1 / 23
夢
しおりを挟む
「どう、エミカ! 俺が作ったんだよ?」
俺はエミカの頭にそっとシロツメクサで作った花冠をのせる。
エミカは花が咲いたような笑顔をふわりと浮かべる。
「ありがとうございます、カイト様。とても嬉しいです」
エミカが笑顔だと俺も笑顔になれる。
この笑顔は、俺が守っていきたい。
そう誓った。
――久しぶりに夢を見た。
とても懐かしい夢だった。疲れた体と精神に温もりをくれた。
エミカは今、俺の傍にいない。エミカが王宮を出ていって1年と2ヶ月20日経った。
そしてまだ、どこにいるのか、把握できていない。
だが、必ず見つけ出す。そして、次は絶対に離したりしない――
俺はエミカの頭にそっとシロツメクサで作った花冠をのせる。
エミカは花が咲いたような笑顔をふわりと浮かべる。
「ありがとうございます、カイト様。とても嬉しいです」
エミカが笑顔だと俺も笑顔になれる。
この笑顔は、俺が守っていきたい。
そう誓った。
――久しぶりに夢を見た。
とても懐かしい夢だった。疲れた体と精神に温もりをくれた。
エミカは今、俺の傍にいない。エミカが王宮を出ていって1年と2ヶ月20日経った。
そしてまだ、どこにいるのか、把握できていない。
だが、必ず見つけ出す。そして、次は絶対に離したりしない――
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
19
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる