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酔っぱらい sideラッセル
しおりを挟むミサキは俺の背中に豊満なおっぱいを潰し、押し付ける。しっとりと肌に吸い付く柔らかさだ。
くうっ、背中が……熱い。
身を寄せたミサキの柔肌に全意識が集中する。骨すら脆い、脆弱な生き物。
硬くなった頂きを擦り付けながら、左手は俺の腹に回され、臍の周りの毛皮を逆立て何かを探すように緩慢に動かす。彼女の手は飽きることなく俺の腹から胸を撫で続けた。
「……はあっ。なんて、ふかふか、もふもふ。うふふ、したわせーっ」
丁度、肩甲骨の間の背骨に彼女の艶かしい吐息が当たり、皮膚が粟立つ。
「ぐ、うっ。……はっ、」
劣情を煽られ、耐えていた俺の一物は下衣を押し上げ、無遠慮に勃ちあがった。
痛ましいほど怒張したソレは臍まで剃り返り、腹を撫でるミサキの手の甲に当たる。
「あへ?たきまくらに硬い棒生えてる?」
「ミサキ……駄目だっ……がっ、くっ!」
あろうことか、ミサキは一物をがっちり握り締めると引っ張った。強烈な刺激にミサキの小さな手の中、どくりと脈打ち、無意識に腰が揺れた。
「あれ?……あれ?取へない」
ずりり……ずり、引っこ抜こうと何度も一物を擦り上げれば、腰椎から脳天に這い上がるもどかしい射精感に襲われる。
「は、はっ……や、止めろミサキ!す、擦るな!で、出るぞ」
はあと上がる息、俺は一物を引っこ抜こうとするミサキの左手首を掴んで、引き剥がす。これ以上なぶられたら確実に…出る。
「あ、へ?硬いの…ラッセルのおチンチン?」
「そ……そうだ俺のだ!くっ……後生だから触わるなっ」
「………ひ、酷ひわ、ふわもふ、触りたいのに……うわーん!ラッセルのいじわる~!冷血漢~!」後ろから癇癪を起こす幼子のように背中を叩かれた。
「お、おい、泣くな……意地悪などしてないぞ……はあ……ミサキは泣き上戸か?」
「ひっく、ちがうもの!」
ミサキは上半身を起こした。アルコールで白い肌はうっすら朱色に染まり、ふらつきながらベッドの上を這う。そして俺の背中側から正面に移動して来た。彼女が移動してくる間、違う今この時も、俺の視線は水風船のように揺れる2つの膨らみに固定されたまま……。
俺がトドメ色と揶揄し、腹を立てたミサキが頑なに秘めていた場所がいとも容易く披露された。
俺の手に有り余る大きさ。頂きは確かにピンクではないが、完熟した果実が食べてと誘っているかのような深い色と口に含みやすそうな丸い形。
これは……凄い、旨そうだ。
…………ごぎゅりと喉が鳴る。
今日が閨の日なら、この場所が白の塔でなければ……今すぐ、押し倒してむしゃぶりつき、揉みしだいたことだろう。伸ばしかけた手に噛み付き、俺は辛うじて理性を保つ。
「ラッセルくん、噛んじゃめですよ!ほら、いらいの痛いのー、飛んれいけー!」
孤児院の子どもをあやすように、噛み跡の付く手をとると、旨そうな膨らみの前で優しく擦り始めた。頂きに触れそうなほど近い……俺の理性の限界も近い。
「は、離せ!ミサキ!!」
力を込めて振りほどけば、彼女の体は軽い音と共に仰向けにベッドに転がった。
「…………酷い!ひどい~!やっぱりおばさんの私に触られるの嫌なんだ……私は触りたいし見たいのにー!ラッセルはドドメ色の私の体なんて、見たくないんだ~!」足をバタつかせ癇癪を起こす。
「違うぞ、嫌なわけなどない!ミサキは魅力的だ。触りたいし見たいぞ」
「へ?ラッセル、見たいの?」
「……ああ、始めにミサキをドドメ色と揶揄した俺を殴りたいぐらいだ……見たかった」
「ふふん、へー、見たかったんだー。反省して偉いねーラッセルくん。……素直な子は…好きよ」
ミサキは艶を含んだ小声で囁くとするりと下穿きを脱いだ。
驚き、二の句が告げない俺の前で股を開く。ミサキは、両手で合わさった花ビラを割り開き、秘めたる場所の最深部を俺に見せつけた。
毛のない彼女の体にひっそりと生えた三角形の淡い茂み。その下くぼ地から覗くぷっくり育った肉の芽。左右非対称の厚みのあるヒダ。中心には、口をゆるりと開けた肉穴から、蠢く濡れた粘膜さえ見えた。誘うように扇情的に揺れるミサキの中。
入れたい………入れて、めちゃくちゃ犯す。
先走り溢れた一物で抉り啼かす。はあはあと焼けつく衝動。牙を剥き出しミサキを睨んだ。
「――――ぐぐっ、ミサキお前!俺に襲われたいのか?」
「………ラッセル、私を襲いたいの?」
ミサキは不思議そうな顔をしたのち、日だまりのように微笑んだ。
そして、両手を広げて豊かな肢体を差し出すように「はい、どーぞ!ぎゅー」と言った。
――――――――ドクンっ!
全身の毛が逆立ち、尻尾は三倍の太さに膨らむ。
この場が神聖な白の塔であること、閨の日ではないことなどは、俺の頭から消し飛ぶ。領主としての矜持はもはやない。ただ目の前に差し出されたご馳走を喰らうことしか考えられない。
俺は唸り声をあげ、ミサキにのし掛かった。
自らの質量で横に広がる柔肉を真ん中に寄せ掴み、揉みしだけば、俺の太い指は柔らかさに沈む。指の動きに合わせ波打ち形を変え、まるで別の生き物のような、心地好いおっぱいに夢中になる。
「クソ、こんな良いものを……今まで隠してたんだな?」責めるように、旨そうな先を指で捏ね弾く、ミサキは甘く声をあげながら震えた。
「ああっ、先、気持ちいい……もっと触って」
突き出すように差し出す双丘を下からやわやわ揉みながら、熟れて硬くなった先を指のはらで円を描くように優しく擦る。もどかしいのかミサキは体をくねらせた。
「あっ、はあっ。ラッセル。もっと強く」
「こうだな?」
「ふあ!!」希望通りに強く摘まめばミサキの体が跳ねた。煽られた仕返しのように赤く熟れた、そこばかりをねっとり捏ねたてた。俺に与えられた快楽に合わせビクビクと身悶えるミサキが………愛おしい。
「はあっ、ち、乳首ばっかり苛めないで……し、下も……あっ、おまんこも触ってぇ」切ない声に導かれ秘肉の割れ目に手を差し込む。すでに濡れて充分すぎる、淫液に手の毛皮が染まる。
「触らなくても、濡れてるぞミサキ?」
淫液を潤滑油に肉芽を擦り攻める。充血した芽を指先でつつくと洪水のように汁が溢れた。
「はあん。気持ちい、ああん、気持ちいいから、で、出ちゃうの~っ!!ダメだからー!」
逃げる腰を捕らえ、閉じようとする太ももを押さえつければ、肉感的な太ももに指が沈む。
「クソ!何処もかしこも………柔らか過ぎだ!」
ヌプっと肉穴に指を埋没させた。指を喰おうと蠢く、中の粘膜を擦り、ミサキの快楽を探る。ぬぽぬぽと動かせば、ある一ヵ所で歓迎するように肉壁が硬く締まり震えた。
「ココが良いんだな?」
繰り返し刺激すれば、ミサキは甘く啼き腰を持ち上げ、体を弓なりに反らす。
「あ、あっ、ひう!ソコ弱いの、ああ!気持ちいいのー。はあっ、もっとしてぇ、イキたいの~っ!くうっ!」
「遠慮しなくていいぞ………イケ!ミサキ!」刮げとるように充血した肉芽を潰すと、ミサキはカクカクと震えた。
「―――――――っあああ!!」俺の指を喰い絞め、全身を戦慄かせてミサキは絶頂した。
ミサキの荒い息に合わせ、豊かなおっぱいが上下する。
更にしどどにぬかるみ、名残惜しそうに絡むつく肉穴から指をゆっくり引き抜く。汁まみれの指を舐めてから、絶頂の残り火に震える太ももを割り開く。
くぱくぱと物欲しそうな穴。
そこに、はち切れんばかりに赤黒く怒張した、一物の先を押し付けた。
「ら、ラッセル。はあ、ま、待ってっ!イッたの、い、今はダメだからっ!」
「物欲しそうに誘っておいて!何がダメだのだ?待てるわけなかろうが!!」
唸り声をあげながら、ミサキの中に沈んでいく。俺の一物がゆっくりとミサキの狭い入り口を限界まで広げ、粘膜に喰われて行くのを、この目に焼き付けた。繋がる瞬間、見たかった卑猥な光景……入れただけで腰が溶けてしまいそうだ。
「――――あっ!あ、んんん!」またイッたのか、ミサキの中が収縮し、俺を締め上げ絡み付く。
長く保つはずなどない……仰け反るミサキの腰に手を回し、上半身を持ち上げた。俺の上に座らせ下から奥を突き上げた。ミサキは俺の首に手を回し、甘く喘ぐ。
パンパンと穿つたびに、肉と肉がぶつかる。ミサキの中が蕩けるように俺に絡み付く。俺の先走りとミサキの汁が混ざり合い、一つになって流れる。ミサキの柔らかいおっぱいと俺の胸板が密着し、穿てば擦り合わされた。
気持ちよすぎだ……夢中で突き上げミサキの体を揺さぶった。
「あ、ああっ。ラッセルダメ、ダメ!揺すらないでー!」ミサキの切羽詰まった、甘い声。
「ダメじゃないだろう?そろそろ出すぞ!」
「ち、違うの…………き、気持ち悪い………吐く、吐くわ……うっぷ」ミサキは口元を押さえた。
「な、なんだと!!」
◇◇◇
「……はあ。眠ったのかミサキ?」
吐いて疲れた彼女から、穏やかな寝息が聞こえた。俺は擦っていた背中から手を離し、切なくミサキを見つめた。
最後まで出来なかった……俺はミサキの中に射精出来ず、中途半端に燻ったままだ。
肉欲は未だ衰えず一物は緩く立ち上がった状態だが、寝込むミサキを襲うなど論外だった。
はあ、神聖な白の塔で最後までやらなかったと喜ぶべきなのか?
俺は重い体を引き摺るように、浴室に向かった。ミサキの体や中の感触を思いだし、何度も何度も一物を扱き精子を出す。
…………空しい。
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