331 / 385
第三百二十九話
しおりを挟む
そういえば…。
どれくらい酔っただろうか。 危ない。 例のヤツらが居るんだった。
うぅ、頭が痛い。 回復と解毒の魔法を重ねて掛ける。 それだけで体調は元通りだ。
日本でもこのくらい出来て欲しい物だが。
(先輩、日本でそんな事出来たらヤバイ奴増えますよ)
あ、最近空気気味だったナールムだ。
(あとでぶっ飛ばすんで)
ごめんなさい。
とかなんとかやってたらマックスも起きて来た。
「いやぁ、飲んだ飲んだ。 今何時だぁ? 皆寝てて分からねぇや!」
「それじゃ同感。 多分深夜だろうけどね?」
「そりゃそうだな! 水飲んでもうひと眠りするかぁ…」
「そうするかぁ。 そしたら丁度良いだろう…」
「それもそうだな。 起きたらアレだろ。 超高純度のアダマンタイトとミスリルのあるって場所に…」
「もちろん!!! 行くしかねぇっしょ!!!」
「俺も『専用』の剣が欲しいぜ」
「…善処しまするよ」
と言い、俺達は寝床に戻っていく。
マックスは大きな欠伸をしており、それはとてもとても大きな音だった。
結構近所迷惑レベルではある。
ぐぬぬぬぬ。
いびきがうるさくて眠れぬ。
普段ならあまり気にならないけれど…。 深酒し過ぎたか…。
これは良くないな…。
すると、足元をカサカサカサカサと這い回る感触を感じる。
光球の魔法を使い照らしつつ足元を見るとそこには…。
昼に見た、悍ましいあの虫が居た。
しかも動いている。
そう、昼とは状況が完全に違っているのだ。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
「「どうした!!!」」 「どうされたか陛下!!!」
「ゴ、ゴキ…ゴキが…黒い刺客が…」
「陛下は本当に魔王討伐の勇者なのだろうか,,,」
ごもっともです。
勇気の欠片も御座いませんね!!!
ブーーーーーーーーーーン。
…へ?
振り向いたらこれは多分オオスズメバチだろう。 しかも三匹。
心なしかこちらを嘲笑っている様に感じ…そのまま俺は気を失った。
起きたら朝だった。
「おいおい、テイル…お前、あんな虫が苦手ってこたぁねぇよな?」
「アレは俺の元居た世界の虫で害虫? と刺されたらめっちゃ痛い蜂だね。 どっちにもエグイトラウマがあるんだ…しかも幼少期に何度も…」
「…それなら仕方ない気はするけど…」
「確かにガキの頃じゃしゃーねーわな。 貴族みてぇに誰かに護られてた訳じゃねぇんだろ?」
「うん」
はぁ…と頭を抱える一同。
「貴方の仰るトラウマを元にわざと驚かせてみたのですが、この子達には攻撃性はありません。 この世界に流用する際に創造神様がそう造り変えました。 ですので、あれは単なる悪戯ですよ」
そのゴーレム? の言う事に俺は心の奥底が沸騰していく感覚がはっきりと分かった気がした。
どれくらい酔っただろうか。 危ない。 例のヤツらが居るんだった。
うぅ、頭が痛い。 回復と解毒の魔法を重ねて掛ける。 それだけで体調は元通りだ。
日本でもこのくらい出来て欲しい物だが。
(先輩、日本でそんな事出来たらヤバイ奴増えますよ)
あ、最近空気気味だったナールムだ。
(あとでぶっ飛ばすんで)
ごめんなさい。
とかなんとかやってたらマックスも起きて来た。
「いやぁ、飲んだ飲んだ。 今何時だぁ? 皆寝てて分からねぇや!」
「それじゃ同感。 多分深夜だろうけどね?」
「そりゃそうだな! 水飲んでもうひと眠りするかぁ…」
「そうするかぁ。 そしたら丁度良いだろう…」
「それもそうだな。 起きたらアレだろ。 超高純度のアダマンタイトとミスリルのあるって場所に…」
「もちろん!!! 行くしかねぇっしょ!!!」
「俺も『専用』の剣が欲しいぜ」
「…善処しまするよ」
と言い、俺達は寝床に戻っていく。
マックスは大きな欠伸をしており、それはとてもとても大きな音だった。
結構近所迷惑レベルではある。
ぐぬぬぬぬ。
いびきがうるさくて眠れぬ。
普段ならあまり気にならないけれど…。 深酒し過ぎたか…。
これは良くないな…。
すると、足元をカサカサカサカサと這い回る感触を感じる。
光球の魔法を使い照らしつつ足元を見るとそこには…。
昼に見た、悍ましいあの虫が居た。
しかも動いている。
そう、昼とは状況が完全に違っているのだ。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
「「どうした!!!」」 「どうされたか陛下!!!」
「ゴ、ゴキ…ゴキが…黒い刺客が…」
「陛下は本当に魔王討伐の勇者なのだろうか,,,」
ごもっともです。
勇気の欠片も御座いませんね!!!
ブーーーーーーーーーーン。
…へ?
振り向いたらこれは多分オオスズメバチだろう。 しかも三匹。
心なしかこちらを嘲笑っている様に感じ…そのまま俺は気を失った。
起きたら朝だった。
「おいおい、テイル…お前、あんな虫が苦手ってこたぁねぇよな?」
「アレは俺の元居た世界の虫で害虫? と刺されたらめっちゃ痛い蜂だね。 どっちにもエグイトラウマがあるんだ…しかも幼少期に何度も…」
「…それなら仕方ない気はするけど…」
「確かにガキの頃じゃしゃーねーわな。 貴族みてぇに誰かに護られてた訳じゃねぇんだろ?」
「うん」
はぁ…と頭を抱える一同。
「貴方の仰るトラウマを元にわざと驚かせてみたのですが、この子達には攻撃性はありません。 この世界に流用する際に創造神様がそう造り変えました。 ですので、あれは単なる悪戯ですよ」
そのゴーレム? の言う事に俺は心の奥底が沸騰していく感覚がはっきりと分かった気がした。
1
あなたにおすすめの小説
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる