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チャプター7 コードウェルよ銃を取れ #1
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それじゃぁ説明しよう。
俺の名はコードウェル。24歳独身。妹が一人居るが……家を出て行った。もう十年以上に前になる。
別に喧嘩したわけじゃない、理由があったんだ。妹はその、ちょっと変わっててね。
母親は俺たちが物心着く前に死んじまった。
それで、数年前に親父が死んでからは、俺がこのサミュエル社のボスってわけだが…… ぶっちゃけ俺には才能がない。
経営の才能も。銃の才能もだ。もちろん、手先も器用じゃないし、女にもモテない。
親父は凄かった。銃を撃たせても作らせても、神業だった。
それに酒も好きだった。バーボン作りをはじめたのも親父のアイディアだ。
これがめちゃくちゃ儲かるし美味い。経営難だったうちをたちまち立ち直らせた。
俺が親父から受け継いだのは、酒好きって事だけ。
銃は手が震えて当たらないし、みんなの手伝いをしようとしても役に立たない。靴磨きくらいしかすることがない。
でもさ、まがりなりにも社長が靴磨きするわけにもいかないだろ!?
俺には居場所がないんだ。だからいつも酒ばかり飲んでた。それしか……することがない。
そして奴らが来た。ダレル社の連中が警告もなく、突然攻撃してきたんだ。それで…… 逃げて、ここにいたるって訳だ。
まったく情けない話だよ。 はい説明独白終わり。
「というわけだ 正直、これからどうしていいか全くわからない ていうかリベルタはわかるが、あんたらは?」
コードウェルは見知らぬスーツの集団に問うた。
「しらねぇのか? 俺たちはマルコ・ファミリーで俺がマルコだ お前の親父さんには世話になったし、ここの銃とバーボンの愛好家だ」
「それで助けに来てくれたのか? ……恩に切る だけど状況はかなりヤバイ」
「それで、そっちのニンジャは?」
「こいつはZERO-NEMO! あたしの連れだよ」
「まぁ何はともあれ、とりあえずは隠れようコードウェル 社長のお前さんさえ生きていれば、きっとなんとかなるさ」と老サワー。
「そうかな……そうかも、でも自信ないや」
「しかし隠れるとしてもどうする気だ? よその星まで逃げるなら、転送装置まで行かなくてはならないぞ」
「えーまじで、あの道また通るの? 無理くさくない? ジャングルの中で攻撃されたら、散り散りになるよ」
「そうじゃな、時間を稼ぐ必要があるのう どうじゃタタラ社の?」サワーはZERO-NEMOに水を向ける。
「ふむ、おそらく既に、敵の部隊がこちらに向かっているだろうな ならばここで迎え撃つ 敵を蹴散らして減らせば、脱出も楽だろう」
「建設的な意見だ やるねぇ 俺らも逃げ回るより、そっちのが興味あるぜ、なぁおまえら!」とマルコ。
「一かバチかじゃなぁ 老い先短いわしはいいが…… リベルタ、コードウェル、お前たちは…」
「あたしはやる」「俺は逃げたい」
「ちょっとおじさん!」
「わかってる!わかってるって! みんなに従うよ」
作戦会議が始まった。グリップ君が珍しく役立ち、テーブルの上に、屋敷周辺の立体的な見取り図を投影する。
ZERO-NEMOは意外にも、指揮官としての能力に長けていた。そんな訳で作戦会議はマルコとZERO-NEMOを中心に進んだ。
老スナイパーは銃の扱いには長けていたが、あくまで彼は銃作りの職人であって、ガンマンでも兵士でもない。
リベルタは歳のわりには多くの場数を踏んでいるが、集団同士の戦いの指揮を執るには向いていない。子供だから当然だ。
まともに戦えないコードウェルは完全に論外だ。
一行が考えた即席の作戦を要約するとこうだ。
まず老スナイパー、サワーは屋敷に隣接して生えている巨木の上から監視と狙撃。
マルコ・ファミリーのガンマン6人は2人をコードウェルと共に屋敷に残し、あとの4人とマルコは屋敷の周辺に扇状に潜伏。
マルコとリベルタ2人も同様に屋敷周辺に潜伏して待ち伏せ係りだ。
そしてZERO-NEMOは、森の中に急ごしらえの罠を作りつつ遊撃、敵を包囲網の中心に誘導する。
「古典的だが、ダレル社のバカどもには有効であると思われる」
ZERO-NEMOが赤いモノアイを明滅させる。
彼の声は抑揚の無い機械音声で、サイバースーツに包まれた挙動からも、表情からも、感情のつかめないものであったが、不思議と説得力があり、場を沈静化させる効果があった。
「だが長くはもたねぇぞ 敵に切れ目が出来たらすぐにケツを捲くる おい、わかってるのかコードウェル!」
「ああ、はい ちゃんと聞いてるよ」
マルコもならず者とは言え集団を率いているだけあって言動が決断的だ。
彼は自分の部下たちにてきぱきと指示を出した。
ZERO-NEMOはもうすでに行動を起こし、一足先に森へと消えた。
さらに幸いなことに、屋敷のあちこちにはいくつもの銃があった。
ただの戸棚や衣装棚の中にまで銃が置かれているほどだった。
「ちょっとした宝探しだね! ほんとはもっとランチャーとか欲しいけど」
サミュエル社製の銃は、どれも手作りで古風だが、美術品の様に美しく、堅牢で緻密なボディはアーチファッソルの大出力射撃にも耐える。
しかしどれも単発射撃だ。機関銃のような連射できる銃は無く、ハンターが使うような繊細な銃ばかりだった。
「大部隊を相手に戦うような銃ではないからなぁ、うちのは そういや俺、何か大切なこと忘れてるような気がする……」とコードウェル。
「ぼさっとしてないで、弾に当たらないように隠れててよおじさん もうすぐ来るよあいつら」
<<きよったぞー!! もう1キロほどのところに来ておるぞ!>>
通信はすでに樹上で配置に付いたサワーからだった。通信は先行して森に隠れているはずのZERO-NEMOにも通じている。
「さぁ頑張ってよニンジャ!」
「なンか俺、最近全然喋っテないナ」
-----
リベルタが支援AIを銃に搭載しているように、他にもさまざまな形で支援AIを搭載している機器は数多い。
例えば宇宙船や飛行機には、必ずといってよいほどAIが搭載されており、人間は複雑な操作をする必要がなく、たいていは単に行き先を告げるだけで事が済む。
ZERO-NEMOの装備するタタラ社製サイバーニンジャスーツにも、AIが搭載されている。
コレまでの道のりの中で自動的に、周辺のジャングルの立体的なマップが記録されている。これらはサイト、あるいはバグなどと呼ばれる微細なナノテクドローンが、常に彼の周囲を飛び回っているためだ。
ドローンは主に索敵に高い効果を発揮する。そして拡張された視覚情報は素早い移動には欠かせない。
猫科の動物のように素早く、最小限の騒音で木々を飛び回るには、彼自身の身体能力もそうだが、AIによる最適なコース判断が必要不可欠だ。
彼の視界には常に次に飛び移るべきポイントが、ハイライト表示されているはずだ。
黒曜石の様に黒光りするスーツは鎧であり、自身を拡張する支援ツールだ。これを着ければ誰でも優秀なスカウトとなりうる。
ZERO-NEMOはジャングルの中を動き回りつつ、限られた時間の中で、さまざまな即席の罠を仕掛けていった。
電磁マキビシだけではなく、蔓や重しを使った原始的な罠だ。もちろんこれらの配置や作り方も、AIによって最適な方法が選ばれる。
これこそが長い伝統の歴史をもつタタラ社の本懐といったところか。
いまやジャングルはニンジャのキルゾーンと化した。
そこ足を踏み入れた者は。
「うあわぁあああ!!」
ジャングルに似つかわしくない、着古したライダージャケット姿のダレル社兵士が罠にかかった。
男はしなった枝に付けられた、蔓のロープに足を絡め取られ、上空高く宙吊りにされてしまった。最初のブービー賞だ。
さらにあちこちで悲鳴が上がりだす。あるものは電磁マキビシの電撃で、あるものは蔓に絡め取られ、あるものはスパイク付きの丸太に突き刺さった。
事ここに来て薬物と酒とヘヴィメタルの過剰摂取で萎縮した彼らの脳みそにもようやく異変が伝わった。
「なんだかわからねーけどヤバイぞ!」「どんどんやられていく!」
実際の所、このトラップで何人かがやられた所で相手は大勢だ、結果に影響はないであろう。
だが大事なのは彼らに恐怖を植え付けることだ。
そうすれば進軍は遅くなり、渋滞する。そして理想的な場所へと誘導することができるのだ。
次なる手として、今度はZERO-NEMOは弓矢を使った。
気取られないよう、木々を静かに、素早く移動しながら矢で一人づつ射殺していく。
彼らには直接攻撃とトラップの見分けが付かない。
ニンジャは淡々と、そして確実に仕事をこなした。
ダレル社のサイコヘヴィメタラー達は猟犬に追い立てられる羊のごとく、指向的移動を続けた。
その先に、は今か今かと引き金を引く瞬間を待ち構えるガンマンたちが居た。
俺の名はコードウェル。24歳独身。妹が一人居るが……家を出て行った。もう十年以上に前になる。
別に喧嘩したわけじゃない、理由があったんだ。妹はその、ちょっと変わっててね。
母親は俺たちが物心着く前に死んじまった。
それで、数年前に親父が死んでからは、俺がこのサミュエル社のボスってわけだが…… ぶっちゃけ俺には才能がない。
経営の才能も。銃の才能もだ。もちろん、手先も器用じゃないし、女にもモテない。
親父は凄かった。銃を撃たせても作らせても、神業だった。
それに酒も好きだった。バーボン作りをはじめたのも親父のアイディアだ。
これがめちゃくちゃ儲かるし美味い。経営難だったうちをたちまち立ち直らせた。
俺が親父から受け継いだのは、酒好きって事だけ。
銃は手が震えて当たらないし、みんなの手伝いをしようとしても役に立たない。靴磨きくらいしかすることがない。
でもさ、まがりなりにも社長が靴磨きするわけにもいかないだろ!?
俺には居場所がないんだ。だからいつも酒ばかり飲んでた。それしか……することがない。
そして奴らが来た。ダレル社の連中が警告もなく、突然攻撃してきたんだ。それで…… 逃げて、ここにいたるって訳だ。
まったく情けない話だよ。 はい説明独白終わり。
「というわけだ 正直、これからどうしていいか全くわからない ていうかリベルタはわかるが、あんたらは?」
コードウェルは見知らぬスーツの集団に問うた。
「しらねぇのか? 俺たちはマルコ・ファミリーで俺がマルコだ お前の親父さんには世話になったし、ここの銃とバーボンの愛好家だ」
「それで助けに来てくれたのか? ……恩に切る だけど状況はかなりヤバイ」
「それで、そっちのニンジャは?」
「こいつはZERO-NEMO! あたしの連れだよ」
「まぁ何はともあれ、とりあえずは隠れようコードウェル 社長のお前さんさえ生きていれば、きっとなんとかなるさ」と老サワー。
「そうかな……そうかも、でも自信ないや」
「しかし隠れるとしてもどうする気だ? よその星まで逃げるなら、転送装置まで行かなくてはならないぞ」
「えーまじで、あの道また通るの? 無理くさくない? ジャングルの中で攻撃されたら、散り散りになるよ」
「そうじゃな、時間を稼ぐ必要があるのう どうじゃタタラ社の?」サワーはZERO-NEMOに水を向ける。
「ふむ、おそらく既に、敵の部隊がこちらに向かっているだろうな ならばここで迎え撃つ 敵を蹴散らして減らせば、脱出も楽だろう」
「建設的な意見だ やるねぇ 俺らも逃げ回るより、そっちのが興味あるぜ、なぁおまえら!」とマルコ。
「一かバチかじゃなぁ 老い先短いわしはいいが…… リベルタ、コードウェル、お前たちは…」
「あたしはやる」「俺は逃げたい」
「ちょっとおじさん!」
「わかってる!わかってるって! みんなに従うよ」
作戦会議が始まった。グリップ君が珍しく役立ち、テーブルの上に、屋敷周辺の立体的な見取り図を投影する。
ZERO-NEMOは意外にも、指揮官としての能力に長けていた。そんな訳で作戦会議はマルコとZERO-NEMOを中心に進んだ。
老スナイパーは銃の扱いには長けていたが、あくまで彼は銃作りの職人であって、ガンマンでも兵士でもない。
リベルタは歳のわりには多くの場数を踏んでいるが、集団同士の戦いの指揮を執るには向いていない。子供だから当然だ。
まともに戦えないコードウェルは完全に論外だ。
一行が考えた即席の作戦を要約するとこうだ。
まず老スナイパー、サワーは屋敷に隣接して生えている巨木の上から監視と狙撃。
マルコ・ファミリーのガンマン6人は2人をコードウェルと共に屋敷に残し、あとの4人とマルコは屋敷の周辺に扇状に潜伏。
マルコとリベルタ2人も同様に屋敷周辺に潜伏して待ち伏せ係りだ。
そしてZERO-NEMOは、森の中に急ごしらえの罠を作りつつ遊撃、敵を包囲網の中心に誘導する。
「古典的だが、ダレル社のバカどもには有効であると思われる」
ZERO-NEMOが赤いモノアイを明滅させる。
彼の声は抑揚の無い機械音声で、サイバースーツに包まれた挙動からも、表情からも、感情のつかめないものであったが、不思議と説得力があり、場を沈静化させる効果があった。
「だが長くはもたねぇぞ 敵に切れ目が出来たらすぐにケツを捲くる おい、わかってるのかコードウェル!」
「ああ、はい ちゃんと聞いてるよ」
マルコもならず者とは言え集団を率いているだけあって言動が決断的だ。
彼は自分の部下たちにてきぱきと指示を出した。
ZERO-NEMOはもうすでに行動を起こし、一足先に森へと消えた。
さらに幸いなことに、屋敷のあちこちにはいくつもの銃があった。
ただの戸棚や衣装棚の中にまで銃が置かれているほどだった。
「ちょっとした宝探しだね! ほんとはもっとランチャーとか欲しいけど」
サミュエル社製の銃は、どれも手作りで古風だが、美術品の様に美しく、堅牢で緻密なボディはアーチファッソルの大出力射撃にも耐える。
しかしどれも単発射撃だ。機関銃のような連射できる銃は無く、ハンターが使うような繊細な銃ばかりだった。
「大部隊を相手に戦うような銃ではないからなぁ、うちのは そういや俺、何か大切なこと忘れてるような気がする……」とコードウェル。
「ぼさっとしてないで、弾に当たらないように隠れててよおじさん もうすぐ来るよあいつら」
<<きよったぞー!! もう1キロほどのところに来ておるぞ!>>
通信はすでに樹上で配置に付いたサワーからだった。通信は先行して森に隠れているはずのZERO-NEMOにも通じている。
「さぁ頑張ってよニンジャ!」
「なンか俺、最近全然喋っテないナ」
-----
リベルタが支援AIを銃に搭載しているように、他にもさまざまな形で支援AIを搭載している機器は数多い。
例えば宇宙船や飛行機には、必ずといってよいほどAIが搭載されており、人間は複雑な操作をする必要がなく、たいていは単に行き先を告げるだけで事が済む。
ZERO-NEMOの装備するタタラ社製サイバーニンジャスーツにも、AIが搭載されている。
コレまでの道のりの中で自動的に、周辺のジャングルの立体的なマップが記録されている。これらはサイト、あるいはバグなどと呼ばれる微細なナノテクドローンが、常に彼の周囲を飛び回っているためだ。
ドローンは主に索敵に高い効果を発揮する。そして拡張された視覚情報は素早い移動には欠かせない。
猫科の動物のように素早く、最小限の騒音で木々を飛び回るには、彼自身の身体能力もそうだが、AIによる最適なコース判断が必要不可欠だ。
彼の視界には常に次に飛び移るべきポイントが、ハイライト表示されているはずだ。
黒曜石の様に黒光りするスーツは鎧であり、自身を拡張する支援ツールだ。これを着ければ誰でも優秀なスカウトとなりうる。
ZERO-NEMOはジャングルの中を動き回りつつ、限られた時間の中で、さまざまな即席の罠を仕掛けていった。
電磁マキビシだけではなく、蔓や重しを使った原始的な罠だ。もちろんこれらの配置や作り方も、AIによって最適な方法が選ばれる。
これこそが長い伝統の歴史をもつタタラ社の本懐といったところか。
いまやジャングルはニンジャのキルゾーンと化した。
そこ足を踏み入れた者は。
「うあわぁあああ!!」
ジャングルに似つかわしくない、着古したライダージャケット姿のダレル社兵士が罠にかかった。
男はしなった枝に付けられた、蔓のロープに足を絡め取られ、上空高く宙吊りにされてしまった。最初のブービー賞だ。
さらにあちこちで悲鳴が上がりだす。あるものは電磁マキビシの電撃で、あるものは蔓に絡め取られ、あるものはスパイク付きの丸太に突き刺さった。
事ここに来て薬物と酒とヘヴィメタルの過剰摂取で萎縮した彼らの脳みそにもようやく異変が伝わった。
「なんだかわからねーけどヤバイぞ!」「どんどんやられていく!」
実際の所、このトラップで何人かがやられた所で相手は大勢だ、結果に影響はないであろう。
だが大事なのは彼らに恐怖を植え付けることだ。
そうすれば進軍は遅くなり、渋滞する。そして理想的な場所へと誘導することができるのだ。
次なる手として、今度はZERO-NEMOは弓矢を使った。
気取られないよう、木々を静かに、素早く移動しながら矢で一人づつ射殺していく。
彼らには直接攻撃とトラップの見分けが付かない。
ニンジャは淡々と、そして確実に仕事をこなした。
ダレル社のサイコヘヴィメタラー達は猟犬に追い立てられる羊のごとく、指向的移動を続けた。
その先に、は今か今かと引き金を引く瞬間を待ち構えるガンマンたちが居た。
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