【完結】全てが嫌いな不憫Ωの少年が初恋相手のスパダリαに愛される?ふざけんなお前のことなんか大っ嫌いだ!

にゃーつ

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「ん、ぅ、、ふっ、、っぁ、、」

「声、我慢しないで。」

れおんの指が僕の後ろに入って、グチュグチュと音を立てて掻き立てる。
もう片方の手は僕が怖くないように手を握ってくれている。

エッチをするのは土曜の夜。2人でそう決めた。僕は他の日もれおんがしたかったらしていいって言ったんだけど、僕の体に負担をかけたくないから休日かつ次の日に学校のない土曜の夜だけになった。

僕はどうしても昔のこともあって性欲がほとんどない。それでも、こうして週に1回れおんに愛してもらえる日は楽しみにしている。こんなこと言ったら変態みたいだけど、発情期もまだまだ不安定な僕にとって番との貴重な触れ合いは精神的にも落ち着く。


「気持ちいい??怖くない?」

もう何度も体を重ねているのにいまだに怖くないかと聞いてくれる。
れおんと体を重ねる前はずっと汚くないかとか、怖くなるかもとか不安がいっぱいで、それが全部なくなった訳じゃないけれど、僕の知っている行為とは全く違うもので、れおんになら何されてもいいと思えるくらいいつもドキドキしてるんだ。

「怖くない、、から、、はやく、、」

「ん、っチュ、、、かわい、」

挿れる時は必ず正常位。れおんの顔が見える状態で。一度後ろから入れようとした時に怖くなって震えてしまったから。れおんだと分かりさえすれば安心できる。そうじゃなければ怖い。
そして、手も繋いでくれるし、キスもしながら挿れてくれる。もう番になってから結構経つのに、行為も何度もしているのに、れおんは僕のことをすごく考えながら抱いてくれる。

「んっ、、れ、お、、んっ、っぅ、んぁ、」

「動くからね?・・っ、、ぅ、、、」

「んぅ、、んぁあぁぁ、、ゃ、、ん、、っっ!!」

余裕なんかないけれど、それでも必死でれおんの顔を見る。動いてるこの時はただただ必死に僕のことを見て、本能に任せているようないつもでは絶対に見られない顔をしているから。そのれおんの顔が見たくて仕方ないんだ。

「っ、、んぁ!!!ゃ、、、もぅ、、むりぃぃ、、いく、、いくから、、んゃ!!」

「俺も、いくから、、っっ、、っぅ、、一緒に、、っ、ね?」

「ぅん、、、いしょ、、んぅ、、、イク、、いく、、、」

「ん、イッていいよ、、っ!!!!」

僕が絶頂を迎えたとほとんど同時にれおんも絶頂を迎えたみたいで僕に覆い被さってきた。汗ばんだ肌が密着して、上下する胸も密着していて、そんな中でも僕のことをギュッと抱きしめてくれるれおんが、大好きだ。

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