異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

kujibiki

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第154話 最初の男女

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3月になり、いよいよ女性の成人年齢が引き下げられる公告がなされました。

少し前から政府内で検討されていたそうですが、七家の総意決定である為、形だけのものだったそうです。
4月1日から施行されるそうなので前々世の記憶がある僕にとってはその早さに驚かされます。

「来月が待ち遠しいですよ~」

「……」
可憐がそう言うのも分かります。

僕としては既にセックスもしてパートナーなのだからと思いますが、可憐や玲の立場ではそうもいかないみたいです。
だからと言って別に公にする事も無いそうですが…。

(そうなると、可憐の同級生がなぁ)

恐らく今月中に【淫紋】を完成させ、パートナーになりたいと言ってくることでしょう。

六家の各屋敷でも従業員の半分以上が【淫紋】を完成させているそうなので、パートナーにするのも時間の問題です。

(今月はヤバいな…)

もしかして、各家ごとに完成させるのを待っていたらダメなんじゃないか…。

「私も待ち遠しいです」

「長い受胎期間でしたね…」

「……」
それに玲とさくらの出産も控えています。
地球人としては歴史的な日になりますので、覚えやすい明後日の3月3日に出産させる予定にしています。



XX XY



「玲、さくら、心の準備は良い?」

「はい…、出産がどんな事か分かってはいても緊張しますね」

少し前のフィオーネさん達の様に大きくなったお腹を撫でます。

「まるで出たがっているように動いていますよ」

「ハハ…、二人共あっという間に終わるのは知っているでしょ?」
「先に玲の出産をするからさくらは部屋で待っててね」

玲と一緒に部屋に向かいます。

出産する時間に合わせて六家の皆も集まっています。

「とうとう、シャルル様と玲様の子供が…」

「あんなにお腹が大きくなるのね…」

「本当にあの小さな膣穴から出てくるのでしょうか?」

「シャルル様の男性器でもギチギチなのに…」

「(ギチギチって…)大丈夫だから…」
「さぁ、始めるよ」

出産シーンを見ていないと不安になるのも分かります。



XX XY



ヌルッ、グポッ、ズルン…。

「……オ…オギャ~、フギャ~!」

「「う…産まれました!」」

「本当に赤ちゃんが出てきました!?」

「玲様、おめでとうございます」

「女の子ですよ」

「玲様の膣穴があんなに…、大丈夫なのですか?」

「大丈夫だよ。すぐに【治療】と【回復】をするから…」

僕はそう答えながら先に【触手】で子供の体表を綺麗にすると、必要な処置をしてもらう為にアイとマオに預けます。

そして再び【触手】を開き切った子宮口に挿し入れると、子宮内から手前に向かって順番に【治療】と【回復】をしていくのです。

「玲、お疲れ様…。完璧に元通りになったよ」

「子宮から赤ちゃんが出てくる感覚は凄いものですね…」
「私とシャルル様の子供…、嬉し過ぎます」

「地球人としては最初の子供だからね」

「ご主人様、この子はカラードではないみたいですね」

「やっぱりな…。僕も玲も瞳の色はそう変わらないものな」

そうなるとソフィア達外国人との子供はカラードになる可能性が高そうです。

「シャルル様、カラードとは?(×6)」

「エロフ達の子供のように左右で瞳の色が違うことだよ」
「DNAの違いからだね」

「ちょっと残念です…」

「玲、だからと言って違いがあるわけではないよ。どの子にも僕のDNAが遺伝されているんだから…」

魔力については子供が成人するまで分かりません。



次はさくらです。

玲以外の六家の皆も付いてきています。

「さくら、お待たせ…」

「玲様の出産が終わったのですね」

「さくらも知っている通りあっという間だったよ。さくらもすぐに終わるからね」



ヌルッ、クチョ、グポッ…。

「さくらさんもこんなに拡がるのね~」

「膣がポッカリです」

「子宮口って凄いですよね~」

「子宮口の中に男性器って入るのかしら…?」

「スライムは子宮内に入ってきていたわよね?」

「入れば気持ちが良いのかな…」

「……」
6人がアブナイ事を言っているので聞かなかったフリをしておきます。

それにしてもスライムがそこまで…。
まぁ、予想は出来たけれど…。

「皆さん、あまり見ないでくださいよ~」

私もエロフさん達の出産は見ましたが、自分が見られると恥ずかしく感じます。

「さくらさんの子供はどっちでしょうか?」

「さぁ、どうだろうね」

さくらには言っていませんが、この子は男の子なのです。



「さくら、力を抜いて」

グッ…、グニュ…、グポッ…、ズルッ…。

「うぐぅ…、いぎぃ…、あはっ…」

「頭が見えてきました!」

「子宮口があんなに…」

「さくら、少し苦しいかもしれないけれど我慢して…」

「は…い…」
「ヒーヒー、フゥ~、ヒーヒー、フゥ~」

グチャ…、グポッ、グニュ…。

「良し、もう少し…」

両肩が子宮口から出てくれば後は簡単です。
クスコ状にしていた【触手】を膜状に変化させ、胎児を掬い出していきます。

グニュ~~~ッ。

「膣から頭が出てきましたよ」

「凄い…、女性器が裂けそう…」

「くはぁ~っ、シャ…ルル…様、子宮ごと出そうです」

「出ないから…。さぁ、もう少しだよ…」

ヌルッ、クチャ、ズポンッ!

「出たよ!」

「……オ…オギャ~、フギャ~!」

「う…産まれました!(×6)」

「はふぅ~っ、スッキリしましたぁ~」

「さくら、男の子だよ」

「お…男の子ですか!?」

「ハハ…、最初の男の子だよ」

驚いていましたが、最初と聞いて喜んでいるようです。

「小さな男性器が付いていますね」

「いずれシャルル様みたいになるのかしら?」

「僕みたいになるかどうかは分からないけれど、多分大丈夫だよ。この世界の男性はまだそこまで弱っていないからね」

前世の男性に比べ体格も普通ですし、生殖機能以外は肉体的に衰えている訳でもありません。
魔法が使えるようになるかどうかは分かりませんが、前世の息子たちの様に成人すれば勃起も射精も出来るでしょう。

そう答えながら【触手】で子供の体表を綺麗にすると、必要な処置をしてもらう為にアイとマオに預けます。

「良かったです」

「さくらさん、皆さん、男の子は大切なのですよ。この子には世界中にご主人様のDNAを広めてもらわないといけないのですから…」

「それに女の子ばかりではマスターが亡くなれば再びセックスは忘れられてしまうのです」

「確かに…(×7)」

「さぁ、さくらの【治療】と【回復】をしておこう」

これまでと同じ様に開き切った子宮口に再び【触手】を挿し入れると、子宮内から手前に向かって順番に【治療】と【回復】をしていきます。

「これでさくらも完璧に元通りになったよ。お疲れ様…」

「ようやくセックスが解禁されるのですね」

「ハハ…、後で玲と一緒にお風呂に入った後でね…」
「身体は何ともないと思うけれど、今は子供と一緒に休んでおくと良いよ」

「はい」



XX XY



玲とさくらをお風呂で癒し、そして思いっきりセックスをしてあげた後、子供を連れてリビングに向かうと七家の娘達も勢揃いし、賑やかになっていました。

子供たちは小さなベッドに寝かされると、可憐達やメイド達に取り囲まれています。

「久しぶりのセックス、最高でした」

「我慢した甲斐がありましたね。もうイキ捲りましたよ」

「私の乳首からあんなに母乳が噴き出すだなんて…。シャルル様にも飲んでいただけて嬉しかったです」

「何だか更に身体の感度が良くなった気がしますね」

「良くあるみたいだよ。子宮を実際に使ったことによってが開放されたんだよ」

僕が大袈裟にそれらしく答えると、フィオーネ達も自分達の感覚を自慢しあって盛り上がっています。
(納得したのか…?)

まぁ、受胎と出産に抵抗が無くなれば良い事です。



「シャルル様、それで娘の名前は…?」

「そうだね…、伊吹にしようか」

女性が多いから名付けも大変だなぁ。

「伊吹…、宝条伊吹ですか…、素敵な名前ですね」

「伊吹ちゃんは私の妹でもあるのですね」

「ハハ…、ずいぶん歳の離れた妹だけれど仲良くね」

「はい、いずれ私とシャルル様の子供の遊び相手になってもらいます」

「そうかぁ、お母様が出産したら私の妹になるんだ…」

「そして私が子供を産めば子供同士が姉妹とか姉弟に…」

「同父姉妹なんてほとんど無いですからね」

「不思議な感じですよ」

「それでシャルル様、私の子供の名前は?」

「う~ん、初めての男の子だからなぁ」

これからの事を考えると一郎とかにしておくと楽なんだけれどなぁ。

「彼方にするよ」

「彼方…、一宮彼方ですか…。格好良い名前ですね」

「男の子だから未来の向こうへ行けるようにね」

僕がそう答えると、すぐに小さなベッドでは伊吹ちゃん、彼方ちゃんと皆から声を掛けられあやされていました。

まだ実感は湧きませんが、どんな成長をするか楽しみでもあります。



XX XX XX XX XX XX

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ようやく? いつの間にか? 150話を超えることが出来ました。
続けられているのも皆さんが読んでくださっているからだと思います。

最近は週2回の更新を頑張っていたのですが、下書きが追い付かなくなってしまいました。
更新が不定期になるかもしれませんが今後ともよろしくお願いいたします。
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