479 / 611
【第十六章】死海エリアのクラーケン編。
16-19【死海エリアは平和です】
しおりを挟む
俺はクラーケンガールのガルガンチュワと一緒に泳いでノーチラス号まで引き返していた。
俺が泳ぐ周りをカルフォルニアのビーチでローラースケートで走りながら暖かい潮風を楽しんでいるような素振りのビキニブラ&ホットパンツの清々しいショートヘアー娘が泳いでいる。
これが巨大なイカタコモンスターなのだから恐ろしい。
「いいか、ガルガンチュワ」
「ああ、分かってる」
「お前が地上で暮らすにあたってのルールを守ってもらうぞ」
「さっき約束した内容だろう」
「じゃあ決めたルールをもう一度反芻してみろ」
「はいはい、しつこいな~」
海底トンネルを俺と二人で並んで泳ぐガルガンチュワが、先程決めたばかりのルールを語る。
「一つ、人間を食べない。殺さない」
まず、これが一番大切だろう。
ガルガンチュワは敵対していた冒険者を何人も食らっている。所謂のところ、人食いモンスターなのだ。
まあ、モンスターが人と戦って勝利すれば、報酬として血肉を食らうのは珍しい話ではないだろうさ。許せないが、許すしかない。
それに、巣穴を荒らされての正当防衛だと言われれば仕方無いだろう。
だが、今後のガルガンチュワは人間に擬態して暮らすことになるのだ。
ならば、最低限のルールは守ってもらわなくてはならない。
出来ればガルガンチュワには、地上に出てまで人食いモンスターとして暴れまわってもらいたくないのだ。
何せ金髪ショートヘアーの可愛い子ちゃんがバリバリと 丸ごと人肉を喰らう姿なんて観たくもないからな。
だからの約束である。
続いては──。
「二つ、仕事をして生活の糧を築くこと」
二つ目はこれだろう。
働かざる者、食うべからずだ。
ガルガンチュワが溜め込んだ財宝は、俺がガルガンチュワを倒したことにしたいから全て没収である。
マジックアイテム以外の財宝は乙姫にくれてやる約束だからな。
あいつらも仲間を食ったクラーケンが、まだ生きているとなれば穏やかではいられないだろう。
だから死んだことにしたいのだ。
幸いガルガンチュワには金妬くが無いモンスターだったので、これは簡単に飲んでくれた。
それに俺がマジックアイテムを貰う代わりに地上での寝床や仕事の面倒、それに人間世界のルールを指導すると言う条件を結んだのだ。
まあ、これは一石二鳥なので良いだろう。
正直なところ、俺にも都合が良い約束である。
続いて──。
「三つ、私がクラーケンであることは、出来るだけ知られないこと」
これも大切な約束だろう。
こいつがクラーケンと知られれば、無駄に争いが起きかねんからな。
まあ、魔王城で暮らせばサイクロプスとかも居るぐらいだから、バレても問題は無いと思うのだが……。
「この三つを守ればいいんだろ」
「ああ、そうだ。大丈夫だよな?」
「任せておけ!」
本当に大丈夫かな~……。
少し心配が残るが、心配を深めても仕方ないだろう。
なるようになるさ。
そして、最後の一つだ。
「四つ、私が死んだら体内の真珠をアスランに譲渡する」
本来それがあれば俺の呪いだって解けていたかも知れないのだ。出来たら欲しいもんな。
ガルガンチュワが涼しそうに言う。
「まあ、人間で言うところの、死者の骨を拾ってくれる相手が居るってのは、悪くない気分だよな」
そう受け取るのか……。やっぱりタコの考えることは分からないぜ……。
「ところでガルガンチュワ。ついでに訊きたいんだが」
「なんだ、アスラン?」
「お前って雄なの雌なの。どっちよ?」
「お前は私のサイズを見ても分からないのか?」
「サイズ?」
「あれだけ大きなクラーケンなんだぜ。そりゃあ雌に決まってるだろ!」
あー、雌か~……。
タコって雌のほうが身体がデカイのね~。
まあ、中身が雄なのに外観だけ雌ってのは気持ち悪かろうから、これはこれでいいのかな~。
何よりエロイしな。
なんでこいつは遺品の衣装だけで、これだけエロイコーディネートが出来るかな~。
産まれついてのエロセンスだわ。
マジで末恐ろしいタコ娘だよ。
俺が考え込みながら泳いでいると、ガルガンチュワが前方に見えてきた船に気付いて言った。
「おお、ノーチラス号が見えてきたぞ」
ガルガンチュワの言う通りだ。
泳ぐ俺たち二人の前に、洞窟の入り口に浮かぶノーチラス号が見えてきた。
すると更にガルガンチュワが述べる。
「大きいな~。昔は小さく見えていたのに──」
「それだけお前が小さくなったんだよ」
乳もそんなに大きくないのが残念だ。
でも、卑下するほど小さくもない。
ほどほどのサイズだ。
いたっ………。
畜生……。
あー、もー、呪いがマジでムカツクわ~!!
俺たち二人は二重扉のハッチからノーチラス号の船内に入る。
ガルガンチュワは鉄の船内が珍しいのか、興味深そうにあちらこちらを眺めていた。
そして俺たちは乾燥室でカラッカラに乾かされてから操縦室に向かった。
「よーーう、ただいまーー!!」
俺はコックピットのハッチを潜ると元気良く挨拶を飛ばした。
すると変態ネモ船長が驚きの表情で迎え入れてくれる。
「生きてたか、アスラン!!」
「ああ、死ななかったぜ」
「じゃあ、クラーケンは倒せたのか!?」
「ああ、倒したぜ」
大嘘である。
勝つには勝ったけど、負けに等しい勝ちである。
それでも俺がドヤ顔で言うと、変態ネモ船長が俺の隣に立つガルガンチュワを見つめながら言った。
「でえ、こちらのエロイ娘さんはどなたかな?」
やっぱりこいつの目から見てもガルガンチュワってエロイんだ。
「こいつは、クラーケンを倒したあとに知り合った冒険者で……ピポポタマスって言うんだ」
咄嗟に出た名前だけど、ピポポタマスってなんだよ……。
「へえ~、そうなんだ」
信じてくれたのかな?
だいぶ怪しそうに見ているから信じてないかな?
「それにしても、エロイ娘さんだな……」
よし、信じたぞ。
骸骨の癖に煩悩に負けやがったぜ。
まあ呪われている俺が言うのは可笑しいが、確かにガルガンチュワの身形はエロイ!
なんだよ、ビキニブラの上に革のレザージャケットとかってよ。
それに生足剥き出しのホットパンツにロングブーツって組み合わせは反則だろ。
それよりもだ。
とにかくこの隙に話をすり替えよう。
「なあ、変態ネモ船長」
「なんだ、アスラン?」
「俺はこのままクラーケンの洞窟から奥に進んで、この死海エリアを出て行こうと思うんだ。だからクラーケンの財宝を乙姫たちに勝手に回収しろって言っといてくれないか。俺は俺の取り分のマジックアイテムは回収してあるからってさ」
そう、俺は既に巣穴の財宝からマジックアイテムだけを回収してある。
かなりの数のマジックアイテムを回収出来た。
まだアイテム鑑定を行っていないが、なかなかの数と質をゲットできている。
久々にハクスラスキルが超爆発の大フィーバーだったのだ。
流石はクラーケンの財宝であると感心できるほどであった。もうホクホクである。
俺が伝言を頼むとネモ船長が腕を組んで何かを考え始めた。
「どうした、変態ネモ船長?」
「いやな~。ほら、クラーケンの財宝なんだが……」
んん、何が言いたいんだ?
「俺がパクっていいかな~って、思ってさ」
うわ、ずれー……。
何もしていないくせに横取りを考えてやがるぞ、この変態船長は……。
「まあ、俺は構わんぞ。ただ、その後に乙姫たちと戦争にならないか?」
「んん~、せっかくだから、次の成人式まで半魚人たちと戦争でもやらかそうかなって思ってさ。そうなると、これっていい切っ掛けにならないか?」
「えっ、なに、切っ掛けって、戦争がしたいの?」
「ほら、俺って海賊の前は軍人だしさ。それに一年限定の戦争なら半魚人たちも付き合ってくれるかな~って思うんだわ」
「俺は別に構わんけれど……」
あー……、この変態野郎はスケルトンになって脳味噌が無くなってるんだ。
バカで、アホで、変態なんだ……。
まあ、好きにやらせてやろうじゃあないか。
どうせ迷惑が掛かるのは半魚人たちなのだからさ……。
「じゃあ、そういうことだから、俺たちは次のエリアを目指して進むからよ」
「ああ、分かった。アスラン、元気でやれよ」
「ネモ船長も竜宮城にあんまり迷惑ばかり掛けるなよ」
「分かってるって」
この変態野郎は笑ってるけど、本当に分かってるのかな?
いや、分かってねーだろ。
まあ、いいか……。
こうして俺はノーチラス号でクラーケンの洞窟を出て行った。再び死海エリアを進む。
俺が泳ぐ周りをカルフォルニアのビーチでローラースケートで走りながら暖かい潮風を楽しんでいるような素振りのビキニブラ&ホットパンツの清々しいショートヘアー娘が泳いでいる。
これが巨大なイカタコモンスターなのだから恐ろしい。
「いいか、ガルガンチュワ」
「ああ、分かってる」
「お前が地上で暮らすにあたってのルールを守ってもらうぞ」
「さっき約束した内容だろう」
「じゃあ決めたルールをもう一度反芻してみろ」
「はいはい、しつこいな~」
海底トンネルを俺と二人で並んで泳ぐガルガンチュワが、先程決めたばかりのルールを語る。
「一つ、人間を食べない。殺さない」
まず、これが一番大切だろう。
ガルガンチュワは敵対していた冒険者を何人も食らっている。所謂のところ、人食いモンスターなのだ。
まあ、モンスターが人と戦って勝利すれば、報酬として血肉を食らうのは珍しい話ではないだろうさ。許せないが、許すしかない。
それに、巣穴を荒らされての正当防衛だと言われれば仕方無いだろう。
だが、今後のガルガンチュワは人間に擬態して暮らすことになるのだ。
ならば、最低限のルールは守ってもらわなくてはならない。
出来ればガルガンチュワには、地上に出てまで人食いモンスターとして暴れまわってもらいたくないのだ。
何せ金髪ショートヘアーの可愛い子ちゃんがバリバリと 丸ごと人肉を喰らう姿なんて観たくもないからな。
だからの約束である。
続いては──。
「二つ、仕事をして生活の糧を築くこと」
二つ目はこれだろう。
働かざる者、食うべからずだ。
ガルガンチュワが溜め込んだ財宝は、俺がガルガンチュワを倒したことにしたいから全て没収である。
マジックアイテム以外の財宝は乙姫にくれてやる約束だからな。
あいつらも仲間を食ったクラーケンが、まだ生きているとなれば穏やかではいられないだろう。
だから死んだことにしたいのだ。
幸いガルガンチュワには金妬くが無いモンスターだったので、これは簡単に飲んでくれた。
それに俺がマジックアイテムを貰う代わりに地上での寝床や仕事の面倒、それに人間世界のルールを指導すると言う条件を結んだのだ。
まあ、これは一石二鳥なので良いだろう。
正直なところ、俺にも都合が良い約束である。
続いて──。
「三つ、私がクラーケンであることは、出来るだけ知られないこと」
これも大切な約束だろう。
こいつがクラーケンと知られれば、無駄に争いが起きかねんからな。
まあ、魔王城で暮らせばサイクロプスとかも居るぐらいだから、バレても問題は無いと思うのだが……。
「この三つを守ればいいんだろ」
「ああ、そうだ。大丈夫だよな?」
「任せておけ!」
本当に大丈夫かな~……。
少し心配が残るが、心配を深めても仕方ないだろう。
なるようになるさ。
そして、最後の一つだ。
「四つ、私が死んだら体内の真珠をアスランに譲渡する」
本来それがあれば俺の呪いだって解けていたかも知れないのだ。出来たら欲しいもんな。
ガルガンチュワが涼しそうに言う。
「まあ、人間で言うところの、死者の骨を拾ってくれる相手が居るってのは、悪くない気分だよな」
そう受け取るのか……。やっぱりタコの考えることは分からないぜ……。
「ところでガルガンチュワ。ついでに訊きたいんだが」
「なんだ、アスラン?」
「お前って雄なの雌なの。どっちよ?」
「お前は私のサイズを見ても分からないのか?」
「サイズ?」
「あれだけ大きなクラーケンなんだぜ。そりゃあ雌に決まってるだろ!」
あー、雌か~……。
タコって雌のほうが身体がデカイのね~。
まあ、中身が雄なのに外観だけ雌ってのは気持ち悪かろうから、これはこれでいいのかな~。
何よりエロイしな。
なんでこいつは遺品の衣装だけで、これだけエロイコーディネートが出来るかな~。
産まれついてのエロセンスだわ。
マジで末恐ろしいタコ娘だよ。
俺が考え込みながら泳いでいると、ガルガンチュワが前方に見えてきた船に気付いて言った。
「おお、ノーチラス号が見えてきたぞ」
ガルガンチュワの言う通りだ。
泳ぐ俺たち二人の前に、洞窟の入り口に浮かぶノーチラス号が見えてきた。
すると更にガルガンチュワが述べる。
「大きいな~。昔は小さく見えていたのに──」
「それだけお前が小さくなったんだよ」
乳もそんなに大きくないのが残念だ。
でも、卑下するほど小さくもない。
ほどほどのサイズだ。
いたっ………。
畜生……。
あー、もー、呪いがマジでムカツクわ~!!
俺たち二人は二重扉のハッチからノーチラス号の船内に入る。
ガルガンチュワは鉄の船内が珍しいのか、興味深そうにあちらこちらを眺めていた。
そして俺たちは乾燥室でカラッカラに乾かされてから操縦室に向かった。
「よーーう、ただいまーー!!」
俺はコックピットのハッチを潜ると元気良く挨拶を飛ばした。
すると変態ネモ船長が驚きの表情で迎え入れてくれる。
「生きてたか、アスラン!!」
「ああ、死ななかったぜ」
「じゃあ、クラーケンは倒せたのか!?」
「ああ、倒したぜ」
大嘘である。
勝つには勝ったけど、負けに等しい勝ちである。
それでも俺がドヤ顔で言うと、変態ネモ船長が俺の隣に立つガルガンチュワを見つめながら言った。
「でえ、こちらのエロイ娘さんはどなたかな?」
やっぱりこいつの目から見てもガルガンチュワってエロイんだ。
「こいつは、クラーケンを倒したあとに知り合った冒険者で……ピポポタマスって言うんだ」
咄嗟に出た名前だけど、ピポポタマスってなんだよ……。
「へえ~、そうなんだ」
信じてくれたのかな?
だいぶ怪しそうに見ているから信じてないかな?
「それにしても、エロイ娘さんだな……」
よし、信じたぞ。
骸骨の癖に煩悩に負けやがったぜ。
まあ呪われている俺が言うのは可笑しいが、確かにガルガンチュワの身形はエロイ!
なんだよ、ビキニブラの上に革のレザージャケットとかってよ。
それに生足剥き出しのホットパンツにロングブーツって組み合わせは反則だろ。
それよりもだ。
とにかくこの隙に話をすり替えよう。
「なあ、変態ネモ船長」
「なんだ、アスラン?」
「俺はこのままクラーケンの洞窟から奥に進んで、この死海エリアを出て行こうと思うんだ。だからクラーケンの財宝を乙姫たちに勝手に回収しろって言っといてくれないか。俺は俺の取り分のマジックアイテムは回収してあるからってさ」
そう、俺は既に巣穴の財宝からマジックアイテムだけを回収してある。
かなりの数のマジックアイテムを回収出来た。
まだアイテム鑑定を行っていないが、なかなかの数と質をゲットできている。
久々にハクスラスキルが超爆発の大フィーバーだったのだ。
流石はクラーケンの財宝であると感心できるほどであった。もうホクホクである。
俺が伝言を頼むとネモ船長が腕を組んで何かを考え始めた。
「どうした、変態ネモ船長?」
「いやな~。ほら、クラーケンの財宝なんだが……」
んん、何が言いたいんだ?
「俺がパクっていいかな~って、思ってさ」
うわ、ずれー……。
何もしていないくせに横取りを考えてやがるぞ、この変態船長は……。
「まあ、俺は構わんぞ。ただ、その後に乙姫たちと戦争にならないか?」
「んん~、せっかくだから、次の成人式まで半魚人たちと戦争でもやらかそうかなって思ってさ。そうなると、これっていい切っ掛けにならないか?」
「えっ、なに、切っ掛けって、戦争がしたいの?」
「ほら、俺って海賊の前は軍人だしさ。それに一年限定の戦争なら半魚人たちも付き合ってくれるかな~って思うんだわ」
「俺は別に構わんけれど……」
あー……、この変態野郎はスケルトンになって脳味噌が無くなってるんだ。
バカで、アホで、変態なんだ……。
まあ、好きにやらせてやろうじゃあないか。
どうせ迷惑が掛かるのは半魚人たちなのだからさ……。
「じゃあ、そういうことだから、俺たちは次のエリアを目指して進むからよ」
「ああ、分かった。アスラン、元気でやれよ」
「ネモ船長も竜宮城にあんまり迷惑ばかり掛けるなよ」
「分かってるって」
この変態野郎は笑ってるけど、本当に分かってるのかな?
いや、分かってねーだろ。
まあ、いいか……。
こうして俺はノーチラス号でクラーケンの洞窟を出て行った。再び死海エリアを進む。
0
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる