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第一章
デート
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「少し歩いても大丈夫かな」
「はい、大丈夫です」
デルバールから商人ギルドへ行く道と反対に向かって歩いて行く。すぐに広場に出た。真ん中に大きな噴水があって、端に人が腰掛けている。周りには屋台。花、焼き鳥?、肉まん?、ジュース、アイスクリーム。
この国って、中世っぽいのに食べ物が現代的でおいしいので不思議。
キョロキョロしていると、ジェシーさんはくすりと笑った。
「平民っぽくても良かったら、屋台で食べる?」
「はい」
「嫌いなもの、食べられないものある? なければ、僕のおすすめを買ってくるけど」
「何でもいけます」
元気よく答えると、ベンチに私を座らせ、ジェシーさんはお昼を買いに行った。肉まんっぽいものと暖かい飲み物を買ってきてくれた。
「あの、いくら」
「デートなんだから、もちろん、僕のおごり」
「ありがとうございます」
また、改めてお礼をしないといけないなあと思いながら、受け取る。
「肉まんと白茶だよ」
やっぱり、豚まんなんだ。中世風の街並みに合わない。
「頂きます」
かぶりつくと中がジューシーな肉まんだった。香りが本格っぽい。中国から落ちてきた人がいるのかな。
「うん、おいしい」
お茶はウーロン茶っぽいような違うような。でも、肉まんと合う。
ジェシーさんがクスリと笑った。
「マリアちゃんって、本当にこういう食事に抵抗がないんだね」
「故郷の食べ物そっくりなんです。この街って、美味しいものが多くって幸せ」
「この国は新しいことに抵抗がないから。だから、落ち人の文化や技術が広まりやすいんだ」
でも、新しいことに抵抗がないという割には街並みも服装も中世っぽいままなんだよね。女性はズボンをはかないとか。
髪型に変化がないのは、今まで美容師や理容師が落ちてきたことがなかったのかな。
「これも落ち人の?」
私が肉まんを持ち上げると、ジェシーさんは首をかしげた。
「ロウラン家が発祥らしいけど、落ち人が作ったという話は聞かないな。隠してたのかもしれない」
隠すかあ。私も売り飛ばされていたら、隠されたのかな。考えていたら、いつのまにか肉まんを食べ終わってしまった。
「次は街全体を見ようか」
食事を終えると、ジェシーさんが手を差し出した。その上に自分の手をのせるけど、このエスコートって恥ずかしい。
手をつなぐよりは気が楽だけど。
待って、私、異性と手をつないだのって、高校のダンスが最後では?
「どうしたの? 変な顔して」
ジェシーさんが顔を覗き込んでくる。
「私、これが初めてのデートなんです」
そう言うと、ジェシーさんは目を丸くした。
「何で? マリアちゃんの故郷の男って、見る目ないんだね。それとも、誘われても断ってた?」
「仕事でいっぱいいっぱいだったから」
それは嘘じゃない。バイトと勉強ばかりだった。でも、それとは関係なく、私はモテたことがない。今日も可愛いと言われたのはメイクの力だし。私に近づいてくるのは母のサロンに来るアイドルや女優目当てだった。
「じゃあ、今日は思いっきり楽しんで」
そう言って、連れて行ってくれたのは神殿だった。中央に高い塔がある。
「布教活動じゃないから、安心して。ここの塔がお城をのぞくと、街一番高いんだ」
神殿の中には入らず、塔のらせん階段を登った。息を切らせて、他の人も登っている。体力には自信があるので、問題なく登ることができた。
塔の一番上は尖っているのではなく、屋上のように少し開けている。そこに出ると、さあっと風が吹いた。汗が冷えて、思わず、ブルッと震える。
「大丈夫?」
ジェシーさんが上着を脱いで、肩にかけようとするのを慌てて断った。
「すごいですね」
街が一望できる。
私は見覚えのある場所を探し始めた。
「ほら、あれがデルバール」
ジェシーさんが指差してくれる。大きい!
ギルド、城、学校、商店街と教えてくれる。闘技場なんてのもあるんだ。私の目から見たら、街並みが古風で美しくって、世界遺産を見てるみたい。
「どこか、行ってみたいところ、ある?」
そうか、それを聞くためにここに連れて来てくれたんだ。
「商店街に行きたいです。化粧品屋さんとか、雑貨屋さんとか」
「何か買いたい物あるの?」
「今日は見るだけかな」
フランチェスカさんからかんざしの代金の一部をもらってきたけど、物価がよくわからないので、買い物はちょっと怖い。ジェシーさんに確認してもらったら、その分もお金を出すって言いそうだし。
また、グルグルとらせん階段を降りた。
「目が回りそう」
それなのに、なぜか、楽しい。
化粧品屋さんでは香水が多いのにびっくりした。ただ、お白粉は無香料みたいだった。雑貨屋ではリボンが多いのにびっくりした。しかも、高い。大量生産じゃないから? じっと、眺めていると、ジェシーさんに欲しいの?と聞かれて、慌てて首を振る。
「サラサさんにお土産を買おうかと思って」
「ん? サラサさんに?」
「今日の服、サラサさんに借りたんです」
「そうなんだ。サラサさんに感謝しなきゃ。おかげでこんな可愛い子とデートできたんだから」
もうっ、可愛いって言われると、信じちゃいそう。
「どれがいい?」
「この薄い水色がサラサさんにぴったりです」
結局、買ってもらってしまった。おまけに。
「これはマリアちゃんに。開けてみて」
包みから出てきたのはワイン色のリボン。きれいな色。
「ありがとうございます」
ジェシーさん、優し過ぎる。ただでさえ、顔がいいのに、これじゃあ、モテ過ぎて困るのでは?
「疲れてない? この先にケーキが美味しいお店があって」
雑貨屋さんを出て、ジェシーさんが次のお店へ案内しようとしてる時だった。
「泥棒! 誰か、そいつを捕まえてくれ!」
小柄な男が大きな男を追いかけている。大きな男は見るからに悪そうな顔で誰も捕まえようとしない。
ジェシーさんが頭をかいた。
「非番なのに、くそっ」
走ってくる男の前にジェシーさんは立ちはだかった。
「どけどけ」
男はジェシーさんを突き飛ばす勢いで迫って来た。
「危ない」
思わず、叫んだ。
ジェシーさんはヒョイと男をかわすと、どうやったのか、男を投げ飛ばした。ドシンという音と共に男が地面に叩きつけられる。それっきり、男は伸びてしまったようだ。
すごい。さすが、騎士。ほっそりして見えるし、治療専門かと思ったら、強いんだ。
「はい、大丈夫です」
デルバールから商人ギルドへ行く道と反対に向かって歩いて行く。すぐに広場に出た。真ん中に大きな噴水があって、端に人が腰掛けている。周りには屋台。花、焼き鳥?、肉まん?、ジュース、アイスクリーム。
この国って、中世っぽいのに食べ物が現代的でおいしいので不思議。
キョロキョロしていると、ジェシーさんはくすりと笑った。
「平民っぽくても良かったら、屋台で食べる?」
「はい」
「嫌いなもの、食べられないものある? なければ、僕のおすすめを買ってくるけど」
「何でもいけます」
元気よく答えると、ベンチに私を座らせ、ジェシーさんはお昼を買いに行った。肉まんっぽいものと暖かい飲み物を買ってきてくれた。
「あの、いくら」
「デートなんだから、もちろん、僕のおごり」
「ありがとうございます」
また、改めてお礼をしないといけないなあと思いながら、受け取る。
「肉まんと白茶だよ」
やっぱり、豚まんなんだ。中世風の街並みに合わない。
「頂きます」
かぶりつくと中がジューシーな肉まんだった。香りが本格っぽい。中国から落ちてきた人がいるのかな。
「うん、おいしい」
お茶はウーロン茶っぽいような違うような。でも、肉まんと合う。
ジェシーさんがクスリと笑った。
「マリアちゃんって、本当にこういう食事に抵抗がないんだね」
「故郷の食べ物そっくりなんです。この街って、美味しいものが多くって幸せ」
「この国は新しいことに抵抗がないから。だから、落ち人の文化や技術が広まりやすいんだ」
でも、新しいことに抵抗がないという割には街並みも服装も中世っぽいままなんだよね。女性はズボンをはかないとか。
髪型に変化がないのは、今まで美容師や理容師が落ちてきたことがなかったのかな。
「これも落ち人の?」
私が肉まんを持ち上げると、ジェシーさんは首をかしげた。
「ロウラン家が発祥らしいけど、落ち人が作ったという話は聞かないな。隠してたのかもしれない」
隠すかあ。私も売り飛ばされていたら、隠されたのかな。考えていたら、いつのまにか肉まんを食べ終わってしまった。
「次は街全体を見ようか」
食事を終えると、ジェシーさんが手を差し出した。その上に自分の手をのせるけど、このエスコートって恥ずかしい。
手をつなぐよりは気が楽だけど。
待って、私、異性と手をつないだのって、高校のダンスが最後では?
