19 / 48
19 ピンク【Side.ビニール仮面】
しおりを挟む
『前回までのあらすじ!
仲間の死を乗り越えたり、乗り越えなかったり、
変身解除を知ったり、知らなかったり、
ハンバーガーを見つけたり、食べなかったり、
新たな仲間ミミを加えたり、加えなかったり、異世界での冒険の旅が始まったり、始まらなかったり…』
「あらすじ下手くそか!」
『……そして今、雨が降り続けるジャングルの中で「三人」のヒーローが睨み合い、牽制し合っていた。
一人はイセカイザーピンク!この物語の主人公である。
二人目はイセカイザーピンク!この物語の主人公である。
そして最後の三人目も勿論イセカイザーピンク!この物語の主人公なのであ~る』
雨で足場が悪くなっている中、水しぶきと共にピンクが、ピンクに急接近して高速の右ストレートを放った。
「くっ!参ったな…なかなかやるじゃぁないか!」
腕をクロスにして、強烈な攻撃を受け止めたピンク。
そして左手で側頭部を触りながら、ピンクは怒鳴るように言った。
「想像以上のパワーだな。遡って、このパワーの説明をしてくれ!」
『説明しよう!
それは遡る事一日前!巨大な隕石が地球へと接近していた』
「遡り過ぎだ!」
『説明しよう!
遡る事一時間前!新たな仲間と共に、始まりの洞窟を出たところである』
~~~
「腹減ったなぁ。少し小降りになってきたから外に出てみるか」
イセカイザーピンクに変身しているアスカは、キュウとミミを両肩に乗せ、雨の降る夜のジャングルへと足を踏み出した。
しばらく歩くと木々が減り、少し開けた場所へ出た。何かの鳴き声と雨の音が相まって、世にも奇妙な空間へと変わっていた。
「気味が悪りぃなぁ」
『ワオォォォン』
幾つもの遠吠えが聞こえる。
すると突然イセカイザーピンクたちの目の前に、黒い狼と、白い狼が二匹飛び出してきた。
「出たな晩飯!」
狼に向かって構えたイセカイザーピンクの両肩から、キュウとミミが飛び降りた。
そして地面に着く前にキュウは『どろん』という音とともに煙を上げて、イセカイザーピンクに姿を変えた。
一方ミミもグニャグニャと形を変えて、イセカイザーピンクへと姿を変えた。
そこには、まさにイセカイザーピンクが三人立っていた。
「へ?何だ?ど、どうして?……アナライズ!」
キュウの頭上に出現したステータスには、〈変化の術〉というスキルが増えていた。
「変化の術ってのが増えてるぞ!何でだ!?」
『説明しよう!
九尾はMPを吸収した相手と親しくなる事により、変化の術を行使する資格を得るのである。
MPの吸収量は200必要である。したがって、それ以下の者には変化する事が出来ないのである』
「そうか、親しくなったのは俺が名前をつけたからか?それとも誘惑したからか?」
『キュ~ゥ』
キュウはピンクの格好で、ピンク(アスカ)に抱きついた。
ピンク(アスカ)は、激しい音と衝撃を受け、倒れそうになるのを足に力を入れて踏ん張った。
「うっ!体当たり攻撃かと思ったぞ!」
(しかしピンク同士が抱き合う絵は、なかなかシュールだな)
「なる程な~。MP200って事は、素の俺に変化はできないのか。俺、MP低いからな。その内な!」
『キュ』
「よし!次はミミだ!アナライズ」
キュウ同様、ミミのステータスにも擬態の後に(イセカイザーピンク)と表示されている。
「擬態?なるほどな。擬態の条件はどうなんだ?」
『説明しよう!
ミミックスライムの擬態は、吸収した対象、もしくは捕獲対象の思考を読み取る事で擬態する。そして思考を読み取った場合は、弱点等に擬態し、油断させたところで、攻撃、吸収するのである。また、危機を回避する際にも使用するのだ』
「お、おう。捕獲対象な……やっぱり出会い頭の大ジャンプは、俺に対する攻撃だったのか?いやいや違うよな?俺の場合は違うよな?空腹な仲間の危機を回避する方だよな?な?」
『ミミ~』
ミミもピンクの格好のまま、キュウとは反対側の腕に抱きついた。
「ぐっ!」
再びピンク(アスカ)は、タックルのような抱きつきを踏ん張って堪えた。
「能力が上がってる事を忘れるなよ!」
(ピンク三人が抱き合ってる姿は、ウルトラシュールだな…)
「二人とも、ありがとな!しかしイセカイザーピンクはそんな顔してんだな。なかなか格好良いじゃぁないか!」
そう言ってピンク(アスカ)はピンク(キュウ)と、ピンク(ミミ)の頭を撫でた。
「おいおい!お前らスゲェな!見た目は全く同じだな!強さも同じか?あの狼で試してみるか」
『キュウ』
『ミー』
「しかしお前ら、イセカイザーになっても喋れないんだな……」
ピンク(アスカ)から離れたピンク(キュウ)とピンク(ミミ)は、二匹の狼へと向かい構えた。
狼を見ると二匹とも、お座りをして尻尾を振っている。
「しまった!あいつら誘惑してるよな?」
『説明しよう!
誘惑済みである』
「だよな…しかも良く見ると、まだ子供じゃぁないか。攻撃するのはやめだ。お前らはそこで座って待ってろ」
『『ウォン』』
「キュウ、その姿で俺にパンチを打ってこい」
『キュ~』
雨で足場の悪くなっている中、水しぶきと共にピンク(キュウ)が、ピンク(アスカ)に急接近して、高速の右ストレートを放った。
「くっ!参ったな…なかなかやるじゃぁないか!」
腕をクロスにして、強烈な攻撃を受け止めたピンク(アスカ)。
そして、左手で側頭部を触り、怒鳴るように言った。
「想像以上のパワーだな。遡って、このパワーの説明をしてくれ!」
『説明しよう!
それは遡る事一日前!巨大な隕石が地球へと接近していた』
「遡り過ぎだ!」
『説明しよう!
遡る事一時間前!新たな仲間と共に、始まりの洞窟を出たところである』
「だ~!違う違う!変化したら相手のパワーやスキルも使えるのか聞いてるんだよ!」
『説明しよう!
変化の術とは、相手の姿形を真似する能力である。それにより、おのずとイセカイザーのステータスも真似する事ができる。しかし、相手の思考や癖等は真似する事は出来ない。したがって、真似た相手のスキルは使用できない。結果、イセカイザーそれぞれのスキル及び、ユニークスキルは使用することができないのである』
「擬態もか?」
『説明しよう
擬態もほぼ同じである。思考を読む事が出来るというのは、発声した声から、記憶を読み解く能力なのである』
「そうか分かった……ん?…ん!?待てよ?待てよ!待てよぉ~!!イセカイザー『それぞれの』ってことは、ピンク以外にも変身出来るってことじゃぁないかぁ~!!!どうなんだ!?」
『説明しよう!
魔石の色によって、変身出来る種類が決まっているのである』
「グ~~~~~ッド!!!まさかの戦隊物だ!
イセカイザーって名前的に除外していた!女神様様!良い仕事してますねぇ~!」
ピンク(アスカ)は、空を仰いで拝んだ。
「やっぱりピンクだけじゃぁないんだ!ピンクに括弧がついてるもんな!良かったぁ~!
てことは…しまった!デーモンスパイダーにも魔石はあったのか!?そこまで気が回らなかった。何色だったんだろう…惜しい事をしたが、まぁいっか!よ~~~し!俄然やる気が出てきた!
今度はミミ!かかって来い!」
またもや水しぶきと共に、ピンク(ミミ)がピンク(アスカ)にハイキックを放った。
ピンク(アスカ)は両腕を縦に揃えてハイキックをガードした。
「くっ!なかなか重いな!ミミも良いぞ!二人ともほぼ同じパワーだ!これはザックリ計算しても戦闘力が三倍だな!そこらのモンスターは瞬殺だろ!」
アスカは防御体勢を解いて狼を見た。
「お前らはどうなんだ?アナライズ」
ーーーーーーーーーーーー
名前 : ー (魅了)
種族 : ウインドウルフ
分類 : 魔獣
属性 : 風属性
年齢 : 5
性別 : 雄
Lv : 8
HP : 60/64
MP : 56/56
攻撃力:66
防御力:58
素早さ:92
知 能:40
器用さ:38
幸運値:6
装備 : なし
スキル : 噛みつき、引っ掻き、風魔法初級Lv2
ーーーーーーーーーーーー
もう一匹の白いウインドウルフは、レベルは5で雌だった。
「おい!風魔法って!お前ら魔法が使えるのか!スゲェな!見せてくれよ!」
しかし次の瞬間、それは起こった。
突然、ビービーと警報のような機械音が、イヤーカフから聞こえ出したのである。
「何だこの音は!?」
『説明しよう
ヒーローポイントが0になったのだ。警報が10回鳴ると、イセカイザーの変身が強制的に解除されるのである』
「強制解除ぉ!?嘘だろぉ!?」
警報音が鳴り終わると、ピンク(アスカ)の体から眩い光が放たれて、アスカに戻ってしまった。
「どうした?まさか!?」
『ワオォォォォン』
アスカは仲間の能力に興奮して、周囲の変化に気付いていなかった。
既に、大量のウインドウルフに囲まれていたのである。
「ピンチワーン!」
『仲間の新たな能力に一喜一憂したのも束の間、命の危機に直面するアスカ。
この局面を打ち破る事ができるのであろうか!
