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ベストはお見合い結婚? 恋愛結婚?
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人生最悪。
誰とも顔を合わせたくない夜だった。
このまま時間が止まってしまえばいいのに。そう願う。それでも朝は来る。
世の無常を噛みしめ、大学に登校した比和子は親友たちにすがった。
16
二人が連れて来たのは大学の近くのファミレス。
比和子は目の間にズラリと並んだスイーツを見て、何だか失恋のやけ食いみたいだと思った。ドリンクバーを頼んだ二人が反対の席に座っている。その目は根掘り葉掘り聞き出そうと語っている。千尋が紅茶のカップをテーブルの端に移動させると両肘をつき、いて手を組んでキラッと私を見つめる。すると、加奈も同じポーズをとった。
「それで何があったのか洗いざらい 白状してもらおう」
「そう、そう」
と言われても……。
「お見合いはしたんでしょ?」
「うっ、うん」
二人が互いに顔を見合わせるとズイッと私の顔を覗き込んで来た。
「で、どうだった。イケメンだった?」
「食べ物は美味しかった?」
「えっ……まあ……」
口ごもる比和子を見て2人を顔を見合わせた。
どうせいつかは話さなくちゃならない。覚悟を決めよう。第一印象は良かった。でも、結論としては、見た目は合格、中身は不合格。
ポロリと漏れる本心。
「最悪だった」
「えっ、どういう事?」
「お見合いで、いったい何があったの?」
「実は……」
内緒話をするように身を乗り出すと、二人も 身を乗り出した。
全てを話した。
「なんて男だ!」
加奈がテーブルをバンと叩き他の客の視線が集まる。比和子は愛想笑いでその視線を流すと、「声を落として」と両手を広げて宥めようとしたが、千尋もドンとグーでテーブルを叩いた。
「断って正解よ。お見合いに女同伴なんてあり得ないわ!」
怒る二人を見ていると胸の奥がじんわりと暖かくなる。
本当にその通りだ。
お見合い写真を見る限りまともな人だと思っていたのに……。
会った時も私を見て笑顔だった。
会話だって
彼女が登場するまでは話も盛り上がっていた。
「パパに言って、こてんぱんにしてやるわ!」
「そうよ。私を塩でケーキを作って口に押し込んでやる!」
話をしたら悔しさが蘇って来た。
結婚前から愛人がいるなんて、人を馬鹿にするにも程がある。騙して通せると思ったんだ。そんなに別れられないなら、その人と結婚しなさいよ。
「もう二度とお見合いなんかするものか!」
ガッとフルーツパフェを掴むと次々とフルーツを口に押し込んだ。
✳✳✳
千尋は口いっぱいにケーキを頬張り頬を
動かしている比和子をリスのようだと愛でていた。
それで傷が癒せるなら、それでいい。付き合ってたわけでも、告白したわけでもない。傷としては軽傷だ。プライドがちょっとばかり傷ついただけなんだから。ふと隣が静かなことに気づいた。
加奈が顎に手をやって珍しく何やら考え込んでいる。
「どうした? あんたも悩み相談?」
小馬鹿にされていることも気づかず加奈は自分の疑問をぶつけた。
「んー、ちょっと変だって思ったのよ」
「何が?」
「だって、お見合いの席に愛人だとしても自分の横に立たせる?」
「………」
そう言われるとちょっとおかしい。
連れてくるのは反則だ。
断るにしても口で言えば済む。愛人が乗り込んで来たなら分かるけど……。
