破滅回避のため、悪役ではなく騎士になりました

佐倉海斗

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01-4.※

「アクメ顔もかわいいな」

 アレクシスはレイドの頬に口付けをした。

 そして、快感の中にいるレイドを起こすかのように唇を合わせる。舌を強引に絡ませ、唾液を交換するような激しいキスをする。酸欠を起こすかのようなキスだった。

「はぁはぁ」

 唇が離れると同時にレイドは息をする。

 白目を向いていたとは思えないほどに整った顔でアレクシスを睨む、

「もう十分でしょう」

「なにを言っているんだよ。これからが楽しみだろ」

「もう二回も射精しました。これ以上はでません」

 レイドの言葉を聞き、アレクシスは笑った。

 二回で限界だというレイドの主張が面白かったのだろう。

「なにを笑っているのですか!」

 レイドは怒った。

 それに対し、アレクシスは余裕そうな表情を崩さない。

「落ち着けよ、レイド。何回イけるか試してみようぜ」

「試しません!」

「断る。強制的にイかせてやるよ」

 アレクシスはレイドの上から退き、レイドのズボンと下着をはぎ取る。抵抗をしようにも体が変に痺れてしまい、思うようにいかない。そもそも、両手は縛られたままだった。アレクシスは、レイドの両足を持ち上げる。そして、レイドのつま先がレイドの頭につくような姿勢にさせられた。

 上からすべてが丸見えになるような姿勢を取らされ、レイドは顔を真っ赤に染める。

「これから無駄打ちをたくさんしような」

 アレクシスは笑顔で告げた。

「子を孕む側だって嫌ってくらいに躾けてやるよ」

 アレクシスの言葉には狂気があった。それを敏感に感じ取ったレイドは嫌そうな顔をする。こうなる以前はレイドはアレクシスを組み敷き、優位に立てると思っていた。体格差はあるものの、自分が受け身になるとは思いもしなかった。

 ……本気で言っていますね。

 こうなったアレクシスは止まらない。

 レイドは覚悟を決めるしかなかった。

「躾が必要なのは僕ではなく、アレクシスだと思いますが」

 レイドは挑発するような言葉を口にする。

 二度も射精をされ、屈辱な姿勢をとらされても負けを認めたくなかった。
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