行け、イセカイザー(キュウ)
闘え、イセカイザー(ミミ)
次回予告
はったり』
「あらすじの方が下手だなオイ!しょっぱな、あれだとモチベーションが落ちるわ!やっぱ次回予告だけでお願いします」
仲間の死を乗り越えたり、乗り越えなかったり、
変身解除を知ったり、知らなかったり、
ハンバーガーを見つけたり、食べなかったり、
新たな仲間ミミを加えたり、加えなかったり、異世界での冒険の旅が始まったり、始まらなかったり…』
「あらすじ下手くそか!」
『……そして今、雨が降り続けるジャングルの中で「三人」のヒーローが睨み合い、牽制し合っていた。
一人はイセカイザーピンク!この物語の主人公である。
二人目はイセカイザーピンク!この物語の主人公である。
そして最後の三人目も勿論イセカイザーピンク!この物語の主人公なのであ~る』
雨で足場が悪くなっている中、水しぶきと共にピンクが、ピンクに急接近して高速の右ストレートを放った。
「くっ!参ったな…なかなかやるじゃぁないか!」
腕をクロスにして、強烈な攻撃を受け止めたピンク。
そして左手で側頭部を触りながら、ピンクは怒鳴るように言った。
「想像以上のパワーだな。遡って、このパワーの説明をしてくれ!」
『説明しよう!
それは遡る事一日前!巨大な隕石が地球へと接近していた』
「遡り過ぎだ!」
『説明しよう!
遡る事一時間前!新たな仲間と共に、始まりの洞窟を出たところである』
~~~
「腹減ったなぁ。少し小降りになってきたから外に出てみるか」
イセカイザーピンクに変身しているアスカは、キュウとミミを両肩に乗せ、雨の降る夜のジャングルへと足を踏み出した。
しばらく歩くと木々が減り、少し開けた場所へ出た。何かの鳴き声と雨の音が相まって、世にも奇妙な空間へと変わっていた。
「気味が悪りぃなぁ」
『ワオォォォン』
幾つもの遠吠えが聞こえる。
すると突然イセカイザーピンクたちの目の前に、黒い狼と、白い狼が二匹飛び出してきた。
「出たな晩飯!」
狼に向かって構えたイセカイザーピンクの両肩から、キュウとミミが飛び降りた。
そして地面に着く前にキュウは『どろん』という音とともに煙を上げて、イセカイザーピンクに姿を変えた。
一方ミミもグニャグニャと形を変えて、イセカイザーピンクへと姿を変えた。
そこには、まさにイセカイザーピンクが三人立っていた。
「へ?何だ?ど、どうして?……アナライズ!」
キュウの頭上に出現したステータスには、〈変化の術〉というスキルが増えていた。
「変化の術ってのが増えてるぞ!何でだ!?」
『説明しよう!
九尾はMPを吸収した相手と親しくなる事により、変化の術を行使する資格を得るのである。
MPの吸収量は200必要である。したがって、それ以下の者には変化する事が出来ないのである』
「そうか、親しくなったのは俺が名前をつけたからか?それとも誘惑したからか?」
『キュ~ゥ』
キュウはピンクの格好で、ピンク(アスカ)に抱きついた。
ピンク(アスカ)は、激しい音と衝撃を受け、倒れそうになるのを足に力を入れて踏ん張った。
「うっ!体当たり攻撃かと思ったぞ!」
(しかしピンク同士が抱き合う絵は、なかなかシュールだな)
「なる程な~。MP200って事は、素の俺に変化はできないのか。俺、MP低いからな。その内な!」
『キュ』
「よし!次はミミだ!アナライズ」
キュウ同様、ミミのステータスにも擬態の後に(イセカイザーピンク)と表示されている。
「擬態?なるほどな。擬態の条件はどうなんだ?」
『説明しよう!