私たちの考え通りなら、目の前でいちゃつくか、逆に追い返すかするはずだ。
リアクションが不可解だ。
だけど……比和子を振る理由はそれ以外考えられない。見た目も性格も良いんだから。
比和がスプーンを口に咥えたまま黙って加奈を見ている。
その目つきには見覚えがある。
まずい。変に興味を持っては困る。
「それは比和子の方からお見合いを断らせるためだよ」
「でも愛人だと言われたわけじゃないでしょ」
「それは……そうだけど……」
千尋は、加奈の両肩を掴んで、こちらは向かせた。いつもは鈍臭いくせに、今日に限って鋭い。比和子が口からスプーンを出した。 これは明らかにまずい状態だ。
「加奈! どっちの味方なのよ」
「勿論、比和よ」
「ならどうして、そんな無責任なこと言うのよ」
「無責任って」
「自分の考えを押し付けて比和を迷わせるのは良くないわ」
(その考えが当たっていたとしても、だ。)
しかし、加奈の妄想は止まらない。
「もしかして……その人は幼馴染で邪魔しに来たとか? 物語によくある展開じゃない」
「そうとは限らないでしょ」
私も経験がある。妹を彼女だと勘違いして喧嘩になったことがある。
だからと言って、それが当てはまるとは限らない。
食べるのを止めて比和が眉間に皴を寄せて考え始めた。その様子に思わず目を閉じた。加奈の不用意な発言でもしかしたらと言う淡い期待を持ってしまったようだ。最低だと言いながらも聞かれるまで私たちにも黙っていた。
比和だって好きな男子が居なかった訳じゃない。その事を考えるに比和は、心のどこかでは間違いであって欲しいと言う気持ちが残っているんだ。
だけど私たちに言われて初めてその気持ちに気づくくらいだった。
恋に関しては初心者だからだ。疎いのかも。
「私が思う以上に、比和はお見合い相手が好きだったんじゃないの?」
「えっ?」
「まさかー」
終わらせたいのに加奈が話を膨らませようとする。今、自分の気持ちに気づいたら物凄く怒ったり、泣いたりして大変だ。
「比和から断ったんだし、終わったことよ。今更どうこうできることじゃないでしょ。蒸し返すのは良くない!」
説得しようとしてが、加奈は既に悦に入ってしまった。
「ううん。私の考えは正しい。本命だからおしゃれに気を使ったんだよ。そもそも嫌だったら、お見合い自体しないでしょ」
「それは……」
確かに拘りを見せていた。かんざし一本選ぶのに凄く悩んでた。比和は優しくて気遣いが出来る。しかし、だからと言って人に流されるタイプではない。嫌な事は嫌だと言える。が、しかしそれが友となると……。
真剣な顔で加奈を見つめている。
千尋は内心、ため息をついた。
「じゃあ、失恋ってこと?」
「そこは微妙」
「微妙⁉」
声が裏返る。確信があって言ったのではないの?
首をかしげる比和に向かって加奈が首を横に振る。彼女も同じように怪訝そうな顔をしている。
すると、加奈が、私たちをちらりと見てからもったいつけるように言った。
「勝負する前に逃げたからよ」
その答えに彼女が目を伏せた。
なるほど……。真実を知ったら傷つきそうだと本能的に思ったのね。
したり顔で加奈がポンと比和の肩に手を置いた。
「やっぱり」
「見合いより恋愛ってことよ」
比和子は加奈の言葉に眉を顰める。
「それって慰めているの?」
その恋愛だって上手く行かないのに……。何だかモヤモヤが残る。
私の早とちりで、ぜっかくの縁を自ら切ったの? それとも予想通り悪縁だったの?
「そうそう。今どき見合いなんて流行らないわよ」
千尋もそうだと言う。でも私はそのお見合いに期待してたのよ。
何を勘違いしたのか、
返事をしないでいると加奈がパチンとウインクしてきた。
「大丈夫。私がもっと良い男を紹介してあげる」
「否よ」
その手をパチンと叩いて払いのけた。その言葉は何度も聞いた。実際に会ったこともあるが、一度として好みのタイプだった試しがない。
「そう言わずに、男を忘れるには男だよ」
何でそう言う考えになるのよ。
無言で首を横に振る。
付き合わされる男の人の気持ちはどうなるのよ。
(可愛そうな男友達たち……)
加奈の男が途切れないのは好きな人がコロコロ変わるからだ。私はそんな風に考えられない。
一人で、一人、本気で、大切に付き合いたい。
「そう言うのはまだ早いよ。ねっ、比和」
目を細めて加奈を見ていると千尋が、もう終わりと二人の間に割って入った。
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このまま時間が止まってしまえばいいのに。そう願う。それでも朝は来る。
世の無常を噛みしめ、大学に登校した比和子は親友たちにすがった。
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二人が連れて来たのは大学の近くのファミレス。
比和子は目の間にズラリと並んだスイーツを見て、何だか失恋のやけ食いみたいだと思った。ドリンクバーを頼んだ二人が反対の席に座っている。その目は根掘り葉掘り聞き出そうと語っている。千尋が紅茶のカップをテーブルの端に移動させると両肘をつき、いて手を組んでキラッと私を見つめる。すると、加奈も同じポーズをとった。
「それで何があったのか洗いざらい 白状してもらおう」
「そう、そう」
と言われても……。
「お見合いはしたんでしょ?」
「うっ、うん」
二人が互いに顔を見合わせるとズイッと私の顔を覗き込んで来た。
「で、どうだった。イケメンだった?」
「食べ物は美味しかった?」
「えっ……まあ……」
口ごもる比和子を見て2人を顔を見合わせた。
どうせいつかは話さなくちゃならない。覚悟を決めよう。第一印象は良かった。でも、結論としては、見た目は合格、中身は不合格。
ポロリと漏れる本心。
「最悪だった」
「えっ、どういう事?」
「お見合いで、いったい何があったの?」
「実は……」
内緒話をするように身を乗り出すと、二人も 身を乗り出した。
全てを話した。
「なんて男だ!」
加奈がテーブルをバンと叩き他の客の視線が集まる。比和子は愛想笑いでその視線を流すと、「声を落として」と両手を広げて宥めようとしたが、千尋もドンとグーでテーブルを叩いた。
「断って正解よ。お見合いに女同伴なんてあり得ないわ!」
怒る二人を見ていると胸の奥がじんわりと暖かくなる。
本当にその通りだ。
お見合い写真を見る限りまともな人だと思っていたのに……。
会った時も私を見て笑顔だった。
会話だって
彼女が登場するまでは話も盛り上がっていた。
「パパに言って、こてんぱんにしてやるわ!」
「そうよ。私を塩でケーキを作って口に押し込んでやる!」
話をしたら悔しさが蘇って来た。
結婚前から愛人がいるなんて、人を馬鹿にするにも程がある。騙して通せると思ったんだ。そんなに別れられないなら、その人と結婚しなさいよ。
「もう二度とお見合いなんかするものか!」
ガッとフルーツパフェを掴むと次々とフルーツを口に押し込んだ。
✳✳✳
千尋は口いっぱいにケーキを頬張り頬を
動かしている比和子をリスのようだと愛でていた。
それで傷が癒せるなら、それでいい。付き合ってたわけでも、告白したわけでもない。傷としては軽傷だ。プライドがちょっとばかり傷ついただけなんだから。ふと隣が静かなことに気づいた。
加奈が顎に手をやって珍しく何やら考え込んでいる。
「どうした? あんたも悩み相談?」
小馬鹿にされていることも気づかず加奈は自分の疑問をぶつけた。
「んー、ちょっと変だって思ったのよ」
「何が?」
「だって、お見合いの席に愛人だとしても自分の横に立たせる?」
「………」
そう言われるとちょっとおかしい。
連れてくるのは反則だ。
断るにしても口で言えば済む。愛人が乗り込んで来たなら分かるけど……。
私たちの考え通りなら、目の前でいちゃつくか、逆に追い返すかするはずだ。
