錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。

いいたか

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第二百五十八話

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「テイル? その子達は一体なんなのかしら?」

開口一番にマキナに放たれる。
俺はどう説明したら良いのか分からず、周りにヘルプを求む。

「主、それは説明義務があるかと…」

「先輩! がんばって!」

「「パパー! だっこー!」」

と、話にならないのであった。
とりあえずあった事と龍神王様からの言伝を説明し、なんとか伝わったかな…? と言う感じにはなった。
が、そこまでは良かったのだが。

「この精霊の子は名前はなんていうのよ~!!!」

と始まり…。

「レフちゃんとマヴちゃん可愛いわね…」

「そうね。 ちっちゃいし、顔もテイルに何処となく似てるけどそれより可愛くて、黒髪と白髪なのが良いわ」

「何よりこの瞳がすっごい可愛いです!」

「この精霊さんは精霊剣としての名前はアルバーって言うらしいけど女の子なのにアルバーはないですよねぇ!!!」

「テイル君ちょっとネーミングセンス酷い!」

どうしてだろうか。 俺はアウェーになっている様だ。
しかも、それにはキングも団長も頷いている。
アウェーではない。 完全アウェーだ。

度し難い。

「テイル? どこへ行くの???」

「え? 自室へ行こうかと…」

「逃げれると思ってるのかしら」

「あっ…ごめんなさい…」

という事で幼精霊の名前も決める事になった。
精霊剣とは別の名称で。
気付いたらミザリア母様と他の精霊達も集まっていた。
怖い。

「さて、この精霊は生まれたばかりで何を司っているか定かではないので定める必要があるわね」

「でも精霊剣に定着しているので剣の精霊…なんていうのは無いのですか?」

ミザリア母様は少し考えていたが、すぐにこちらに向き直した。
笑顔がことっても怖いが。

「確かにここは地球とは違うから、剣の精霊が居ても全然違和感も無いわよ? ただし…」

え、含みを持たせた上にその間と笑みはなんでしょうか。

「貴方の眷属になるのよ? 大丈夫?」

俺は気を失うかと思ってしまった。
また、まただよ、眷属って!!! やめてくれ!!!

「どうしたの? とっても引き攣ってるわよ?」

「引き攣ってますね?」

他の大精霊さんも突っ込まないでください。
正直助け船が欲しいのですが…!?
皆笑顔でこっち見てるだけだったああああああ。

すなわち…回避不可。

どうしたものか。

「クシーフォスって言葉が剣って言葉で存在するから、フォス…なんてどうかな?」

「安直だけど悪くないわね…」

あれ、皆ニコニコしてる。

(先輩、ギリシャ好きですね)

うるさい! 日本人はギリシャ好きだろう!!!

(否めないですね)

大精霊達がニコニコしてるのは多分そのせいなんだろうけど。
あぁ、助けてくれぇ…。

ウェールズとかから何か引っ張ってきた方が良かったか…。

(それもどうかと…)

どうしたらいいんだよ!!!
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