女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん

菊宮える

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新年の仕事はじめ

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>新年1月3日
 フェルーナの正月休みは1/2まで、今日からフェルーナは新年の営業が始まる・・

 まだ三賀日ということで今日のフェルーナの営業は13~18時まで、でも、準備があるので、みんな11時には出勤してきていた、今日は新年最初なので女子は5人全員出勤!
「オッホン! え~新年初めての開店となる前にわたし、渡辺泉からひとこと・・・皆さん、去年一年お疲れさまでした、経営的にもイイ感じの一年でした! 今年もみんなでフェルーナを盛り上げていきましょうね、よろしくお願いします」
「「「「は~い」」」」
「あれ? ユウト君は?」
「え? あぁ、はい」
 イズミちゃんの挨拶で新年の仕事始めとなり、みんなそれぞれ厨房とフロアに分れて開店の準備をはじめた。

「ふ~、もう開店なのよね~、正直もうちょっとお休みしたい気分・・」
「まぁね、わたしもそうだけど、接客業ってこういうものなのよね~」
 僕がフロアの床をモップ掛けしてると、梨絵ちゃんと有希ちゃんがブツブツ言ってるのが聞こえた。
(あぁ、みんな本音はもっと休みたいんだね・・僕も同感だよ・・)

 モップ掛けが済んだ僕は、倉庫へナプキンとか備品の確認へ動いた。
倉庫から厨房、フロアへ必要なものを運び入れたりしてると、開店時間の午後1時近くになっていた・・

「もう1時か、新年一発目の営業開始だな・・」
 僕が勝手口から厨房を覗くとイズミちゃん達が忙しそうに動いてるのが見えた。
「さぁ、開店ヨ~、みんな頑張りましょ~!」
「「「は~い」」」
「オッケ~!」
 
 有希ちゃんが入り口の外に手書きのメニューパネルを出し、入り口に「営業中~いらっしゃいませ~」のパネルを掛けて、新年の営業が始まった・・・
「いらっしゃいませ~!」

 開店するとすぐに数人の着物姿の有希ちゃん達と同じ歳くらいの女子が来店、手には破魔矢やお札の入った袋を持ってる、僕は厨房からそのお客さん達を眺めて・・
(初詣帰りかな、着物が正月っぽくていい! やっぱりお正月っていいなぁ~・・)
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