどうするつもり?」
声は苦しげにくぐもり、低くざらついている。呂佳を掴む手も震えていた。
「………那々瓊を助けたい。だから、この身体を僕に渡して欲しい。」
ジッと目を見て訴えた。
黒と瑠璃色の瞳が見つめ合う。
那々瓊が珀奥を慕い、この身体に縋り付いて泣いていたのを見た。
とても大切にしていたのを知っている。
これを奪うのはきっと辛いことだろう。
那々瓊の瞳に涙が溜まりだす。
「だ、めだよ……。呂佳の、頼みでも駄目。」
あまりにも悲しそうな顔をするので、呂佳は水晶から手を離した。
那々瓊は珀奥の死体へ縋り付く。
「ううっ……、ダメダメ、ダメ…っ!」
「那々瓊、その身体を呂佳に渡すんだ。今お前は朝露と達玖李に操られている。渡せば、」
永然は説明しようとしたが、那々瓊が苦しみ出して慌てる。
「う゛っ……ううっ!」
「那々瓊?」
「どうしたんだ!?」
呂佳と永然は慌てて那々瓊に尋ねたが、那々瓊の目は見開かれ瞳孔が細い。紫と青の虹彩がブルブルと震えて見えるくらい、何かに抗おうとしている。
那々瓊はガバリと珀奥の死体を抱き締め、小さな声で珀奥の名前を呼んでいた。
様子がかなりおかしかった。
那々瓊の神力を読むと、朝露の神力が暴れている。
無理矢理召喚しようとしている?
「朝露はこの霊廟から拒否されていますね。外に来ているようです。」
永然も同じ考えに至ったらしく頷いた。
珀奥の死体を抱き締めた那々瓊がヨロヨロと走り出した。
慌ててその後を追う。
そんなに早く走っているようには見えないのに、こちらは全速力で走らなければならないくらい追いかけていた。
石の扉を潜り、外の闇が広がる。
白い霧は天凪が安全の為に漂わせてくれたものだったが、今はそれが綺麗に祓われて、森の入り口には朝露と白虎達玖李が待ち受けていた。
死体を抱えた那々瓊が二人に近づくと、朝露は怪訝な顔をした。
「え?それを取りに行ったの?」
最近の朝露はほぼ那々瓊の巨城地に住んでいた。我が物顔で那々瓊の自室に住み、そこの使用人達をこき使う。神獣がただの獣人にその立場を許すのは稀な事なので、麒麟領で働くもの達は仕方なく朝露をもてなしていた。
今夜も那々瓊を意のままに操る為に神力を送り、ゆっくりとこの綺麗な麒麟に凭れ掛かり過ごしていたのだが、突然那々瓊が立ち上がったのだ。
転げ落ちた朝露は憤慨したが、構わず那々瓊は何処かに消えてしまった。
何処に行ったのか、何に慌ててしに行ったのか分からないので、仕方なく白虎を呼びつけて調べてもらった。
そして今ここにいる。
「ほう、それは妖魔の亡骸……以前討伐した黒曜主じゃないか。」
達玖李は苦しげに死体を抱き締める那々瓊を嘲笑った。
朝露が那々瓊を操るという事は、その元となる神力を渡している達玖李にも、那々瓊を使役する事が出来るという事だ。
なんて愉快なんだろうと、達玖李の支配欲を存分に満たしてくれている。
「達玖李、神獣同士の争いに咎はないとは言え、やり過ぎだぞ。」
達玖李が神獣麒麟の立場を欲しているのは知っている。達玖李は獣の王になりたいのだ。
だが神浄外を治める神獣八体の役割は、生まれながらに決定している。西の外側に広がる暗い闇から中で安穏と暮らす奴等を守るだけの役割など、達玖李は我慢ならなかった。
「貴方は白虎であって麒麟ではない。それはわかっているでしょうに、一体何になりたいのですか?」
呂佳が静かに問い掛ける。
「俺は俺のやりたいようにやる。無能な麒麟はいらん。代わりに俺がやった方がマシだ」
達玖李は黒狐を見やる。
これ見よがしに溜息をついているのが、子供らしくなくて忌々しい。
「呂佳………、と言ったか?その身体の具合はどうだ?」
達玖李は玄武比翔から、永然が異界から銀狼を召喚するのだと聞いた。銀狼が召喚される事は達玖李も知っていた。何故なら、今回の召喚で銀狼と神獣八体の誰かが伴侶にならねばならないと聞いていたからだ。
それがどうしたと比翔に言うと、永然は銀狼の魂と一緒に、珀奥の魂を連れて来ようとしていると言い出した。
玄武と霊亀は繋がっている。
霊亀は銀狼を異界から召喚する役割を、玄武は役目が終わり寿命を迎えた銀狼の魂を異界に戻す役割を持っていた。
だから永然の行動を全てではないが、今何処にいる、と言う程度なら比翔にも把握する事が出来た。
比翔は達玖李ならきっとその邪魔をしに行くだろうと思って教えたに違いない。
思い通りに動くのは癪に触るが、珀奥は麒麟の卵を育てるという、余計な事をしてくれた天狐。
行方が分からないと聞いていたが、死んで異界に転生していると初めて知った。
死んでいたのか……。
少し考え、黒い枝が渡るように仕向けた。
ちょうど同じ時空列で彷徨っている魂があると言うから、それを比翔に呼び寄せさせ、金の枝と黒い枝を取り替えさせた。
珀奥が黒い毛の獣人として生まれる事によって、余計な事をした天狐と麒麟に嫌がらせ出来るばかりでなく、もしかしたら黒い毛を持つ事によって神浄外の外側へ追いやられるのではと思いついた。
「その黒い枝は罪人が願った枝だ。西外側は罪を犯した獣人は端っこに住まわせている。暗闇のギリギリで固まって村を作ってアイツらは暮らしているが、だんだん毛や瞳が黒に近くなる。そして生命樹の枝を願うと黒っぽい枝が落ちるんだが、お前にはそれを贈ってやった。一際黒い枝を選んでやった。使い心地はどうだ?」
愉快に笑いながら達玖李は喋る。
永然が舌打ちした。
「あの空間にお前を寄越したのは玄武だろう?余計な事を。」
永然が金の枝を渡す時、風で邪魔したのは達玖李だった。
同じ神獣、しかも永然と違って戦う事に慣れた白虎の風だ。永然は異界で珀奥の魂を探すのに神力をかなり使ってしまっていた為、防ぐ事ができなかった。
「え?あの時の人って達玖李様だったの?」
漸くその事に気付いたのか、朝露が場違いな明るい声でそう言った。
達玖李はこの馬鹿な金狐を抱き寄せる。
元が珀奥の身体とは思えない程、馬鹿で使い易い。
「…………どう、いう?呂佳に黒い枝?」
那々瓊は詳しい事を知らないので、困惑した表情で呂佳と達玖李を見た。
永然が目覚めたら詳しい事を聞いて、一緒に珀奥様を探すと約束していた。
その永然は呂佳と共に、達玖李と朝露に対峙している。
ザワザワと胸が疼く。
あの時と一緒だ。
妖魔となった珀奥様が、最後笑いかけて死んでいった時と。
那々瓊の神力が乱れ、樹々が騒つく。
寝ていた獣達が慌てて飛び出し、逃げて行った。
「ちっ、朝露っ、麒麟についてくるよう命令しろ。神力を足さないとお前の支配が解けるぞ!」
「えっ?何で?分かったっ!那々っ帰るよっ!」
朝露が金の神力を手に纏わせ那々瓊の肩に触れた。
ビクンと那々瓊の身体が震え、乱れた神力が強制的に止まる。
「麒麟はもう獣の王じゃない。獣の王は、俺だ。」
達玖李はそう吼える。
朝露と那々瓊を掴んで、スウッと消えてしまった。
「はぁ、逃げてしまいましたね。」
「……仕方ない。どうする?」
永然の問い掛けに、呂佳は目を笑みの形に細めるが、呂色の瞳は笑っていない。
「勿論、取り返しに行きますよ。」
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