105 / 140
第5章 ガルバン帝国
比留間明夫42
しおりを挟む
ついにガルバン帝国の侵攻がはじまった。
いやはじまったみたいだ。
これはキャットGPTさんがおしえてくれた。
今回は海からとかじゃなく、総攻撃。
国境に全軍を差し向けてくる。
あくまで力で潰すということだ。
確かに小細工ではキャットGPTさんにかなわないだろうけどね。
だから力と力の勝負。
いくら戦車という武器があったとしても、100人くらいを犠牲にするつもりなら、なんとかなる。
戦車って連発もできないし、撃てても数十発が関の山。
いままでは脅しくらいに使っていた。
本気で潰すつもりなら、物量作戦が有効。
あくまで対人兵器じゃないし、対人に弱みがある。
それと帝国は魔族と手を組んだみたいだ。
魔族はガルバン帝国の北にある大陸を支配するもの。
人間ではなくてエルフとかドワーフとか亜人で構成されている。
特に人間を支配しようとは思っていないが、以前ガルバン帝国がかの大陸に攻め入ったとき、帝国軍は完敗したという。
兵士は身体能力が高く。魔導士はとんでもない魔法を使う。
人間が勝てる相手ではないみたいだ。
とにかく、これまでの敵とは違うみたいだ。
でも帝国の兵力はこっちの10倍以上。
負けを認めると一気にニャール王国は潰される。
それだけではない。
ビリジアンテ連邦やミシディア共和国も同じ。
ここまでの戦いでは、はったりで勝利してきた。
本当に戦えば勝てるかどうかわからない。
相手が引いてくれたから、あまり大きな被害を出さずに済んだ。
今回も同じように撤退させたい。
たぶん、今回の肝は魔族にある。
魔族の部隊を撤退させれば、相手は戦争を止めるだろう。
それも、圧倒的な勝利が必要だ。
いちおう考えていることはあるけど、一種の賭けになる。
とにかく、ぼくには戦争に関してのなんの才能もない。
だけど、キャットGPTさんがある。
ただAIは使い方だ。
ぼくに使いこなすのに能力がいる。
たとえば医療AIがあるとして、ある程度の医学の知識がないと都会こなせないのだ。
いままでは素人考えで近代兵器を出してなんとかなった。
でも魔法となると基礎知識がない。
いちおうこっちの本とかを読んだけど、呪文を唱えたり、魔法陣を書いたりって覚えられるわけがない。
その上、魔族の使う魔法は人間の使うものと根本的に違うみたいだ。
AIには学習させなければならないけど、その場がないのだ。
もし、コヨミに対応できなければ、終わる。
ぼくなんてなんの力もないんだからね。
ぼくは頼むというようにコヨミを見る。
コヨミは任せとけっていうようにニャーと鳴いた。
いやはじまったみたいだ。
これはキャットGPTさんがおしえてくれた。
今回は海からとかじゃなく、総攻撃。
国境に全軍を差し向けてくる。
あくまで力で潰すということだ。
確かに小細工ではキャットGPTさんにかなわないだろうけどね。
だから力と力の勝負。
いくら戦車という武器があったとしても、100人くらいを犠牲にするつもりなら、なんとかなる。
戦車って連発もできないし、撃てても数十発が関の山。
いままでは脅しくらいに使っていた。
本気で潰すつもりなら、物量作戦が有効。
あくまで対人兵器じゃないし、対人に弱みがある。
それと帝国は魔族と手を組んだみたいだ。
魔族はガルバン帝国の北にある大陸を支配するもの。
人間ではなくてエルフとかドワーフとか亜人で構成されている。
特に人間を支配しようとは思っていないが、以前ガルバン帝国がかの大陸に攻め入ったとき、帝国軍は完敗したという。
兵士は身体能力が高く。魔導士はとんでもない魔法を使う。
人間が勝てる相手ではないみたいだ。
とにかく、これまでの敵とは違うみたいだ。
でも帝国の兵力はこっちの10倍以上。
負けを認めると一気にニャール王国は潰される。
それだけではない。
ビリジアンテ連邦やミシディア共和国も同じ。
ここまでの戦いでは、はったりで勝利してきた。
本当に戦えば勝てるかどうかわからない。
相手が引いてくれたから、あまり大きな被害を出さずに済んだ。
今回も同じように撤退させたい。
たぶん、今回の肝は魔族にある。
魔族の部隊を撤退させれば、相手は戦争を止めるだろう。
それも、圧倒的な勝利が必要だ。
いちおう考えていることはあるけど、一種の賭けになる。
とにかく、ぼくには戦争に関してのなんの才能もない。
だけど、キャットGPTさんがある。
ただAIは使い方だ。
ぼくに使いこなすのに能力がいる。
たとえば医療AIがあるとして、ある程度の医学の知識がないと都会こなせないのだ。
いままでは素人考えで近代兵器を出してなんとかなった。
でも魔法となると基礎知識がない。
いちおうこっちの本とかを読んだけど、呪文を唱えたり、魔法陣を書いたりって覚えられるわけがない。
その上、魔族の使う魔法は人間の使うものと根本的に違うみたいだ。
AIには学習させなければならないけど、その場がないのだ。
もし、コヨミに対応できなければ、終わる。
ぼくなんてなんの力もないんだからね。
ぼくは頼むというようにコヨミを見る。
コヨミは任せとけっていうようにニャーと鳴いた。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる