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本編
おじさんの友達事情
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「うーん」
どうしよう。この前の職業調査からおじさんの様子がおかしい。ずっと考え事をしている。
「どうしたんですか?メイちゃん」
ヒカリちゃんは気遣いが上手だ。
「実は…」
事の始終をすべて伝えた。
「なるほど…」
「何かわかる?」
「つまり、恋ですね」
ヒカリちゃん…ないと思うよ。
「うーん、じゃあなんだろう」
「どうしたんだ」
「あっ、青いの」
「青いのって呼ぶな!!」
青いのこと卯月春香が話に入ってきた。
「で、何があったんだ」
「私も聞きたい」
「黒いのも来た」
「どうせ、私は影が薄いですよ」
グチグチ言う前に話してしまおう。
「実は…」
・・・
「なるほどな。それは確かに何かありそうだよな」
「やっぱり、恋ですよ」
と、ヒカリちゃんが目をキラキラさせながら言う。
「そんな、ドラマみたいにあからさまに物思いにふける人なんていないだろ」
「そんなこと言ってるからモテないんですよ。ロマンがないです。青いの」
「だから、青いのじゃねぇって」
恋か…。まぁ、ないとは言えない。ただ、それ以前におじさんの交友関係をほとんど知らない。
「ねえ、メイちゃん。今日おうちいってもいいですか」
「いいけど、何するの?」
「もちろん、問いただします」
「わたしが聞いても全く答えてくれなかったんだよ」
「大丈夫ですよ。わたしの場合は答えさせるので」
「・・・」
やはりヒカリちゃんは怖ろしい。
「もちろん、家に行っても大丈夫ですよね」
ヒカリちゃんはわたしの顔を見てニコッと笑う。
「はい、大丈夫です」
もう、どうにでもなれ。
・・・
結局、その場にいた4人と委員長がうちにきた。
「ただいま」
「おじゃましまーす」
玄関に違和感を覚える。いつもよりも一足靴が多い。しかも、女性ものだ。
「おかえり」
おじさんのいつも通りの反応だ。
その正面に、知らない女の人がいる。
「どうも、姪の神田メイです」
どんな人であっても挨拶は欠かさない。
「ねえ、中仁。この子がさっき話していた姪っ子?」
「そうですよ。あと、後ろにいるのが姪の友達です」
とおじさんは答える。
おじさんのことを呼び捨てってどういう関係だろう。
「おじさん、その人は?」
向かいの席の女性を見る。
「はじめまして、中仁の大学の先輩で生駒竹葉香っていいます」
いま、おじさんに聞いたんですけどね。まあ、いいや。
「あの―」
「あっ、いけないもうこんな時間!ごめんなさいもう行かないと」
そういって、すぐに準備していつでも出られるようにする。
「そんなに、時間がないならわざわざよらなくてもよかったのに」
「いいのいいの。わたしが予定忘れてただけだから」
嘘だと思った。根拠はないけどしいて言うなら”女のカン”だ。この人はたぶん私たちから逃げたいんだ。
それは、さすがに口に出さない。ただただ、不信感がつのっていくだけだ。
「また近くを通れば寄るわ。じゃあ」
そういって、部屋を出てしまった。
「今の方とはどういった関係ですか?」
ヒカリちゃんが生駒さんが出て扉が閉まるのを見送ってから聞いた。
「さっき本人が話していた通りだよ。先輩後輩ただそれだけ」
「本当にそれだけですか?」
ヒカリちゃんが笑顔のまま少し詰める。問い詰めるときの常とう手段だ。
「ほっ、本当だよ。正確には大学のサークルだけどね」
なんだ、「それだけか」と思う反面「本当に?」と聞きたくなってしまう。
まだ胸のあたりがざわついているけど、今はそういうことにしておこう。
どうしよう。この前の職業調査からおじさんの様子がおかしい。ずっと考え事をしている。
「どうしたんですか?メイちゃん」
ヒカリちゃんは気遣いが上手だ。
「実は…」
事の始終をすべて伝えた。
「なるほど…」
「何かわかる?」
「つまり、恋ですね」
ヒカリちゃん…ないと思うよ。
「うーん、じゃあなんだろう」
「どうしたんだ」
「あっ、青いの」
「青いのって呼ぶな!!」
青いのこと卯月春香が話に入ってきた。
「で、何があったんだ」
「私も聞きたい」
「黒いのも来た」
「どうせ、私は影が薄いですよ」
グチグチ言う前に話してしまおう。
「実は…」
・・・
「なるほどな。それは確かに何かありそうだよな」
「やっぱり、恋ですよ」
と、ヒカリちゃんが目をキラキラさせながら言う。
「そんな、ドラマみたいにあからさまに物思いにふける人なんていないだろ」
「そんなこと言ってるからモテないんですよ。ロマンがないです。青いの」
「だから、青いのじゃねぇって」
恋か…。まぁ、ないとは言えない。ただ、それ以前におじさんの交友関係をほとんど知らない。
「ねえ、メイちゃん。今日おうちいってもいいですか」
「いいけど、何するの?」
「もちろん、問いただします」
「わたしが聞いても全く答えてくれなかったんだよ」
「大丈夫ですよ。わたしの場合は答えさせるので」
「・・・」
やはりヒカリちゃんは怖ろしい。
「もちろん、家に行っても大丈夫ですよね」
ヒカリちゃんはわたしの顔を見てニコッと笑う。
「はい、大丈夫です」
もう、どうにでもなれ。
・・・
結局、その場にいた4人と委員長がうちにきた。
「ただいま」
「おじゃましまーす」
玄関に違和感を覚える。いつもよりも一足靴が多い。しかも、女性ものだ。
「おかえり」
おじさんのいつも通りの反応だ。
その正面に、知らない女の人がいる。
「どうも、姪の神田メイです」
どんな人であっても挨拶は欠かさない。
「ねえ、中仁。この子がさっき話していた姪っ子?」
「そうですよ。あと、後ろにいるのが姪の友達です」
とおじさんは答える。
おじさんのことを呼び捨てってどういう関係だろう。
「おじさん、その人は?」
向かいの席の女性を見る。
「はじめまして、中仁の大学の先輩で生駒竹葉香っていいます」
いま、おじさんに聞いたんですけどね。まあ、いいや。
「あの―」
「あっ、いけないもうこんな時間!ごめんなさいもう行かないと」
そういって、すぐに準備していつでも出られるようにする。
「そんなに、時間がないならわざわざよらなくてもよかったのに」
「いいのいいの。わたしが予定忘れてただけだから」
嘘だと思った。根拠はないけどしいて言うなら”女のカン”だ。この人はたぶん私たちから逃げたいんだ。
それは、さすがに口に出さない。ただただ、不信感がつのっていくだけだ。
「また近くを通れば寄るわ。じゃあ」
そういって、部屋を出てしまった。
「今の方とはどういった関係ですか?」
ヒカリちゃんが生駒さんが出て扉が閉まるのを見送ってから聞いた。
「さっき本人が話していた通りだよ。先輩後輩ただそれだけ」
「本当にそれだけですか?」
ヒカリちゃんが笑顔のまま少し詰める。問い詰めるときの常とう手段だ。
「ほっ、本当だよ。正確には大学のサークルだけどね」
なんだ、「それだけか」と思う反面「本当に?」と聞きたくなってしまう。
まだ胸のあたりがざわついているけど、今はそういうことにしておこう。
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