29 / 71
28.真実
しおりを挟む
「まず、重要なことを言います。」
フレイヤは説明を始めた。
「おう。」
「サタナエルはこの世界に複数存在しています。」
「え……。」
「なんですって!?」
沙夜もこの事実を知らなかったらしい。
「サタナエルに限ってではありません。例えば、沙夜と契約しているブリュンヒルデ、他の人ももしかしたらブリュンヒルデと契約している可能性があります。」
フレイヤは衝撃的な発言―。
「フレイヤは…?」
「私は神、唯一無二の存在です。また例外と言えるでしょう。」
「でも同じ天使や悪魔が同じ世界に存在するのはおかしいじゃない、そんなことができるの?」
「できるではなく、正確にはできるようになったしまったのです。
天使や悪魔と契約ということができるように発展してしまっただけでなく
概念が変化し、複数存在できるようになってしまった。
これが今のあなたたちの世界なのです。」
沙夜はその事を聞いて、
「ってことは見た目とかもすべて同じなの?」
と聞いた。
「いいえ、違います。同じ見た目で能力も同じというのはまずあり得ないでしょう。
名前が同じだけ…というのが、分かりやすいかと。」
今度は幸多の疑問。
「でも、なんで見た目や能力が違うの?」
「召喚するときに、契約者は天使や悪魔、と指定して召喚する場合が主です。
どうやらこの世界では情報の伝達するスピードが恐ろしく早いようですね。」
「ネットがあるからな、スマホとか。」
「なので、例えばサタナエルやブリュンヒルデなどあらかじめ狙った魔方陣で召喚する場合も多いでしょう。
召喚する者が天使、悪魔、ブリュンヒルデやサタナエルなどと言われたときに思い浮かべるイメージがそのまま具現化します。能力も同じような仕組みです。」
これを聞くと誰もが思うだろう。
様々な能力を思い浮かべて召喚すれば最強の天使や悪魔が作れてしまうのではないかと。
このことについてもフレイヤが説明した。
「ちなみに天使や悪魔が持つ能力は数に限りがあります。例えばサタナエルという天使だと5つとか、ブリュンヒルデだと4つとか、これは天使全体で決められてるわけではなく個々に決められています。」
「決まった以上に思い浮かべて召喚するとどうなるの?」
「そこはランダムで決められると言っていいでしょう。なにも思い浮かべてない場合は、外見から勝手に作り出されるようです。」
契約者は召喚した天使や悪魔がどんな技を使えるかすぐには把握できない。
感覚でわかるとか、なんとなくわかるとかではなく、召喚した天使や悪魔が技を使用したり契約者に告げない限りわからない。
「あなたたちの世界に契約者の争いが生まれた真の原因は今のことが原因です。」
自分の天使や悪魔は他より強い。
この考えが生まれてしまったのは同じ天使や悪魔が複数存在できるからである。
それによって始まった同じ天使や悪魔の争いは、やがて別の天使や悪魔とも争いを始め、荒れた世界となってしまった。
そんな世界にしてしまったのは何者なのか、能力、魔方陣を決めている者の正体はまだ謎に包まれている。
だが、もしかすると幸多の世界のように、
我々が今生きている世界も【何者か】が創造し裏で操り、
我々はその【何者か】に操られて、今を生きてるのかもしれない……。
フレイヤは説明を始めた。
「おう。」
「サタナエルはこの世界に複数存在しています。」
「え……。」
「なんですって!?」
沙夜もこの事実を知らなかったらしい。
「サタナエルに限ってではありません。例えば、沙夜と契約しているブリュンヒルデ、他の人ももしかしたらブリュンヒルデと契約している可能性があります。」
フレイヤは衝撃的な発言―。
「フレイヤは…?」
「私は神、唯一無二の存在です。また例外と言えるでしょう。」
「でも同じ天使や悪魔が同じ世界に存在するのはおかしいじゃない、そんなことができるの?」
「できるではなく、正確にはできるようになったしまったのです。
天使や悪魔と契約ということができるように発展してしまっただけでなく
概念が変化し、複数存在できるようになってしまった。
これが今のあなたたちの世界なのです。」
沙夜はその事を聞いて、
「ってことは見た目とかもすべて同じなの?」
と聞いた。
「いいえ、違います。同じ見た目で能力も同じというのはまずあり得ないでしょう。
名前が同じだけ…というのが、分かりやすいかと。」
今度は幸多の疑問。
「でも、なんで見た目や能力が違うの?」
「召喚するときに、契約者は天使や悪魔、と指定して召喚する場合が主です。
どうやらこの世界では情報の伝達するスピードが恐ろしく早いようですね。」
「ネットがあるからな、スマホとか。」
「なので、例えばサタナエルやブリュンヒルデなどあらかじめ狙った魔方陣で召喚する場合も多いでしょう。
召喚する者が天使、悪魔、ブリュンヒルデやサタナエルなどと言われたときに思い浮かべるイメージがそのまま具現化します。能力も同じような仕組みです。」
これを聞くと誰もが思うだろう。
様々な能力を思い浮かべて召喚すれば最強の天使や悪魔が作れてしまうのではないかと。
このことについてもフレイヤが説明した。
「ちなみに天使や悪魔が持つ能力は数に限りがあります。例えばサタナエルという天使だと5つとか、ブリュンヒルデだと4つとか、これは天使全体で決められてるわけではなく個々に決められています。」
「決まった以上に思い浮かべて召喚するとどうなるの?」
「そこはランダムで決められると言っていいでしょう。なにも思い浮かべてない場合は、外見から勝手に作り出されるようです。」
契約者は召喚した天使や悪魔がどんな技を使えるかすぐには把握できない。
感覚でわかるとか、なんとなくわかるとかではなく、召喚した天使や悪魔が技を使用したり契約者に告げない限りわからない。
「あなたたちの世界に契約者の争いが生まれた真の原因は今のことが原因です。」
自分の天使や悪魔は他より強い。
この考えが生まれてしまったのは同じ天使や悪魔が複数存在できるからである。
それによって始まった同じ天使や悪魔の争いは、やがて別の天使や悪魔とも争いを始め、荒れた世界となってしまった。
そんな世界にしてしまったのは何者なのか、能力、魔方陣を決めている者の正体はまだ謎に包まれている。
だが、もしかすると幸多の世界のように、
我々が今生きている世界も【何者か】が創造し裏で操り、
我々はその【何者か】に操られて、今を生きてるのかもしれない……。
0
あなたにおすすめの小説
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる