Evasion(エバーション) 竜の背に乗り世界を駆ける、刀と蒼炎揺らめく和洋折衷『妖』幻想譚

弓屋 晶都

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番外編

メイン5人で、100の質問(質問41〜60)

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■41    ズバリあなたの弱点は?
 
リル:弱点……。
 
レイ:意味分かるか?
 
リル:うん。ツノかな。
 
レイ:ああ。そりゃまあ、鬼はみんなそうだよな。
 
久居:……そ……、そうだったのです……か……?
   ↑普段からリルの頭をよく撫でてる人
 
リル:触られるのは大丈夫だよ。折られると困るけど。
 
フリー:まーだリルのツノはちっちゃいから、折ろうとしても難しそうだよねー(笑)

    私も触角は弱点かなぁ。
    翅は根元じゃなきゃ折れても痛くないけど、触角は触られると困るよ。
    村に一人だけ折れてる人いるけどね。折れた時は倒れたらしいよ。
    話聞くだけで痛いよね……。
 
菰野:そうなんだね。
   僕の弱点は……、朝に弱いことかな?
 
レイ:俺も夜には弱いな。あと闇にも……どうしても慣れそうにない。これは天使の性質だな。
   ……いや、なんか繋げて言ったが、菰野の言う『朝に弱い』とは比べ物にならないレベルで俺の場合は生死に関わるからな?
 
久居:私は、首元と海……でしょうか。
 
レイ:海!?
   お前っ、海苦手だったのか!? 海そのものが!?
   いや、だってお前……っ。
 
菰野:まあ、その話はまたの機会にして、次の質問に行こうか。
 
久居:……。←目を伏せて。
 
レイ:……、うう……。←言いたいことを渋々飲み込む。

■42    これだけは誰にも負けない!というものはありますか?
 
リル:蒼炎かな?
 
フリー:うーん……元気なところ!
 
菰野:ふふ、そうだね。
   僕には、そういったものはないかなぁ。
 
レイ:いやいや、あるだろ。
   菰野には人心把握力っていうか掌握力っていうか、皇子力的なのが。
 
菰野:そうかな? ありがとう、レイ(にっこり)
 
レイ:……っ!! (いや、まさにこれだよ!!)
 
久居:菰野様への忠誠心では、誰にも負けるつもりはありません。
 
レイ:それは競う相手がいないだろ……。
 
久居:そう言うレイは何をあげるおつもりですか?
 
レイ:俺は……えーと……。
 
リル:レイは、赤くなったり青くなったりするのがすごいよね。
 
レイ:いや、そこなのか!?
 
久居:騙されるのもお上手ですよ?
 
レイ:まだ笑えないから、やめてくれ。
 
久居:失礼しました。
 
菰野:レイは、誰より素直で優しいんじゃないかな。
   そんなに色々な目に遭っても真っ直ぐ立っていられるのは、凄い事だと僕は思うよ。
 
レイ:!!
   ……っ(//////)
   まだまだ、ぐらぐらしてばかりだが……。
   そう言ってもらえるのは本当に嬉しいよ(照れつつも微笑む)

■43    子供の頃はどんな子供でしたか?
 
リル:今よりもっと、大人しかったかな……。
   フリーの後ろにずっと隠れてた気がする。
 
フリー:そーそー、昔のリルはもっともーーっと素直で、おねーちゃん大好きーってくっついてきて、ほんっとにかわいかったのよっ!!
 
菰野:リルくんは今も素直で可愛いと思うよ?
   今でこんなに可愛いなら、小さい頃はさぞ可愛かったんだろうね。

   僕は結構やんちゃだったらしいからなぁ……。
   悪戯もたくさんしてたらしいんだけど、僕はあまり覚えてないんだよね(苦笑)
 
久居:そうですね、幼い頃の菰野様は本当に奔放な方でしたから。
   五歳になる頃まではほんの一瞬も目が離せず、大変でした。
   けれどあれが本来の性格なのだとしたら、今はそれを無理に抑えているのではと心配になることはあります……。
 
菰野:そんなの、俺は久居が子どもらしい顔をしてるとこなんて、数えるほどしか見たことないぞ?
   お前の方がよほど早くから子どもであることを辞めていただろう。
 
久居:私は、元からこんな性格です。
 
菰野:(……そうだろうか……)
 
フリー:私は、小さい頃の方がもうちょっとお転婆だったかな。
    リルを叩いて泣かせちゃう事も多かったから……。
 
リル:でも、外ではいつもボクのこと守ってくれてたよ。
 
フリー:私はリルのお姉ちゃんだからね(えっへん)
 
レイ:そうか、そこの二人は血の濃さが大分違うもんな。
   種族差があるから、双子でも結構成長差があったのか。
 
リル:レイは小さい頃、サラと一緒に遊んだりしてたの?
 
レイ:ああ。サーラは11歳……お前達の姿で5歳くらいだな。そのくらいまでは一緒に暮らしてたよ。
   サーラが天界から落とされた時、俺がもう少し大きければ……。せめて、翼が生えそろってれば。すぐに後を追えたんだろうにな。
 
リル:天使の羽って最初から生えてるんじゃないの?
 
レイ:妖精の翅だって、鬼のツノだって、生まれてすぐは無いだろ?
   歯だって生えてないんだぞ?
 
フリー:そっかー。そうよね。
 
レイ:まあ、ツノとか触角とかは一歳前から生えてくるけどな。
   天使の翼は10歳を越えなきゃ生えてこないんだ。
   どうせ、しっかり走れないと飛び立てないもんだしな。
 
リル:あー……。
 
フリー:あー……。(納得)
 
レイ:お前達は、時々全く同じ反応するよな(苦笑)
 
レイはきっと、良いお兄さんだったんだろうね……。
↑記憶の中の義兄を見つめながら
 
レイ:俺は……この世で一番酷い兄だよ。

■44    人生で辛かったことを教えて下さい。
 
リル:うーん……。ボクはパス。
 
フリー:ええっ、そんなのありなの!?
    私は、菰野が死にそうになってた時が一番辛かったかなぁ。
    その後のカロッサさんの特訓も結構ハードだったけどね……(汗)
 
菰野:母や父を失った時が、やっぱり辛かったかな……。
  (葛兄様を失った事は、俺がそのお姿を見ていないからか、まだどこか信じられない気持ちが残っているんだよね……)
 
久居:菰野様がお健やかなお姿に戻られるまで、私は生きた心地がしませんでしたね。
 
レイ:俺は……何だろうな……。
   両親のことも妹のことも義兄さんのことも辛いけど、カロッサさんの事が……、一番、……悔しいな。

■45    人生で嬉しかったことを教えて下さい。
 
リル:クリスにもう一回会えて、環が返せたのは嬉しかったな。
   今こうやって皆と一緒にいられるのも、とっても嬉しいよ!
 
フリー:うんうんっ。
    私は、人間に捕まった時に菰野が助けに来てくれたの、すごく嬉しかった……(/////)
 
菰野:あれは、僕のせいであんな事になってしまったんだから、僕が助けるのは当然だよ。
   あの時は怖い思いをさせてしまって、本当にごめん……。

   僕は、久居が皆に大切にされていたのが嬉しかったかな。
 
久居:菰野様……。
 
リル:ボクも、久居が目を覚ましてくれた時、すっっっごく嬉しかった!!!
 
久居:リルまで……、ありがとうございます……。
 
レイ:あの時は俺も本当にホッとしたよ。
   いや、あのまま死なれたら、俺が殺したようなもんだろ!?
   こっちの身にもなってくれよ……。
 
久居:申し訳ありません……。
 
レイ:いや、まあ、もういいんだけどさ。
   俺は、サーラが俺のこと助けてくれたって聞いた時が一番嬉しかったかな。
 
久居:私は、菰野様がご回復なさった事が、今もお健やかであられる事が、何より喜ばしいです。
 
レイ:だろうな。
 
菰野:久居には苦労をかけたね。
   ……いつもありがとう。
 
久居:菰野様……。ありがたいお言葉……身に余る光栄です。

■46    これまでに一番驚いたことを教えて下さい。
 
リル:うーんん?
   変態さんにはいつも驚かされちゃうかな……(汗)
 
フリー:私は、カロッサさんが死んだって聞いた時かなぁ……。
 
菰野:僕は、凍結から覚めた時が一番色々驚いたかな……。
   久居が俺の知らないような不思議な事を、当たり前みたいな顔で色々やってのけてくれるし。
   レイが空を飛ぶのにも驚いたし、女の子の姿になったのにも驚いたしね。
   今でもびっくりされられるようなことを皆いきなりしてくるから、毎日が驚きの連続だよ。
 
久居:も、申し訳ありません……。
 
菰野:謝る必要はないよ(笑)
 
久居:私は、菰野様が私の闇を払って下さった事が、一番衝撃的でしたね……。
 
菰野:俺は何もしてないだろう?
   レイとリルくんのおかげだよ。
 
レイ:いや、あれには俺も度肝を抜かれた。
   まさか、人があんなものに立ち向かおうなんて思えるのかって。本当に、目を疑ったよ。

   でも俺が一番驚いたのは、久居の仕掛けに気づいた時だな。
   あ。サンドランが俺を庇った時も、すごく驚いたな……。

■47    今、悩み事はありますか?
 
リル:あるよ。
 
フリー:私もあるぅぅぅぅっっっ!!
 
菰野:(これは……悩んでいる内容を言う物なんじゃないかなと思うけど……。まあ、いいか。皆言いにくいことだらけだろうしね)
   僕は……無いかな。
   (↑あると言ったが最後、久居が全力で聞き出しにくるのが分かっている)
 
久居:多少はありますね。
 
レイ:まあ悩み事なんて、まったくない奴の方が珍しいだろ。
   俺もまだまだ悩んでるよ。

■48    最近興味を持った物事や人などを教えて下さい。
 
リル:サラと、久居のおとーさんと、鬼の人。
 
フリー:あ、私もサラちゃんにはもっとお話し聞きたいなぁ。
 
菰野:僕も、久居の父君とはもう少し話をしてみたいかな。
 
久居:……。そうですね。私もあの人には尋ねたい事があります。
 
レイ:あんまキツく当たってやるなよ?
   俺もサーラとは話がしたいが……できるかどうかは難しいな……。

■49    最近お気に入りの物などありますか?
 
リル:ボクね、最近チョコが好きーっ。
 
フリー:チョコってあの飲むやつ?
    リルは苦くて苦手だったじゃない。

    私は、学校の友達がヘアアレンジにハマってて、よくアレンジの練習台にされてたんだけど
    ああいうちまちまするのって……私向かないのよね……。
    でも、術でできるなって気付いて、その練習は最近頑張ってるかなー。
 
リル:向こうで食べたチョコは、すっっっごく甘かったのっっ
   飲むんじゃなくて、食べるのもあったんだよーっ。
   お口の中で溶けちゃうのっっ。
 
菰野:外の世界には知らないものがたくさんあるね。
   久居も食べたのか?
 
久居:いえ私は……。
   近頃は調理器具に改良を加えていますね。
 
レイ:久居が力で作った調理器具は、時々俺には持てないのがあるからなぁ。
   できればこっちにも、もう少し普通のを置かないか……?
 
久居:小屋の方にはなるべく物を置きたくないので……。
   家には置いていますよ。
 
菰野:(久居が遠慮したという事は、チョコっていうのはそこそこ高いものなんだろうな)

   僕の最近のお気に入りは、絵付け用の筆かな。
   色んな動物の毛で自作し始めたら楽しくてね。
 
レイ:俺は少し前に新調したブラシが、髪が絡まりにくくて気に入ってるな。
   前に久居が分けてくれたヘアオイルも、ベタつかなくて艶が出て良いよな。
   気に入ってるしまだ使ってる。
 
久居:椿油ですね。髪だけでなく肌に使っていただいても良いですよ。
   もうそんなに残ってないでしょうから、必要でしたらまた取り寄せましょうか?
 
レイ:うっ……。た、高いのか……?
 
久居:安い物ではありませんが、レイの金銭感覚でしたら日用品になり得ると思いますよ。
   値段は様々ですから、レイの懐事情に合わせた品を寄せましょう。

■50    普段の一日のスケジュールを教えて下さい。
 
リル:起きて、朝の支度してご飯食べて、お勉強と修練してお昼ご飯食べて、お勉強と修練して夕ご飯食べて、寝る支度して寝るっ!
 
フリー:一息ね(笑)
    私も学校に行ってる日は大体そんな感じかなー。
    カロッサさんがいた頃は、学校から帰って術教えてもらったりしてたんだけどね。
    今はお母さんが師匠みたいなものかな……。
    週末くらいしか見てもらえないけど。
 
レイ:俺で良ければ教えることもできると思うが、
   俺よりはリリーさんの方がずっと技術があるしな……。
 
フリー:えへへ、じゃあ今度からはレイさんにも、わかんないとこがあったら聞かせてもらうね。
 
レイ:ああ、何でも聞いてくれ。俺でわかる事なら何でも教える。
 
菰野:僕は、朝から今日の作業の下準備をして、少し体を動かしてから朝食だね。
   ご飯の後は作業に入って、久居が呼びに来るまで時間を忘れてることも多いかな。
   お昼時を過ぎると時々注文をしに来てくれる人もいるね。
   レイや久居が対応してくれて、助かってるよ。
   絵付けをするのも昼過ぎが多いかな。
   そのまま久居に呼ばれるまで作業をして、
   お風呂に入ってご飯を食べたら少し本を読んだりして寝る感じかな。

   道場に呼ばれたりするとまた違う感じになるけどね。
 
久居:私もそのような感じですね。
 
レイ:いや、久居は皆の朝ごはんも作るし、その前に走ったり剣振ったりしてるだろ?
   リルの修練も見てるし、菰野の手伝いもしてるし、
   畑の野菜の世話やら、お裾分け持ってったりもらったもんで料理を仕込んだり
   他の奴らよりずっと仕事多いだろ。
 
久居:雑務です。
 
レイ:久居がそれでいいならいいけどさ……。
   ……久居は、俺が寝てる間も働いてるんだろうな(苦笑)

   俺は、朝日が出るまでは寝てる。だから冬はどうしても起きるのが遅くなるんだよな……。
   朝食の後は、菰野の仕事を手伝ったり、リルの勉強を見たりしてるうちに昼になるな。
   久居の料理もできる限り手伝ってる。食わせてもらってる身だしな。
   いや、食費分の金だとかは払ってるぞ?

   日が一番高くなる頃は、天界からの連絡が入る事が多いな。
   毎日ってわけではないが、物資の受け渡しもあるし昼は留守にしてる事が多い。

   午後もまあ色々雑用をこなして、菰野に頼まれて土やら木やら取りに行くこともあるな。

   夕飯は、日によっては先にとらせてもらう感じだな。
   久居は菰野が来るまで絶対食べないし。
   リルは最初の頃は久居が食べるまで食べなかったけど、
   最近は俺に付き合って先に食べてくれる事もあるな。

   で、日が暮れるまでに寝る。絶対。
   越夜を続ければ、そのうちもうちょい闇にも慣れてくるかと思ったけど、こればかりはまだ難しいな……。

■51    好みのタイプを教えて下さい
 
リル:えっと?
   『ここからは恋愛要素のある質問になるので、答えられるものにだけ答えてください』
   だってさ。
 
フリー:恋愛っ!?(ガタタッ)
 
リル:ボク達はあんまり関係ないかなー?
 
フリー:でもほら、好みのタイプくらいなら答えられるでしょ?
    皆でやっていこうよ。
 
リル:うーんと。
   ボクは優しくて強い人が好きかなぁ?
 
久居:(なるほど……)←クリスを思い浮かべて
 
レイ:なるほどなぁ。←クリスと久居を思い浮かべて
 
フリー:なになに?
    何で納得してるの!?
 
リル:フリーの好きなタイプは?
 
フリー:私は、菰野みたいに笑顔が素敵で、優しくて、一緒にいて安心できる人がいいなぁ。
    頼り甲斐のあるところもいいよねっっ。
 
レイ:それ「タイプ」の話か……?
 
菰野:あはは、ありがとう。
   僕は……、明るい子が好きかな。←気遣い

   久居はどういう子が好きなんだ?
   ↑そういえばここのところ、こんな会話は全くしていなかったなと。
 
久居:私は……、温かく気遣いのできる方でしょうか……。
 
菰野:……そうか。
   (葵とはまだ連絡を取れると言っていたが、久居にその気は無いんだろうな……)
   (俺が身を固めれば、久居もその気になってくれるんだろうか……?)
   (……いや、俺の子の世話につきっきりになる未来が見えるな……(汗))
 
レイ:俺は一生懸命な人だな。努力する人とか、恩返しを………………。
   (……勝手に共感してたけど、俺のは……違ったんだよな……)

   いや、まあ、そういう……頑張り屋さん、かな。
 
久居:(頑張り屋さん……)
 
菰野:(レイはちょこちょこ可愛い言い回しするなぁ)
 
リル:(ボクには、カロッサより久居とかレイの方がもっと頑張ってる風に見えたけどなぁ……)
 
レイ:いやいや、何か言いたいことがあるなら言ってくれよ!?

■52    恋愛対象になる年齢は?
 
リル:考えたことなかった。いくつでもいいんじゃないかなぁ?
 
フリー:えー、大体の上限下限はあるでしょー?
    私は、自分より年上がいいなぁ。
    それでも、あんまり離れないほうがいいかな。
 
菰野:僕も特段区切るつもりはないかな。
 
久居:私も特には考えていません。
 
レイ:久居の場合はそもそもそういう事自体について考えてないんじゃないのか?(汗)
 
久居:否定はしません。
 
レイ:だったら素直に肯定してくれよ……(汗)
   俺は、まあ、歳はちょっとくらい離れててもいいんだが、同じ種族ではあって欲しいかな……。
 
リル:そうなの?
   カロッサは妖精だったのに?
 
レイ:いやっ、だから、俺は別にっっ!!
 
菰野:まあまあ、次の質問にいこうか。
 
久居:……(カロッサ様に何も言わなかったのは、それが原因なのでしょうか)

■53    恋愛対象の好きな仕草などありますか?
 
リル:髪を結んでる時とか、綺麗だなって思う。
 
フリー:えっ、誰それ、久居さん!?
 
リル:久居も綺麗だけど、久居はボクよりいっつも起きるの早いから、なかなか見れないよねー。
 
菰野:そうだね。
   髪で言うなら、僕は髪を耳にかける仕草も好きかな。
 
久居:私は特にありません。
 
レイ:いや、まだこの辺の質問なら頑張れば答えられるだろ!?
 
フリー:私はー、器に向かってる時のキリッとした真剣な表情とか、
    剣を振ってる時の凛々しい顔とか好きだなぁ……(//////)

    でもやっぱり、にっこり笑ってくれるとこが最高だと思うっっ!!
 
レイ:好きな仕草なぁ……。翅を伸ばすときの仕草とか、本当に美しかったよな……。
 
菰野:……(もう何も言うまい)

■54    初恋はいつ?
 
リル:保育園の時かなぁ? 優しい先生がいたんだ。
 
フリー:ああ、あの先生が辞める時、リルすごい泣いてたもんね。
    もう保育園行かないって言って、おかーさん困ってたの思い出したわ。
 
リル:うー……。それは覚えてない……。
 
フリー:私は……、うーん。憧れの先輩とかはいたけど、本当に好きになったのは今が初めてかなぁ。
 
菰野:幼い頃に仲の良かった女官は、皆辞めてしまったからなぁ……。
 
久居:……。←そのうち半分以上は死んでいるとは言えない。
 
菰野:僕は覚えてないかな。←無難なところを選んでみた。
 
フリー:久居さん! ちっちゃい頃の菰野に好きな人っていなかったんですか!?
 
久居:そうですね、特定の方はいらっしゃいませんでしたね。
 
フリー:そっかー。←ホッとした顔
 
久居:私も、特にありません。
 
レイ:俺の初恋は終わったな……。まさか、こんな風に終わるとは思わなかったけどな。

レイ以外の全員納得顔。

■55    理想の告白シチュエーションはありますか?
 
リル:ないよー。
 
フリー:あるでしょっ!?
    なんか少しはあるでしょ!?
 
リル:えええ!? ないよぅ……(汗)
 
フリー:私はねぇ、えっと、綺麗な夜空の下とかぁ、夕日の綺麗な崖の上とか?
 
リル:……崖の上危なくない?
 
フリー:別にそんなギリギリまで行かなくていいから。
    高台って言いたかったけど、この辺高台とか無いでしょ?
    海とかもお話で読んだりして憧れるけど、行ったことないんだよねー。
 
菰野:海か……。
 
フリー:菰野達だけ行ってたもんね。
 
菰野:ごめんごめん、今度は一緒に行こうか。
あ。久居は留守番でいいからな? 無理しなくていいぞ。
 
久居:いえ、私も参ります。
 
フリー:菰野は? どんな風に告白したいとかされたいとかある?
 
菰野:うーん。場所とかは特にないけど、落ち着いたところで二人きりがいいかな。
 
フリー:そっかー……。
    ↑自分が告白されたときは他に人もいたし、首に刀も当てられてたなぁと思う顔。
 
菰野:久居……はないか。←久居に頷きを返される。

レイ:俺は、天界に人気の告白スポットがいくつかあるんだが、本当に、この世の始まりを感じさせるような神秘的な場所でな。まあちょっと……憧れはあるな。

■56    理想のデートプランを教えて下さい。
 
リル:データプラン?
 
レイ:デートプランな。恋人と二人きりで過ごすときの過ごし方ってとこかな。
 
リル:日向ぼっこしたり、お散歩したりするのがいいな。
 
フリー:平和ーーっ。……というよりちょっとお爺さんっぽくない?
    私は、お買い物行ったり、美味しいもの食べたりしたいなーっ♪♪
 
菰野:静かなところでゆっくり話したいかな。
 
久居:私は特に……。
 
レイ:俺は、相手がやりたいことを何でも付き合いたいな。
 
リル:……なんか、レイらしいね。
 
レイ:ん? それは……良い意味なのか?
 
リル:うん、良い意味で(にっこり)

■57    今までに何人くらい付き合いましたか?
 
フリー:これは全員ゼロなんじゃないの?
    (というか私と菰野は付き合ってるのか付き合ってないのかハッキリさせたいんだけど!?)
 
菰野:そうだね。
   (↑視線を受けて『その話はまた今度』と表情で宥めてみる)

■58    尽くしたい?尽くされたい?対等でありたい?
 
リル:うーん……対等かな……?
 
フリー:尽くしたい気持ちはあるんだけど……、結局は対等かなぁ?
 
菰野:僕も対等かな。……難しいね。
 
久居:私は特に……。
 
レイ:久居は絶対、好きな奴には尽くしまくると思うけどな……。
   俺は……。……俺も、尽くしそうな気はする……。
   けど尽くされたい気持ちもあるぞっっ!!

■59    束縛したい?されたい?
 
リル:したくないしされたくない。
 
フリー:えー、ちょっとはしたいしされたいーっ。
 
菰野:僕は、相手に合わせるよ。
 
久居:……。
 
レイ:するだろ!?
   久居なら束縛するだろ!?!?
 
久居:まだ何も言っておりませんが。
 
レイ:したいしされたいと見た!!
 
久居:それで構いません。
 
レイ:俺も多少はしたいしされたいな。

■60    今、好きな人はいますか?
 
リル:わかんない
 
フリー:わかんないの!?
 
菰野:(俺も分からないんだが……そうも言えない状況だからな)
 
フリー:私はいるよっっ好きな人っっ!!
 
菰野:(真っ直ぐな熱い視線を受けて)
   僕もだよ(にっこり)
 
久居:敬愛する主人でしたら。
 
レイ:好きな人……。
   好きだった人……には、まだできてないんだよな……。
   俺も、いる。だな。
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