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第二百五十六話
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「テイル? 大使ならまだしも流石に妖精王を受け入れるのは良くないんじゃ…」
開口一番に話し出したのはもちろんマキナ。
「私もそう思うけれど…」
次いでサリィも同調している。
内政に関してはこの二人とキング、リア達数名に任せているから許可無く受け入れたのは俺のミスではあるが。
「正直言えば打算もあった。 まずドライアドが来ること。 ドライアドが来れば沢山の妖精も集まってくる事になる…。 ナナ、これは間違いは無いね?」
「んー。 多少違うけど概ね合ってると思うかな! 妖精ならエルフでも使役出来る者は多いから呼ぼうと思えば呼べるし…」
「それはエルフの血によるものだね。 その辺は置いておいても、ドライアドの支配下の自然があれば環境の改善も出来るし、領民に割り振れる仕事も必然的に増える。 後はノームが鉱石を見つけてくれれば…」
「後半はある種賭けみたいな所だけれどそこは妥協出来るわね。 正直場所も有り余っている。 多種族を受け入れられるとなればそれに見合った精霊や妖精が必要って言うのもなんとなく分かるわ…。 でも一気に受け入れて大丈夫かしら…」
そこなんだよなぁ。
特に妖精の王に関しては…。
あぁ、こんな時こそミザリア母様に相談を…いや、相談しようものならこちらの領地に乗り込んできそうだからやめておこう。
「て、テイル君? 気付いてるよね?」
多分全員が気付いてます。
「だ、旦那様! 街に龍種が二体降り立ちました!!!」
騎士の一人が大慌てで入ってきた。
あぁ、気にしたくなかった。
けどこうなったら行くしかないよなぁ。
「すぐに向かう。 団長だけ連れてきて。 二人で行く」
「そ、それでは! 我々が…」
「いや、ほんとなら俺一人で向かう必要がありそうだから最低限の護衛で良い」
「か、畏まりました。 団長には執務室に来るように伝えます!」
「いや、正門で待たせておいて」
「はっ!」
騎士は下がったので、手ぶらで向かう。
一応、軽鎧だけは付けてはいるが。
どうやってこの一瞬で装備したか? それは秘密である。
「テイル!? 私達は」
「お留守番。 何かあったらいけないから家を守ってて」
「…分かったわ」
正門で待っている騎士団長…。
元【憤怒】。 名前で呼ぶのは気が引けるので団長呼びだ。
「待ちましたぞ。 では向かいましょう。 龍種が相手など…腕が…なりますな!」
「戦闘狂やめて…。 とりあえず、穏便に済ませたいんだから」
領都の北門へと到着する。
「うわぁ。 久々にちゃんと龍をみたけどデカいなぁ」
『人の子らよ!!! 領主を出せえええええええ!!! さもなくば食らい尽くしてやる!!!』
ぷっちーん! こいつら上から目線だな?
これまでのストレスで明らかに怒りの沸点が下がっている気がする。
「おい、俺が領主のテイル・フォン・マーガレットだ。 一体我が領地に何用か!」
『ふん、名乗るだけならば口だけでも出来る! がああああああああ!!!』
え? 街に向かってブレス?
召喚した聖刀でブレスを一刀両断。
龍の首に突き付ける。
「要件が無いならさっさとお帰り願おうか。 この事は龍神王様とドーラに報告させてもらう」
大人しくしていた方のドラゴンが人化する。
ドーラよりも幼い…。 外見的には三歳くらいだろうか。
「パパー! お姉ちゃんを許してあげて!!!」
ぱ…パパ?
隣を見れば団長も呆れている。
また知らない内に父親になっていた様です。
開口一番に話し出したのはもちろんマキナ。
「私もそう思うけれど…」
次いでサリィも同調している。
内政に関してはこの二人とキング、リア達数名に任せているから許可無く受け入れたのは俺のミスではあるが。
「正直言えば打算もあった。 まずドライアドが来ること。 ドライアドが来れば沢山の妖精も集まってくる事になる…。 ナナ、これは間違いは無いね?」
「んー。 多少違うけど概ね合ってると思うかな! 妖精ならエルフでも使役出来る者は多いから呼ぼうと思えば呼べるし…」
「それはエルフの血によるものだね。 その辺は置いておいても、ドライアドの支配下の自然があれば環境の改善も出来るし、領民に割り振れる仕事も必然的に増える。 後はノームが鉱石を見つけてくれれば…」
「後半はある種賭けみたいな所だけれどそこは妥協出来るわね。 正直場所も有り余っている。 多種族を受け入れられるとなればそれに見合った精霊や妖精が必要って言うのもなんとなく分かるわ…。 でも一気に受け入れて大丈夫かしら…」
そこなんだよなぁ。
特に妖精の王に関しては…。
あぁ、こんな時こそミザリア母様に相談を…いや、相談しようものならこちらの領地に乗り込んできそうだからやめておこう。
「て、テイル君? 気付いてるよね?」
多分全員が気付いてます。
「だ、旦那様! 街に龍種が二体降り立ちました!!!」
騎士の一人が大慌てで入ってきた。
あぁ、気にしたくなかった。
けどこうなったら行くしかないよなぁ。
「すぐに向かう。 団長だけ連れてきて。 二人で行く」
「そ、それでは! 我々が…」
「いや、ほんとなら俺一人で向かう必要がありそうだから最低限の護衛で良い」
「か、畏まりました。 団長には執務室に来るように伝えます!」
「いや、正門で待たせておいて」
「はっ!」
騎士は下がったので、手ぶらで向かう。
一応、軽鎧だけは付けてはいるが。
どうやってこの一瞬で装備したか? それは秘密である。
「テイル!? 私達は」
「お留守番。 何かあったらいけないから家を守ってて」
「…分かったわ」
正門で待っている騎士団長…。
元【憤怒】。 名前で呼ぶのは気が引けるので団長呼びだ。
「待ちましたぞ。 では向かいましょう。 龍種が相手など…腕が…なりますな!」
「戦闘狂やめて…。 とりあえず、穏便に済ませたいんだから」
領都の北門へと到着する。
「うわぁ。 久々にちゃんと龍をみたけどデカいなぁ」
『人の子らよ!!! 領主を出せえええええええ!!! さもなくば食らい尽くしてやる!!!』
ぷっちーん! こいつら上から目線だな?
これまでのストレスで明らかに怒りの沸点が下がっている気がする。
「おい、俺が領主のテイル・フォン・マーガレットだ。 一体我が領地に何用か!」
『ふん、名乗るだけならば口だけでも出来る! がああああああああ!!!』
え? 街に向かってブレス?
召喚した聖刀でブレスを一刀両断。
龍の首に突き付ける。
「要件が無いならさっさとお帰り願おうか。 この事は龍神王様とドーラに報告させてもらう」
大人しくしていた方のドラゴンが人化する。
ドーラよりも幼い…。 外見的には三歳くらいだろうか。
「パパー! お姉ちゃんを許してあげて!!!」
ぱ…パパ?
隣を見れば団長も呆れている。
また知らない内に父親になっていた様です。
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