17 / 17
番外編
しおりを挟む
【エレアとエルをくっつけ隊】
「第十五回、エレアノールとエルンスト様の現状報告会を始めます」
厳かな雰囲気の中、『エレアとエルをくっつけ隊』の会長はそう口を開いた。それを皮切りに、会員たちが各々意見を述べ始める。
「会長。婚約破棄作戦は成功したのですか? 今朝、エレアノール様とエルンスト様が共に歩いている姿を見ました。エルンスト様はとてもお幸せそうに微笑んでいらっしゃって、眩しさで目が潰れるかと思いましたよ」
「エレア様エル様マジ神。一生推す」
「婚約破棄ブームを流行らせたかいがありましたね。あとは、お二人がお互い想いを伝える環境を整えることができたら、次の段階に進めるのではないのでしょうか」
「エレア様俺と結婚し」
「こいつはあとで絞めておきます。今朝のお二人の姿は自分も目にしました。あれは完全に恋人。もっとお二人が触れ合う場面を見たいです」
会長は頷きながら話を聞き、かっと目を見開いた。
「婚約破棄作戦は大成功しました」
会員たちが湧く。それを当然のように受け止めた会長は、片手を上げて会員を鎮まらせる。
「皆が二人の次段階を見たいのはよく分かります。わたくしだって、真っ先に見たい。ですが今までのことから分かるように、二人はとても奥手です。なんなら、エレアノールは自分の恋心を自覚してすらいないのです。先ずやるべきこととしては、彼女に想いを自覚させること。つまり、嫉妬作戦が有効なのです!」
「おお! 流石会長!」
薄い赤色の髪を揺らしながらうむうむと鷹揚に頷いた会長は、隣で絶えずペンを動かしている者に声をかけた。
「絵の進行具合は?」
「只今筆が乗って、止まりません! わたくし、エレアとエルンスト様が最推しだから、この二人を書きたくて書きたくてたまらなかったですよ! この前エルンスト様とお会いした時、彼の目を間近で見ることに成功したのです。あの目は良い。エレアのことしか頭になくて、暗く陰っていました。ヤンデレは至高、ヤンデレは正義!」
ヤンデレ主義の桃色の髪の絵師はその後も愛を語り続け、みるみると絵が完成していく。二人が触れ合うその絵を見た会員たちは、我こそがその絵を手に入れると意気込んでいる。
「わたくしの新作小説も筆が止まらない状態だわ。もう少しで、皆に読んでもらえると思います」
今までになく会員たちが盛り上がる。彼らが近くの会員たちと意見を交流させていると、会長はおもむろに立ち上がった。
「エレアの様子を見てきますわ。嫉妬作戦がどういう感じで進んでいるか、気になりますもの」
「我ら一同、結果を楽しみに待っております!」
それから約三十分後。この部屋は、歓喜に包まれることになる。
数日後には、世間で新作の恋愛小説が広まることとなる。主人公は鈍感な少女、ヒーローはヤンデレで愛が重い青年であるらしい。その小説には挿絵があり、ヤンデレさが際立っているそのイラストは、高値で取引されている。
【甘すぎるわたくしの婚約者】
「可愛い。このまま食べてしまいたい」
最近流行だという食べさせあいっこを試していたわたくしは、エルンスト様に真っ赤なイチゴを差し出すと、指ごとパクリと食べられてしまい心臓が飛び出るかと思いました。
彼が言った、食べてしまいたいという言葉は、物理的に叶えられてしまうという危険性を考えておいたほうがいいかもしれません。
「今度、『婚約破棄』という演劇を観に行きましょう」
わたくしの指を食べた犯人は、悪気がなさそうににこにこと笑みを浮かべたまま話を逸らします。『婚約破棄』というのは、巷で有名な『婚約破棄すると言ったら、婚約者がヤンデレでした』というタイトルの恋愛小説の略語です。
作者は未明ですが、確実にセルナでしょう。だって、一度この小説をちらりと呼んだことがありますが、見覚え聞き覚え身に覚えがありすぎて、羞恥心から最後まで読むことができませんでした。
それが演劇化されたものを観に行くなんて、わたくしは恥ずかしすぎて死んでしまうかもしれません。
「絶対に、嫌です!」
「エレアは僕と演劇を観に行くのは嫌かい?」
しゅん、と落ち込んだ様子を見せるエルンスト様を見ると、すぐに言ったことを訂正したくなります。が、これは罠です。彼はいつもわたくしを騙すのです。
「エル様と演劇を観るのが嫌なわけではありません。『婚約破棄』を観るのが嫌なのです」
「そうなのか……。あれは僕とエレアがモチーフになっているらしいから、興味があったんだよね」
エルンスト様は、案外すんなりと引いてくださいました。というか、わたくしたちをモチーフにするのなら、ちゃんと許可は得てほしいです。いや、よくよく思い出すと、わたくしは自分が小説のモチーフになることを彼女に許可を出したことがあるかもしれません。何をしているのですか過去の自分。
わたくしたちはいくつか勘違いをしていたので、あれからは誤解を生まないよう丁寧な説明を心がけています。お互い早とちりしやすい性格らしく、勝手に勘違いして勝手に傷つくことが多いのです。
「流行も悪いものじゃないよね」
「……? どういうことですか?」
「エレアは可愛いってことだよ」
エルンスト様の言葉の意味を知りたかったのに、返ってきたのはいつもの殺し文句。
くすくすと耳元で笑われ、恥ずかしさとからかわれることへの悔しさでいっぱいになります。
「次は何をしてもらおうかな……」
髪に編み込まれた赤いリボンに触れながら、エルンスト様は何やら呟きました。
わたくしはどちらかというと、流行に踊らされているというよりかは、エルンスト様に踊らされているのでしょう。
……悔しいですが、彼が嬉しそうなら、わたくしは彼の手のひらで踊ることにしましょう。
「第十五回、エレアノールとエルンスト様の現状報告会を始めます」
厳かな雰囲気の中、『エレアとエルをくっつけ隊』の会長はそう口を開いた。それを皮切りに、会員たちが各々意見を述べ始める。
「会長。婚約破棄作戦は成功したのですか? 今朝、エレアノール様とエルンスト様が共に歩いている姿を見ました。エルンスト様はとてもお幸せそうに微笑んでいらっしゃって、眩しさで目が潰れるかと思いましたよ」
「エレア様エル様マジ神。一生推す」
「婚約破棄ブームを流行らせたかいがありましたね。あとは、お二人がお互い想いを伝える環境を整えることができたら、次の段階に進めるのではないのでしょうか」
「エレア様俺と結婚し」
「こいつはあとで絞めておきます。今朝のお二人の姿は自分も目にしました。あれは完全に恋人。もっとお二人が触れ合う場面を見たいです」
会長は頷きながら話を聞き、かっと目を見開いた。
「婚約破棄作戦は大成功しました」
会員たちが湧く。それを当然のように受け止めた会長は、片手を上げて会員を鎮まらせる。
「皆が二人の次段階を見たいのはよく分かります。わたくしだって、真っ先に見たい。ですが今までのことから分かるように、二人はとても奥手です。なんなら、エレアノールは自分の恋心を自覚してすらいないのです。先ずやるべきこととしては、彼女に想いを自覚させること。つまり、嫉妬作戦が有効なのです!」
「おお! 流石会長!」
薄い赤色の髪を揺らしながらうむうむと鷹揚に頷いた会長は、隣で絶えずペンを動かしている者に声をかけた。
「絵の進行具合は?」
「只今筆が乗って、止まりません! わたくし、エレアとエルンスト様が最推しだから、この二人を書きたくて書きたくてたまらなかったですよ! この前エルンスト様とお会いした時、彼の目を間近で見ることに成功したのです。あの目は良い。エレアのことしか頭になくて、暗く陰っていました。ヤンデレは至高、ヤンデレは正義!」
ヤンデレ主義の桃色の髪の絵師はその後も愛を語り続け、みるみると絵が完成していく。二人が触れ合うその絵を見た会員たちは、我こそがその絵を手に入れると意気込んでいる。
「わたくしの新作小説も筆が止まらない状態だわ。もう少しで、皆に読んでもらえると思います」
今までになく会員たちが盛り上がる。彼らが近くの会員たちと意見を交流させていると、会長はおもむろに立ち上がった。
「エレアの様子を見てきますわ。嫉妬作戦がどういう感じで進んでいるか、気になりますもの」
「我ら一同、結果を楽しみに待っております!」
それから約三十分後。この部屋は、歓喜に包まれることになる。
数日後には、世間で新作の恋愛小説が広まることとなる。主人公は鈍感な少女、ヒーローはヤンデレで愛が重い青年であるらしい。その小説には挿絵があり、ヤンデレさが際立っているそのイラストは、高値で取引されている。
【甘すぎるわたくしの婚約者】
「可愛い。このまま食べてしまいたい」
最近流行だという食べさせあいっこを試していたわたくしは、エルンスト様に真っ赤なイチゴを差し出すと、指ごとパクリと食べられてしまい心臓が飛び出るかと思いました。
彼が言った、食べてしまいたいという言葉は、物理的に叶えられてしまうという危険性を考えておいたほうがいいかもしれません。
「今度、『婚約破棄』という演劇を観に行きましょう」
わたくしの指を食べた犯人は、悪気がなさそうににこにこと笑みを浮かべたまま話を逸らします。『婚約破棄』というのは、巷で有名な『婚約破棄すると言ったら、婚約者がヤンデレでした』というタイトルの恋愛小説の略語です。
作者は未明ですが、確実にセルナでしょう。だって、一度この小説をちらりと呼んだことがありますが、見覚え聞き覚え身に覚えがありすぎて、羞恥心から最後まで読むことができませんでした。
それが演劇化されたものを観に行くなんて、わたくしは恥ずかしすぎて死んでしまうかもしれません。
「絶対に、嫌です!」
「エレアは僕と演劇を観に行くのは嫌かい?」
しゅん、と落ち込んだ様子を見せるエルンスト様を見ると、すぐに言ったことを訂正したくなります。が、これは罠です。彼はいつもわたくしを騙すのです。
「エル様と演劇を観るのが嫌なわけではありません。『婚約破棄』を観るのが嫌なのです」
「そうなのか……。あれは僕とエレアがモチーフになっているらしいから、興味があったんだよね」
エルンスト様は、案外すんなりと引いてくださいました。というか、わたくしたちをモチーフにするのなら、ちゃんと許可は得てほしいです。いや、よくよく思い出すと、わたくしは自分が小説のモチーフになることを彼女に許可を出したことがあるかもしれません。何をしているのですか過去の自分。
わたくしたちはいくつか勘違いをしていたので、あれからは誤解を生まないよう丁寧な説明を心がけています。お互い早とちりしやすい性格らしく、勝手に勘違いして勝手に傷つくことが多いのです。
「流行も悪いものじゃないよね」
「……? どういうことですか?」
「エレアは可愛いってことだよ」
エルンスト様の言葉の意味を知りたかったのに、返ってきたのはいつもの殺し文句。
くすくすと耳元で笑われ、恥ずかしさとからかわれることへの悔しさでいっぱいになります。
「次は何をしてもらおうかな……」
髪に編み込まれた赤いリボンに触れながら、エルンスト様は何やら呟きました。
わたくしはどちらかというと、流行に踊らされているというよりかは、エルンスト様に踊らされているのでしょう。
……悔しいですが、彼が嬉しそうなら、わたくしは彼の手のひらで踊ることにしましょう。
148
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【完結】離婚を切り出したら私に不干渉だったはずの夫が激甘に豹変しました
雨宮羽那
恋愛
結婚して5年。リディアは悩んでいた。
夫のレナードが仕事で忙しく、夫婦らしいことが何一つないことに。
ある日「私、離婚しようと思うの」と義妹に相談すると、とある薬を渡される。
どうやらそれは、『ちょーっとだけ本音がでちゃう薬』のよう。
そうしてやってきた離婚の話を告げる場で、リディアはつい好奇心に負けて、夫へ薬を飲ませてしまう。
すると、あら不思議。
いつもは浮ついた言葉なんて口にしない夫が、とんでもなく甘い言葉を口にしはじめたのだ。
「どうか離婚だなんて言わないでください。私のスイートハニーは君だけなんです」
(誰ですかあなた)
◇◇◇◇
※全3話。
※コメディ重視のお話です。深く考えちゃダメです!少しでも笑っていただけますと幸いです(*_ _))*゜
※AI不使用です。
結婚5年目の仮面夫婦ですが、そろそろ限界のようです!?
宮永レン
恋愛
没落したアルブレヒト伯爵家を援助すると声をかけてきたのは、成り上がり貴族と呼ばれるヴィルジール・シリングス子爵。援助の条件とは一人娘のミネットを妻にすること。
ミネットは形だけの結婚を申し出るが、ヴィルジールからは仕事に支障が出ると困るので外では仲の良い夫婦を演じてほしいと告げられる。
仮面夫婦としての生活を続けるうちに二人の心には変化が生まれるが……
【完結】冷遇・婚約破棄の上、物扱いで軍人に下賜されたと思ったら、幼馴染に溺愛される生活になりました。
天音ねる(旧:えんとっぷ)
恋愛
【恋愛151位!(5/20確認時点)】
アルフレッド王子と婚約してからの間ずっと、冷遇に耐えてきたというのに。
愛人が複数いることも、罵倒されることも、アルフレッド王子がすべき政務をやらされていることも。
何年間も耐えてきたのに__
「お前のような器量の悪い女が王家に嫁ぐなんて国家の恥も良いところだ。婚約破棄し、この娘と結婚することとする」
アルフレッド王子は新しい愛人の女の腰を寄せ、婚約破棄を告げる。
愛人はアルフレッド王子にしなだれかかって、得意げな顔をしている。
誤字訂正ありがとうございました。4話の助詞を修正しました。
誰も愛してくれないと言ったのは、あなたでしょう?〜冷徹家臣と偽りの妻契約〜
山田空
恋愛
王国有数の名家に生まれたエルナは、
幼い頃から“家の役目”を果たすためだけに生きてきた。
父に褒められたことは一度もなく、
婚約者には「君に愛情などない」と言われ、
社交界では「冷たい令嬢」と噂され続けた。
——ある夜。
唯一の味方だった侍女が「あなたのせいで」と呟いて去っていく。
心が折れかけていたその時、
父の側近であり冷徹で有名な青年・レオンが
淡々と告げた。
「エルナ様、家を出ましょう。
あなたはもう、これ以上傷つく必要がない」
突然の“駆け落ち”に見える提案。
だがその実態は——
『他家からの縁談に対抗するための“偽装夫婦契約”。
期間は一年、互いに干渉しないこと』
はずだった。
しかし共に暮らし始めてすぐ、
レオンの態度は“契約の冷たさ”とは程遠くなる。
「……触れていいですか」
「無理をしないで。泣きたいなら泣きなさい」
「あなたを愛さないなど、できるはずがない」
彼の優しさは偽りか、それとも——。
一年後、契約の終わりが迫る頃、
エルナの前に姿を見せたのは
かつて彼女を切り捨てた婚約者だった。
「戻ってきてくれ。
本当に愛していたのは……君だ」
愛を知らずに生きてきた令嬢が人生で初めて“選ぶ”物語。
殿下に寵愛されてませんが別にかまいません!!!!!
