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面蛸とおる

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やっと逢えたね

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そうドキマギとした気持ちを振り払うかのように、頬に手を数回当ててからメニュー表に手を伸ばして。

じっと内容を確認してから、この地域にしては珍しく……。
そして、俺の本来の故郷では日常的によく飲まれる品が一つだけあったので。

「……よし、これにしよう。きっとコレなら……」

「うん……? もしかして決まったのかな? 随分と早かったね、それだけ良いものがあったのかな」

「ええ、そうですよ。きっと、アレクセイ様も気に入りますよ」

俺はそう自信満々に笑って言い放てば、アレクセイはニヤリと笑い返して。

「へぇー随分自信あるんだね、お手並み拝見といこうか」そう言って、俺のセンスを試す為に。

近くに待機していた、使用人に合図を送ってこちらに招くので。

俺はそれを緊張しながら、横目でじっと伺うように見つめて。

──使用人がチェックイン表と、軽食用のサンドウィッチを。

俺たちの席に2人分置き終えたあたりで……。

「すみません、飲み物を頼んでも良いですか?」と話しかければ。

「はい、勿論大丈夫ですよ。どちらになさいますか?」

「カクテルの白雪姫を二つ頂いても宜しいですか?」

「畏まりました、給餌の者に伝えておきます。では、こちらのサンドウィッチをお楽しみながら、当ホテルのチェックインとこの施設の案内等ついてお話し致しますね……」
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