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第一章 まさかの幽霊
転生 (1)
しおりを挟む死んだら異世界に転生していた。王道のシチュエーションである。転生した姿が人やら魔物やら色々あるだろう。
だが、私は皆に問いたい。
意識が覚醒し、辺りを見渡してみると、見たことの無い風景、見たことの無い場所に私はいた。
ああ……。私、死んで転生したのかな? それにしても、異世界転生って本当にあるんだなぁ。
前世(前世って言うとしっくりこないけど)で死んだことははっきりと思い出せる。うん。私死んでる。確実に死んでる。30階から落ちて生きている方が不思議だ。
新鮮な気持ちで何回か周りを見渡し、自分の姿を見て、私は発狂した。
私の身体、透明じゃねぇ―――――!?
―――転生先で直ぐに死んだら、どうなるんだろうね。
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