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第99話 【閑話】気持ちの変化
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「すみれ、どうだった?」
「……、思っていたのと違うような…。由香は?」
「私も…。“これだけ?”って感じだったわね」
桂司達に煽られ、ついに初ブレックスを体験してみたのですが、聞いていたほど気持ち良いとは感じませんでした。
確かに触れ合っている感覚はあったけれど…。
地球に戻ってきて肉体は16歳に若返っているけれど、私達の精神年齢が高いからかしら…?
「桂司達も相手によって感覚は違うって偉そうな事を言っていたけれど、そういうものなのかな?」
桂司達はブレックスに味を占めたようで、今では「寒くなってきたらブレックスが一番だよな」と訳の分からないことを言っているのです。
確かに北海道はもう冬景色です。
寒くなれば人肌が恋しいと言いますが、ブレックスにリアルな触れ合いは無いのよね…。
「それ以前の問題でしょ」
かつて私達が勇者の一員として異世界に転移する前の知識では、男性はエッチですぐにいやらしい事をしてくると認識していたのですが、現代の男性はブレックスで満足してしまい、直接身体に触れてこようとはしないのです。
ハグやチークキスはあるみたいだけれど…。
「由香、一夫多妻や一妻多夫というように結婚に関する概念が大きく変わっているのは聞いて知っているけれど、どうやって交際に発展するのかしら…?」
「それはやっぱり…お互いが気に入ったら付き合おうってことになるんじゃない?」
「その為のブレックスでもあるんでしょ?」
相性を確かめる為の…。
「じゃあそんな風に声を掛けられなかった私達は好みじゃ無かったという訳?」
「そうじゃないと思うわ。ブレックスはコミュニケーションツールだから。今回は桂司達と同じでただのナンパなのよ…」
「寒くなってタコやGの侵攻がかなり減ったから彼氏ぐらい欲しいのに…」
そろそろ処女を卒業なんてね…。
せっかく若返ったんだもの…、今度は青春を謳歌したいわ。
「そうね」
オナニーで処女膜を破ってしまった私もHに興味が無いわけではありません。
実は最近オナニー用のグッズでもと密かに探すのですがネットにも見当たらないのです。
現代の女性達はどうしているんだろ…?
「どこかにシャルル様みたいな男性がいないかな~」
格好良くて逞しくて同い年なのに大人っぽいし…。
桂司達が子供っぽく感じるんだよね…。
「ほ…本当ね…」
心の片隅でそう思ったことはあったかもしれないと、すみれの言葉に一瞬ドキッとしてしまいます。
アイさんとマオさんが羨ましいわね…。
XX XY
「ねぇビルマ、レイア、仕事(戦闘)が無い時は一体何をしているの?」
いつも部屋に籠っているか揃って出掛けているのです。
顔を合わせる機会は戦闘時か支部にいる時の食事時のみ…。
「うん? 部屋でオナ…「訓練よ! 訓練…」」
「あっ、そうそう、レイアの言う通り訓練だよ」
「えっ、今、オナって…?」
オナって何かしら…?
「アンジーの気のせいよ。ほら、私達は戦闘で動き回るから常に訓練しておかないとね」
「……」
レイアが誤魔化しているような…。
「だったらトレーニング室を使えば良いのに…。部屋より広くて色んな道具があって…。俊成やドドンパもたまに使っているわよ」
「そ、そうね。でも部屋で出来る範囲だし、すぐに汗を流したいから…。ビルマもそうよね?」
「あ、あぁ、汗が凄くて部屋以外だと清掃してもらうのに迷惑が掛かるからな」
「ふ~ん…」
二人の体形を見ていれば言う事も分かるけれど、本当に艶やかで瑞々しくて羨ましいわ…。
でもビルマは昔ほど筋張った感じでもないし、レイアも肉付きが良くなっているのよね…。
「そ、そんな事より、アンジーは俊成とどうなのよ?」
「え…そんな…」
「進展はしたの? 侵略者達の侵攻も少し減ってきたからね」
「か…変わらないわよ…」
「ハァ~、何をしているんだか…。いっそアンジーも俊成じゃなく地球人の男性と仲良くすれば?」
「アンジーもどうしても俊成が良いって訳じゃないんでしょ?」
「そ、それはそうだけど…」
「“も”って、二人とも地球人の男性と付き合っているの!?」
「「……」」
「アンジーも雄が欲しいのか?」
「そ、それは…」
前の世界にいた時から結局俊成の気持ちが私に向けられない状況だし、心の底から安心して頼れる男性がいれば…。
一緒に幸せを育みたい…、私にもそういった憧れはあるのです。
「アンジーが俊成に拘らないのなら何とかなるかも…」
「ハハ…、私は結局そうなるんじゃないかなぁって思っていたよ」
「レイア、ビルマ、何を言っているの?」
「アンジーさえその気があるのなら、私達がどうして艶やかで瑞々しいか教えてあげても良いわよ」
「その代わり後戻りは出来ないけれどね。フフ…」
「えっ、やっぱり何か原因があったのね!」
後戻りが出来ないって…(ゴクリ…)
「数日の内に考えてくれればいいわ」
「そうそう、今は(この国におられなくて)会えないからね」
あぁ~、私もシャルル様と色んな国に行ってみたいわ~。
(一体誰に会わせるつもりなの…)
とりあえず私が俊成の事を諦めれば、ビルマやレイアと同じ様になれる可能性があるようです。
XX XY
「エミリアン、寒くなってきて侵略者の侵攻も減ってきたな。ガイが暇そうにしていたぞ」
「確かに暇ではあるけれど良い事じゃないか。まぁ軟体動物みたいな異星人とGだからな」
侵攻があったとしても最近は比較的暖かい南西諸島ばかりです。
また、グレイが減ったおかげか人型も以前ほど多くはないようです。
聞くところによるとシャルル君がグレイの数をかなり減らしたとか…。
「それよりエミリアン、最近はすっかりセシルとマリーからそっぽを向かれているな」
「別にそっぽを向かれている訳じゃ…。戦闘中はコミュニケーションも取れているし…」
ただ、オールセンの言う通り、戦闘以外での会話はほとんど無くなっています。
待機中、二人は食事が済むとすぐに部屋に戻るし、出掛ける時はいつも一緒なんだよな…。
楽しそうにどこへ行くんだか…。
艶やかに瑞々しくなった二人を見ていると、少し胸の奥が苦しくなることもあります。
「セシルはともかくマリーを手放してしまうとわな…」
「手放すも何も…。ようやく地球に慣れてきたんだろ…」
セシルはイケメン好きで尻が軽いけれどマリーはな…。
前の世界にいた時から僕に好意を寄せていたのは知っている。
大体、何の力もない今の地球人男性に興味を示すわけが…。
「それなら良いけれどな」
「では、この機会にブレックスというものを体験してみようか? 先日桂司達にも自慢されたんだろ?」
「本当にむかつく奴らだよ。急に何の連絡かと思えばつまらない…。僕達は侵略者から地球を守らなければならないというのに」
「でも、私達はもう前の世界には戻れないんだぞ。いずれこの世界で家庭を築かないとな」
「へぇ~、オールセンはそんな事を考えていたのか」
「今の所ガイは本当に気にも留めていないかもしれないが、神様のおかげで若返ったわけだからな。賢者としてこの広い世界をパートナーと共に巡るのも悪くはないだろ…?」
「そうだな…。魔王や魔物達に比べれば侵略者達なんて脅威でもないし…」
不定期に数だけで攻めてくる存在で、防衛だけなら今でも造作は無いのです。
「セシルとマリーがいてこそだけれどな」
「それを言ったらお終いじゃないか~」
勇者として認めたくはありませんが、今となっては侵略を簡単に凌げているのもセシルの魔力回復や、マリーの攻撃魔法のおかげなのです。
様々な魔法を使える賢者のオールセンも魔力頼みだからな…。
「ハハッハ」
(笑い事じゃないんだぞ)
「…そうだな、せっかくだからブレックスを体験しておくか」
桂司達に言われっぱなしもムカつくからな。
どうせなら先に彼女でも作って自慢してやろう。
セシルやマリーもモテだした僕を見て見直すかもしれないからな…。
XX XY
「晶子、やっぱりこの高遠しずくってタレント、少し前から更に綺麗になっているよね?」
対談番組がメインみたいですが、TVで見かける度に気になってしまいます。
「杏って本当にそういうの気にするよね」
「でも…、確かに綺麗になっているかも…」
「でしょ?」
女性の出演者は比較されて可哀想ね…。
「彼女が出るだけで視聴率が取れそうね」
かなりの人気だそうですが、出ているのは一つのTV局だけのようです。
「今の状態で初めて観れば超美人のお姉さんで済むけれど、今の時代にはこんなに綺麗になる方法があるってことだよ」
「あぁ、さくらさんが言っていたエステみたいにね」
「そうそう。詳しくは聞いていなかったけれど、侵略が落ち着いてきたみたいだから一度行ってみない?」
「良いわね~。ワイフィーも誘う?」
「ワイフィーにエステなんて必要ないじゃない。いつも艶やかで瑞々しくって。時間があれば部屋に籠っているか精気を吸いに出掛けているでしょ」
大変なのは知っているけれど、精気を吸うだけであんなに…。
サキュバスって女性から見ると羨ましい種族よね。
「それもそうね…。私達も艶々になってワイフィーを驚かせようよ」
「それで彼氏でも作っちゃったりして…」
「晶子~、裏切る気~?」
「杏にはフォルがいるじゃない!」
杏を想って地球にまで付いてきたんだから…。
「フォルねぇ」
「いい加減長い付き合いなんだから…。それにせっかく若返ったんだからね!」
現代は一妻多夫、逆ハーレムも可能なのです。
「もちろん嫌いじゃないわよ。でも…」
長く一緒にい過ぎて家族みたいに感じてしまうのです。
従順な弟…?
「肉体は若いのに精神がおばさんじゃ老けるのも早いんじゃない?」
「酷いわね~、晶子…」
「若いんだからヤッてから決めれば良いのよ。フォルも意外に他の地球人女性を選ぶかもよ」
「くっ、私が男性を悦ばせられないとか!?」
「ハァ~、耳年増の処女が何を言っているんだか…」
「あ…晶子もでしょ!」
そう答えながら、勇者だからといって男勝りでは女性として晶子に負けて、フォルにも見限られてしまうんじゃないかと思ってしまいます。
でも、まぁフォルは…やっぱり彼氏って感じじゃないけどね…。
う~ん、晶子の言うように一回ぐらいは相手をしてあげないと可哀想かな…。
XX XX XX XX XX XX
年末年始の間にハート(いいね)マークが激増していて驚いています。
完結済みの『DNAの改修者』の方も読んでいただけて嬉しいです。
本年もよろしくお願いいたします。
「……、思っていたのと違うような…。由香は?」
「私も…。“これだけ?”って感じだったわね」
桂司達に煽られ、ついに初ブレックスを体験してみたのですが、聞いていたほど気持ち良いとは感じませんでした。
確かに触れ合っている感覚はあったけれど…。
地球に戻ってきて肉体は16歳に若返っているけれど、私達の精神年齢が高いからかしら…?
「桂司達も相手によって感覚は違うって偉そうな事を言っていたけれど、そういうものなのかな?」
桂司達はブレックスに味を占めたようで、今では「寒くなってきたらブレックスが一番だよな」と訳の分からないことを言っているのです。
確かに北海道はもう冬景色です。
寒くなれば人肌が恋しいと言いますが、ブレックスにリアルな触れ合いは無いのよね…。
「それ以前の問題でしょ」
かつて私達が勇者の一員として異世界に転移する前の知識では、男性はエッチですぐにいやらしい事をしてくると認識していたのですが、現代の男性はブレックスで満足してしまい、直接身体に触れてこようとはしないのです。
ハグやチークキスはあるみたいだけれど…。
「由香、一夫多妻や一妻多夫というように結婚に関する概念が大きく変わっているのは聞いて知っているけれど、どうやって交際に発展するのかしら…?」
「それはやっぱり…お互いが気に入ったら付き合おうってことになるんじゃない?」
「その為のブレックスでもあるんでしょ?」
相性を確かめる為の…。
「じゃあそんな風に声を掛けられなかった私達は好みじゃ無かったという訳?」
「そうじゃないと思うわ。ブレックスはコミュニケーションツールだから。今回は桂司達と同じでただのナンパなのよ…」
「寒くなってタコやGの侵攻がかなり減ったから彼氏ぐらい欲しいのに…」
そろそろ処女を卒業なんてね…。
せっかく若返ったんだもの…、今度は青春を謳歌したいわ。
「そうね」
オナニーで処女膜を破ってしまった私もHに興味が無いわけではありません。
実は最近オナニー用のグッズでもと密かに探すのですがネットにも見当たらないのです。
現代の女性達はどうしているんだろ…?
「どこかにシャルル様みたいな男性がいないかな~」
格好良くて逞しくて同い年なのに大人っぽいし…。
桂司達が子供っぽく感じるんだよね…。
「ほ…本当ね…」
心の片隅でそう思ったことはあったかもしれないと、すみれの言葉に一瞬ドキッとしてしまいます。
アイさんとマオさんが羨ましいわね…。
XX XY
「ねぇビルマ、レイア、仕事(戦闘)が無い時は一体何をしているの?」
いつも部屋に籠っているか揃って出掛けているのです。
顔を合わせる機会は戦闘時か支部にいる時の食事時のみ…。
「うん? 部屋でオナ…「訓練よ! 訓練…」」
「あっ、そうそう、レイアの言う通り訓練だよ」
「えっ、今、オナって…?」
オナって何かしら…?
「アンジーの気のせいよ。ほら、私達は戦闘で動き回るから常に訓練しておかないとね」
「……」
レイアが誤魔化しているような…。
「だったらトレーニング室を使えば良いのに…。部屋より広くて色んな道具があって…。俊成やドドンパもたまに使っているわよ」
「そ、そうね。でも部屋で出来る範囲だし、すぐに汗を流したいから…。ビルマもそうよね?」
「あ、あぁ、汗が凄くて部屋以外だと清掃してもらうのに迷惑が掛かるからな」
「ふ~ん…」
二人の体形を見ていれば言う事も分かるけれど、本当に艶やかで瑞々しくて羨ましいわ…。
でもビルマは昔ほど筋張った感じでもないし、レイアも肉付きが良くなっているのよね…。
「そ、そんな事より、アンジーは俊成とどうなのよ?」
「え…そんな…」
「進展はしたの? 侵略者達の侵攻も少し減ってきたからね」
「か…変わらないわよ…」
「ハァ~、何をしているんだか…。いっそアンジーも俊成じゃなく地球人の男性と仲良くすれば?」
「アンジーもどうしても俊成が良いって訳じゃないんでしょ?」
「そ、それはそうだけど…」
「“も”って、二人とも地球人の男性と付き合っているの!?」
「「……」」
「アンジーも雄が欲しいのか?」
「そ、それは…」
前の世界にいた時から結局俊成の気持ちが私に向けられない状況だし、心の底から安心して頼れる男性がいれば…。
一緒に幸せを育みたい…、私にもそういった憧れはあるのです。
「アンジーが俊成に拘らないのなら何とかなるかも…」
「ハハ…、私は結局そうなるんじゃないかなぁって思っていたよ」
「レイア、ビルマ、何を言っているの?」
「アンジーさえその気があるのなら、私達がどうして艶やかで瑞々しいか教えてあげても良いわよ」
「その代わり後戻りは出来ないけれどね。フフ…」
「えっ、やっぱり何か原因があったのね!」
後戻りが出来ないって…(ゴクリ…)
「数日の内に考えてくれればいいわ」
「そうそう、今は(この国におられなくて)会えないからね」
あぁ~、私もシャルル様と色んな国に行ってみたいわ~。
(一体誰に会わせるつもりなの…)
とりあえず私が俊成の事を諦めれば、ビルマやレイアと同じ様になれる可能性があるようです。
XX XY
「エミリアン、寒くなってきて侵略者の侵攻も減ってきたな。ガイが暇そうにしていたぞ」
「確かに暇ではあるけれど良い事じゃないか。まぁ軟体動物みたいな異星人とGだからな」
侵攻があったとしても最近は比較的暖かい南西諸島ばかりです。
また、グレイが減ったおかげか人型も以前ほど多くはないようです。
聞くところによるとシャルル君がグレイの数をかなり減らしたとか…。
「それよりエミリアン、最近はすっかりセシルとマリーからそっぽを向かれているな」
「別にそっぽを向かれている訳じゃ…。戦闘中はコミュニケーションも取れているし…」
ただ、オールセンの言う通り、戦闘以外での会話はほとんど無くなっています。
待機中、二人は食事が済むとすぐに部屋に戻るし、出掛ける時はいつも一緒なんだよな…。
楽しそうにどこへ行くんだか…。
艶やかに瑞々しくなった二人を見ていると、少し胸の奥が苦しくなることもあります。
「セシルはともかくマリーを手放してしまうとわな…」
「手放すも何も…。ようやく地球に慣れてきたんだろ…」
セシルはイケメン好きで尻が軽いけれどマリーはな…。
前の世界にいた時から僕に好意を寄せていたのは知っている。
大体、何の力もない今の地球人男性に興味を示すわけが…。
