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第二章 周回勇者のチャート構築
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轟々と風を切る音共に、白飛びした視界に色が戻り始める。体中に感じる浮遊感と強風。そう、それはまさに―――。
「ちょっ………!空―――!?紐なしバンジ―――!?」
リフィールと鳴神は、揃って山脈よりも高い高度から自由落下中であった。
「っていうか何で受肉してるの私!?」
全身を駆け巡る感覚は、間違いなく肉体そのもの。
本来、天界から下界―――即ち、他世界に神が身体を持ったまま行くことは出来ないという厳格で細かなルールが有るのだが、特に物語の進行に不要な設定なのでここは割愛する。
「あんのクソ女神………!帰る時にぶん殴ってやるからな!!」
「呑気に中指立ててる場合じゃないですよ!どうしてそんな冷静なんですか!今私達自由落下中ですよ!?逆らって!ニュートン先生に反逆して!!」
「逆に何でそんなに慌ててんだよ!?飛びゃいいだろうが!!」
仲良く自由落下中の鳴神に指摘され、リフィールはぽんと風圧も物ともせずに両手を打った。しからば、と力の行使をすべく意識を集中するのだが。
「―――飛べない」
サーと血の気が引く音を、風切り音の中ではっきりと聞くことになった。
「はぁ―――!?風の音うるさくて聞こえねーんだけど!?」
「だから飛べないの!女神としての能力使えないの!!多分急に受肉したせいでロード中!!」
「そっかー!じゃぁ、大地にキスして来いよ!」
「見捨てる気ですか!?」
「いやだって女神だろ!?死にゃしないし死んでも天に帰るだけだろ!!」
「わ、私、天に帰るのに大地の力は借りたくありません!―――ぶ、ぶつかったら痛いですよね!?」
「安心しろ!飛び降り自殺の衝突寸前って意識失うらしいぞ!!」
「答えになってない!それって見た目的にはどうなりますか!?」
「そりゃザクロみたいにパッカーンだろうな!!」
「い、いや―――!お茶の間に放映できない―――!!」
言うやいなや、リフィールはまるで泳ぐように空中を両手を使って掻き分けると、近くを自由落下中だった鳴神にひしっとしがみついた。
「ちょ………!おまっ………!引っ付くな!!」
「た―――す―――け―――て―――!!」
「ええいクソ鬱陶しい!!」
仕方なしに鳴神はそのまま『浮遊』の魔法で自由落下を緩やかにし、引っ付き虫と化した女神とともに異世界の大地へとその足で立った。
「し、死ぬかと思った………だ、大地にいるって幸せ………!」
「この女神、あのクソ女神と同類か………!自分の問題に他人を巻き込むことに一切躊躇いがねぇ………!!」
もとい、女神だけは落下しないという奇跡を噛み締めて大地に五体投地していた。そのダメっぷりと問題の解決法に既視感がある鳴神は、ひくつくこめかみをぐりぐりと揉み解して状況を整理する。
「はぁ、まぁいい。取り敢えずはスキルの確認をしないと」
虚空に手を振るうと、自身のステータスボードが半透明で表示される。その数値と今まで獲得してきたスキルに関して欠落や封印がないかを手早くチェックしていく。
「ど、どうして私受肉してるんでしょう。意識体だけ貴方にくっついていくはずだったんですが」
「憑依の類だろ?俺、自動でレジストするスキルあるから」
「え?そんなので受肉するなんて………」
「だから面倒になったあのクソ女神が受肉させて送り込んできたんだろうよ。ほれ、ご丁寧にメールなんぞ寄越してやがる」
確認作業の片手間にリフィールの疑問に答えて、メールボックスに送られてきた先輩女神からのメッセージを鳴神は見せた。
曰く。
『隼人の精神耐性MAXのスキルのせいで憑依とか出来ないみたいで、テキトーな義体にアンタを押し込んで送り出したから。どうせすぐ帰ってくるだろうから防御力1のヤツで』
とのことだった。
「あ、あの鬼上司ぃ!あぶない水着並の防御力の義体で後輩を送り込むな―――!」
「大変だなぁ、あんなのが上司とか」
地団駄を踏みながら天に向かって吠える女神に、同じように振り回された経験のある鳴神はちょっと同情した。
「さて、手持ちのスキルは全部使えるのは確認できた。次は情報―――おい、項垂れているとこ悪いが質問に答えろ」
「全然悪いと思ってないでしょう!?」
「そりゃまぁ」
「何でですか!私女神ですよ!?偉いんですよ!?」
あくまで自分が上、と宣う駄女神に鳴神はふーん、と鼻を鳴らして訊ねてみることにした。
「意思確認のない召喚ってのは所謂拉致な訳なんだが、それについて申開きは?」
「う」
「まして報酬の交渉すら出来ていない状況で現場に放り込むとか、昨今のブラック企業でもないんじゃないか?」
「うう」
「挙句の果てに邪神討伐するまでは帰れないとか、倫理観とか道徳とか人間以下ですか女神様?」
「ううう………」
「質問に答える気は?」
「何でもお聞きください………」
項垂れるリフィールに鳴神は一つ頷いて。
「まずは邪神の状況だ。封印は解かれているんだよな?」
「はい。力を蓄えている段階なのか、まだ動き出してはいませんが。封印を担当していた大精霊が逆封印されて、今は周辺に邪神の部下が配置されていると思われます」
「そのタイプか。つまり、封印された大精霊を開放して邪神の力を削っていかにゃならんと」
「そうですけど、えと―――理解が早いですね?」
「10回も勇者やって、その内9回は邪神討伐だぞ。いい加減慣れた」
「慣れるんだ………」
何だか妙に熟れた考えに、リフィールは感心すれば良いのかこの勇者扱き使われ過ぎなのではと心配すれば良いのか複雑な気持ちになった。
「場所は分かるか?」
「えっと地図は………」
「こっちを使え。その方が早い」
鳴神が言うが早いか、リフィールの眼前に半透明のウィンドウが展開する。
「え?これって、管理神ネットワーク………どうして………」
「さっきスキル確認している時についでにお前のネットワークハックした。そういうスキルも前に作ったんでな」
「な、何やってるんですか―――!これ犯罪ですよ―――!?」
「人拉致って承諾もなく異世界に放り込むのは犯罪じゃないんだ?」
「て、天界では………違いますよ?」
「そうか。だが、俺が生きているのは地球の日本でな。―――拉致して異世界に監禁なら立派な犯罪だ」
「ぐぅ………」
共犯ってことで黙っとけ、と言われて渋々リフィールは頷いた。超法規的措置、超法規的措置です!と心の棚をひな壇の如く作り上げて見なかったことにする。
「で、大精霊がいる場所は何処だ?」
「えぇっと、こことここと、こことこことです」
「見事に東西南北に分かれているな………対応は地水火風の四精霊だけか?この世界に光とか闇とか氷とか雷とか時とか元とか無い?」
「そんな複雑化したRPGみたいな種類はないですよ。光と闇の精霊はいますけれど、封印担当じゃないです。どっちかっていうとそっちは対邪神用の攻撃と防御で………」
「あ、それは間に合ってるから良い」
「えー………」
お約束なのにーとリフィールはぶーたれるが、それを無視して鳴神は口に手を当てて考える。
「じゃぁ、順当に開放していって邪神のところに殴り込むのが常道だな」
「意外と普通のプランですね?」
「直接殺るのが一番手っ取り早いが、仮にも神を名乗っている相手だ。縛りプレイでもあるまいに、弱体化ギミックあるなら使わないと。命の残機は一つだし」
「ゲーム感覚………!」
「何度も何度も繰り返し邪神倒してるとそれと変わらん。しかも強制参加、リタイア不可のクソゲーだ。―――やっぱあのクソ女神ぶん殴ってやらねぇと」
「あ、それには付き合います」
あぶない水着並の防御力では、地面に激突前に自由落下の風圧で死んでいたかもしれないのだ。死んでもどうせ本体がいる天界に戻るだけだが、きっとすごく痛い目にあっただろう。この恨み晴らさでおくべきか、とリフィールは拳を握る。
