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【第六章】閉鎖ダンジョン後編
6-13【幻術のグレイス】
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俺はムッキムキの黒馬に股がりながらゴモラタウンに帰って来た。
勿論ながら人目につかない場所で黒馬をトロフィーに戻す。
それから俺は、防壁のゲートをくぐると露店街に向かって足を進めた。
ワイズマンの母ちゃんがやっている店を目指す。
ワイズマンが述べた通りならば、俺は幻術で騙されていたことになるのだ。
それが屈辱である。
俺にはワイズマンの母ちゃんがヨボヨボの婆さんに見えた。
だが、あれが偽の姿で、本物は50歳ぐらい、豊満でエロエロのボディーを有した超セクシーマダムだというじゃあないか。
50歳なのにエロエロってなんだよ。
矛盾してないか?
BBAなのにセクシーでエロイのか?
そこに深い興味を引かれたのだ。
これは一回ぐらいちゃんと拝見しておかねばならないだろう。
騙されたままでは男が廃るってもんだ。
そして今俺は、裏路地の前に居る。
この路地の奥にワイズマンの母ちゃんが経営している店があるのだが、なんだか今日はとんでもない霊気が流れ出ていた。
裏路地の奥からピリピリと電気にも似た刺々しい空気が流れて来ているのだ。
風がヒリヒリして素肌に痛い。
「なんだよ、これ?」
今日は有名な心霊スポット並みの強い霊気が漂ってやがるぞ。
奇怪過ぎて俺の全身に鳥肌が立っていやがる。
何があった?
俺は全身に浴びせられる霊気を堪えながら路地に足を進める。
緊張……。
寒気……。
が、我慢だ!
これも習得した霊体感知スキルが感知しているのかな?
なんだかビンビンに感じやがるぞ。
今日はとんでもない霊力の持ち主が来店しているのだろうか?
一歩一歩足を進めるたびに威圧感が押し寄せて来る。
「とんでもないヤツがいるようだ……」
俺は我慢に我慢を重ねて扉の前まで進んだ。
たかが10メートルちょっとの距離が、途方もない距離に感じられた。
まるでガンダーラを目指した三蔵法師の気分である。
だが扉まで到着はした。
俺が扉のノブに手を伸ばしたが、それすら重たく感じられる。
磁石のS極とS極が近付いているような反発力を感じてしまうのだ。
もしくはN極とN極でも良い。
まあ、どちらでも同じか……。
そのぐらい俺の手が扉のノブから弾かれるのだ。
まるで扉を開けてはいけないと告げられているようだった。
それでも俺は、自分の警戒心に抵抗しながら扉のノブを握りしめる。
「熱い! いや、冷たいか!?」
扉のノブから極度の冷気が伝わって来た。
錯覚だ。
これは錯覚である。
俺はそう考えながら、ノブを捻って扉を開けた。
ゆっくり開かれる店の扉。
ギィィっと扉の軋む音が鳴る。
店内は薄暗い。
しかし、来客の姿は見られなかった。
居るのはカウンターに老婆が一人だけである。
俺は鉛が括り付けられたかのような重い足を引きずりながら店内に入った。
「あら、いらっしゃいな」
「糞婆……。俺に幻術をかけやがったな……」
俺が表情を歪めながら言うと、ワイズマンの母ちゃんが涼しそうに答えた。
「おや、まあ、分かったかい」
「分かるぜ、ばばあ……」
「本物の幻術は、本物以上の感覚を体験させられるわ」
「それがここまでだとは思わなかったぜ……」
今までのはすべて幻術だったのだろう。
達人の幻術は怖いな……。
「ふふふぅ」
ワイズマンの母ちゃんは、銀のプレートネックレスを人差し指でクルクルと回しながら言う。
「ここは会員制のお店だって言ったでしょ。だから会員証を貰っておけば良かったのよ」
婆さんが嫌味ったらしく微笑んでいた。
「何度も来るとは思わなかったもんでね……」
「なに、私の息子に何か聞いたのかしら?」
「あんた、俺に嘘をついたな?」
「まあ、嘘が趣味みたいなもんだからね~」
俺はワイズマンの母ちゃんから銀のネックレスを素早い動きで奪い取る。
婆さんは抵抗も見せずにネックレスを手放した。
「もう幻術はいいだろ。感覚だけでも戻してくれないか?」
「分かったわ、お客様~」
薄く微笑んだ婆さんが霧と化して消えていくと、次にはセクシーなおばさんに変化した。
クールビューティーな顔立ち。
パーマのかかった長い黒髪。
胸は豊満でかなり大きい。
それでいてクビレはキュッと絞られている。
顔立ちは確かに中年以上のおばさんだが化粧が無理矢理にも若さを演出していた。
そのナイスボディーを、エロイスリットがきわどく入ったチャイナドレスで包んでいた。
確実に50歳過ぎの婆さんに見えるが美人ではある。
まさに美貌のマジックだ。
50歳と言われれば50歳なのかも知れないが、それ以上に何よりもセクシーである。
高齢者なのに俺のストライクゾーンにズッポリと入り込んでやがるぞ。
まさに美の女神かもしれないな。
「初めまして、お客さん。私がワイズマンの母のグレイスよ」
うん、セクシーでエロエロなマダムだわ。
見ているだけで呪いが発動しぢゃあううぅがななあなぁが!!!!
ぐーるーじーいー!!
俺のストライクゾーンの広さに自分で脱帽するぜぇぇええ!!
「あらあら、どうしたの、何か可笑しなペナルティーを受けているようね」
笑ってやがる!?
感づいてやがるな、このババア!?
俺の呪いに感づいてやがるな!!
「畜生、なんでそんなにボンッ、キュン、ボンなんだよ!!」
「私の真の姿を見れるのは、会員の特権なのよ。私の喜ぶ姿を見たくて来店するお客さんだって少なくなくてよ」
「だ、だろうな……。ち、畜生……。オッパイを揉ませてくれ!!」
「え、なんで……?」
「いいじゃんか、そんなにセクシーなら揉ませろよ。俺はお前の息子のオッパイだって揉んだことがあるんだぞ!!」
「いやいや、そんなの関係ないでしょ……」
「畜生、苦しい……。でも、オッパイを揉ませてもらうまで帰らないぞ!!」
「いや、帰れよ。商売で来てないなら帰れよ。てか、セクハラ全開ね……」
「てめー、客を粗末にするな!!」
「だからお客さんじゃあないだろうさ!」
「い、いいから、オッパイを、も、揉ませてくれよ!!」
「苦しいなら諦めな、坊や……。それに年の差を考えなさい」
「馬鹿野郎、ここまで意味もなくやって来て、オッパイの一つも揉まないで帰ったら、あんたに失礼だろうが!!」
「いやいや、ただで揉んだほうが失礼極まりないわ!」
「なーーにを、寝ぼけてやがる!!」
「寝ぼけてるのは、あんただよ!!」
「何を、乳を揉むぞ!!」
「いいから、帰れ!!」
「えっ、いいの? じゃあ揉むね」
「良くないよ!!」
「なんで!?」
「営業妨害なのよ!!」
「そうかいそうかい、じゃあもうこねーよ!!」
心臓の痛みが引いた俺は、ドタドタしながら店を出た。
扉をバタンと音を鳴らして閉めてやる。
畜生!
もう少しでセクシーエロエロマダムのオッパイが揉めたのにな!!
年齢からして若い俺が押せば、絶対に押し負けて倒れるタイプだと思ったのによ!!
ちっ、ナンパは失敗か!!
ふんだっ!!
もう、帰る!!
勿論ながら人目につかない場所で黒馬をトロフィーに戻す。
それから俺は、防壁のゲートをくぐると露店街に向かって足を進めた。
ワイズマンの母ちゃんがやっている店を目指す。
ワイズマンが述べた通りならば、俺は幻術で騙されていたことになるのだ。
それが屈辱である。
俺にはワイズマンの母ちゃんがヨボヨボの婆さんに見えた。
だが、あれが偽の姿で、本物は50歳ぐらい、豊満でエロエロのボディーを有した超セクシーマダムだというじゃあないか。
50歳なのにエロエロってなんだよ。
矛盾してないか?
BBAなのにセクシーでエロイのか?
そこに深い興味を引かれたのだ。
これは一回ぐらいちゃんと拝見しておかねばならないだろう。
騙されたままでは男が廃るってもんだ。
そして今俺は、裏路地の前に居る。
この路地の奥にワイズマンの母ちゃんが経営している店があるのだが、なんだか今日はとんでもない霊気が流れ出ていた。
裏路地の奥からピリピリと電気にも似た刺々しい空気が流れて来ているのだ。
風がヒリヒリして素肌に痛い。
「なんだよ、これ?」
今日は有名な心霊スポット並みの強い霊気が漂ってやがるぞ。
奇怪過ぎて俺の全身に鳥肌が立っていやがる。
何があった?
俺は全身に浴びせられる霊気を堪えながら路地に足を進める。
緊張……。
寒気……。
が、我慢だ!
これも習得した霊体感知スキルが感知しているのかな?
なんだかビンビンに感じやがるぞ。
今日はとんでもない霊力の持ち主が来店しているのだろうか?
一歩一歩足を進めるたびに威圧感が押し寄せて来る。
「とんでもないヤツがいるようだ……」
俺は我慢に我慢を重ねて扉の前まで進んだ。
たかが10メートルちょっとの距離が、途方もない距離に感じられた。
まるでガンダーラを目指した三蔵法師の気分である。
だが扉まで到着はした。
俺が扉のノブに手を伸ばしたが、それすら重たく感じられる。
磁石のS極とS極が近付いているような反発力を感じてしまうのだ。
もしくはN極とN極でも良い。
まあ、どちらでも同じか……。
そのぐらい俺の手が扉のノブから弾かれるのだ。
まるで扉を開けてはいけないと告げられているようだった。
それでも俺は、自分の警戒心に抵抗しながら扉のノブを握りしめる。
「熱い! いや、冷たいか!?」
扉のノブから極度の冷気が伝わって来た。
錯覚だ。
これは錯覚である。
俺はそう考えながら、ノブを捻って扉を開けた。
ゆっくり開かれる店の扉。
ギィィっと扉の軋む音が鳴る。
店内は薄暗い。
しかし、来客の姿は見られなかった。
居るのはカウンターに老婆が一人だけである。
俺は鉛が括り付けられたかのような重い足を引きずりながら店内に入った。
「あら、いらっしゃいな」
「糞婆……。俺に幻術をかけやがったな……」
俺が表情を歪めながら言うと、ワイズマンの母ちゃんが涼しそうに答えた。
「おや、まあ、分かったかい」
「分かるぜ、ばばあ……」
「本物の幻術は、本物以上の感覚を体験させられるわ」
「それがここまでだとは思わなかったぜ……」
今までのはすべて幻術だったのだろう。
達人の幻術は怖いな……。
「ふふふぅ」
ワイズマンの母ちゃんは、銀のプレートネックレスを人差し指でクルクルと回しながら言う。
「ここは会員制のお店だって言ったでしょ。だから会員証を貰っておけば良かったのよ」
婆さんが嫌味ったらしく微笑んでいた。
「何度も来るとは思わなかったもんでね……」
「なに、私の息子に何か聞いたのかしら?」
「あんた、俺に嘘をついたな?」
「まあ、嘘が趣味みたいなもんだからね~」
俺はワイズマンの母ちゃんから銀のネックレスを素早い動きで奪い取る。
婆さんは抵抗も見せずにネックレスを手放した。
「もう幻術はいいだろ。感覚だけでも戻してくれないか?」
「分かったわ、お客様~」
薄く微笑んだ婆さんが霧と化して消えていくと、次にはセクシーなおばさんに変化した。
クールビューティーな顔立ち。
パーマのかかった長い黒髪。
胸は豊満でかなり大きい。
それでいてクビレはキュッと絞られている。
顔立ちは確かに中年以上のおばさんだが化粧が無理矢理にも若さを演出していた。
そのナイスボディーを、エロイスリットがきわどく入ったチャイナドレスで包んでいた。
確実に50歳過ぎの婆さんに見えるが美人ではある。
まさに美貌のマジックだ。
50歳と言われれば50歳なのかも知れないが、それ以上に何よりもセクシーである。
高齢者なのに俺のストライクゾーンにズッポリと入り込んでやがるぞ。
まさに美の女神かもしれないな。
「初めまして、お客さん。私がワイズマンの母のグレイスよ」
うん、セクシーでエロエロなマダムだわ。
見ているだけで呪いが発動しぢゃあううぅがななあなぁが!!!!
ぐーるーじーいー!!
俺のストライクゾーンの広さに自分で脱帽するぜぇぇええ!!
「あらあら、どうしたの、何か可笑しなペナルティーを受けているようね」
笑ってやがる!?
感づいてやがるな、このババア!?
俺の呪いに感づいてやがるな!!
「畜生、なんでそんなにボンッ、キュン、ボンなんだよ!!」
「私の真の姿を見れるのは、会員の特権なのよ。私の喜ぶ姿を見たくて来店するお客さんだって少なくなくてよ」
「だ、だろうな……。ち、畜生……。オッパイを揉ませてくれ!!」
「え、なんで……?」
「いいじゃんか、そんなにセクシーなら揉ませろよ。俺はお前の息子のオッパイだって揉んだことがあるんだぞ!!」
「いやいや、そんなの関係ないでしょ……」
「畜生、苦しい……。でも、オッパイを揉ませてもらうまで帰らないぞ!!」
「いや、帰れよ。商売で来てないなら帰れよ。てか、セクハラ全開ね……」
「てめー、客を粗末にするな!!」
「だからお客さんじゃあないだろうさ!」
「い、いいから、オッパイを、も、揉ませてくれよ!!」
「苦しいなら諦めな、坊や……。それに年の差を考えなさい」
「馬鹿野郎、ここまで意味もなくやって来て、オッパイの一つも揉まないで帰ったら、あんたに失礼だろうが!!」
「いやいや、ただで揉んだほうが失礼極まりないわ!」
「なーーにを、寝ぼけてやがる!!」
「寝ぼけてるのは、あんただよ!!」
「何を、乳を揉むぞ!!」
「いいから、帰れ!!」
「えっ、いいの? じゃあ揉むね」
「良くないよ!!」
「なんで!?」
「営業妨害なのよ!!」
「そうかいそうかい、じゃあもうこねーよ!!」
心臓の痛みが引いた俺は、ドタドタしながら店を出た。
扉をバタンと音を鳴らして閉めてやる。
畜生!
もう少しでセクシーエロエロマダムのオッパイが揉めたのにな!!
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