「それなら良いけれどな」
「では、この機会にブレックスというものを体験してみようか? 先日桂司達にも自慢されたんだろ?」
「本当にむかつく奴らだよ。急に何の連絡かと思えばつまらない…。僕達は侵略者から地球を守らなければならないというのに」
「でも、私達はもう前の世界には戻れないんだぞ。いずれこの世界で家庭を築かないとな」
「へぇ~、オールセンはそんな事を考えていたのか」
「今の所ガイは本当に気にも留めていないかもしれないが、神様のおかげで若返ったわけだからな。賢者としてこの広い世界をパートナーと共に巡るのも悪くはないだろ…?」
「そうだな…。魔王や魔物達に比べれば侵略者達なんて脅威でもないし…」
不定期に数だけで攻めてくる存在で、防衛だけなら今でも造作は無いのです。
「セシルとマリーがいてこそだけれどな」
「それを言ったらお終いじゃないか~」
勇者として認めたくはありませんが、今となっては侵略を簡単に凌げているのもセシルの魔力回復や、マリーの攻撃魔法のおかげなのです。
様々な魔法を使える賢者のオールセンも魔力頼みだからな…。
「ハハッハ」
(笑い事じゃないんだぞ)
「…そうだな、せっかくだからブレックスを体験しておくか」
桂司達に言われっぱなしもムカつくからな。
どうせなら先に彼女でも作って自慢してやろう。
セシルやマリーもモテだした僕を見て見直すかもしれないからな…。
XX XY
「晶子、やっぱりこの高遠しずくってタレント、少し前から更に綺麗になっているよね?」
対談番組がメインみたいですが、TVで見かける度に気になってしまいます。
「杏って本当にそういうの気にするよね」
「でも…、確かに綺麗になっているかも…」
「でしょ?」
女性の出演者は比較されて可哀想ね…。
「彼女が出るだけで視聴率が取れそうね」
かなりの人気だそうですが、出ているのは一つのTV局だけのようです。
「今の状態で初めて観れば超美人のお姉さんで済むけれど、今の時代にはこんなに綺麗になる方法があるってことだよ」
「あぁ、さくらさんが言っていたエステみたいにね」
「そうそう。詳しくは聞いていなかったけれど、侵略が落ち着いてきたみたいだから一度行ってみない?」
「良いわね~。ワイフィーも誘う?」
「ワイフィーにエステなんて必要ないじゃない。いつも艶やかで瑞々しくって。時間があれば部屋に籠っているか精気を吸いに出掛けているでしょ」
大変なのは知っているけれど、精気を吸うだけであんなに…。
サキュバスって女性から見ると羨ましい種族よね。
「それもそうね…。私達も艶々になってワイフィーを驚かせようよ」
「それで彼氏でも作っちゃったりして…」
「晶子~、裏切る気~?」
「杏にはフォルがいるじゃない!」
杏を想って地球にまで付いてきたんだから…。
「フォルねぇ」
「いい加減長い付き合いなんだから…。それにせっかく若返ったんだからね!」
現代は一妻多夫、逆ハーレムも可能なのです。
「もちろん嫌いじゃないわよ。でも…」
長く一緒にい過ぎて家族みたいに感じてしまうのです。
従順な弟…?
「肉体は若いのに精神がおばさんじゃ老けるのも早いんじゃない?」
「酷いわね~、晶子…」
「若いんだからヤッてから決めれば良いのよ。フォルも意外に他の地球人女性を選ぶかもよ」
「くっ、私が男性を悦ばせられないとか!?」
「ハァ~、耳年増の処女が何を言っているんだか…」
「あ…晶子もでしょ!」
そう答えながら、勇者だからといって男勝りでは女性として晶子に負けて、フォルにも見限られてしまうんじゃないかと思ってしまいます。
でも、まぁフォルは…やっぱり彼氏って感じじゃないけどね…。
う~ん、晶子の言うように一回ぐらいは相手をしてあげないと可哀想かな…。
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年末年始の間にハート(いいね)マークが激増していて驚いています。
完結済みの『DNAの改修者』の方も読んでいただけて嬉しいです。
本年もよろしくお願いいたします。
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