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お婿さん候補?
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学校帰りにフェルーナへ直行、コーヒー豆の搬入などいつもの作業をする僕、今日は薫ちゃんのおとうさんが友達と来店するとのことでブルーマウンテンコーヒーの豆をいつもよりやや多めに準備する・・
>数分後フェルーナフロア・・・
「いらっしゃいませ~」
「あぁ、おとうさん、いらっしゃ~い」
「おぉ、薫、他の皆さんの足手まといになってないか?」
「もう、子供扱いしないでよ~、恥ずかしいじゃない!」
「アハハハ~」
フロアのほうが賑やかになったので覗いてみると、薫ちゃんのお父さんがお友達と来店したところだった。
そこにはお洒落に無頓着な僕でもすぐ判るくらい仕立てのいいスーツに身を包み、そのスマートなボディに磨きをかけてるかのような紳士がいた。
(あれが薫ちゃんのお父さん?・・・)
来店した薫ちゃんのおとうさん、その姿を見たとき、僕はなぜか全身に緊張が走り、
「手強そうな相手だな・・」
と、意味不明なことをつぶやいてしまい、傍にいた有希ちゃんに・・
「薫ちゃんのおとうさんを見て、なんであんたが緊張する必要があるのよ? おバカねぇ、アハハ~」
「え? あぁ、そ、そうだよね、なんで僕が緊張してるのかなぁ? バカだなアハハ」
僕はこの場から消えてしまいたいくらいハズかったので、そそくさと倉庫へ避難した。
そんな僕に追い打ちをするかのように有希ちゃんからダメ押しのひとことが・・
「緊張するのは薫ちゃんの旦那になってからよ~、ウフフ」
「・・・」
僕が倉庫で作業をしていると、フロアのイズミちゃんが僕を呼ぶ声がした。
「ユウト君、フロアに出てこれるかしら~?」
「あぁ、は~い、今行きます」
「なんだろう? フロアにはあまり出ないほうがイイと思うんだけど・・」
僕がフロアに顔を出ると、イズミちゃんが「こっちこっち」ってハンドゼスチャーをしながら僕を見ていた。
「なんでしょうか?」
「うん、一応紹介しておこうと思ってね、こちらが薫ちゃんのお父さん」
「えっ? あ、は、初めまして、僕、カセダユウトっていいます、高校2年です」
「おぉ、君が娘が話していたカセダ君か、娘が気にしてるだけあって、イケメンだな、ハハハ~、娘をよろしく!」
「イ、イケメンだなんて・・」
「お父様、ユウト君はいろいろ気が付いてくれるし、優しい男の子なので、薫ちゃんやわたし達女子には人気モノですし、好かれてるんですよ、ウフフ」
「そうなのかね、ふ~ん・・では、ウチの娘の未来の婿候補として覚えておくよ、ハハハ~」
「えぇ~ッ!?」
「お父様、わたしだって薫ちゃんに負けないように頑張るつもりですよ」
「あぁ、そうだったね、渡辺君も彼を狙ってるということは、近い将来にカセダ君争奪戦が勃発するということか・・いや、もう既に始まってるのかな? 娘には気を引き締めて掛からせないといかんかな? アハハハ~」
「吉見さんもイズミちゃんも何言ってんすか、ハズイからやめて下さいよ~」
僕はイズミちゃんから妙な感じの紹介をされ、その場にいるのが辛くなっちゃって、薫ちゃんのおとうさんに軽く会釈をして「仕事に戻ります」と言って
店の裏へ戻った。
そんな僕を追いかけるように薫ちゃんが倉庫に入ってきた・・・
>数分後フェルーナフロア・・・
「いらっしゃいませ~」
「あぁ、おとうさん、いらっしゃ~い」
「おぉ、薫、他の皆さんの足手まといになってないか?」
「もう、子供扱いしないでよ~、恥ずかしいじゃない!」
「アハハハ~」
フロアのほうが賑やかになったので覗いてみると、薫ちゃんのお父さんがお友達と来店したところだった。
そこにはお洒落に無頓着な僕でもすぐ判るくらい仕立てのいいスーツに身を包み、そのスマートなボディに磨きをかけてるかのような紳士がいた。
(あれが薫ちゃんのお父さん?・・・)
来店した薫ちゃんのおとうさん、その姿を見たとき、僕はなぜか全身に緊張が走り、
「手強そうな相手だな・・」
と、意味不明なことをつぶやいてしまい、傍にいた有希ちゃんに・・
「薫ちゃんのおとうさんを見て、なんであんたが緊張する必要があるのよ? おバカねぇ、アハハ~」
「え? あぁ、そ、そうだよね、なんで僕が緊張してるのかなぁ? バカだなアハハ」
僕はこの場から消えてしまいたいくらいハズかったので、そそくさと倉庫へ避難した。
そんな僕に追い打ちをするかのように有希ちゃんからダメ押しのひとことが・・
「緊張するのは薫ちゃんの旦那になってからよ~、ウフフ」
「・・・」
僕が倉庫で作業をしていると、フロアのイズミちゃんが僕を呼ぶ声がした。
「ユウト君、フロアに出てこれるかしら~?」
「あぁ、は~い、今行きます」
「なんだろう? フロアにはあまり出ないほうがイイと思うんだけど・・」
僕がフロアに顔を出ると、イズミちゃんが「こっちこっち」ってハンドゼスチャーをしながら僕を見ていた。
「なんでしょうか?」
「うん、一応紹介しておこうと思ってね、こちらが薫ちゃんのお父さん」
「えっ? あ、は、初めまして、僕、カセダユウトっていいます、高校2年です」
「おぉ、君が娘が話していたカセダ君か、娘が気にしてるだけあって、イケメンだな、ハハハ~、娘をよろしく!」
「イ、イケメンだなんて・・」
「お父様、ユウト君はいろいろ気が付いてくれるし、優しい男の子なので、薫ちゃんやわたし達女子には人気モノですし、好かれてるんですよ、ウフフ」
「そうなのかね、ふ~ん・・では、ウチの娘の未来の婿候補として覚えておくよ、ハハハ~」
「えぇ~ッ!?」
「お父様、わたしだって薫ちゃんに負けないように頑張るつもりですよ」
「あぁ、そうだったね、渡辺君も彼を狙ってるということは、近い将来にカセダ君争奪戦が勃発するということか・・いや、もう既に始まってるのかな? 娘には気を引き締めて掛からせないといかんかな? アハハハ~」
「吉見さんもイズミちゃんも何言ってんすか、ハズイからやめて下さいよ~」
僕はイズミちゃんから妙な感じの紹介をされ、その場にいるのが辛くなっちゃって、薫ちゃんのおとうさんに軽く会釈をして「仕事に戻ります」と言って
店の裏へ戻った。
そんな僕を追いかけるように薫ちゃんが倉庫に入ってきた・・・
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