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番外編
61 桜は毎年咲くから⑥
また桜の季節が来た。
聞いてみても大丈夫だろうか。
何故いつも桜を見て泣くのか。
愛希さんを夜桜見物に誘った。昼間より酔っ払いが多いし、暗がりもある。昼間よりはいいと思った。
やっぱり愛希さんは泣きそうな顔をして涙を浮かべていた。
理由を聞いたら兄達を思い出すからと言った。
最初に目覚めたのが桜の前だったらしい。そして、目覚めた時に二人に永遠に会えないんだと悲しくなったと教えてくれた。
漸く愛希さんの心の中を聞かせてもらえた気がしたけど、その内容は予想通りなのに、歯痒かった。
愛希さんの中には望和兄ちゃんと伊織さんが、未だに巣食っているのだと思うと、すぐ隣にいる俺よりも、あの二人の方が大事にされている様で嫌だった。
愛希さんの中にもっともっと自分を住まわせないと。
桜の花を見ても、いつか泣かなくていい様に。
愛希さんの手を引いてマンションで飲み直そうと提案した。
愛希さんの瞳はまだ濡れていたけど、僕の提案に愛希さんはふわりと笑って頷いた。
さて、そろそろ愛希さんには俺という存在を恋愛対象として意識してもらわねば。
そう考えながら今日の業務を進めていた。
同時進行の案件が幾つかあり、愛希さんには週末のお誘いをして了解を貰えたので、その為にも早く終わらせようと残業する事にした。
愛希さんには「お疲れ様、無理しないでね。」と労いのメッセージを貰い、少し機嫌良く仕事を回していく。
女性社員が近寄って来て、呼ばれていると通路の方を指差された。
あれはコーヒーショップにいる大学生アルバイトだったはずだ。ショップの制服を着て立つ姿に、女性社員達は色めき立っている。
何度かショップの中で愛希さんと仲良く話している姿を見た事があり、個人的にあまり好きではない。
室外に出ると、彼は自分の名前を進藤と言いますと名乗った。
そして今日、藤間部長がやって来て愛希さんに詰め寄っていたと教えてくれた。
心配だから暫くは一緒にいた方が良くないかと、気を利かせてくれたらしい。
お礼を言うと、愛希さんの為ですから~と軽いノリで返事して去って行った。ちょっとあのアルバイトの評価を見直すべきかもしれない。
今日の残業は早めに切り上げた。
まだ残っている同僚達に挨拶をして、急いでコーヒーショップに向かうと、丁度帰ろうとしていた愛希さんがいた。良かった、間に合った。
藤間部長が来たのだと進藤君から教えて貰ったと言うと、大丈夫だったよ言いながら、藤間部長と何か喧嘩でもしたのかと尋ねられた。
愛希さんには藤間部長と別れた事を言っていない。
言えばまた愚痴を言うと思われそうで、なかなか言えずにいた。言うなら告白の時にと思っていた。
なのに、こちらの都合なんて考えない藤間部長がやって来た。
無視して立ち去ろうとするのに騒ぎ出す。
愛希さんが気を利かせて路地に引っ張ってくれた。
なのにまだ騒ぎ立てる。
何事かと大通りから覗く人がいるのにも気付いていない。
奥さんと子供が実家に遊びに行っているうちに、俺と遊ぼうと思ってる?
とっくの昔に縁は切れてる。
こんなに未練がましい男だったのだろうか。
しかも愛希さんにまで怒鳴りつけた。
愛希さんに定職にも付かないで他人を誘惑して遊んでいる人間だと罵った。
愛希さんがびっくりして大きな目を更に見開いて驚いている。ジワジワと涙が浮かび、悲しそうな顔になっていった。
我慢出来ない!!!
足を上げてドカッと思いっきり蹴った。
暴力なんてやった事ない。
でも我慢できずに足が出てしまった。体格のいい藤間部長がよろけて尻餅をついて、呆然と俺を見上げている。
間抜けだ。
こんな間抜け面する様な人間を、過去には素敵だと思っていたのだ。何でもしてあげたいと、努力していた自分がバカバカしい。
「愛希さんは頑張ってます!誰よりもっ、ちゃんと生きている!男と不倫しているお前よりも、ずっと偉い!」
感情のままに叫んだ。
愛希さんが慌てて何か言ってるが、頭に血が登って何も聞こえない。
許せなかった。
この人の苦労を何も知らず勝手に決めつけるコイツか許せなかった。
その姿が少し前の自分の様で、更に気分が悪くなった。
愛希さんは俺の手を引いて走り出したので、そのまま一緒に走って逃げた。
俺は決めた。
もう言おう。
嫌がられても何度でも告白して、遠慮なしに甘えてくれる様になるまで尽くそう。
だから告白する。
「愛希さん、好きです。」
愛希さんは思いっきり喉を詰まらせた。
そんな姿すら可愛く見える。
何とか愛希さんの喉が落ち着いたところでもう一度仕切り直した。
ちょっとタイミングが早かった。
ちゅるちゅるとラーメンを啜る唇がチョンと尖ってて可愛かったものだから、我慢出来ずに飛び出してしまった。
「え?え?す、好き?なんで????」
「貴方の支えになりたいんです。恋人になって下さい。」
愛希さんは困惑していた。
本当にそういう対象に見られていなかったんだなと気持ちは落ちるが、ここで諦めるつもりはない。
見た感じ嫌がられている様にも見えないし、確か中学生の頃の愛希さんは同性の伊織さんが好きなんだと噂がたっていた人だ。
「あの、でも、僕はおじさんだよ?」
「何言ってるんですか?俺と一つしか変わりません。貴方がおじさんなら俺もおじさんです。」
「あ、そっか。」
こんな間抜けで可愛いおじさんはなかなかいない。
必死に何か考えている。
断り文句?受付ないけど。
「う、う~~ん、でも、その…。」
「何ですか?何か言いたい事があるなら言って下さい。要望なら叶えますし、嫌な所は直します。」
「え?いや、違うと言うか……、僕の、事でちょっと……。」
何だろう?首を傾げて先を促す。
少し頬を染めて恥ずかし気にしている。
「………藤間との関係は一年前から切れてます。」
「え!?そうだったの?」
頷くと、何故かへぇ~~~と感心している。
「すみません、前は愛希さんに聞きたくもない愚痴ばっかり聞かせて……。あの後、愛希さんと話す機会も減って、避けられてるなと感じていっぱい考えたんです。藤間とのしょうもない関係よりも、愛希さんと一緒にいたいと思うようになったんです。だめですか?肉体関係が嫌だと言うならしません。清い交際でも構いません。正直俺は汚くうつってるでしょうし、またいつもの様に週末ご飯を食べてお酒飲んでお泊まりだけでも十分です。本音を言えばもっと深い交際が望ましいですが、愛希さんに合わせますから、」
「へぁ!?ま、待って!」
つい熱くなって言い募っていたら止められた。
嫌だったかな?
でも顔は赤いままで何か言おうと努力している気がする。
なので少し待つ事にした。
「~~~っ!ぼ、僕っ!たっ勃たないんだっ!」
「ん?」
「だ、だからねっ、ほら、ずっと意識なかったでしょう?身体は起きてたらしいけど、男性機能がね、働いてなかったのかなって。目が覚めてからね、勃ったことがないし、興奮もしないと言うか…。こんな枯れた人間に、経験豊富な杜和君は勿体無いよ?僕はやっぱりおじさんと言うか、おじいさん?なんかそういう性的なものが分からないというか、えっと、恥ずかしぃぃ~~。」
とうとう頭を抱えて蹲ってしまった。
出ている耳が真っ赤だ。
「……………そうなんですね。俺が経験豊富かと言われるとそこそこですという感じですが、試してみましょう。もし勃ったら考えますよね?というかOKですよね?」
「え?え?」
愛希さんが赤い顔を上げて不思議そうに首を傾げている。
脇に手を入れて立ち上がらせた。
ベルトに手を掛けズボンを引き下ろそうとすると、待って!待って!と慌て出した。
少しは意識したかな?
「話が違う??」
「愛希さんが言ったんですよ。勃たないからダメだって。」
「え?ちがっ、違わないけど、違くて!僕みたいなのとはダメだと言いたくて~~~!わあぁぁっ!」
問答無用でパンツごと下ろした。
足にズボンとパンツが絡まった愛希さんがよろけたので、そのままソファに押し倒す。
「見てて下さい。」
全く反応していない愛希さんの可愛いピンク色のチンコをパクッと咥える。
「きゃあぁぁぁ~~~!!」
愛希さんが悲鳴を上げた。
唾を出して絡ませて、舌で擦り亀頭を刺激してみる。……反応は確かに緩い。
雰囲気が悪い?もっと甘くしてみようか。
暫く口内で扱いて、チュポッと態と音を立てて口から出す。
愛希さんが真っ赤な顔で目を見開いて凝視して固まっていた。
本当に慣れてないらしい。
それもそうか。高校一年生で意識がなくなり、起きたら三十二歳。全盛期とも言うべき時を知らない。
やり方も、どんな感覚かも知らないかもしれない。
「愛希さん、ほら見て下さい。少し芯がありますよ。」
愛希さんはノロノロと俺を捉えたけど、ハクハクと口を動かすだけで言葉が出ない様だった。
着ていたシャツを捲って手を這わせ、全く鍛えていない薄い胸を撫でる。
「…あきさん……。」
顔を近付け小さな唇を舐めた。
一度視線を合わせて確認する。驚いた目は大きく見開かれているが、嫌悪はない。
ジッと目を見たまま唇を重ねた。
舌で舐めて唇を割り、逃げそうになるので後頭部を押さえてどんどん口内を舐めていく。涎が溢れて苦しそうにするが、構わず続けた。
胸を撫でていた手を下に持っていき、さっきまで咥えていたモノを包み込む様に掴むとビクンと震えた。
ちゃんと感じている、
ゆっくりと扱いて先っぽを撫でた。
自慰すらしていなさそうな綺麗なチンコだ。性的興奮を感じた事がないと言うからには、殆ど触った事が無かったんだろう。
知らないなら、教えてあげます。
愛希さんの目がボウと潤んでいる。
息苦しさと快感を拾っているのだと思った。
「愛希さん、どうですか?ほら、ちょっと勃ちましたよ。」
まだまだ完勃ちではないが、ちゃんと緩く勃ち上がっていた。
「ほ、ほんとだ………。」
譫言のように呟く。
まさか勃つとは思っていなかったと言う感じだ。
「俺と恋人になりましょう。ここも徐々に慣れればちゃんと出来ますよ。愛希さんはどっちがいいですか?勃起するかどうか気になるって事は入れたい側ですか?」
ぽやーとした目で見てくる。え、この目ヤバい。可愛い。
「…どっち?」
「はい、タチとネコ、どっちがいいですか?」
「たち?ねこ?」
知らなそうだ。
頬にかかる黒髪を避けてやりながら、ゆっくりと撫でて教える。
「知りませんか?要はセックスの時の入れる側と入れられる側ですが。タチは男性側、ネコは女性側です。愛希さんはやった事が無いんですよね?どっちをしてみたいですか?」
愛希さんの顔がカアァーーーと更に真っ赤になった。
「はひっ、へぁ、いれ、入れる?わか、分かんない!そんな、勃ってなかったし、え?入れる!?」
無茶苦茶混乱しだした。息が荒いので見えている腹がへこんだり膨らんだりしていて、この中に入りたくなってくる。
この中に……。
その姿にムラムラと欲情した。
もう俺の方が我慢出来なさそうだ。下着の中が湿って気持ち悪くなってきた。
「じゃあ、すみません。俺ほんとはタチなんで、入れさせて下さい。」
「は!?え?たちって男性側?あれ?前見た時、あれ?」
「ああ、アイツは絶対入れられたく無いって言うから俺がネコ役でしたけど、どっちも俺やれます。と言うか、部長はガンガン入れるばかりでテクニック的に俺も完全にネコになり切れなかったと言うか、俺ならこうするのになぁって事も結構ありましたし。」
話している間に愛希さんの腰がジリジリと逃げようとしている。
カジっと肩を掴むと、ビクッと跳ねた。
小動物だ。
「愛希さんも無事に勃ちましたし、いいですか?」
ちょっと予定と違ったけど、結果オーライで進めてしまおう。
よく分からないうちにモノにしてしまうのがいい。刷り込み効果だ。
黒い負の感情を漂わせて、俺は愛希さんにキスをした。
「今日は平日ですから、素股にしときましょうね。」
「はわわわわわ。」
可愛いピンク色のチンコに視線を送ってペロリと唇を舐めると、愛希さんが「色っぽくて怖い~~~!」と情けない声を出していた。
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