いまさらですが、中二病で世の中は回っている!!

丸ニカタバミ

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本編

呼び方

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 ある日、ヒカリさんと一さんが再び我が家にやってきた。
「そういえば、どうしておじさんと呼ばれているんですか?」
「ヒカリさんいきなりどうしたんですか」
「いえ、その…。おじさんというには年がはなれていないなと」
「一回り近く離れているけど?」
 自分が学生の頃は一回りも違うと大人かおっさん、おばさんぐらいに思っていたけどこの子たちはちがうのだろうか。
「でも、私もヒカリちゃんと同じこと思ってました」
 一さんが同調する。
「そうなんです。ほら、私っておじさんて言われると『デブでハゲで加齢臭がエグい人』って思っていたのでもっとこう・・・汚い感じの人かと」
 ヒカリさん、世の中にはきれいなおじさんのほうが多いと思うよ。
  あと、もう少しオブラートに包もうか。
  まあ、言わないんだけど。
「まあ、ヒカリちゃんほどではないけど三、四十代ぐらいのイメージでした。だから、会ったときはびっくりしました。『おじさん』というより『親戚のお兄さん』って感じだったんで」
 そうか、そういう見方もあるのか。呼ばれ方なんてひどいものじゃなければ気にしないし。
「どうして、『おじさん』なんですか?」
「なんでだろ。メイが中二に入ってうちに来てから急に『おじさん』に変わったんだよな。」
「へえー、そうだったんですね」
 中仁さんはメイちゃんには聞こえないように声を小さくして伝える。
「これって、中二病の影響かな?」
「ですかねー」
 私の予想が正しければ、メイちゃんの場合は大人ぶったというよりもテレカクシな気がしますけどね。
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