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約束
しおりを挟むあの橋へと戻ります。
「あ、このライト...」
初めて振り返ると駐車場にあやとの車が。
「本当に戻ってきたんだね」
「なんか変な感じだな」
「リッカ達上手くいくといいね」
「そうだな」
「もうリッカ達に会えないんだよね」
2人はライトの緑のボタンを見つめます。
もしかしたらこのボタンを押せば会えるのかもしれない。
「だめだ!リッカは魔法でみんなを幸せにしたいって言ってた。こんな顔しちゃダメだよね」
楽しい時間はあっという間。楽しければ楽しい程にそれが終わる時は寂しい気持ちが残るものです。私たちはとても濃い時間を過ごしてきました。
しばらく沈黙が続くと、
「そうだ!」
あやとは近くの大きな木の下に行き、穴を掘り始めました。
「何してるの?」
「タイムカプセルだよ。30年後の今日を迎えたらまた掘り返そう。それまでこの思い出は封印だ。」
「それいい。あとこれも。」
私は赤いリボンも一緒に埋めることにしました。リッカとの思い出を大切に大切にしまいました。
そして、2人は笑顔でそれぞれの場所に帰るのでした。
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