「さて、と。まずは―――」
「まずは?」
鳴神はぱしん、と拳を掌に打ち付けて笑みを浮かべる。
「爆撃するか」
勇者にあるまじき、凶悪な笑みを。
「ちょっ………!空―――!?紐なしバンジ―――!?」
リフィールと鳴神は、揃って山脈よりも高い高度から自由落下中であった。
「っていうか何で受肉してるの私!?」
全身を駆け巡る感覚は、間違いなく肉体そのもの。
本来、天界から下界―――即ち、他世界に神が身体を持ったまま行くことは出来ないという厳格で細かなルールが有るのだが、特に物語の進行に不要な設定なのでここは割愛する。
「あんのクソ女神………!帰る時にぶん殴ってやるからな!!」
「呑気に中指立ててる場合じゃないですよ!どうしてそんな冷静なんですか!今私達自由落下中ですよ!?逆らって!ニュートン先生に反逆して!!」
「逆に何でそんなに慌ててんだよ!?飛びゃいいだろうが!!」
仲良く自由落下中の鳴神に指摘され、リフィールはぽんと風圧も物ともせずに両手を打った。しからば、と力の行使をすべく意識を集中するのだが。
「―――飛べない」
サーと血の気が引く音を、風切り音の中ではっきりと聞くことになった。
「はぁ―――!?風の音うるさくて聞こえねーんだけど!?」
「だから飛べないの!女神としての能力使えないの!!多分急に受肉したせいでロード中!!」
「そっかー!じゃぁ、大地にキスして来いよ!」
「見捨てる気ですか!?」
「いやだって女神だろ!?死にゃしないし死んでも天に帰るだけだろ!!」
「わ、私、天に帰るのに大地の力は借りたくありません!―――ぶ、ぶつかったら痛いですよね!?」
「安心しろ!飛び降り自殺の衝突寸前って意識失うらしいぞ!!」
「答えになってない!それって見た目的にはどうなりますか!?」
「そりゃザクロみたいにパッカーンだろうな!!」
「い、いや―――!お茶の間に放映できない―――!!」
言うやいなや、リフィールはまるで泳ぐように空中を両手を使って掻き分けると、近くを自由落下中だった鳴神にひしっとしがみついた。
「ちょ………!おまっ………!引っ付くな!!」
「た―――す―――け―――て―――!!」
「ええいクソ鬱陶しい!!」
仕方なしに鳴神はそのまま『浮遊』の魔法で自由落下を緩やかにし、引っ付き虫と化した女神とともに異世界の大地へとその足で立った。
「し、死ぬかと思った………だ、大地にいるって幸せ………!」
「この女神、あのクソ女神と同類か………!自分の問題に他人を巻き込むことに一切躊躇いがねぇ………!!」
もとい、女神だけは落下しないという奇跡を噛み締めて大地に五体投地していた。そのダメっぷりと問題の解決法に既視感がある鳴神は、ひくつくこめかみをぐりぐりと揉み解して状況を整理する。
「はぁ、まぁいい。取り敢えずはスキルの確認をしないと」
虚空に手を振るうと、自身のステータスボードが半透明で表示される。その数値と今まで獲得してきたスキルに関して欠落や封印がないかを手早くチェックしていく。
「ど、どうして私受肉してるんでしょう。意識体だけ貴方にくっついていくはずだったんですが」
「憑依の類だろ?俺、自動でレジストするスキルあるから」
「え?そんなので受肉するなんて………」
「だから面倒になったあのクソ女神が受肉させて送り込んできたんだろうよ。ほれ、ご丁寧にメールなんぞ寄越してやがる」
確認作業の片手間にリフィールの疑問に答えて、メールボックスに送られてきた先輩女神からのメッセージを鳴神は見せた。
曰く。
『隼人の精神耐性MAXのスキルのせいで憑依とか出来ないみたいで、テキトーな義体にアンタを押し込んで送り出したから。どうせすぐ帰ってくるだろうから防御力1のヤツで』
とのことだった。
「あ、あの鬼上司ぃ!あぶない水着並の防御力の義体で後輩を送り込むな―――!」
「大変だなぁ、あんなのが上司とか」
地団駄を踏みながら天に向かって吠える女神に、同じように振り回された経験のある鳴神はちょっと同情した。
