185 / 188
第5章 ランドバルク王国王女イグレーヌ
イグレーヌ30
しおりを挟む
「おまえら後悔するぞ。
おれたちを倒したこと。
おまえらは月に100人の生贄を差し出していればよかったのだ。
そうすれば、魔王さまはお前たちを滅ぼそうとはしなかった。
もうすぐ、魔王様がここにやってくる。
そうすれば、この世は地獄となる。
おまえらは皆殺しになり、食いつくされる。
もう遅いのだ。
後悔するがいい。
我らを倒したことを」
右手親指は高らかに笑う。
「ドラちゃん、何を転がして遊んでるの?
それ、ボールじゃなくて首。
そんなばっちいので遊んじゃだめじゃん」
ミリアちゃんがドラを叱る。
首って誰の?
なんか角とか生えてるし、悪魔だよね。
それもさっき見たことのない。緑の肌のやつ。
「ばっちいからやめなさい!」
ミリアちゃんがそういうと、ドラちゃんはその首を弾いてやめる。
ミリアちゃんの所に行って足元に絡みつく。
ミリアちゃんはそのドラちゃんを抱き上げる。
首は親指の足元に転がっていく。
親指はそれを見る。
「ま、魔王さま。
こんな姿になって。
どうして?」
親指は首を持ち上げる。
魔王様?もしかして、ドラちゃんが。
さっき少しいなくなったと思ったら。
魔王を倒してきたの?
ドラちゃんはそうだよっていうようにわたしを見る。
わたしは玉座に歩いていく。
「どうする?ブラッドリー。
まだ、わたしたちと戦うつもり?
それなら、わたしも戦うけど」
わたしはブラッドリーに告げる。
「わかった。投降する。
それにしても、あの冒険者とか、猫とか、なんなんだ」
ブラッドリーは肩を落とす。
「ドラの町の仲間だよ」
わたしは誇らしく、そう言う。
これで、ランドバルク王国は元の豊かな国に戻れる。
「ブラッドリー王は投降した。
この国は王女イグレーヌが統治する」
わたしは大きな声でそう宣言した。
おれたちを倒したこと。
おまえらは月に100人の生贄を差し出していればよかったのだ。
そうすれば、魔王さまはお前たちを滅ぼそうとはしなかった。
もうすぐ、魔王様がここにやってくる。
そうすれば、この世は地獄となる。
おまえらは皆殺しになり、食いつくされる。
もう遅いのだ。
後悔するがいい。
我らを倒したことを」
右手親指は高らかに笑う。
「ドラちゃん、何を転がして遊んでるの?
それ、ボールじゃなくて首。
そんなばっちいので遊んじゃだめじゃん」
ミリアちゃんがドラを叱る。
首って誰の?
なんか角とか生えてるし、悪魔だよね。
それもさっき見たことのない。緑の肌のやつ。
「ばっちいからやめなさい!」
ミリアちゃんがそういうと、ドラちゃんはその首を弾いてやめる。
ミリアちゃんの所に行って足元に絡みつく。
ミリアちゃんはそのドラちゃんを抱き上げる。
首は親指の足元に転がっていく。
親指はそれを見る。
「ま、魔王さま。
こんな姿になって。
どうして?」
親指は首を持ち上げる。
魔王様?もしかして、ドラちゃんが。
さっき少しいなくなったと思ったら。
魔王を倒してきたの?
ドラちゃんはそうだよっていうようにわたしを見る。
わたしは玉座に歩いていく。
「どうする?ブラッドリー。
まだ、わたしたちと戦うつもり?
それなら、わたしも戦うけど」
わたしはブラッドリーに告げる。
「わかった。投降する。
それにしても、あの冒険者とか、猫とか、なんなんだ」
ブラッドリーは肩を落とす。
「ドラの町の仲間だよ」
わたしは誇らしく、そう言う。
これで、ランドバルク王国は元の豊かな国に戻れる。
「ブラッドリー王は投降した。
この国は王女イグレーヌが統治する」
わたしは大きな声でそう宣言した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
41
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる