21 / 39
女装編
第21話 閉ざされた学園
朝、目を覚ますと女になって……いるはずもなく。
泰彦の体内の抗体は確かに女体化を食い止めていた。
その日は朝から様子がおかしかった。
食堂のテレビはいつもならNKH(日本国営放送)のニュースを流しているはずなのに消されていた。
「どのチャンネルもテレビが映らないのよ」
寮母の伊村さんが困っていた。
「しかも、電話も通じないし」
スマホを確認すると圏外になっていた。
部屋へ戻ってネットに接続しようとしたが繋がらなかった。
全校生徒が体育館に集められ状況説明が行われた。
「今朝から、学園外との通信が途絶えてしまいました。
原因は不明です。
テレビ、ラジオ、ネットはおろか、ケータイも使えない状態です。
また、定期便であるトラックも来ていません。
このままの状態が続くと食料が三日ほどしか持ちません。
みなさん、無駄遣いしないようにしてください」
そこへ保健室の木俣先生が現れた。
「私が昨晩見たテレビによると、新型のウイルスを運んだ飛行機が墜落し、死に至る病気が世界中に蔓延したとのことだ。
おそらく、外の世界の人々はもう既に新型ウイルスの犠牲になってしまったのであろう。
幸い、外界と隔離されたこの学園は災厄から逃れることができたというわけだ。
とりあえず今日一日は様子をみて、明日学園の外の様子を確認しに行く予定だ。
生徒の諸君は迂闊な行動をとらずに学園内でおとなしくしていて欲しい」
全校集会が終了し、各自のクラスへと移動する生徒たち。
教室では今後のことが話し合われた。
生徒たちは自分たちの家族のことを心配していた。
「世界中の人が亡くなったということは生き残った人間は私たちだけということね」
「でも、女しかいない女学園の生徒だけが生き残っても人類には滅亡する道しか残されていないじゃないですか」
その時、クラスの視線が一斉に泰彦の方へ集まった。
「人類の希望! ただ一人の男!」
泰彦の市場価値が急上昇した。
「人類の歴史を繋げるためにも、子孫繁栄をしないといけないわね。
霧山さんは唯一無二の存在」
「ちょ、ちょっと待ってください。まだ世界が滅亡したと決まったわけじゃ」
「センセー、男性を一人が独占するのはよくないことだと思いまーす」
「それも、そうね。じゃあ、当番制にするのがいいかしら」
「平等にくじ引きでいいと思いまーす」
「あらダメよ。ここは年功序列でしょ。女性は年齢が上がるほど妊娠率が低くなるんだから」
矢本先生の目が獲物を狙う雌豹の目になった。
「そういうことで、人類存続のため先生が一肌脱ぎます」
「ああ、ダメです。先生!」
いつの間にか和子が両腕をホールドして逃げられないようにしていた。
「人類のためよ。霧山さんは新世界のアダムとなるのよ」
スカートのファスナーが下ろされストンと床に落ちる。
パンツをズリ下ろされるとボロンと男性自身が飛び出した。
矢本先生はブラウスのボタンを外し、ブラを露出させた。
膝上のタイトスカートを脱ぎ、ストッキング姿を晒した。
ブラウスを脱ぎ去り、ブラを外し成熟した果実を泰彦に見せつける。
ムクムクと大きくなりヤル気を見せ始める泰彦。
ストッキングを脱ぎ、素足となった矢本先生。
ショーツを脱ぐと、股間から粘度の高い液体が糸を引いた。
「もう観念なさい。人類存亡の瀬戸際なのよ」
押し倒された泰彦に馬乗りになる矢本先生。
生徒たちが見守るなか、矢本先生の実践講義が始まる。
右手で泰彦の堅い棒を握り、自分の柔らかい穴に押し当て、そのまま腰を下ろした。
♥♂♀♥
矢本先生の中に解き放たれた人類の希望。
その一匹が人類の未来を継承する人間に成長する事であろう。
そう妄想すると矢本先生は果て、繋がりを保ったまま泰彦の胸元へ倒れ込んだ。
「先生、大丈夫ですか?」
「あら、ごめんなさい。ちょっと意識が飛んでたわ」
矢本先生が立ち上がるとニュルリと陰茎が抜け、愛液と精子と破瓜の血を垂らした。
「先生、もしかして初めてだったんですか?」
「女の体ではね。エッチなんて何年ぶりかしら」
服装を整えた矢本先生は再び教壇に立った。
「はい、じゃあ、あとはくじ引きで決めましょうか」
「ちょ、ちょっと待ってください。もう無理ですよ」
「あら、若いんだから頑張れるでしょ」
若い精子を取り込んだ矢本先生は肌がツヤツヤと若返って見えた。
他の生徒たちは人類存亡のくじ引きで盛り上がっていた。
「状況終了。状況終了」
突然、校内放送が始まった。
「非常事態訓練の状況を終了します。皆さんは訓練を終了してください」
どうやら今までのは訓練だったらしい。
スマホも圏外ではなくなっていた。
学園中に電波のジャマーをかけていたらしい。
仕組んだのは保健室の木俣先生。
「ということは、テレビで新型ウイルスによって世界が滅んだとか言っていたのはウソ?」
「テレビで見たのは本当。映画だけどね。その設定を参考にさせてもらったよ。
非常事態時に人間がどういう行動をとるか試してみたかったからね。
おかげでいいデータがとれたよ」
「あの……矢本先生は妊娠するんでしょうか?」
「矢本先生にはピルを処方したよ。ちょっと体が辛くなるだろうけど自分が招いた結果だ」
外には遅れて物資を運んできた自動運転トラックが着いていた。
外の世界から女学園の校内へと必需品を運んでくる無人のトラック。
本当に外の世界は滅んでいないのだろうか?
そんなことを考えずにはいられない泰彦であった。
泰彦の体内の抗体は確かに女体化を食い止めていた。
その日は朝から様子がおかしかった。
食堂のテレビはいつもならNKH(日本国営放送)のニュースを流しているはずなのに消されていた。
「どのチャンネルもテレビが映らないのよ」
寮母の伊村さんが困っていた。
「しかも、電話も通じないし」
スマホを確認すると圏外になっていた。
部屋へ戻ってネットに接続しようとしたが繋がらなかった。
全校生徒が体育館に集められ状況説明が行われた。
「今朝から、学園外との通信が途絶えてしまいました。
原因は不明です。
テレビ、ラジオ、ネットはおろか、ケータイも使えない状態です。
また、定期便であるトラックも来ていません。
このままの状態が続くと食料が三日ほどしか持ちません。
みなさん、無駄遣いしないようにしてください」
そこへ保健室の木俣先生が現れた。
「私が昨晩見たテレビによると、新型のウイルスを運んだ飛行機が墜落し、死に至る病気が世界中に蔓延したとのことだ。
おそらく、外の世界の人々はもう既に新型ウイルスの犠牲になってしまったのであろう。
幸い、外界と隔離されたこの学園は災厄から逃れることができたというわけだ。
とりあえず今日一日は様子をみて、明日学園の外の様子を確認しに行く予定だ。
生徒の諸君は迂闊な行動をとらずに学園内でおとなしくしていて欲しい」
全校集会が終了し、各自のクラスへと移動する生徒たち。
教室では今後のことが話し合われた。
生徒たちは自分たちの家族のことを心配していた。
「世界中の人が亡くなったということは生き残った人間は私たちだけということね」
「でも、女しかいない女学園の生徒だけが生き残っても人類には滅亡する道しか残されていないじゃないですか」
その時、クラスの視線が一斉に泰彦の方へ集まった。
「人類の希望! ただ一人の男!」
泰彦の市場価値が急上昇した。
「人類の歴史を繋げるためにも、子孫繁栄をしないといけないわね。
霧山さんは唯一無二の存在」
「ちょ、ちょっと待ってください。まだ世界が滅亡したと決まったわけじゃ」
「センセー、男性を一人が独占するのはよくないことだと思いまーす」
「それも、そうね。じゃあ、当番制にするのがいいかしら」
「平等にくじ引きでいいと思いまーす」
「あらダメよ。ここは年功序列でしょ。女性は年齢が上がるほど妊娠率が低くなるんだから」
矢本先生の目が獲物を狙う雌豹の目になった。
「そういうことで、人類存続のため先生が一肌脱ぎます」
「ああ、ダメです。先生!」
いつの間にか和子が両腕をホールドして逃げられないようにしていた。
「人類のためよ。霧山さんは新世界のアダムとなるのよ」
スカートのファスナーが下ろされストンと床に落ちる。
パンツをズリ下ろされるとボロンと男性自身が飛び出した。
矢本先生はブラウスのボタンを外し、ブラを露出させた。
膝上のタイトスカートを脱ぎ、ストッキング姿を晒した。
ブラウスを脱ぎ去り、ブラを外し成熟した果実を泰彦に見せつける。
ムクムクと大きくなりヤル気を見せ始める泰彦。
ストッキングを脱ぎ、素足となった矢本先生。
ショーツを脱ぐと、股間から粘度の高い液体が糸を引いた。
「もう観念なさい。人類存亡の瀬戸際なのよ」
押し倒された泰彦に馬乗りになる矢本先生。
生徒たちが見守るなか、矢本先生の実践講義が始まる。
右手で泰彦の堅い棒を握り、自分の柔らかい穴に押し当て、そのまま腰を下ろした。
♥♂♀♥
矢本先生の中に解き放たれた人類の希望。
その一匹が人類の未来を継承する人間に成長する事であろう。
そう妄想すると矢本先生は果て、繋がりを保ったまま泰彦の胸元へ倒れ込んだ。
「先生、大丈夫ですか?」
「あら、ごめんなさい。ちょっと意識が飛んでたわ」
矢本先生が立ち上がるとニュルリと陰茎が抜け、愛液と精子と破瓜の血を垂らした。
「先生、もしかして初めてだったんですか?」
「女の体ではね。エッチなんて何年ぶりかしら」
服装を整えた矢本先生は再び教壇に立った。
「はい、じゃあ、あとはくじ引きで決めましょうか」
「ちょ、ちょっと待ってください。もう無理ですよ」
「あら、若いんだから頑張れるでしょ」
若い精子を取り込んだ矢本先生は肌がツヤツヤと若返って見えた。
他の生徒たちは人類存亡のくじ引きで盛り上がっていた。
「状況終了。状況終了」
突然、校内放送が始まった。
「非常事態訓練の状況を終了します。皆さんは訓練を終了してください」
どうやら今までのは訓練だったらしい。
スマホも圏外ではなくなっていた。
学園中に電波のジャマーをかけていたらしい。
仕組んだのは保健室の木俣先生。
「ということは、テレビで新型ウイルスによって世界が滅んだとか言っていたのはウソ?」
「テレビで見たのは本当。映画だけどね。その設定を参考にさせてもらったよ。
非常事態時に人間がどういう行動をとるか試してみたかったからね。
おかげでいいデータがとれたよ」
「あの……矢本先生は妊娠するんでしょうか?」
「矢本先生にはピルを処方したよ。ちょっと体が辛くなるだろうけど自分が招いた結果だ」
外には遅れて物資を運んできた自動運転トラックが着いていた。
外の世界から女学園の校内へと必需品を運んでくる無人のトラック。
本当に外の世界は滅んでいないのだろうか?
そんなことを考えずにはいられない泰彦であった。
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。