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12月
16*
しおりを挟む「相変わらず白くて綺麗だな」
うっとり呟かれ、俺の頬がカッと熱くなる。
情欲に満ちた水色の瞳を眩しそうに細め俺の肌をうっとりと撫で摩っていく。以前キスされた箇所をなぞられた瞬間あの時の感覚を思い出し肌が泡立つ。
「前は全然足りなかったからな」
「ひぅっ、!?」
「今度は存分に可愛がってやるからな」
控えな淡い突起を乳輪ごと指先で摘まれ身体が跳ねる。
そういえば、吉良に感度が良いとか言われたような…。
それだけですぐに立ち上がってしまった乳首を指でこねくりまわされ、鎖骨を軽く噛まればそれだけで熱が下腹部に集まっていくのが分かる。
「ふぁあ、あ、きらぁ、そこ、いじんなぁぁ」
「そこってどこ?」
「あぁん!!」
お前いつもとキャラ違うぅ。
捏ねくりまわされプクンと立った左の突起をワザとチュパチュパ音を立てて吸い、右側も忘れず指の腹で優しく撫で上げる。
乳首弄られてこんな女の子みたいな声上げる俺もキャラじゃないよぅ。
俺の体を愛撫するため解放されていた両手を思い出しこれ以上恥ずかしい声を聞かれたくなくて口を塞いだ。
それを見た吉良はちょっと残念そうな表情を垣間見せたが、それはすぐ怪しげな笑みとって代わる。
…吉良が怖いよう。
「声どこまで耐えられるか試すか?」
そういうや否や片手で乳首を弄りながら、もう片手は下肢へ滑り落ちていく。
(え、ええ、そこ触んの!?)
手の目的の場所を察し、両足で阻止しようとしたが足の狭間をすでに確保していた吉良に抵抗は無意味で。
それでも片手で口を押さえながらもう一方の手で阻止しようと頑張ったが、それも空回るばかり。
完全に吉良の思惑通りなってしまっている、ど、どうすればあぁ(泣)
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