「さて、手持ちのスキルは全部使えるのは確認できた。次は情報―――おい、項垂れているとこ悪いが質問に答えろ」
「全然悪いと思ってないでしょう!?」
「そりゃまぁ」
「何でですか!私女神ですよ!?偉いんですよ!?」
あくまで自分が上、と宣う駄女神に鳴神はふーん、と鼻を鳴らして訊ねてみることにした。
「意思確認のない召喚ってのは所謂拉致な訳なんだが、それについて申開きは?」
「う」
「まして報酬の交渉すら出来ていない状況で現場に放り込むとか、昨今のブラック企業でもないんじゃないか?」
「うう」
「挙句の果てに邪神討伐するまでは帰れないとか、倫理観とか道徳とか人間以下ですか女神様?」
「ううう………」
「質問に答える気は?」
「何でもお聞きください………」
項垂れるリフィールに鳴神は一つ頷いて。
「まずは邪神の状況だ。封印は解かれているんだよな?」
「はい。力を蓄えている段階なのか、まだ動き出してはいませんが。封印を担当していた大精霊が逆封印されて、今は周辺に邪神の部下が配置されていると思われます」
「そのタイプか。つまり、封印された大精霊を開放して邪神の力を削っていかにゃならんと」
「そうですけど、えと―――理解が早いですね?」
「10回も勇者やって、その内9回は邪神討伐だぞ。いい加減慣れた」
「慣れるんだ………」
何だか妙に熟れた考えに、リフィールは感心すれば良いのかこの勇者扱き使われ過ぎなのではと心配すれば良いのか複雑な気持ちになった。
「場所は分かるか?」
「えっと地図は………」
「こっちを使え。その方が早い」
鳴神が言うが早いか、リフィールの眼前に半透明のウィンドウが展開する。
「え?これって、管理神ネットワーク………どうして………」
「さっきスキル確認している時についでにお前のネットワークハックした。そういうスキルも前に作ったんでな」
「な、何やってるんですか―――!これ犯罪ですよ―――!?」
「人拉致って承諾もなく異世界に放り込むのは犯罪じゃないんだ?」
「て、天界では………違いますよ?」
「そうか。だが、俺が生きているのは地球の日本でな。―――拉致して異世界に監禁なら立派な犯罪だ」
「ぐぅ………」
共犯ってことで黙っとけ、と言われて渋々リフィールは頷いた。超法規的措置、超法規的措置です!と心の棚をひな壇の如く作り上げて見なかったことにする。
「で、大精霊がいる場所は何処だ?」
「えぇっと、こことここと、こことこことです」
「見事に東西南北に分かれているな………対応は地水火風の四精霊だけか?この世界に光とか闇とか氷とか雷とか時とか元とか無い?」
「そんな複雑化したRPGみたいな種類はないですよ。光と闇の精霊はいますけれど、封印担当じゃないです。どっちかっていうとそっちは対邪神用の攻撃と防御で………」
「あ、それは間に合ってるから良い」
「えー………」
お約束なのにーとリフィールはぶーたれるが、それを無視して鳴神は口に手を当てて考える。
「じゃぁ、順当に開放していって邪神のところに殴り込むのが常道だな」
「意外と普通のプランですね?」
「直接殺るのが一番手っ取り早いが、仮にも神を名乗っている相手だ。縛りプレイでもあるまいに、弱体化ギミックあるなら使わないと。命の残機は一つだし」
「ゲーム感覚………!」
「何度も何度も繰り返し邪神倒してるとそれと変わらん。しかも強制参加、リタイア不可のクソゲーだ。―――やっぱあのクソ女神ぶん殴ってやらねぇと」
「あ、それには付き合います」
あぶない水着並の防御力では、地面に激突前に自由落下の風圧で死んでいたかもしれないのだ。死んでもどうせ本体がいる天界に戻るだけだが、きっとすごく痛い目にあっただろう。この恨み晴らさでおくべきか、とリフィールは拳を握る。
「さて、と。まずは―――」
「まずは?」
鳴神はぱしん、と拳を掌に打ち付けて笑みを浮かべる。
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