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【第十九章】メタルキャリア編
19-3【だるまさんが転んだ】
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石切場に突如現れたダンジョンの入り口。その前で硬直しているのは鋼の肌を有した人型モンスター五体。
その表情は鉛の塊だ。
服こそ来ているが、眼や口は無い鉛の塊である。かろうじて鼻や耳の形が分かる程度だ。
エルフの若頭である凶介の説明だと、この鋼鉄のモンスターは感染されたエルフたちらしい。
石切場で岩の切り出し作業に励んでいる最中に、ダンジョンを堀当て三名が調査に入ったのだが、一人を残して二人が感染したらしい。
一人は無事に脱出。
しかし、ダンジョンから出て来た感染者と触れたことにより、更に三名が感染した。それで、この鋼鉄のモンスターが触れると感染することが分かったらしい。
無事にダンジョンから逃げ出したエルフ作業員の話だと、ダンジョンに鋼鉄のモンスターが一体だけ居たらしく、それに触れてしまったらしいのだ。要するに、感染の元になった保菌者は、まだダンジョン内に潜んでいるらしい。
そして、こいつら感染者は、誰かに見られていると動けない。しかし打撃と魔法に対して防御力が非常に高く、倒すことは叶わないらしいのだ。
そもそも感染しているとはいえエルフの仲間だ。簡単に殺す訳にも行かないのだろう。
幸いなのは、まだこちら側が人数で勝っていることだ。
こちらは一体の感染者を二人で監視できている。だから動きを封じられている。それが本当に幸いであった。
俺は凶介に訊いた。
「おい、凶介。作業場に鎖とかあるか?」
「石を運ぶのに何本かあります」
「それを持ってこい。それで感染者を縛りあげるんだ」
「なるほど、名案ですね、兄貴!」
凶介が俺の提案に歓喜した瞬間であった。石切場を突風が吹き荒れる。その突風で砂埃が派手に舞う。
「ううっ!!」
「わあっ!!」
何人かのエルフ作業員が突風を浴びて声を上げた。舞い上がった砂埃を浴びたのだろう。
ヤバイ!?
一瞬だが感染者から目を離してしまったぞ。
再び俺たちが前を見た時には鋼鉄のモンスターたちがエルフたちの眼前に迫っていた。
俺たちが目を離したのは、ほんの一秒ぐらいだった。だが、その一秒で鋼鉄のモンスターは5メートル以上の距離を詰めて来たのだ。
「はやっ!?」
俺が驚きを声に上げた刹那だった。一人のエルフ作業員が悲鳴を上げる。
「ひぃぃいいい!!」
その悲鳴に俺たちの視線がエルフ作業員に集まった。悲鳴を上げたエルフ作業員は手首を一体の感染者に掴まれて居たのだ。
すると、あっと言う間にエルフの作業員の腕が鋼鉄に変貌して行く。その感染は三秒もせずにエルフ作業員の全身を飲み込んだ。
エルフ作業員が鋼鉄のモンスターに変貌してしまう。
「ぎぃぁああ!!」
また悲鳴だ。感染者に触れられたエルフ作業員を全員が見てしまったのだろう。それで、視線が手薄になった一体が、また別のエルフ作業員を感染させたのだ。
俺が叫ぶ。
「バカ野郎、誰が声を上げても鋼鉄のモンスターから視線だけは反らすな!!」
ヤバイぞ……。一瞬の突風で、二人の作業員を感染させてしまった……。こっちが二人減って、向こうが二体増えちまった……。
俺は鋼鉄のモンスターを睨みながら言った。
「おい、ミケランジェロ。お前は高い背丈で、感染者を全員一望できてるか!?」
「ああ、できるぞ!」
「じゃあ、全員でゆっくりと後退だ……」
「「「へいっ!」」」
俺たちは前を向いたままジリジリと後退した。こいつらは見られていたら動けないんだ。距離を保って監視を続けていれば問題無いはずだ。
「いてっ!」
あっ、凶介が石に躓いてコケやがったぞ。
ま~ぬけ~~。尻餅なんてついてやがる。ダサー。
あっ…………。
俺は瞬時に前を向き直す。しかし距離を作ったはずの感染者たちがまた猛ダッシュで迫って来ていた。
「おいおい、ちょっとしたトラブルで皆して同時に視線を反らすなよな!!」
エルフの一人が言う。
「アスランさんだって、目を反らしたじゃあないですか!」
「すまん、つい……」
これは人間の本能だ。唐突なトラブルが起きれば見てしまう。これだけは注意せにゃあならんぞ……。
「とりあえずは、ここを守り抜くぞ。今ごろバイマンが助けを呼んでいるはずだ。こんな奴ら人数が多ければ問題無いからな!」
「「「へいっ」」」
エルフの作業員たちが声を返した時である。石切り場に口を開けたダンジョンの入り口から人影が一人歩み出て来た。
だが、その成りを見て俺は驚愕に表情を歪める。
「ウソ~~ン……」
ダンジョンから出て来たのは、エルフたちに感染させた本体だろう。
保菌者だ。
だが、この保菌者の成りに驚愕したのだ。
そいつは頭から土嚢袋をスッポリと被っていた。自分の肌をすべて隠している。要するに、保菌者の肌がこちらから見えないのだ。
故に、保菌者は悠々とこちらに歩いて来る。
「「「「「ずれーーーー!!
」」」」」
俺たちは全員して叫んでいた。こいつら鋼鉄のモンスターは、肌を見られてなければ動けるのね!!
しかも、それを理解して、対策まで打てる知能を有してやがるぞ!!
ヤバイ、これはヤバイぞ!!
しかも、保菌者がストレッチ運動を始めてやがる。ヤル気満々じゃあねえか!!
このダルマサンが転んだゲームの根本を破局化させてないかい!!
土嚢袋を被った保菌者は、感染者の列まで歩み寄ると俺たちに話し掛けてきた。
「俺の名前は、囚われのメタルキャリア。かつて魔王に捕縛されて、迷惑だからって幽閉されたモンスターだ」
こいつ、500年前から幽閉されていたモンスターなんだ。しかも、魔王が迷惑だと思うぐらいのモンスターなのね……。
「どのぐらいぶりなのだろうか。やっと地上に出れたぞ!!」
メタルキャリアは両腕を広げて喜んでいた。
「もう長いこと幽閉されてたから、ムシャクシャしてたんだ。今度こそ世界を同族で埋め尽くして、世界征服してやるぜ!!!」
うわ~……。マジで迷惑な発言をぶっぱなして来やがったぞ……。感染させて世界征服とか怖いよ……。
こりゃあ、このバカタレをぶっ倒すしかないだろうな……。
その表情は鉛の塊だ。
服こそ来ているが、眼や口は無い鉛の塊である。かろうじて鼻や耳の形が分かる程度だ。
エルフの若頭である凶介の説明だと、この鋼鉄のモンスターは感染されたエルフたちらしい。
石切場で岩の切り出し作業に励んでいる最中に、ダンジョンを堀当て三名が調査に入ったのだが、一人を残して二人が感染したらしい。
一人は無事に脱出。
しかし、ダンジョンから出て来た感染者と触れたことにより、更に三名が感染した。それで、この鋼鉄のモンスターが触れると感染することが分かったらしい。
無事にダンジョンから逃げ出したエルフ作業員の話だと、ダンジョンに鋼鉄のモンスターが一体だけ居たらしく、それに触れてしまったらしいのだ。要するに、感染の元になった保菌者は、まだダンジョン内に潜んでいるらしい。
そして、こいつら感染者は、誰かに見られていると動けない。しかし打撃と魔法に対して防御力が非常に高く、倒すことは叶わないらしいのだ。
そもそも感染しているとはいえエルフの仲間だ。簡単に殺す訳にも行かないのだろう。
幸いなのは、まだこちら側が人数で勝っていることだ。
こちらは一体の感染者を二人で監視できている。だから動きを封じられている。それが本当に幸いであった。
俺は凶介に訊いた。
「おい、凶介。作業場に鎖とかあるか?」
「石を運ぶのに何本かあります」
「それを持ってこい。それで感染者を縛りあげるんだ」
「なるほど、名案ですね、兄貴!」
凶介が俺の提案に歓喜した瞬間であった。石切場を突風が吹き荒れる。その突風で砂埃が派手に舞う。
「ううっ!!」
「わあっ!!」
何人かのエルフ作業員が突風を浴びて声を上げた。舞い上がった砂埃を浴びたのだろう。
ヤバイ!?
一瞬だが感染者から目を離してしまったぞ。
再び俺たちが前を見た時には鋼鉄のモンスターたちがエルフたちの眼前に迫っていた。
俺たちが目を離したのは、ほんの一秒ぐらいだった。だが、その一秒で鋼鉄のモンスターは5メートル以上の距離を詰めて来たのだ。
「はやっ!?」
俺が驚きを声に上げた刹那だった。一人のエルフ作業員が悲鳴を上げる。
「ひぃぃいいい!!」
その悲鳴に俺たちの視線がエルフ作業員に集まった。悲鳴を上げたエルフ作業員は手首を一体の感染者に掴まれて居たのだ。
すると、あっと言う間にエルフの作業員の腕が鋼鉄に変貌して行く。その感染は三秒もせずにエルフ作業員の全身を飲み込んだ。
エルフ作業員が鋼鉄のモンスターに変貌してしまう。
「ぎぃぁああ!!」
また悲鳴だ。感染者に触れられたエルフ作業員を全員が見てしまったのだろう。それで、視線が手薄になった一体が、また別のエルフ作業員を感染させたのだ。
俺が叫ぶ。
「バカ野郎、誰が声を上げても鋼鉄のモンスターから視線だけは反らすな!!」
ヤバイぞ……。一瞬の突風で、二人の作業員を感染させてしまった……。こっちが二人減って、向こうが二体増えちまった……。
俺は鋼鉄のモンスターを睨みながら言った。
「おい、ミケランジェロ。お前は高い背丈で、感染者を全員一望できてるか!?」
「ああ、できるぞ!」
「じゃあ、全員でゆっくりと後退だ……」
「「「へいっ!」」」
俺たちは前を向いたままジリジリと後退した。こいつらは見られていたら動けないんだ。距離を保って監視を続けていれば問題無いはずだ。
「いてっ!」
あっ、凶介が石に躓いてコケやがったぞ。
ま~ぬけ~~。尻餅なんてついてやがる。ダサー。
あっ…………。
俺は瞬時に前を向き直す。しかし距離を作ったはずの感染者たちがまた猛ダッシュで迫って来ていた。
「おいおい、ちょっとしたトラブルで皆して同時に視線を反らすなよな!!」
エルフの一人が言う。
「アスランさんだって、目を反らしたじゃあないですか!」
「すまん、つい……」
これは人間の本能だ。唐突なトラブルが起きれば見てしまう。これだけは注意せにゃあならんぞ……。
「とりあえずは、ここを守り抜くぞ。今ごろバイマンが助けを呼んでいるはずだ。こんな奴ら人数が多ければ問題無いからな!」
「「「へいっ」」」
エルフの作業員たちが声を返した時である。石切り場に口を開けたダンジョンの入り口から人影が一人歩み出て来た。
だが、その成りを見て俺は驚愕に表情を歪める。
「ウソ~~ン……」
ダンジョンから出て来たのは、エルフたちに感染させた本体だろう。
保菌者だ。
だが、この保菌者の成りに驚愕したのだ。
そいつは頭から土嚢袋をスッポリと被っていた。自分の肌をすべて隠している。要するに、保菌者の肌がこちらから見えないのだ。
故に、保菌者は悠々とこちらに歩いて来る。
「「「「「ずれーーーー!!
」」」」」
俺たちは全員して叫んでいた。こいつら鋼鉄のモンスターは、肌を見られてなければ動けるのね!!
しかも、それを理解して、対策まで打てる知能を有してやがるぞ!!
ヤバイ、これはヤバイぞ!!
しかも、保菌者がストレッチ運動を始めてやがる。ヤル気満々じゃあねえか!!
このダルマサンが転んだゲームの根本を破局化させてないかい!!
土嚢袋を被った保菌者は、感染者の列まで歩み寄ると俺たちに話し掛けてきた。
「俺の名前は、囚われのメタルキャリア。かつて魔王に捕縛されて、迷惑だからって幽閉されたモンスターだ」
こいつ、500年前から幽閉されていたモンスターなんだ。しかも、魔王が迷惑だと思うぐらいのモンスターなのね……。
「どのぐらいぶりなのだろうか。やっと地上に出れたぞ!!」
メタルキャリアは両腕を広げて喜んでいた。
「もう長いこと幽閉されてたから、ムシャクシャしてたんだ。今度こそ世界を同族で埋め尽くして、世界征服してやるぜ!!!」
うわ~……。マジで迷惑な発言をぶっぱなして来やがったぞ……。感染させて世界征服とか怖いよ……。
こりゃあ、このバカタレをぶっ倒すしかないだろうな……。
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