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思わぬ提案
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イズミたちはそれぞれの役目をこなしながらも大きな仕事を託した彩香の事が気にはなるが、それを表に出さないように仕事に打ち込んでいるようだった・・・
>フェルーナ厨房 午後4時半
「おはよ~ございま~す」
学校の授業が終わってフェルーナに出勤したユウトが厨房に声を掛けた、しかし、誰もいない・・
「あれ? だれもいない?」
ユウトが誰もいないことを変に思っているとフロアから薫が戻ってきた。
「あぁ、ユウト君おはよ~、さっき荷物が来たから早速荷ほどきと整理をお願いね、ウフフ」
こうユウトに話す薫の顔にはほんのちょっとだけど、暗い影みたいなものが浮かんでいた・・
(ん? 薫ちゃんなんかヘンだな・・何かあったのかな?)
このときの僕は珍しく女子のほんのちょっとの変化を感じ取ることができた。
「あ、あのさ薫ちゃん、何か心配事でもあるのかな? なんか声がヘンだった気がしたけど・・」
「あら、ユウト君にしては察しがいいわね、え~とね、心配事じゃなくて向こうの世界で彩香ちゃんが上手くやってくれてるかみんなで心配してるのよ、ユウト君だって心配でしょ?」
「あぁ、そのことか・・・もちろん僕だって気にはなるけど、向こうの世界には行くことも出しないし、彩香ちゃんを信じるしかないって思ってるよ」
「確かにそうよね、ここでわたし達がいくら心配したって彩香ちゃんの力にはなれないわけだしね、でもやっぱり心配よね」
「まぁ心配してないってことはないよね」
と、ここで薫ちゃんから意外な疑問が発せられた。
「私たちが向こうへ行くことはできないのかしら? 彩香ちゃんが行ったり来たり出来てるんだから、わたし達も行けるはずじゃないかしら? どう思うユウト君?」
「えッ?! 向こうへ行く方法?」
薫ちゃんの言うとおりだった、彩香ちゃんがふたつの世界を行き来出来てるのなら僕たちだって行けるかもしれない。
「た、確かにそれは言えるよね・・・」
(メッチャ唐突な提案! こっちの脳みそ君がついていけてないよ~(#^.^#))
「そうでしょ?! 彩香ちゃんだけが特別な能力を持ってるとかなら仕方ないけど、そうでもないっぽいし、もしわたし達が向こうへ行ければ、彩香ちゃんのサポートとかも出来るんじゃない?!」
「うん、まぁその通りかもね・・・」
そこへイズミちゃんがやってきた。
「何話してたの~?」
「あのさ、こっちの世界の僕たちが向こうの世界に行くことができないかって話してたんだけど、イズミちゃんはどう思う?」
「あっちへ行く?」
「そうよ、私たちがあっちへ行って彩香ちゃんのサポートをするのよ! イイアイデアだと思わないイズミッ?」
イズミちゃんは僕と薫ちゃんから出た向こうの世界へ行くという案にちょっと驚いていたけど、すぐに・・・
「確かにそれいい案っぽいわね! でも、どうすればいいのか、全くヒントすら無いし・・・」
ここで僕はちょっと気になったことを話してみた。
「まぁこっちの世界から向こうへ行こうとすると何か拒否反応とかもあり得るから、そうそう簡単しゃないとは思うけど・・・」
「あぁ、それあり得そうよね、そう簡単に侵入を許してくれるとは思えないわね」
「こっちに敵意が無くても、向こうにしたら、異物と認識されるかもしれないしね」
「異物って、ユウトそれじゃわたし達が病原菌みたいじゃないのよッ!」
ここでタミーちゃんまで加わってきた。
「あぁ、タミーちゃん、おはよ~」
「ちょっと聞いてたけど、向こうへ行くってアイデア、いいと思うわ、次に彩香に会ったら聞いてきたらどうよ、とうぜんユウトが聞くのよ!」
タミーちゃんが僕を睨みながらほぼ命令口調で言ってきた。
「あぁ、やっぱりそれは僕の役目なんだね?」
「あったりまえじゃな~い!」
「わ、わかったよ・・・」
またひとつ仕事は増えてしまった、でも、彩香ちゃんは次にいつ来るのか、皆目見当がつかない・・・
>フェルーナ厨房 午後4時半
「おはよ~ございま~す」
学校の授業が終わってフェルーナに出勤したユウトが厨房に声を掛けた、しかし、誰もいない・・
「あれ? だれもいない?」
ユウトが誰もいないことを変に思っているとフロアから薫が戻ってきた。
「あぁ、ユウト君おはよ~、さっき荷物が来たから早速荷ほどきと整理をお願いね、ウフフ」
こうユウトに話す薫の顔にはほんのちょっとだけど、暗い影みたいなものが浮かんでいた・・
(ん? 薫ちゃんなんかヘンだな・・何かあったのかな?)
このときの僕は珍しく女子のほんのちょっとの変化を感じ取ることができた。
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「あら、ユウト君にしては察しがいいわね、え~とね、心配事じゃなくて向こうの世界で彩香ちゃんが上手くやってくれてるかみんなで心配してるのよ、ユウト君だって心配でしょ?」
「あぁ、そのことか・・・もちろん僕だって気にはなるけど、向こうの世界には行くことも出しないし、彩香ちゃんを信じるしかないって思ってるよ」
「確かにそうよね、ここでわたし達がいくら心配したって彩香ちゃんの力にはなれないわけだしね、でもやっぱり心配よね」
「まぁ心配してないってことはないよね」
と、ここで薫ちゃんから意外な疑問が発せられた。
「私たちが向こうへ行くことはできないのかしら? 彩香ちゃんが行ったり来たり出来てるんだから、わたし達も行けるはずじゃないかしら? どう思うユウト君?」
「えッ?! 向こうへ行く方法?」
薫ちゃんの言うとおりだった、彩香ちゃんがふたつの世界を行き来出来てるのなら僕たちだって行けるかもしれない。
「た、確かにそれは言えるよね・・・」
(メッチャ唐突な提案! こっちの脳みそ君がついていけてないよ~(#^.^#))
「そうでしょ?! 彩香ちゃんだけが特別な能力を持ってるとかなら仕方ないけど、そうでもないっぽいし、もしわたし達が向こうへ行ければ、彩香ちゃんのサポートとかも出来るんじゃない?!」
「うん、まぁその通りかもね・・・」
そこへイズミちゃんがやってきた。
「何話してたの~?」
「あのさ、こっちの世界の僕たちが向こうの世界に行くことができないかって話してたんだけど、イズミちゃんはどう思う?」
「あっちへ行く?」
「そうよ、私たちがあっちへ行って彩香ちゃんのサポートをするのよ! イイアイデアだと思わないイズミッ?」
イズミちゃんは僕と薫ちゃんから出た向こうの世界へ行くという案にちょっと驚いていたけど、すぐに・・・
「確かにそれいい案っぽいわね! でも、どうすればいいのか、全くヒントすら無いし・・・」
ここで僕はちょっと気になったことを話してみた。
「まぁこっちの世界から向こうへ行こうとすると何か拒否反応とかもあり得るから、そうそう簡単しゃないとは思うけど・・・」
「あぁ、それあり得そうよね、そう簡単に侵入を許してくれるとは思えないわね」
「こっちに敵意が無くても、向こうにしたら、異物と認識されるかもしれないしね」
「異物って、ユウトそれじゃわたし達が病原菌みたいじゃないのよッ!」
ここでタミーちゃんまで加わってきた。
「あぁ、タミーちゃん、おはよ~」
「ちょっと聞いてたけど、向こうへ行くってアイデア、いいと思うわ、次に彩香に会ったら聞いてきたらどうよ、とうぜんユウトが聞くのよ!」
タミーちゃんが僕を睨みながらほぼ命令口調で言ってきた。
「あぁ、やっぱりそれは僕の役目なんだね?」
「あったりまえじゃな~い!」
「わ、わかったよ・・・」
またひとつ仕事は増えてしまった、でも、彩香ちゃんは次にいつ来るのか、皆目見当がつかない・・・
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