さら
恋愛
王太子アルベルト殿下の婚約者であった令嬢リリアナ。けれど、ある日突然「裏切り者」の汚名を着せられ、殿下の寵愛を失い、婚約を破棄されてしまう。
――でも、リリアナは泣き崩れなかった。
「殿下に愛されなくても、私には花と薬草がある。健気? 別に演じてないですけど?」
庶民の村で暮らし始めた彼女は、花畑を育て、子どもたちに薬草茶を振る舞い、村人から慕われていく。だが、そんな彼女を放っておけないのが、執着心に囚われた殿下。噂を流し、畑を焼き払い、ついには刺客を放ち……。
「どこまで私を追い詰めたいのですか、殿下」
絶望の淵に立たされたリリアナを守ろうとするのは、騎士団長セドリック。冷徹で寡黙な男は、彼女の誠実さに心を動かされ、やがて命を懸けて庇う。
「俺は、君を守るために剣を振るう」
寵愛などなくても構わない。けれど、守ってくれる人がいる――。
灰の大地に芽吹く新しい絆が、彼女を強く、美しく咲かせていく。
他人の婚約者を誘惑せずにはいられない令嬢に目をつけられましたが、私の婚約者を馬鹿にし過ぎだと思います
珠宮さくら
恋愛
ニヴェス・カスティリオーネは婚約者ができたのだが、あまり嬉しくない状況で婚約することになった。
最初は、ニヴェスの妹との婚約者にどうかと言う話だったのだ。その子息が、ニヴェスより年下で妹との方が歳が近いからだった。
それなのに妹はある理由で婚約したくないと言っていて、それをフォローしたニヴェスが、その子息に気に入られて婚約することになったのだが……。
婚約者のことが大大大好きな残念令息と知らんふりを決め込むことにした令嬢
綴つづか
恋愛
――私の婚約者は完璧だ。
伯爵令嬢ステラリアの婚約者は、将来の宰相として期待されている筆頭侯爵令息のレイルだ。冷静で大人びていて文武にも長け、氷の貴公子などと呼ばれている完璧な男性。
でも、幼い頃から感情と表情が読み取りづらいのレイルの態度は、婚約者として可もなく不可もなく、ステラリアはどこか壁を感じていた。政略なこともあるが、引く手あまたな彼が、どうして平凡な伯爵令嬢でしかないステラリアと婚約を結び続けているのか、不思議で不安だった。
だが、そんなある日、偶然にもステラリアは見てしまった。
レイルが自室でベッドローリングをしながら、ステラリアへの愛を叫んでいる瞬間を。
婚約者のことが大好き過ぎるのに表情筋が動かな過ぎて色々誤解をされていた実は残念な侯爵令息と、残念な事実を知ったうえで知らんふりをすることにした伯爵令嬢のラブコメです。
ヒーローとヒロインのどちらかの視点で基本お話が進みますが、時々別キャラ視点も入ります。
※なろうさんにも掲載しています。
【完結】王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく
たまこ
恋愛
10年の間、王子妃教育を受けてきた公爵令嬢シャーロットは、政治的な背景から王子妃候補をクビになってしまう。
多額の慰謝料を貰ったものの、婚約者を見つけることは絶望的な状況であり、シャーロットは結婚は諦めて公爵家の仕事に打ち込む。
もう会えないであろう初恋の相手のことだけを想って、生涯を終えるのだと覚悟していたのだが…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる