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第24話:エルフから逃げられたと思ったら、アマゾネスが縮んで少年になりました??
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「少年だよね」
「少年っすねえ」
「少年ですねー」
皆で顔を見合わせる。
----------
エルフから逃げた私たちは、アマゾネスが離れるまでとりあえず野宿することにした。
このまま宿に行くなんてとんでもない!
衛兵がとんできてつかまってしまう!!
というわけで、焚き火を囲みなら、私たちは今後のことについて話していた。
とりあえず、起きて離れた瞬間に、ガッツの炎とミラの魔法で煙幕を張ることにした。
その間にとにかく逃げて、インビジブルで隠れる。
単純な作戦だけど、この巨体には効果があるだろう……と皆で恐ろしい顔をしたアマゾネスを見ていた時だった。
空気が抜けるような音がした。
そして……。
アマゾネスが縮んでいった!!
何これ? 時限式なの!?
時間が来たらアマゾネス爆発しちゃうの??
「皆さん、ちょっと見てください!」
冷静だったミラが彼女を指し示す。
縮む……というよりは筋肉の鎧が溶けていく感じ。
「これ、魔法ですよ。確か……土魔法のコーティングなんとかってやつで。自分自身の姿に土をコーティングすることで変身できちゃうんです!」
「自分より小さいものにはなれませんけど、こんな風に大きい人間に化けることは簡単なんです」
ミラの簡単は当てにならないけど、確かに変身していた。
やがて、変身が解けた姿は……というところで最初の会話になったわけ。
----------
「何のために、こんな事してるっていうの?」
「あくまで俺の予想っすが、エルフってやっぱり魔法特化なんすよ。だからなめられることも多い。それで、苦心した彼らが作り出したのが、『バリ』という名の架空のアマゾネス。これはすごい牽制っすよ!!」
なるほどねえ。
確かにあんな巨人がいたら、魔法の防御だけじゃ不安になっちゃうよね。
そしたら、攻められることも少なくなる。
「もしかしたら、交代で『バリ』になっていたのかもしれないっすね」
「それで今回は、その少年が……てわけか」
アマゾネスが少年に変わった!
というのは嬉しいのだけど、イケメン……というのではなく、まだ子供だ。
小学校の高学年ぐらいかな?
「小さい子だし、明日帰してあげましょ」
「やっぱり先輩優しいです! 自分を襲った相手を……。でも、可哀相というのは同意です」
ミラが少年の髪をなでながら言う。
「うーん……」
「何唸ってるのガッツ」
「子供……子供ねえ」
「エルフって寿命が長くて、子供でも人間の爺さんレベルの年だったりするんすよ。このまま寝かして、俺たちも寝るってのは……危険っすね」
おお。
言われてみれば、ファンタジー世界のエルフは長寿で有名だった。
永遠に近いぐらい生きているのもいたかな?
「……悩むわね。危険だったらここに置き去りにするんだけど、本当の子供だったら大変だし」
「先輩! ここは私の出番です!!」
いつも頼っているけど、今回も何か妙案が!?
「木魔法で動けないように身体をしばっておきます。少し詠唱に時間がかかりますけど」
「ナイスアイディア!」
少しすると、少年の縛りができた。
こう言っちゃうと、怪しいけど。
まあ、これでゆっくりと寝られるわ!
ミラは寝袋を。ガッツはそのまま。少年には私の寝袋を貸してあげた。
「寒くないですか、先輩?」
「大丈夫! 風邪なんかひかないよ。だって勇――」
おおっと、また口が滑りそうに。
でも、さすがに気づいてきているだろうし、次の街についたら話しておこう。
それで、ミラがどういう決断をするとしても。
こうして、私たちはエルフとアマゾネスから逃げられました!
でも少年はどうすればいいのかまだわかりません。
「こんな時は寝るに限る!」
走ってきて少し疲れていた私は……すぐに……眠りに……。
「おはよう」
目を覚ますと、少年が私の前に立っていた。
「少年っすねえ」
「少年ですねー」
皆で顔を見合わせる。
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エルフから逃げた私たちは、アマゾネスが離れるまでとりあえず野宿することにした。
このまま宿に行くなんてとんでもない!
衛兵がとんできてつかまってしまう!!
というわけで、焚き火を囲みなら、私たちは今後のことについて話していた。
とりあえず、起きて離れた瞬間に、ガッツの炎とミラの魔法で煙幕を張ることにした。
その間にとにかく逃げて、インビジブルで隠れる。
単純な作戦だけど、この巨体には効果があるだろう……と皆で恐ろしい顔をしたアマゾネスを見ていた時だった。
空気が抜けるような音がした。
そして……。
アマゾネスが縮んでいった!!
何これ? 時限式なの!?
時間が来たらアマゾネス爆発しちゃうの??
「皆さん、ちょっと見てください!」
冷静だったミラが彼女を指し示す。
縮む……というよりは筋肉の鎧が溶けていく感じ。
「これ、魔法ですよ。確か……土魔法のコーティングなんとかってやつで。自分自身の姿に土をコーティングすることで変身できちゃうんです!」
「自分より小さいものにはなれませんけど、こんな風に大きい人間に化けることは簡単なんです」
ミラの簡単は当てにならないけど、確かに変身していた。
やがて、変身が解けた姿は……というところで最初の会話になったわけ。
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「何のために、こんな事してるっていうの?」
「あくまで俺の予想っすが、エルフってやっぱり魔法特化なんすよ。だからなめられることも多い。それで、苦心した彼らが作り出したのが、『バリ』という名の架空のアマゾネス。これはすごい牽制っすよ!!」
なるほどねえ。
確かにあんな巨人がいたら、魔法の防御だけじゃ不安になっちゃうよね。
そしたら、攻められることも少なくなる。
「もしかしたら、交代で『バリ』になっていたのかもしれないっすね」
「それで今回は、その少年が……てわけか」
アマゾネスが少年に変わった!
というのは嬉しいのだけど、イケメン……というのではなく、まだ子供だ。
小学校の高学年ぐらいかな?
「小さい子だし、明日帰してあげましょ」
「やっぱり先輩優しいです! 自分を襲った相手を……。でも、可哀相というのは同意です」
ミラが少年の髪をなでながら言う。
「うーん……」
「何唸ってるのガッツ」
「子供……子供ねえ」
「エルフって寿命が長くて、子供でも人間の爺さんレベルの年だったりするんすよ。このまま寝かして、俺たちも寝るってのは……危険っすね」
おお。
言われてみれば、ファンタジー世界のエルフは長寿で有名だった。
永遠に近いぐらい生きているのもいたかな?
「……悩むわね。危険だったらここに置き去りにするんだけど、本当の子供だったら大変だし」
「先輩! ここは私の出番です!!」
いつも頼っているけど、今回も何か妙案が!?
「木魔法で動けないように身体をしばっておきます。少し詠唱に時間がかかりますけど」
「ナイスアイディア!」
少しすると、少年の縛りができた。
こう言っちゃうと、怪しいけど。
まあ、これでゆっくりと寝られるわ!
ミラは寝袋を。ガッツはそのまま。少年には私の寝袋を貸してあげた。
「寒くないですか、先輩?」
「大丈夫! 風邪なんかひかないよ。だって勇――」
おおっと、また口が滑りそうに。
でも、さすがに気づいてきているだろうし、次の街についたら話しておこう。
それで、ミラがどういう決断をするとしても。
こうして、私たちはエルフとアマゾネスから逃げられました!
でも少年はどうすればいいのかまだわかりません。
「こんな時は寝るに限る!」
走ってきて少し疲れていた私は……すぐに……眠りに……。
「おはよう」
目を覚ますと、少年が私の前に立っていた。
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