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媚薬②
しおりを挟む「はあはあ……あっ。先輩っ。すいませんっ」
ザビーダは、僕の前で射精してしまった羞恥と快楽に押し流された余韻に震えながら。それでも律儀に僕に謝罪した。
「大丈夫……ザビーダは悪くないよ。全部媚薬のせいだからね。これは治療だよ」
真面目だな。早く流されたら楽だろうに。
優しくザビーダに諭していると、瞳がギラリ光り、ゼーゼーと息があがる。程なく夏の夢華の催淫作用に支配された。沸騰したような顔、快楽をむさぼり尽くしたい激情が、ザビーダの冷静な思考力を根こそぎ奪う。
「あっ、……も、もっと……うっ」
再び、熱く硬く雄々しく立ち上がる陰茎が、先ほど出してお漏らしのように濡れたスカートにぴったり張り付き、その大きさを鮮明に表した。
なんて大きい。
それになんて美味しそうな臭いなんだろう。触覚が臭いを敏感に嗅ぎとる。
ああっ早く、その味を知りたい。
きゅうと雌の部分が欲しいと訴える。涎のように淫蜜を垂らす。
「もっと、してもいいの?嫌じゃない?」
「だっ、出したい…です。先輩っ~~っ」
腰を揺らし切なく見つめられて。
いつもは真面目で小言の多いザビーダが僕におねだりをしている。
初めて見る情欲の顔。圧倒的な優越感に気を良くした僕は、ザビーダのスカートの中に潜り込んだ。
ムワっとする雄の臭いが中に充満する。酔いそうなほど濃厚に臭い。
濡れて絞れそうな下着を一気に下ろすと、ぶるんと雄臭く濡れた陰茎が出てきた。
「……あっ」
一瞬、びくりとザビーダの体が強張った。やっぱり他人に見せることに抵抗があるのだろう。騎士団のお風呂は皆が寝静まってから入っているしね。
ザビーダの陰茎は立派だった。
先端はツルッと丸い。カリ高で肉竿が大きく太く長い。女の子を啼かせまくれそうな素晴らしい一品。僕も欲しいぐらい。
「へ、変じゃ…ないですか?」
「変じゃないよ……ザビーダのおちんちん、とっても素敵で……美味しそうだ」
ペロリっ。
精子まみれでホカホカの湯気の出そうな陰茎に舌を這わせる。ペロペロと反応を伺いながらゆっくりと。
「あっ、くっ、ああっ!!、舌がっ!!そ、そんな舐めるなんてっ、ああっ、き、汚いです。んんっ」
「あっ。ん~。ちゅ。き、汚くないよ!ペロッ、ペロッ。ジュルジュル……美味しくて、舐めるの、じゅぷ。止まらないよっ!」
「ああっっ~~っ。」
声が愉悦に惚けてきた。ふふっ、良かった、気持ちよさそうだ。
反り返った肉筒にねっとり舌を絡めて舐めた。次に魚の口のようにパクパクする鈴口を舌先で刺激する。口奥に咥えて頭を上下し追撃する。びくびく震える陰茎が口の中で脈打ち更に大きくなる。大きすぎて根元まで咥えられない。スカートの中に熱がこもり、目の前にある鍛えられた腹筋に汗が滴った。
手で陰嚢を持ち上げ触ることも忘れない。トロリトロリと溢れてきた、我慢汁。全然我慢出来てないその汁を口を啜った。
「ぐっ!あっっ!!また、で、出ますっ!!先輩っ!口を離して下さいっ!」
「~~んんっ!」
身動ぎし僕の口から陰茎を抜こうとするザビーダの尻肉をわしつかむ。
こんなに美味しいのに、逃がすわけない。口をすぼめえづく寸前まで奥に咥えて、ザビーダの陰茎を責め立てる。
「ああああっっ!!んっ!ぐっーー!!」
ぬぽぬぽ、ジュルジュルと卑猥な音を奏でて。偶然限界だったザビーダの陰茎は僕の口の中で盛大に爆発し、どぷゅどぷゅどぷゅんと多量の精を僕の口の中、放出した。
ああっ、凄いよ。
熱い……美味しい。
火傷しそうに濃厚な精子が口から溢れる。うっとりと唇を滑り落ち、首筋に流れる感覚を享受する。 多量すぎるよ。そっと口許を押さえた。
「はあはあ……っ!先輩っ!大丈夫ですか?」
ザビーダは、慌ててスカートを捲りあげると口許を押さえる僕を見て青ざめた。
「んっ?」
「すいませんっ!そんなの早く出して下さい!」
枕元にあったのか僕にタオルを差し出した。タオルは受け取らなかった。もったいないもん、タオルになんか出さないよ。
戸惑うザビーダの視線を意識する。目を細め味わいながら、こくりこくりと嚥下した。
「なっ!?先輩」
ザビーダが驚き、これでもかと目を大きく見開く。その間抜けな表情も初めてかも。新しい発見のように嬉しくて、僕は悠然とザビーダに微笑んだ。
「ふふっ、ザビーダの美味しかったよ。ごちそうさま」今度こそタオルを受け取り口許を拭く。
「ーーーーーーっ!」
ドンと肩を押され、乱暴にベッドに転がされた。タオルが宙を舞う。
「え??」
一瞬何が起こったのか理解出来ず体を起こそうとした僕にザビーダが覆い被さる。
ふーっ、ふーっと肉食獣の荒い息。睨み殺されそうな眼孔。上に乗った体は燃えるように熱かった。
「ザビーダ……大丈夫か?」
苦しそうな息使いに心配になりそっと頬に触れる。
「っ!こんなときまで、俺の心配ですか?先輩は、これから俺に犯されるのに余裕ですね?」
破くように僕のネグリジェの前をはだけさせ、小ぶりなおっぱいを露出させた。ザビーダの両手にすっぽり収まるサイズのおっぱいをふにふに揉まれて。
ああ、おっぱいじんじんして感じちゃうよ。
つんと立ち上がり勃起したような乳首をきゅっと強く摘ままれる。
「あんっ!犯してくれるの?嬉しいな。待ってたんだからぁ」
ザビーダの首に腕を回して抱きつく。腰をくねらせ、硬く勃起した陰茎を淫蜜でトロトロの膣口に自ら擦りつける。入れてと淫らなおねだり。粘液が擦れる。これだけでも気持ちいい。でも、奥が火照ってどうしようもなくて。
「んっ、早くっ!ザビーダの硬い大きなおちんちんで僕を満たして!!君のが欲しいのっ!」
腰をぐっとわしつかまれ、ズドンと力強くザビーダの陰茎が僕の中を貫いた。ずんずんと容赦ない鋭い突き上げて体が浮く。
「こ、怖がらせたくなくて、くっ!我慢してたんですよ!でも、先輩が煽るから悪い!!ああっ!中、うねうねしてるっ!はあはあ。凄く、くっ。き、気持ちいいです!」
「あああんっ!!すごいよっ!!ザビーダのおちんちんっ!!奥まで届いてるよーーっ!僕の弱い所付いてるよ。あ、あっ!こんなの、すぐイクっ!イっちゃうよっ!僕~~っ!!」
太くて硬い陰茎が膣壁を余すところなく、ゴリリと擦りあげる。甲高のカリが僕の気持ちいい場所を狙い済ましたかのように、押し上げる。
気持ちいいっ!気持ちいいよ。
快楽に押し流されて、パチパチと白く溶けた頭に火花が散る。
「はっ。くっ。もっと!き、気持ち良くなってくださいっ!先輩っも」
切なく息を吐くザビーダは、凄絶に色っぽくって。僕の雌部分が熱くなって、きゅっとザビーダを搾り取る。ザビーダは見たら萎えるだろうからと縮めて隠していた恋矢を掴んだ。あろうことかソレを扱き始めた。じゅぷじゅぷと僕の粘液を潤滑油にして育ててしまう。
「先輩の、雄も出して下さいっ!」
執拗に雄の部分さえ責め立てられて、射精感が腰から脳天に突き上げる。同時に下から、雌の部分をずんと突かれ蹂躙されたら。もう、堪らないよ。下半身が、気持ち善すぎて、おかしい。ただただ蕩けて、だらしなく嬌声をあげる。涎を、鼻水を結合部から淫液を撒き散らす淫獣になったかのように。
「はーっ。せ、先輩っ!くっ。はああ。また、で、出ます!先輩の子宮の中に出しますっ!あっ、ど、どうか一緒にっ!」
「うんっ!!ぼ、僕~っ!!い、イクから~っ!!ああああああーーーっ!」
足をピンとさせ、僕は絶頂するとともに、ピュル、ピュルと恋矢から射精した。
そのとたん、膣壁が痙攣しザビーダの陰茎を圧縮した。ザビーダは、うめき声をあげながら熱く煮えたぎる精子を僕の子宮に盛大に撒き散らした。
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