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第二章
わたしの日常⑨
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只今絶賛日向ぼっこ中のエルシーアです。
もちろん、お兄ちゃんズとお姉ちゃんも一緒です。
かぁしゃまは、ガゼボでお茶を飲みながら、見守ってくれています。
「あったきゃ なの」
「そうだね、エル」
ウィルにぃが優しく頭を撫でてくれます。
「おっ、見ろよ。エル、リスが来たぞ」
「あら?本当ね。他の動物も居るし、何だか鳥たちも集まってきたわ…」
「う??」
バルにぃとルーねぇの言葉に、家の敷地の森の方を見ると、みんなこちらに集まってくる。
リスにうさぎ、たぬきにきつね。おぉ~。小熊に小鹿まで居るっ!!
鳥さんは鳩やカラスにカケス、シジュウカラ、ヒヨドリなどが居る。それにまだ昼間なのにフクロウまで居るではないかっ!!
「みんなエルにあいさつをしに来たのかな?」
ウィルにぃが、そうメルヘンチックな事を言うと、動物や鳥たちがわたしの前でピタッと止まり、次はペコリとお辞儀をした。
おぉぉっ!!何てメルヘンなんでしょう。
ここにわたしの求めたもふもふがあるっ!!
わたしは嬉しくなって、
「おいじぇ~ おいじぇ~っ」
と動物達に手を伸ばした。
すると、リスがテテテッと腕を駆けのぼって、わたしの頬に顔をスリスリしてくる。それだけじゃない。うさぎやたぬきなどの動物も、カケスにヒヨドリなどの鳥さんまでもがわたしの足元で丸まって大人しくしている。
これはもう、もふもふしろという事ですねっ!!
わたしがハアハアと興奮しながら、もふもふしていると、動物達の中に1匹不思議な仔を見つけた。
その仔は、真珠のナチュラルピンクの様な白い毛のちんちらに見えるけど、額にはパライバトルマリンの様な緑色の宝石が埋まっている。
何かよくわからんけど可愛いっ!!その仔は『きゅっきゅっ』と鳴きながらこちらを見ている。
「おいじぇ~ おいじぇ~っ」
とその仔に手を伸ばすとピョンっとわたしの膝の上に乗ってきた。
何この可愛い生き物はっ!!やっぱりちんちらに見えるけど違うのかなぁ??
「きゅっきゅっ」
えっ??何だ??今、頭の中で声が聴こえた…。
まさか…
[今のは君の声??]
恐る恐る目の前のちんちらに、頭の中で話かけてみる。すると…
〔ボクはカーバンクル。ちんちらじゃないよ?〕
きゅっきゅっっと鳴き声と一緒に頭の中に声が響いてくる。おぉっ…。
〔この前、精霊に念話で話しかけたでしょ?だからね、念話スキルを取得したんだよ〕
知らなかったよ。わたしはいつの間にか念話スキルを取得していたらしい。
〔ボクはね、異世界の神である天照大御神さまと、座敷わらしのふたりに頼まれて来たんだよ〕
[なんとっ!?天照ちゃんといつきちゃんにみつきちゃんが!?]
〔そうだよ。三人ともとても心配していたよ。見守る事はできても、直接護る事はできないからって。ボクは君を護るために遣わされたんだよ〕
[そんなんだ…。ありがとう…]
離れ離れになっても、わたしの事を考えてくれている三人の想いに心が温かくなる…。嬉しい…。
〔だからね、側に居るために、ボクに名前をちょうだい?〕
名前…名前かぁ…。
わたしは目の前のカーバンクルをもふもふしながら考える。真珠のナチュラルピンクの様な白い毛皮が美しい。
真珠…。うんっ!!決めたっ!!
[君の名前はペルルっ!!フランス語で真珠って意味だよ]
〔ペルル…。素敵な名前をありがとう〕
「うん わちゃし えりゅちーあ!!」
「ぺりゅりゅ よろしく なの 」
ペルルが嬉しそうにきゅっ!!と鳴くと、緑と青の光に包まれた。
すると、わたしとペルルの間に繋がりを感じた。
「「「エルっ!?!?」」」
「う?? にーしゃ?? ねーしゃ??」
わたしはあ然とするお兄ちゃんズとお姉ちゃんに、キョトンとする。
「どうしゅる した??」
「エル、もしかして、従魔契約したのかい?」
従魔契約とな??はて??わたし、そんな事したかな??
「う??」
ウィルにぃの言っている意味がわからず、首を傾げる。
「エル…。今、この仔をペルルと呼んで、エルも名乗ったよね??」
「うん このきょ ぺりゅりゅっ!!」
ペルルを持ち上げて、ウィルにぃに紹介する。
「従魔契約したんだね…」
「マジかよ…オレには、カーバンクルがきゅっきゅっ鳴いてる様にしか聞こえなかったぞ…」
「わたくしにも、見つめ合っているようにしか見えなかったわ…」
お兄ちゃんズとお姉ちゃんが深いため息をする。
何とっ!?見つめ合っているようにしか、見えなかったのか…。まぁ、念話だしね。
「あらぁ~っ。あらあらっ。困ったわぁ。これは旦那様に報告ね」
と、今までことの成り行きを見守っていた、かぁしゃまの声が聞こえた。
これは…やっちまったのか…??
