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第5章 ランドバルク王国王女イグレーヌ
イグレーヌ25
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「どうして?
あんたたちなんかした?」
トゥインクルは納得いかない様子ですこしわたしたちに近づいて問いかける。
「うん、魔法のじゃまをしたんだけど、魔法陣をかきかえさせてもらったわ」
わたしは説明する。
「ありえない。
人間のくせにそんなことができるなんて」
べつに特別なことはしていない。
ブラックウッドさんの理論どおりに邪魔をしただけ。
ただ、魔法力に相当な差がないとこれはできない。
ダメ元でやっただけなんだけど、なんかできてしまった。
なんか今日のわたし調子いいかも。
「姫、俺なんか身体が軽いんだけど、エヴァンスなんかした?」
「いや、まだ何もしてないよ。
今から強化魔法をかけようかってとこ。
そういえばわたしも身体が軽いですね」
なんかみんな調子いいの?
「魔法が使えないなんて、めんどくさいやつだね。
しかし、わたしにはこれがあるわ」
そう言って足の爪を見せる。
「わたしの動きについてこれるのかな」
そう言ったトゥインクルの背後にいきなりランスロットが現れる。
えっ、あのジャンプ力ありえないでしょ。
普段のランスロットの身体能力の高さは知っている。
でも、あそこまでジャンプできるなんて。
10メートルはある高さだ。
「やばい。おどろかせないでよ」
そう言ってトゥインクルは逃げる。
空中で動けないランスロットは落ちてきて、きれいに着地する。
「やっぱり、空中ではわたしにかなわないよね」
空で安心するトゥインクル。
そう、空は彼女の安全地帯だ。
「いや、もう斬った」
ランスロットは、そう言って剣の柄から手を離す。
「えっ?」
トゥインクルの表情が固まる。
「動かないほうがいい」
ランスロットは、そうつぶやく。
「そんなわけないでしょ」
トウィンクルは羽ばたこうとした。
そのとたん、トゥインクルの身体は真っ二つに別れていくのだった。
あんたたちなんかした?」
トゥインクルは納得いかない様子ですこしわたしたちに近づいて問いかける。
「うん、魔法のじゃまをしたんだけど、魔法陣をかきかえさせてもらったわ」
わたしは説明する。
「ありえない。
人間のくせにそんなことができるなんて」
べつに特別なことはしていない。
ブラックウッドさんの理論どおりに邪魔をしただけ。
ただ、魔法力に相当な差がないとこれはできない。
ダメ元でやっただけなんだけど、なんかできてしまった。
なんか今日のわたし調子いいかも。
「姫、俺なんか身体が軽いんだけど、エヴァンスなんかした?」
「いや、まだ何もしてないよ。
今から強化魔法をかけようかってとこ。
そういえばわたしも身体が軽いですね」
なんかみんな調子いいの?
「魔法が使えないなんて、めんどくさいやつだね。
しかし、わたしにはこれがあるわ」
そう言って足の爪を見せる。
「わたしの動きについてこれるのかな」
そう言ったトゥインクルの背後にいきなりランスロットが現れる。
えっ、あのジャンプ力ありえないでしょ。
普段のランスロットの身体能力の高さは知っている。
でも、あそこまでジャンプできるなんて。
10メートルはある高さだ。
「やばい。おどろかせないでよ」
そう言ってトゥインクルは逃げる。
空中で動けないランスロットは落ちてきて、きれいに着地する。
「やっぱり、空中ではわたしにかなわないよね」
空で安心するトゥインクル。
そう、空は彼女の安全地帯だ。
「いや、もう斬った」
ランスロットは、そう言って剣の柄から手を離す。
「えっ?」
トゥインクルの表情が固まる。
「動かないほうがいい」
ランスロットは、そうつぶやく。
「そんなわけないでしょ」
トウィンクルは羽ばたこうとした。
そのとたん、トゥインクルの身体は真っ二つに別れていくのだった。
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