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第5話 いざ、学園へ?part1
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7歳になったワシはいつものごとく修行していた。
そうワシは7歳になったのだ。
学園へ行けるのだ。
ワシは中学校を卒業してすぐに働き始めたので、
青春を味わったことがあまりない。
ワシも青春したいのだ。
ワシがいく学園は人間の学園なので人間の王都と呼ばれるところにあるらしい。
なのでこのスラムからは通えない。
レン、エリーちゃんともお別れだ。
母さんは仕事の都合でここから離れられないらしいので、ワシ1人で行く事になった。
レンやエリーちゃんにこの事を告げるとレンは泣いて別れを惜しんでくれたが、エリーちゃんは
「やはり王都に奴らの拠点があるのですね、ということは我らの拠点も王都に移した方が活動しやすいか、いや、逆に我らのことを悟られる可能性も、とりあえず組織で共有する必要がゴニョゴニョ」
となにやら意味深なことを言っていたが、何のことを言っているのか分からない。
「なんのことを言ってるの」
と空気を読めるワシにしては突っ込んだことを聞いてみたのだが
「す、すみません。こんなところであの話をするなんて」と謝られてしまった。
なぜ謝られるのか分からないがワシは気にしない。
そんなこんなで2人に別れの挨拶をしたワシは早速
学園に行く準備をすることにした。
ガランッ ガランッ
ワシは今馬車に乗っている。
王都に向かっているのだ。
ワシが住んでいる町のスラムから王都までは馬車で 片道4日はかかるらしいので、途中の町や村でお世話になることになる。ちょっと楽しみだ。
王都には家がないので寮生活になる。
王都に住んでいる有力な貴族はもちろん、地方貴族や金持ちは王都にも家があるらしいが。
ワシはなんたってスラム生まれでハーフなのでもちろん寮生活だ。
楽しみにしていることはそれだけではない。
学園での勉強に友達作り。
王都の生活は胸を踊らせない訳にはいかない。
これはエリーちゃんが教えてくれたことだが、王都は古代文明の遺産の影響?とかなんとかで色々なものが発展してるとかしてないとか。
とにかくすごいらしい。
エリーちゃんは物知りだなぁー。
そんなことを考えていると今日お世話になる村に着いたらしい。
どんな町かというと‥うーんこれは町じゃないな。
村だ。しかも家の数も数えられる程度しかない。
ずいぶんと寂しい村だ。
出歩いている人も全くいない。
これは宿屋もない感じだな。
村人の家に泊まらせて貰うことにしよう。
「すいませ~ん。あ、あの一泊させたいただく事って出来ますか。ちゃんとお礼はしますので、」
「あ、そうですか。ありがとうございます」
こうしてサトーさんの家に泊まらせて貰うことになった。
サトーさんはサトーが名前なので注意してほしい。。
ワシが自己紹介をして名字があることを知ると、
サトーさんはすごく改まって接してきたからやめて貰った。
貴族だと勘違いしたのだろう。
この世界では名字は貴重なのだ。
サトーさんは1人暮らしらしいので遠慮なく泊まらせて貰った。
3人くらい住めそうな家なのにもったいない。
ちなみにサトーさんは20代後半くらいのお姉さんだ。
これはワシの感覚からするとという話しだから信頼しないでほしい。
ワシから見るとみんな若いのだ。
今日の振り返りをしながらボーとしていたら
おなか一杯なことも相まってすぐに寝てしまった。
ふいに、邪の雰囲気を感じた。
なぜかひどく土の匂いがする。
しかもふわふわのベッドで寝ていたはずなのに寝心地が悪い。
なにやらサトーさん、なのかな。
女の人の声ともう1人男の人の声が聞こえてくる。
「もう5人目です!。いい加減娘と夫を返してください!しかもこの人は貴族です!」
「駄目だ。貴族は貴族で利用価値はあるが、あくまで探しているのは適正があるやつだ。あれを復活させることが出来たら全てが解決するんだ。だからお前は今まで通りここに来るやつを眠らせて俺に差し出せ」
「もうなんでもいいからはやくこの人に適正があるかどうか見てください!」
「そう怒るな、えーとこの鏡でお、こいつは当たりかもな」
「じゃあ、はやく娘と夫を返して」
「これからボス連絡しなくちゃいけないから忙しいだけどな、しょうがない。
そんなに会いたいなら会わせてやるよ天国でな」
「‥え、いやだ、そ、そんな娘と夫は‥ああー!」
グサッ
「かわいそうな女だ、まあ俺がやったんだけどな」
「早速ボスに連絡をしないとな」
「はい、はい。そうです。ガキ1人なので今から出れば1日でつくと思いますはい、では。」
‥ってあいつは
「ッハァー!」
「ブウェ」ドン‥パタリ
ふぅー飲まされたであろう睡眠薬の効果がなかなか取らなくてウトウトしてしまった。不覚。
サトーさんの叫び声がなかったら起きれなかった。
もちろんワシは2人が何を言っていたのか聞こえなかったが、男からは邪の空気が出ていたので倒した。
やはりワシはダークヒーローの素質があるのかもしれない。
ってそういえばサトーさんなんか刺されてたよな。
「う、うー」ハァハァ
うーん。これはヤバそうだな
よし、治そう。
もちろんワシは治癒の魔法のコマンドを覚えてたりしないので、魔力でどうにかする。
魔力はすごいのだ。
ここをこうして、これとこれを繋げたら元通りだ。
しばらく意識は戻らないだろうが、命の危険はないだろう。
あの悪そうな男が大事そうなことを言っていた気がするがまあ大丈夫だろう。
サトーさんの治療を終えたワシは思った。
最近人身売買流行ってるのかな?
そうワシは7歳になったのだ。
学園へ行けるのだ。
ワシは中学校を卒業してすぐに働き始めたので、
青春を味わったことがあまりない。
ワシも青春したいのだ。
ワシがいく学園は人間の学園なので人間の王都と呼ばれるところにあるらしい。
なのでこのスラムからは通えない。
レン、エリーちゃんともお別れだ。
母さんは仕事の都合でここから離れられないらしいので、ワシ1人で行く事になった。
レンやエリーちゃんにこの事を告げるとレンは泣いて別れを惜しんでくれたが、エリーちゃんは
「やはり王都に奴らの拠点があるのですね、ということは我らの拠点も王都に移した方が活動しやすいか、いや、逆に我らのことを悟られる可能性も、とりあえず組織で共有する必要がゴニョゴニョ」
となにやら意味深なことを言っていたが、何のことを言っているのか分からない。
「なんのことを言ってるの」
と空気を読めるワシにしては突っ込んだことを聞いてみたのだが
「す、すみません。こんなところであの話をするなんて」と謝られてしまった。
なぜ謝られるのか分からないがワシは気にしない。
そんなこんなで2人に別れの挨拶をしたワシは早速
学園に行く準備をすることにした。
ガランッ ガランッ
ワシは今馬車に乗っている。
王都に向かっているのだ。
ワシが住んでいる町のスラムから王都までは馬車で 片道4日はかかるらしいので、途中の町や村でお世話になることになる。ちょっと楽しみだ。
王都には家がないので寮生活になる。
王都に住んでいる有力な貴族はもちろん、地方貴族や金持ちは王都にも家があるらしいが。
ワシはなんたってスラム生まれでハーフなのでもちろん寮生活だ。
楽しみにしていることはそれだけではない。
学園での勉強に友達作り。
王都の生活は胸を踊らせない訳にはいかない。
これはエリーちゃんが教えてくれたことだが、王都は古代文明の遺産の影響?とかなんとかで色々なものが発展してるとかしてないとか。
とにかくすごいらしい。
エリーちゃんは物知りだなぁー。
そんなことを考えていると今日お世話になる村に着いたらしい。
どんな町かというと‥うーんこれは町じゃないな。
村だ。しかも家の数も数えられる程度しかない。
ずいぶんと寂しい村だ。
出歩いている人も全くいない。
これは宿屋もない感じだな。
村人の家に泊まらせて貰うことにしよう。
「すいませ~ん。あ、あの一泊させたいただく事って出来ますか。ちゃんとお礼はしますので、」
「あ、そうですか。ありがとうございます」
こうしてサトーさんの家に泊まらせて貰うことになった。
サトーさんはサトーが名前なので注意してほしい。。
ワシが自己紹介をして名字があることを知ると、
サトーさんはすごく改まって接してきたからやめて貰った。
貴族だと勘違いしたのだろう。
この世界では名字は貴重なのだ。
サトーさんは1人暮らしらしいので遠慮なく泊まらせて貰った。
3人くらい住めそうな家なのにもったいない。
ちなみにサトーさんは20代後半くらいのお姉さんだ。
これはワシの感覚からするとという話しだから信頼しないでほしい。
ワシから見るとみんな若いのだ。
今日の振り返りをしながらボーとしていたら
おなか一杯なことも相まってすぐに寝てしまった。
ふいに、邪の雰囲気を感じた。
なぜかひどく土の匂いがする。
しかもふわふわのベッドで寝ていたはずなのに寝心地が悪い。
なにやらサトーさん、なのかな。
女の人の声ともう1人男の人の声が聞こえてくる。
「もう5人目です!。いい加減娘と夫を返してください!しかもこの人は貴族です!」
「駄目だ。貴族は貴族で利用価値はあるが、あくまで探しているのは適正があるやつだ。あれを復活させることが出来たら全てが解決するんだ。だからお前は今まで通りここに来るやつを眠らせて俺に差し出せ」
「もうなんでもいいからはやくこの人に適正があるかどうか見てください!」
「そう怒るな、えーとこの鏡でお、こいつは当たりかもな」
「じゃあ、はやく娘と夫を返して」
「これからボス連絡しなくちゃいけないから忙しいだけどな、しょうがない。
そんなに会いたいなら会わせてやるよ天国でな」
「‥え、いやだ、そ、そんな娘と夫は‥ああー!」
グサッ
「かわいそうな女だ、まあ俺がやったんだけどな」
「早速ボスに連絡をしないとな」
「はい、はい。そうです。ガキ1人なので今から出れば1日でつくと思いますはい、では。」
‥ってあいつは
「ッハァー!」
「ブウェ」ドン‥パタリ
ふぅー飲まされたであろう睡眠薬の効果がなかなか取らなくてウトウトしてしまった。不覚。
サトーさんの叫び声がなかったら起きれなかった。
もちろんワシは2人が何を言っていたのか聞こえなかったが、男からは邪の空気が出ていたので倒した。
やはりワシはダークヒーローの素質があるのかもしれない。
ってそういえばサトーさんなんか刺されてたよな。
「う、うー」ハァハァ
うーん。これはヤバそうだな
よし、治そう。
もちろんワシは治癒の魔法のコマンドを覚えてたりしないので、魔力でどうにかする。
魔力はすごいのだ。
ここをこうして、これとこれを繋げたら元通りだ。
しばらく意識は戻らないだろうが、命の危険はないだろう。
あの悪そうな男が大事そうなことを言っていた気がするがまあ大丈夫だろう。
サトーさんの治療を終えたワシは思った。
最近人身売買流行ってるのかな?
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