もちろん、お兄ちゃんズとお姉ちゃんも一緒です。
かぁしゃまは、ガゼボでお茶を飲みながら、見守ってくれています。
「あったきゃ なの」
「そうだね、エル」
ウィルにぃが優しく頭を撫でてくれます。
「おっ、見ろよ。エル、リスが来たぞ」
「あら?本当ね。他の動物も居るし、何だか鳥たちも集まってきたわ…」
「う??」
バルにぃとルーねぇの言葉に、家の敷地の森の方を見ると、みんなこちらに集まってくる。
リスにうさぎ、たぬきにきつね。おぉ~。小熊に小鹿まで居るっ!!
鳥さんは鳩やカラスにカケス、シジュウカラ、ヒヨドリなどが居る。それにまだ昼間なのにフクロウまで居るではないかっ!!
「みんなエルにあいさつをしに来たのかな?」
ウィルにぃが、そうメルヘンチックな事を言うと、動物や鳥たちがわたしの前でピタッと止まり、次はペコリとお辞儀をした。
おぉぉっ!!何てメルヘンなんでしょう。
ここにわたしの求めたもふもふがあるっ!!
わたしは嬉しくなって、
「おいじぇ~ おいじぇ~っ」
と動物達に手を伸ばした。
すると、リスがテテテッと腕を駆けのぼって、わたしの頬に顔をスリスリしてくる。それだけじゃない。うさぎやたぬきなどの動物も、カケスにヒヨドリなどの鳥さんまでもがわたしの足元で丸まって大人しくしている。
これはもう、もふもふしろという事ですねっ!!
わたしがハアハアと興奮しながら、もふもふしていると、動物達の中に1匹不思議な仔を見つけた。
その仔は、真珠のナチュラルピンクの様な白い毛のちんちらに見えるけど、額にはパライバトルマリンの様な緑色の宝石が埋まっている。
何かよくわからんけど可愛いっ!!その仔は『きゅっきゅっ』と鳴きながらこちらを見ている。
「おいじぇ~ おいじぇ~っ」
とその仔に手を伸ばすとピョンっとわたしの膝の上に乗ってきた。
何この可愛い生き物はっ!!やっぱりちんちらに見えるけど違うのかなぁ??
「きゅっきゅっ」
えっ??何だ??今、頭の中で声が聴こえた…。
まさか…
[今のは君の声??]
恐る恐る目の前のちんちらに、頭の中で話かけてみる。すると…
〔ボクはカーバンクル。ちんちらじゃないよ?〕
きゅっきゅっっと鳴き声と一緒に頭の中に声が響いてくる。おぉっ…。
〔この前、精霊に念話で話しかけたでしょ?だからね、念話スキルを取得したんだよ〕
知らなかったよ。わたしはいつの間にか念話スキルを取得していたらしい。
〔ボクはね、異世界の神である天照大御神さまと、座敷わらしのふたりに頼まれて来たんだよ〕
[なんとっ!?天照ちゃんといつきちゃんにみつきちゃんが!?]
〔そうだよ。三人ともとても心配していたよ。見守る事はできても、直接護る事はできないからって。ボクは君を護るために遣わされたんだよ〕
[そんなんだ…。ありがとう…]
離れ離れになっても、わたしの事を考えてくれている三人の想いに心が温かくなる…。嬉しい…。
〔だからね、側に居るために、ボクに名前をちょうだい?〕
名前…名前かぁ…。
わたしは目の前のカーバンクルをもふもふしながら考える。真珠のナチュラルピンクの様な白い毛皮が美しい。
真珠…。うんっ!!決めたっ!!
[君の名前はペルルっ!!フランス語で真珠って意味だよ]
〔ペルル…。素敵な名前をありがとう〕
「うん わちゃし えりゅちーあ!!」
「ぺりゅりゅ よろしく なの 」
ペルルが嬉しそうにきゅっ!!と鳴くと、緑と青の光に包まれた。
すると、わたしとペルルの間に繋がりを感じた。
「「「エルっ!?!?」」」
「う?? にーしゃ?? ねーしゃ??」
わたしはあ然とするお兄ちゃんズとお姉ちゃんに、キョトンとする。
「どうしゅる した??」
「エル、もしかして、従魔契約したのかい?」
従魔契約とな??はて??わたし、そんな事したかな??
「う??」
ウィルにぃの言っている意味がわからず、首を傾げる。
「エル…。今、この仔をペルルと呼んで、エルも名乗ったよね??」
「うん このきょ ぺりゅりゅっ!!」
ペルルを持ち上げて、ウィルにぃに紹介する。
「従魔契約したんだね…」
「マジかよ…オレには、カーバンクルがきゅっきゅっ鳴いてる様にしか聞こえなかったぞ…」
「わたくしにも、見つめ合っているようにしか見えなかったわ…」
お兄ちゃんズとお姉ちゃんが深いため息をする。
何とっ!?見つめ合っているようにしか、見えなかったのか…。まぁ、念話だしね。
「あらぁ~っ。あらあらっ。困ったわぁ。これは旦那様に報告ね」
と、今までことの成り行きを見守っていた、かぁしゃまの声が聞こえた。
これは…やっちまったのか…??
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