「どうしたの? 変な顔して」
ジェシーさんが顔を覗き込んでくる。
「私、これが初めてのデートなんです」
そう言うと、ジェシーさんは目を丸くした。
「何で? マリアちゃんの故郷の男って、見る目ないんだね。それとも、誘われても断ってた?」
「仕事でいっぱいいっぱいだったから」
それは嘘じゃない。バイトと勉強ばかりだった。でも、それとは関係なく、私はモテたことがない。今日も可愛いと言われたのはメイクの力だし。私に近づいてくるのは母のサロンに来るアイドルや女優目当てだった。
「じゃあ、今日は思いっきり楽しんで」
そう言って、連れて行ってくれたのは神殿だった。中央に高い塔がある。
「布教活動じゃないから、安心して。ここの塔がお城をのぞくと、街一番高いんだ」
神殿の中には入らず、塔のらせん階段を登った。息を切らせて、他の人も登っている。体力には自信があるので、問題なく登ることができた。
塔の一番上は尖っているのではなく、屋上のように少し開けている。そこに出ると、さあっと風が吹いた。汗が冷えて、思わず、ブルッと震える。
「大丈夫?」
ジェシーさんが上着を脱いで、肩にかけようとするのを慌てて断った。
「すごいですね」
街が一望できる。
私は見覚えのある場所を探し始めた。
「ほら、あれがデルバール」
ジェシーさんが指差してくれる。大きい!
ギルド、城、学校、商店街と教えてくれる。闘技場なんてのもあるんだ。私の目から見たら、街並みが古風で美しくって、世界遺産を見てるみたい。
「どこか、行ってみたいところ、ある?」
そうか、それを聞くためにここに連れて来てくれたんだ。
「商店街に行きたいです。化粧品屋さんとか、雑貨屋さんとか」
「何か買いたい物あるの?」
「今日は見るだけかな」
フランチェスカさんからかんざしの代金の一部をもらってきたけど、物価がよくわからないので、買い物はちょっと怖い。ジェシーさんに確認してもらったら、その分もお金を出すって言いそうだし。
また、グルグルとらせん階段を降りた。
「目が回りそう」
それなのに、なぜか、楽しい。
化粧品屋さんでは香水が多いのにびっくりした。ただ、お白粉は無香料みたいだった。雑貨屋ではリボンが多いのにびっくりした。しかも、高い。大量生産じゃないから? じっと、眺めていると、ジェシーさんに欲しいの?と聞かれて、慌てて首を振る。
「サラサさんにお土産を買おうかと思って」
「ん? サラサさんに?」
「今日の服、サラサさんに借りたんです」
「そうなんだ。サラサさんに感謝しなきゃ。おかげでこんな可愛い子とデートできたんだから」
もうっ、可愛いって言われると、信じちゃいそう。
「どれがいい?」
「この薄い水色がサラサさんにぴったりです」
結局、買ってもらってしまった。おまけに。
「これはマリアちゃんに。開けてみて」
包みから出てきたのはワイン色のリボン。きれいな色。
「ありがとうございます」
ジェシーさん、優し過ぎる。ただでさえ、顔がいいのに、これじゃあ、モテ過ぎて困るのでは?
「疲れてない? この先にケーキが美味しいお店があって」
雑貨屋さんを出て、ジェシーさんが次のお店へ案内しようとしてる時だった。
「泥棒! 誰か、そいつを捕まえてくれ!」
小柄な男が大きな男を追いかけている。大きな男は見るからに悪そうな顔で誰も捕まえようとしない。
ジェシーさんが頭をかいた。
「非番なのに、くそっ」
走ってくる男の前にジェシーさんは立ちはだかった。
「どけどけ」
男はジェシーさんを突き飛ばす勢いで迫って来た。
「危ない」
思わず、叫んだ。
ジェシーさんはヒョイと男をかわすと、どうやったのか、男を投げ飛ばした。ドシンという音と共に男が地面に叩きつけられる。それっきり、男は伸びてしまったようだ。
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