158 / 189
7
修学旅行④
「いってて、、まだ修学旅行2日目なのに結構な身体ダメージ、、」
「ごめん、、嬉しくて」
「・・・別にいいよ。」
「また夜来てくれる?」
「うん。来るよ。今日はエッチしないけど。」
「しなくていい、一緒にいてくれるだけでいい。」
赤くなった顔を誤魔化すようにして部屋を出て自分の部屋へ向かった。
2人とももう起きてるかな。
寝ていたら邪魔しちゃ悪いからと思ってそーっと扉を開けると、ハルヒが起きていて真っ赤に目を腫らしてソファに座っていた。
「ハルヒ!?え、どうして!」
「周、、おかえり。」
きっとたくさん泣いたのに、また涙を流すハルヒの話を聞くと、
昨晩、神谷くんと喧嘩をしたそうだ。
原因は夕食後にハルヒがクラスの子に呼び出されて告白されたこと。しかもその時にキスされてしまったそうだ。
「呼び出されたときは告白だと思わなくて、でもちゃんと断ったんだ。付き合ってる人がいるし、その人のことが好きだからって。そしたら、怒り出して、無理やりキスされちゃって。」
それを神谷くんに見られたみたいだ。
「確かに、僕が悪かったけど、すごい怒ってて、っっ、、キスされたのも嫌だったのにっ、神谷くんも怒ってて、っっ、、どうしたらいいかわかんなくなって、売り言葉に買い言葉で、神谷くんに大っ嫌いって言っちゃったんだ。ぅぅ~周、どうしよっ、、」
「1人にしててごめんねっ、、昨日一晩1人だったの?」
「うんっ、神谷くん、部屋出て行っちゃってっ、、」
それからも泣き続けるハルヒを慰めながらも先生の点呼の時間、朝食の時間が来てしまった。神谷くんは僕たちを見つけてもこちらには来なかった。
朝食中にメールが来て、今日の自由時間は2人で行動してくれという内容だった。
「もう知らないっ!!!神谷くんも僕が嫌いになったんだ!!周!2人で楽しもっ!!!」
ハルヒはそう言って僕と観光スポットを巡った。ハルヒが笑顔でいられるように僕も明るくはしているけど、ハルヒは時々悲しい顔をするのが苦しかった。
「ねぇ、ハルヒ?早めにホテルに戻って神谷くんのところに行こう?」
ハルヒは周と観光すると言って聞かなかったけど、ほぼ無理やりタクシーに乗せてホテルに戻った。
嫌がるハルヒの手を引いて神谷くんの部屋を訪ねる。
渋々といった感じで出て来た神谷くんを押しのけて部屋に無理やり入りソファに対面になるように2人を座らせた。
「2人とも!僕嫌だよ!修学旅行でこのままギクシャクしてるの!!!」
「だって!!!」
「こいつが悪い。」
「神谷くんだって!!!」
「ストーーップ!!!」
あなたにおすすめの小説
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
完結しました!ありがとうございました。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
様々な形での応援ありがとうございます!
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました