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第二百二十六話 討龍
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「テイル! アレ使え」
あぁ、あの刀ね。
俺は丁寧にあの刀を取り出す。 …なんかちょっと怖いし。
「相変わらずしっくりくるな…この刀」
「そいつは持ち主を選ぶんだよ。 良かったじゃねぇかそいつに選ばれたのは史上三人目だぜ」
えぇ、なんでそんな気性の奴渡したの…。
「オイ、そいつの最初の持ち主は三代目の勇者だぞ、テイルが気に入られても当然だろうが? そんな目で見んな」
「いやぁ…」
「Graaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!」
あ、ブレスを吐こうとして来ているな、片方は凶悪な爪を【暴食】に向かって振るおうとして予備動作に入っている。
ただモーションが大きい。
「邪龍ってのは動きがデカくて分かりやすいぜ。 片手でも止めれそうだぜ。 あぁ、そのベルゼビュートだが、そのブレスくらいなら喰らえるはずだぞ」
血肉しか喰らわないんじゃないのか?
「顔に出る癖治した方が良いと思うぜ」
「いや、それはどうしようも無いかもしれない」
「Guoooooooooooooo!!!!」
お、これは呪いのブレスね…。 多分威力自体は無いんだろうけど被弾したら…想像したくは無いな。
幾らこれだけの魔素を纏っていてもこれはタダじゃ済まないだろうな。
「オイ、ブレスを見つめてないでさっさとぶった斬れ!」
「はいよ」
「瞬閃」
一瞬でブレスは掻き消えた。
え、こんなあっさりと消える物なの?
「ま、そんなモンだよ」
「これ、生物を斬るの躊躇うよ…」
「躊躇わなかったら怖えよ。 今はそんな事言ってる場合じゃねぇだろ?」
「それもそうだな」
あれ? でもこの刀で邪龍とか呪刻龍斬ったら流石に駄目じゃない?
(大丈夫…だと思うぞ。 駄目だったら新たな者を生み出せば良い)
怖い事言ってない? と言うかこの二龍は必要なのか?
(一応秩序の為に必要とされて…いる)
口籠ったな。 龍神王様でも良く分かってないんじゃないか?
まぁ、良いって言われたし斬るか。
一度バックステップをし、空を蹴り加速。
錬金術で自分の周りの空気を分解してしまっているので摩擦が生じず減速はあまり無い。
そして呪刻龍は防御の為に魔素を纏った翼を丸め防御の姿勢を取るもお構いなしに丸ごと一閃。
呪刻龍の魔素はどんどん吸われていき、そのまま再生する事も形を取る事も出来なくなってしまう。
「流石じゃねぇか」
「ありがとう。 で、邪龍は…」
「んなもん喰ったけど?」
「…美味しかった?」
「んな訳ねぇだろ。 俺は味にはうるせぇんだよ」
さっきその辺の石食って「意外とイケるな」って言ってたの見てたけどね?
「錬金術ってえげつねぇな。 何もねぇとこ足場にしたり、空中で減速しなかったり…なんだよアレ。 テイル以外にも出来んのか?」
「理論さえ分かれば…。 俺の教え子と【怠惰】は殆どの理論を理解しつつあるよ」
「意味がわからんな」
今更だが【暴食】にテイル呼びされてるのがなんかむず痒いな。
あぁ、あの刀ね。
俺は丁寧にあの刀を取り出す。 …なんかちょっと怖いし。
「相変わらずしっくりくるな…この刀」
「そいつは持ち主を選ぶんだよ。 良かったじゃねぇかそいつに選ばれたのは史上三人目だぜ」
えぇ、なんでそんな気性の奴渡したの…。
「オイ、そいつの最初の持ち主は三代目の勇者だぞ、テイルが気に入られても当然だろうが? そんな目で見んな」
「いやぁ…」
「Graaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!」
あ、ブレスを吐こうとして来ているな、片方は凶悪な爪を【暴食】に向かって振るおうとして予備動作に入っている。
ただモーションが大きい。
「邪龍ってのは動きがデカくて分かりやすいぜ。 片手でも止めれそうだぜ。 あぁ、そのベルゼビュートだが、そのブレスくらいなら喰らえるはずだぞ」
血肉しか喰らわないんじゃないのか?
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「いや、それはどうしようも無いかもしれない」
「Guoooooooooooooo!!!!」
お、これは呪いのブレスね…。 多分威力自体は無いんだろうけど被弾したら…想像したくは無いな。
幾らこれだけの魔素を纏っていてもこれはタダじゃ済まないだろうな。
「オイ、ブレスを見つめてないでさっさとぶった斬れ!」
「はいよ」
「瞬閃」
一瞬でブレスは掻き消えた。
え、こんなあっさりと消える物なの?
「ま、そんなモンだよ」
「これ、生物を斬るの躊躇うよ…」
「躊躇わなかったら怖えよ。 今はそんな事言ってる場合じゃねぇだろ?」
「それもそうだな」
あれ? でもこの刀で邪龍とか呪刻龍斬ったら流石に駄目じゃない?
(大丈夫…だと思うぞ。 駄目だったら新たな者を生み出せば良い)
怖い事言ってない? と言うかこの二龍は必要なのか?
(一応秩序の為に必要とされて…いる)
口籠ったな。 龍神王様でも良く分かってないんじゃないか?
まぁ、良いって言われたし斬るか。
一度バックステップをし、空を蹴り加速。
錬金術で自分の周りの空気を分解してしまっているので摩擦が生じず減速はあまり無い。
そして呪刻龍は防御の為に魔素を纏った翼を丸め防御の姿勢を取るもお構いなしに丸ごと一閃。
呪刻龍の魔素はどんどん吸われていき、そのまま再生する事も形を取る事も出来なくなってしまう。
「流石じゃねぇか」
「ありがとう。 で、邪龍は…」
「んなもん喰ったけど?」
「…美味しかった?」
「んな訳ねぇだろ。 俺は味にはうるせぇんだよ」
さっきその辺の石食って「意外とイケるな」って言ってたの見てたけどね?
「錬金術ってえげつねぇな。 何もねぇとこ足場にしたり、空中で減速しなかったり…なんだよアレ。 テイル以外にも出来んのか?」
「理論さえ分かれば…。 俺の教え子と【怠惰】は殆どの理論を理解しつつあるよ」
「意味がわからんな」
今更だが【暴食】にテイル呼びされてるのがなんかむず痒いな。
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