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3章 イーグルフロストの異変
15 告白
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ギルドのコミュニティスペースでは机が移動されており、宿屋から届けてもらったらしい食事が並んでいた。
イーグルフロストに元からいた冒険者や、過剰魔化につられてやってきた冒険者などが集まっているらしく、すでに賑やかな雰囲気が漂っている。
机の周りに椅子は置いてあるけど、そもそも数が足りないようだった。座っている人も立っている人も様々で、人の動きがかなり流動的だ。
田舎だから宴ばっかりしたがるってミリアが言っていたけど、こんなに人が多いなんて。ちょっと緊張してしまう。
ヒューゴはなにやら元気に見知らぬ冒険者と話していた。ガルシアにはまた行くかもってさっき言ってたし、ヒューゴにとってはこの宴は絶好の機会なんだろう。
ヒューゴはヒューゴで忙しそうだったけど、私もだいぶ声をかけられることが多くてびっくりした。
「おう、レナードが言ってた魔術師の嬢ちゃんじゃねえか! なんかいろいろすげえらしいな!」
完全に酔っぱらっているらしい髭面の冒険者に話しかけられ、適当に微笑み返す。
(私はサポートしかできてないし、そんなに大したことはしてないと思うんだけど……)
魔力切れにもなっちゃったし。今晩から魔力の基礎トレーニング増やそうかな、なんて考える。
ちょっと黙りこんだの私を気遣ってくれたのか、近くの席のミリアが割り込んでくれた。
「ちょっと、ダン。酒臭いんだけど~飲みすぎじゃない?」
「はっは、心配せんでもまだまだ何杯でもいけるぞ!」
「そーいう話してないから。飲んだくれすぎ~」
エーデルランドでも普通に酒場に行っていたから、酔っ払いに絡まれるのが極度に嫌ってわけじゃない。けどまあ、少し落ち着きたかったから助かった。
ちびちび食事をつまみながら休んでいると、トーマスが歩いてきた。腕はないままだけど、洞窟前で逃げて来た時に比べるとずいぶん血色がよくなっている。
「あの……クレアさん、ですよね。あの時助けてくれてありがとう。本当に感謝してる」
「当然のことをしただけだから。でも、どういたしまして」
トーマスは冒険者をやめるらしい。それで、イーグルフロストに残って教師になると教えてくれた。
「教師って言っても、教会の手伝いがてらなんだけどね。日曜に子供たちに教室を開いてるんだ」
「すごいじゃない! ガルシアも教会で子供たちに教室を開いたりするのね。昔、私もよく行ってたわ」
孤児でも教会でお祈りして、勉強をすれば少ないけどパンが貰える。慈善事業の一種だった。
私は、パンもありがたかったけど、子供たちが生きていけるようにと知識をつけさせる教室の授業がすごく好きだったのを思い出す。
「そ、そうなんだ。僕も同じでさ、教会の教室が好きだったんだ」
なぜかトーマスがそう言ったのち、目線を泳がせ、少し緊張した様子で言葉を続けた。
「それで、クレアさん。実はずっと言いたかったことがあって……」
トーマスの言葉が途切れる。彼は何か言葉を選んでいる様子だった。
「僕はその、本当にあなたに感謝していて……」
(さっきも聞いたけど、もしかして酔っているのかしら)
顔もなんだか赤いようだし。水でも薦めようとしたとき、ふとテーブルに影が落ちる。振り向くとヒューゴが立っていた。
「クレア、お話し中すみません。先ほど話していた冒険者の方も、魔術師だそうでして……エーデルランド式の魔術についてクレアさんの知識を伺いたいとのことなんです。もしよろしければ来ていただきたいのですが……」
(ヒューゴが話に割り込むなんて珍しいわね)
トーマスはヒューゴに気づき、はっとした顔をした。そして、あのときはありがとうございました、と一礼している。
ヒューゴは私は戦っていただけですから、と笑顔を作った。
(うーん、どうしようかしら。でも、トーマスはもう酔っちゃってそうだし、水でも飲んで休んでもらった方がいいのかもしれない)
「そうね。ごめんなさい、話の途中だけど、ガルシア式魔術の話は聞きたいし……いいかしら、トーマス」
「……うん、もちろんだよ。本当にありがとう、クレアさん。トーマスさん」
「もう、当然のことをしただけってさっきも言ったじゃない。飲みすぎは危ないわよ」
私はトーマスに水を差しだして、立ち上がった。ヒューゴに誘導され移動する。
なぜか会場を出て、先ほどの会議室前に着く。みんな宴に夢中で、誰もいない廊下は静かだった。
「あの、ガルシアの魔術師って人は……?」
そういうとヒューゴはさきほどまでの完璧スマイルを崩し、申し訳なさそうに眉を下げる。
「えーっと、その。すみません、嘘なんです」
「えっ嘘!?」
誠実な商売がモットーなヒューゴが商売関係ないときとはいえ嘘をつくなんて予想外だった。
「その……トーマスさんがなんて言おうとしていたかご存じですか?」
「洞窟のときのお礼でしょ? トーマス、酔っていたみたいだから。何回か同じことを言ってたわ」
「違います。その、クレアに告白しようとしていた雰囲気でしたよ、あれは……」
「えっ嘘!?」
こんな短い時間で二回も素っ頓狂なリアクションをしてしまった。
告白?
全然そんな発想がなかった。今まで、告白なんてしたこともされたこともない。
身近でもそんな経験は……いや、エリカが昔教会の教室で告白されてたっけ。目の前で見てたから覚えている。
『キール、お金持ちじゃないからやだ!』
とか当時4歳くらいで正直にもほどがあったエリカが叫んで、気弱だったそのキールって子が泣きながら走り去っていた光景が蘇る。
「クレアはこういった事にあまり興味をお持ちではないと感じていましたが……まさか完全に気付いておられなかったんですね」
「そ、そうみたい。ごめんね、護衛なのに。でも大丈夫よ。もし告白されていたとしてもちゃんと断ったもの。エーデルランドに帰国するまでが依頼だもんね」
身近でそういう話がなかったとはいえ、冒険者をしていたら色恋沙汰で崩壊したパーティの噂などはたまに聞くことがある。
雇った護衛である私が告白を受け入れ途中で依頼を投げ出すようなことを心配して、止めにきたんだろうと思い、答えた。
「いえ、その、クレアが依頼を投げ出すとは思っていなくて。あれは僕のわがままなんです」
ヒューゴは軽く瞬きをする。開かれたその目は、澄んだ空のようだった。
余裕のなさそうな、普段全然見ない真剣な表情につい目を奪われる。
「クレアのことが好きです」
イーグルフロストに元からいた冒険者や、過剰魔化につられてやってきた冒険者などが集まっているらしく、すでに賑やかな雰囲気が漂っている。
机の周りに椅子は置いてあるけど、そもそも数が足りないようだった。座っている人も立っている人も様々で、人の動きがかなり流動的だ。
田舎だから宴ばっかりしたがるってミリアが言っていたけど、こんなに人が多いなんて。ちょっと緊張してしまう。
ヒューゴはなにやら元気に見知らぬ冒険者と話していた。ガルシアにはまた行くかもってさっき言ってたし、ヒューゴにとってはこの宴は絶好の機会なんだろう。
ヒューゴはヒューゴで忙しそうだったけど、私もだいぶ声をかけられることが多くてびっくりした。
「おう、レナードが言ってた魔術師の嬢ちゃんじゃねえか! なんかいろいろすげえらしいな!」
完全に酔っぱらっているらしい髭面の冒険者に話しかけられ、適当に微笑み返す。
(私はサポートしかできてないし、そんなに大したことはしてないと思うんだけど……)
魔力切れにもなっちゃったし。今晩から魔力の基礎トレーニング増やそうかな、なんて考える。
ちょっと黙りこんだの私を気遣ってくれたのか、近くの席のミリアが割り込んでくれた。
「ちょっと、ダン。酒臭いんだけど~飲みすぎじゃない?」
「はっは、心配せんでもまだまだ何杯でもいけるぞ!」
「そーいう話してないから。飲んだくれすぎ~」
エーデルランドでも普通に酒場に行っていたから、酔っ払いに絡まれるのが極度に嫌ってわけじゃない。けどまあ、少し落ち着きたかったから助かった。
ちびちび食事をつまみながら休んでいると、トーマスが歩いてきた。腕はないままだけど、洞窟前で逃げて来た時に比べるとずいぶん血色がよくなっている。
「あの……クレアさん、ですよね。あの時助けてくれてありがとう。本当に感謝してる」
「当然のことをしただけだから。でも、どういたしまして」
トーマスは冒険者をやめるらしい。それで、イーグルフロストに残って教師になると教えてくれた。
「教師って言っても、教会の手伝いがてらなんだけどね。日曜に子供たちに教室を開いてるんだ」
「すごいじゃない! ガルシアも教会で子供たちに教室を開いたりするのね。昔、私もよく行ってたわ」
孤児でも教会でお祈りして、勉強をすれば少ないけどパンが貰える。慈善事業の一種だった。
私は、パンもありがたかったけど、子供たちが生きていけるようにと知識をつけさせる教室の授業がすごく好きだったのを思い出す。
「そ、そうなんだ。僕も同じでさ、教会の教室が好きだったんだ」
なぜかトーマスがそう言ったのち、目線を泳がせ、少し緊張した様子で言葉を続けた。
「それで、クレアさん。実はずっと言いたかったことがあって……」
トーマスの言葉が途切れる。彼は何か言葉を選んでいる様子だった。
「僕はその、本当にあなたに感謝していて……」
(さっきも聞いたけど、もしかして酔っているのかしら)
顔もなんだか赤いようだし。水でも薦めようとしたとき、ふとテーブルに影が落ちる。振り向くとヒューゴが立っていた。
「クレア、お話し中すみません。先ほど話していた冒険者の方も、魔術師だそうでして……エーデルランド式の魔術についてクレアさんの知識を伺いたいとのことなんです。もしよろしければ来ていただきたいのですが……」
(ヒューゴが話に割り込むなんて珍しいわね)
トーマスはヒューゴに気づき、はっとした顔をした。そして、あのときはありがとうございました、と一礼している。
ヒューゴは私は戦っていただけですから、と笑顔を作った。
(うーん、どうしようかしら。でも、トーマスはもう酔っちゃってそうだし、水でも飲んで休んでもらった方がいいのかもしれない)
「そうね。ごめんなさい、話の途中だけど、ガルシア式魔術の話は聞きたいし……いいかしら、トーマス」
「……うん、もちろんだよ。本当にありがとう、クレアさん。トーマスさん」
「もう、当然のことをしただけってさっきも言ったじゃない。飲みすぎは危ないわよ」
私はトーマスに水を差しだして、立ち上がった。ヒューゴに誘導され移動する。
なぜか会場を出て、先ほどの会議室前に着く。みんな宴に夢中で、誰もいない廊下は静かだった。
「あの、ガルシアの魔術師って人は……?」
そういうとヒューゴはさきほどまでの完璧スマイルを崩し、申し訳なさそうに眉を下げる。
「えーっと、その。すみません、嘘なんです」
「えっ嘘!?」
誠実な商売がモットーなヒューゴが商売関係ないときとはいえ嘘をつくなんて予想外だった。
「その……トーマスさんがなんて言おうとしていたかご存じですか?」
「洞窟のときのお礼でしょ? トーマス、酔っていたみたいだから。何回か同じことを言ってたわ」
「違います。その、クレアに告白しようとしていた雰囲気でしたよ、あれは……」
「えっ嘘!?」
こんな短い時間で二回も素っ頓狂なリアクションをしてしまった。
告白?
全然そんな発想がなかった。今まで、告白なんてしたこともされたこともない。
身近でもそんな経験は……いや、エリカが昔教会の教室で告白されてたっけ。目の前で見てたから覚えている。
『キール、お金持ちじゃないからやだ!』
とか当時4歳くらいで正直にもほどがあったエリカが叫んで、気弱だったそのキールって子が泣きながら走り去っていた光景が蘇る。
「クレアはこういった事にあまり興味をお持ちではないと感じていましたが……まさか完全に気付いておられなかったんですね」
「そ、そうみたい。ごめんね、護衛なのに。でも大丈夫よ。もし告白されていたとしてもちゃんと断ったもの。エーデルランドに帰国するまでが依頼だもんね」
身近でそういう話がなかったとはいえ、冒険者をしていたら色恋沙汰で崩壊したパーティの噂などはたまに聞くことがある。
雇った護衛である私が告白を受け入れ途中で依頼を投げ出すようなことを心配して、止めにきたんだろうと思い、答えた。
「いえ、その、クレアが依頼を投げ出すとは思っていなくて。あれは僕のわがままなんです」
ヒューゴは軽く瞬きをする。開かれたその目は、澄んだ空のようだった。
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