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おかわり

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―――。

―――。  
  
  
 体を引っ張られる浮遊感。身震いする寒さに目を開けると目の前には心配そうに私を抱きしめるラルフ様と目が合ったの。 

「あ、あれ?私の体おちんちんじゃない!もとの体に戻ってる!で、でもなんで?………ラルフ様を射精させたのに自室に戻ってないの?」キョロキョロ辺りを見渡す。私は、まだラルフ様のお部屋大鏡の前。 
 
(どうして?射精させたら終わりじゃないの?)
 
「大丈夫か?唐突に目の前に出現して驚いたが……その体が妖精の本体なのか?」 
 ラルフ様にじっと全身を観察されていて、顔から火が出そう。なぜなら、私は裸。昨夜自慰して寝たままの姿だったから。 
 
「ううっ……ラルフ様見ないで下さいっ」 
 おちんちんとしてラルフ様を煽れても、処女じゃなくても、実際に裸で向き合うと恥ずかしい。
 
「いや、これは見るだろ?本当に……おっぱい大きくて丸パンみたいだ。おちんちんの妖精として責任とって治療してくれるんだろう?」ごくりとラルフ様の喉仏が上下した。 
 
「そのいやらし体でパイズリフェラして、俺のを咥えて下から子宮をずんずん突いてたっぷり精子出して欲しいと言ったな?………ほら、希望通り、白く臭く汚してめちゃくちゃにしてやる」 
 ラルフ様は舌舐めずりをして私の腕を掴んだ。眼孔鋭く睨まれて、迫力に蛇に睨まれたカエルごとく抵抗出来ずベッドに押し倒される。 
 
(まさか!最後までやらないと終わらない?自分のお部屋に戻れないの?) 
 
 目を白黒させている私のおっぱいをラルフ様はしっかりと鷲掴みして、白パンおっぱいを痛いほどもみくちゃに揉まれて。 
 ちゅっと乳首を吸われ、赤ちゃんみたいなラルフ様。その必死さが可愛くって、お腹がきゅんきゅんしてしまう。 
 
「あ、ラルフ様」  
 ラルフ様も一年間立たなかったのが嘘のよう、一度出したのに太くて硬い精子まみれのおちんちんを太ももに押し付けて腰を揺らしたの。 
 私が、こんな立派なおちんちんに憑依していたなんて、不思議なことだわ。 
 
(こんなに大きいの入れたら死ぬほど気持ちいいかも…)  

 私はマイディルドより大きく硬いおちんちんを付け根から鈴口に向けてそっと撫でたの。 
「ふっ、あぐっ!」  
 あまりにも色っぽい声がラルフ様からもれて、もっと見たくて上下に手を動かし擦れば、おちんちん怒っているみたいに震えて今にも大きくなって、また爆発しそう。 

「ラルフ様の……おちんちん、びくびく震えて可愛い」

「か、可愛い…俺がか?は、初めて……ふっ、はぁ、言われた」 
 熱く吐息を吐き、目尻は潤んで赤く鼻腔は膨らみ、口を緩く開けたまま。ふるりと快感に震え、ラルフ様が囁いたの。 
 
「……俺は、お前の中に入りたい」
  
 ずくん――って、子宮が疼いて、トロリと愛液が溢れて、すでにおまんこ濡れ濡れなの。 

(―――ラルフ様を勃起させたの私だし、私、おちんちんの妖精だし。い、一回位ならラルフ様とエッチしても良いかな?……………良いよね!神様!こんなに美味しそうなんだもの……ご褒美だよね………私、頑張ったもん!)

 
 開き直った私はラルフ様の前に正座すると美味しそうな、おちんちんを自慢のおっぱいで挟んだの。 
 ラルフ様の硬い太いおちんちんが私のおっぱいに沈んでしまう。 
 上目遣いにラルフ様を見上げながら、ラルフ様が出した精子を潤滑油にして上下にゆるゆる擦る。益々硬く雄々しく脈打つおちんちんがラルフ様が感じてる証拠。 
「ラルフ様、私の中に入りたいんだ?パイズリフェラじゃあ駄目ですか?」  
「……はっ!なんて、柔らかい!ぐっ。そ、それもよいな」  
 たぷんたぷんと揺れる白いおっぱいの谷間からラルフ様の赤黒いおちんちんが見え隠れする、卑猥な光景に釘付けのラルフ様、私も興奮しちゃう。 
 
「ああっ、勿体ない」 
 鈴口からぷくっと滴る先走りをペロペロ舐め上げて、あーんと口を開けて濃厚なそれをラルフ様に見せてから飲んだ。 
 喉に引っかかり嚥下しにくいけど、ラルフ様の強烈な雄の味にクラクラしちゃう。 

「―――ぐっ!我慢出来ない!出すぞ!!」  
 ラルフ様は私のおっぱいに挟まれたおちんちんを擦り付け、腰を動かし始めたの。 
 ゴリゴリと激しく抽送を繰り返すたびに揺れる白おっぱいのチェリーみたいな先をラルフ様がぎゅっと摘まんだの。ぎゅっ、ぎゅっと抽出に合わせるように摘ままれて。 
「ーーっぎ、んぐんぐっ!!」 
 おちんちんの先を咥えたまま、あえぎ声がくぐもっちゃう。
 
「はっ、はっ。このエロ妖精、乳首ビンビンだぞ。色もピンクで旨そうだな」 
 興奮した上滑りの声とともにラルフ様の抽送が激しさを増したの。 

 私の口の中、ラルフ様のおちんちんの穴が震え、膨張し……そして、びくんびくんと跳ねて精子を撒き散らした。 

「んーんんーーー!!ああっ!!うっぷ!!」 生きの良い放出っぷりに口の中からおちんちんが出てしまて、どろどろの精子が頭に顔にかかってしまったの。鼻と口を塞がれ呼吸が一瞬出来なくて、慌てて手で鼻と口を拭っったの。痺れるような濃厚な雄の臭いに頭が浸食されて。 

「はー、はー。済まんな大丈夫か?」 
 呼吸を整えながら、ラルフ様が私をタオルで拭こうとしたけど、腕を掴んで止めたの。
 
「ラルフ様……駄目ですよ。せっかく白く臭く汚れたのに……」 
 顔に着いたねばつくそれを指先に絡めてチュッと口に含む。美味しい。 
 
「お、お前……」 

「……こんどは下から子宮をずんずん突いてくれるんでしょう?もう……私のおまんこ欲しくて、泣いてるの、こんなに中がひくついてるの……お願いラルフ様」 
 ラルフ様に見えるようにおまんこを両手で『くぱっあっ』と開いた。 
 欲しくて太ももまで濡れているテラテラ光るトロトロのおまんこを見せつけたの。膣口が咥えたいってパクパクしてる。きっと興奮に赤く充血して肥大している。

「ぐ、ううう!」  
 獣のようなうめき声をあげ、ラルフ様は私を開いた瞳孔で射抜いたの。飢えた獣そのもので。
 私の体を抱き起こすとラルフ様も立ち上がって、向かい合わせる。ラルフ様は私の体を持ち上げ、太ももとお尻を乱暴に鷲掴みおまんこを大きく開いたの。私はバランスをとるため両手をラルフ様の首に回す。 
 ラルフ様は貝のように開いた膣口に鈴口をぴったりと合わせた。キスするように、狙いを定めるように。 
 ラルフ様の先走りがタラリ垂れて、我先に私の愛液と合わさるの。それはこれからされることの前触れみたい。期待に体がおまんこが震えて、皮膚がぞくん泡立て。 
 
「ラ、ラルフ様……早くぅんっ、早くー入れてっ!!」 

 ドスンってラルフ様が私をおちんちんの上に落として、私のおまんこの奥を膣壁をミチミチ押しやり、速く深く強くラルフ様が入ってきたの。自重で奥の奥を押し上げて深く嵌め込まれる。

「んっ、はん!ーーあああんっっ!あっ、ひっ!?すごぉい、おっきいの!!深いのーー!!!」
 びくんびくんと花火が白く散る。私の子宮を雄々しいラルフ様のおちんちんでいっぱい。私だったモノに支配されて、入れられただけで、甘くイッてしまったの。

「いやらしいトロトロおまんこだな?これがほしかったのか?」
 ずんずんずんとラルフ様が下から子宮口を突き上げる。 
 欲しかったおちんちんがゴリゴリ膣壁を捲りあげ、気持ちいいところを余すことなく蹂躙していくの。深い挿入が気持ち良くて、さらに逞しいラルフ様と密着出来て、なんて幸せなの。
  
パンパンパンパンーーー。 

「あああっ!!あー、んんっ!ら、らるふさまー!こ、これー、欲しかったの。おちんちんしゅごいーーー」 
 ラルフ様が中を穿つ、そのたびに甘く啼いて、媚肉が蠢いてラルフ様の精子を絞り採ろうときゅ、ぎゅっと圧搾するの。
   
「はあっ、はあっ。い、いくらでもくれてやる!いやらしい妖精穴に中だししてやる!」
  
 バァンと体が浮くほど、容赦なく鋭く下から突いて突きあげられる。おっぱいが痛いほど揺れる。ラルフ様の肌も紅潮して汗が滴る。結合部からいやらしい二人の汗が穿つたびに飛沫となり飛んでいき、床にシミを作ってる。
 
「アアーー。らるふさまー!き、きもちいー!きもちいーの!あつい、あ、あん!」    
 冷たいマイディルドとは違う、人の体温、肉感が拍動するおちんちんがいとおしくて気持ち良よくて。媚肉をすぼめてラルフ様を苦しめてしまう。 
 情欲に歪むラルフ様が格好よくて。キスがしたくて、逞しい胸におっぱいを押し付けて首を伸ばすと、苦しそうに吐息を吐き出す唇にチュッ口づけて、下唇を食んだ。 

「なっ?!」 
 キスしたとたん、中に入ったままラルフ様が固まってしまった。 
 
「え?ラルフ様……キス嫌だったの」 
「嫌じゃない、歓迎するが……俺はお前の好いた男じゃない、お前は良いのか?」 
「嫌じゃないの!あっ、ほらぁ、沢山しよう」
 ラルフ様の唇を優しく食んで口づけると、ラルフ様もキスを返してくれた。戸惑うような口づけが、噛みつくような荒々しい口づけに変わり。口内をぶ厚い舌が蹂躙する。ラルフ様の舌、ぬるぬるして気持ちいい。 
 はあっはあっとお互いの息にすら快感を拾ってしまうの。 
 固まっていたおちんちんが中で更に大きく膨らんで、力強く動き出して。 
  
どちゅん、どちゅん、どちゅん、バァン。バァン。 
 はあっはあ!チュッチュッ、チュッ。 

 上から下から艶音しか聞こえなくて聴覚さえも犯されて。ただただ気持ちよくて。ラルフ様とくっいてる唇と唇、肌と肌、おまんことおちんちんが溶けてひとつになってしまったみたい。 
 
「ら、らるふさま!そこはらめー!」 
「はあ、くっ、子宮が完全に下りてきてるな。ほらココ気持ちいいな?」 
 知られた弱い場所を攻められ子宮が戦慄く、快感が全身を支配して、甘くイキ続けてる。パンパンの風船のように今にも弾けてしまいそう。ラルフ様のおちんちんが執拗に子宮口を打ち付けて。まるで入れろと言ってるみたい。 
 ラルフ様のおちんちんもびくんびくんと跳ねて限界が近いって教えてくれてる。 
  
「あああんっー!ら、らるふさま、い、一緒に、ああっ!!ーーーーああ、いくーー!! 
 
「ああっ!一緒にいこう!ぐっぐっ!」 

 ラルフ様のおちんちんが私の中で爆ぜて、ビュービューと精子を吐き出した。勢いの良い吐精が熱くて気持ちよくて、白く限界だったら私もラルフ様と一緒に淫美な波に飲み込まれ簡単にイッテしまったの。 



 
 
◇◇◇  



 パン屋の朝は早い。 

出来立てのふわふわパンを棚に丁寧に並べていく。 
 はあっ、と私はため息をついた。おちんちんの妖精としてラルフ様に治療する夢をみてからーーもう二週間経った。 
  
 あの一夜の夢は素晴らしかった。質感も熱量も感じる、リアルすぎるおちんちん。 
 妖精としてラルフ様を最後まで治療して、起きたら自室だったの。 
 素っ裸でベッドの上、おまんこびしょびしょの有り様で風邪をひいてしまった。
  
 はー。ラルフ様のおちんちん立派だったわ!今、思い出すだけでも、体が熱くなる。ラルフ様のせいで、愛しのマイディルドで満足出来なくなってしまった。
 
 開店まで少し時間がある、ムラムラした私は2階の自室に戻るとパンツを抜いてベッドに横になったの。 
 おまんこに手を伸ばすとクリを押し潰して、中に指を沈める。ぐちゃぐちゃと中を刺激しながら、切なくて無意識に名前を呼んでしまった。 

「あっ、はんっ!ラルフ様」 

「俺を呼んだか?」 

「は?えっ!!ラルフ様っ!嘘!!ど、どどどどこに?」キョロキョロと部屋を見回しても誰もいない。 
 
「おい!俺はここだぞ」 
 ラルフ様の声に誘われ自分の下半身に目線を下げるとそこにあったのは………。 

「これは面妖だ……お前の居場所を探してくれと頼んだか、今度は俺が妖精のおまんこになるとはな」 

 中指を差し込んでいたはずのそこがパクパク口を開けて、ラルフ様の声で喋ったの。


 
end
 

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