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決着3翔side
父様に何を言っても無駄だと思い家から飛び出した。走ってれおん君の元へ向かう。れおん君はあのΩに騙されているだけだから、僕がいけば目が覚めるはず!
そうすれば僕の家も元通りになる!
-ピンポーンピンポーン
インターホンを鳴らしたのに出てくれない。どこかに出かけているのかな。何度も何度も鳴らすのに全然出てくれない。
---なんの用事だい。俺は君と話すことなんてないんだけど。
「れおん君!!!僕、れおん君に会いに来たんだよ!!」
---どの面下げてここに来たんだ?俺のことも周のことも傷つけておいて、なんで平気な顔してここに来られたんだ?全く理解できないんだけど。
れおん君?なんで、そんな冷たい言い方するの?この間もそうだった。でも知ってるんだ、これは近くにあのΩがいるからでしょ。だかられおん君は洗脳されて僕にそんな言い方するんだよ。
豪華なマンションのインターホンに齧り付くようにして必死に声を荒げる。
「れおん君!僕は知ってるんだ!あのΩに洗脳されてるんでしょ!!だからそんな冷たい言い方するんでしょ!!僕といればその洗脳は解けるよ!!だからはやく僕と結婚しよ!!」
そう言った直後、僕の肩に手が置かれた。その手の先を見るとオーラのあるおじさんが立っていた。絶対に格式が高い人だ。ただ肩に手を置いているだけなのに気品が溢れている。その横にいる女性も身につけているものだけでなく立ち方から表情まで格の違いを見せつけられているかのようだ。
「こんなところでみっともなく喚くのはよしなさい。話し合いの場を設けよう。」
「あなた、は、、誰ですか。」
「私たちは南れおんの親だよ。君のことはれおんからも周からも聞いている。君の家との取引をやめるよう言ったのは私だ。」
「れお、ん、、君の、、ご両親、、」
れおん君のご両親に言えばれおん君にもちゃんと伝わるんじゃないのかな!
「あの!僕、れおん君の運命の番なんです!!僕とれおん君は愛し合っているのに卑しいΩがれおん君のそばにいるんです!!あのΩはいろんなおじさんと寝ていて汚れているのにれおん君のそばにいるん「黙りなさい。」
「・・・え?」
「先ほどから聞いていれば周を蔑むようなことばかり。れおんと結婚するのは周だ。私たちはれおんの両親でもあるが、れおんと結婚する周の両親でもあるんだ。自分の大切な息子のことをここまで悪く言われて怒りなんて言葉では治らないほどだよ。」
な、に、言ってんの、、、?
この人たちまでおかしいの?
なんで?どうして?
「翔くん、、、。」
理解できなくて、頭がいっぱいいっぱいになっている僕の耳にこの世で1番憎いΩの声がした。
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