リアクションが不可解だ。
だけど……比和子を振る理由はそれ以外考えられない。見た目も性格も良いんだから。
比和がスプーンを口に咥えたまま黙って加奈を見ている。
その目つきには見覚えがある。
まずい。変に興味を持っては困る。
「それは比和子の方からお見合いを断らせるためだよ」
「でも愛人だと言われたわけじゃないでしょ」
「それは……そうだけど……」
千尋は、加奈の両肩を掴んで、こちらは向かせた。いつもは鈍臭いくせに、今日に限って鋭い。比和子が口からスプーンを出した。 これは明らかにまずい状態だ。
「加奈! どっちの味方なのよ」
「勿論、比和よ」
「ならどうして、そんな無責任なこと言うのよ」
「無責任って」
「自分の考えを押し付けて比和を迷わせるのは良くないわ」
(その考えが当たっていたとしても、だ。)
しかし、加奈の妄想は止まらない。
「もしかして……その人は幼馴染で邪魔しに来たとか? 物語によくある展開じゃない」
「そうとは限らないでしょ」
私も経験がある。妹を彼女だと勘違いして喧嘩になったことがある。
だからと言って、それが当てはまるとは限らない。
食べるのを止めて比和が眉間に皴を寄せて考え始めた。その様子に思わず目を閉じた。加奈の不用意な発言でもしかしたらと言う淡い期待を持ってしまったようだ。最低だと言いながらも聞かれるまで私たちにも黙っていた。
比和だって好きな男子が居なかった訳じゃない。その事を考えるに比和は、心のどこかでは間違いであって欲しいと言う気持ちが残っているんだ。
だけど私たちに言われて初めてその気持ちに気づくくらいだった。
恋に関しては初心者だからだ。疎いのかも。
「私が思う以上に、比和はお見合い相手が好きだったんじゃないの?」
「えっ?」
「まさかー」
終わらせたいのに加奈が話を膨らませようとする。今、自分の気持ちに気づいたら物凄く怒ったり、泣いたりして大変だ。
「比和から断ったんだし、終わったことよ。今更どうこうできることじゃないでしょ。蒸し返すのは良くない!」
説得しようとしてが、加奈は既に悦に入ってしまった。
「ううん。私の考えは正しい。本命だからおしゃれに気を使ったんだよ。そもそも嫌だったら、お見合い自体しないでしょ」
「それは……」
確かに拘りを見せていた。かんざし一本選ぶのに凄く悩んでた。比和は優しくて気遣いが出来る。しかし、だからと言って人に流されるタイプではない。嫌な事は嫌だと言える。が、しかしそれが友となると……。
真剣な顔で加奈を見つめている。
千尋は内心、ため息をついた。
「じゃあ、失恋ってこと?」
「そこは微妙」
「微妙⁉」
声が裏返る。確信があって言ったのではないの?
首をかしげる比和に向かって加奈が首を横に振る。彼女も同じように怪訝そうな顔をしている。
すると、加奈が、私たちをちらりと見てからもったいつけるように言った。
「勝負する前に逃げたからよ」
その答えに彼女が目を伏せた。
なるほど……。真実を知ったら傷つきそうだと本能的に思ったのね。
したり顔で加奈がポンと比和の肩に手を置いた。
「やっぱり」
「見合いより恋愛ってことよ」
比和子は加奈の言葉に眉を顰める。
「それって慰めているの?」
その恋愛だって上手く行かないのに……。何だかモヤモヤが残る。
私の早とちりで、ぜっかくの縁を自ら切ったの? それとも予想通り悪縁だったの?
「そうそう。今どき見合いなんて流行らないわよ」
千尋もそうだと言う。でも私はそのお見合いに期待してたのよ。
何を勘違いしたのか、
返事をしないでいると加奈がパチンとウインクしてきた。
「大丈夫。私がもっと良い男を紹介してあげる」
「否よ」
その手をパチンと叩いて払いのけた。その言葉は何度も聞いた。実際に会ったこともあるが、一度として好みのタイプだった試しがない。
「そう言わずに、男を忘れるには男だよ」
何でそう言う考えになるのよ。
無言で首を横に振る。
付き合わされる男の人の気持ちはどうなるのよ。
(可愛そうな男友達たち……)
加奈の男が途切れないのは好きな人がコロコロ変わるからだ。私はそんな風に考えられない。
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※章の区切りを変更致しました。(9/22更新)
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