ミミックスライムの擬態は、吸収した対象、もしくは捕獲対象の思考を読み取る事で擬態する。そして思考を読み取った場合は、弱点等に擬態し、油断させたところで、攻撃、吸収するのである。また、危機を回避する際にも使用するのだ』
「お、おう。捕獲対象な……やっぱり出会い頭の大ジャンプは、俺に対する攻撃だったのか?いやいや違うよな?俺の場合は違うよな?空腹な仲間の危機を回避する方だよな?な?」
『ミミ~』
ミミもピンクの格好のまま、キュウとは反対側の腕に抱きついた。
「ぐっ!」
再びピンク(アスカ)は、タックルのような抱きつきを踏ん張って堪えた。
「能力が上がってる事を忘れるなよ!」
(ピンク三人が抱き合ってる姿は、ウルトラシュールだな…)
「二人とも、ありがとな!しかしイセカイザーピンクはそんな顔してんだな。なかなか格好良いじゃぁないか!」
そう言ってピンク(アスカ)はピンク(キュウ)と、ピンク(ミミ)の頭を撫でた。
「おいおい!お前らスゲェな!見た目は全く同じだな!強さも同じか?あの狼で試してみるか」
『キュウ』
『ミー』
「しかしお前ら、イセカイザーになっても喋れないんだな……」
ピンク(アスカ)から離れたピンク(キュウ)とピンク(ミミ)は、二匹の狼へと向かい構えた。
狼を見ると二匹とも、お座りをして尻尾を振っている。
「しまった!あいつら誘惑してるよな?」
『説明しよう!
誘惑済みである』
「だよな…しかも良く見ると、まだ子供じゃぁないか。攻撃するのはやめだ。お前らはそこで座って待ってろ」
『『ウォン』』
「キュウ、その姿で俺にパンチを打ってこい」
『キュ~』
雨で足場の悪くなっている中、水しぶきと共にピンク(キュウ)が、ピンク(アスカ)に急接近して、高速の右ストレートを放った。
「くっ!参ったな…なかなかやるじゃぁないか!」
腕をクロスにして、強烈な攻撃を受け止めたピンク(アスカ)。
そして、左手で側頭部を触り、怒鳴るように言った。
「想像以上のパワーだな。遡って、このパワーの説明をしてくれ!」
『説明しよう!
それは遡る事一日前!巨大な隕石が地球へと接近していた』
「遡り過ぎだ!」
『説明しよう!
遡る事一時間前!新たな仲間と共に、始まりの洞窟を出たところである』
「だ~!違う違う!変化したら相手のパワーやスキルも使えるのか聞いてるんだよ!」
『説明しよう!
変化の術とは、相手の姿形を真似する能力である。それにより、おのずとイセカイザーのステータスも真似する事ができる。しかし、相手の思考や癖等は真似する事は出来ない。したがって、真似た相手のスキルは使用できない。結果、イセカイザーそれぞれのスキル及び、ユニークスキルは使用することができないのである』
「擬態もか?」
『説明しよう
擬態もほぼ同じである。思考を読む事が出来るというのは、発声した声から、記憶を読み解く能力なのである』
「そうか分かった……ん?…ん!?待てよ?待てよ!待てよぉ~!!イセカイザー『それぞれの』ってことは、ピンク以外にも変身出来るってことじゃぁないかぁ~!!!どうなんだ!?」
『説明しよう!
魔石の色によって、変身出来る種類が決まっているのである』
「グ~~~~~ッド!!!まさかの戦隊物だ!
イセカイザーって名前的に除外していた!女神様様!良い仕事してますねぇ~!」
ピンク(アスカ)は、空を仰いで拝んだ。
「やっぱりピンクだけじゃぁないんだ!ピンクに括弧がついてるもんな!良かったぁ~!
てことは…しまった!デーモンスパイダーにも魔石はあったのか!?そこまで気が回らなかった。何色だったんだろう…惜しい事をしたが、まぁいっか!よ~~~し!俄然やる気が出てきた!
今度はミミ!かかって来い!」
またもや水しぶきと共に、ピンク(ミミ)がピンク(アスカ)にハイキックを放った。
ピンク(アスカ)は両腕を縦に揃えてハイキックをガードした。
「くっ!なかなか重いな!ミミも良いぞ!二人ともほぼ同じパワーだ!これはザックリ計算しても戦闘力が三倍だな!そこらのモンスターは瞬殺だろ!」
アスカは防御体勢を解いて狼を見た。
「お前らはどうなんだ?アナライズ」
ーーーーーーーーーーーー
名前 : ー (魅了)
種族 : ウインドウルフ
分類 : 魔獣
属性 : 風属性
年齢 : 5
性別 : 雄
Lv : 8
HP : 60/64
MP : 56/56
攻撃力:66
防御力:58
素早さ:92
知 能:40
器用さ:38
幸運値:6
装備 : なし
スキル : 噛みつき、引っ掻き、風魔法初級Lv2
ーーーーーーーーーーーー
もう一匹の白いウインドウルフは、レベルは5で雌だった。
「おい!風魔法って!お前ら魔法が使えるのか!スゲェな!見せてくれよ!」
しかし次の瞬間、それは起こった。
突然、ビービーと警報のような機械音が、イヤーカフから聞こえ出したのである。
「何だこの音は!?」
『説明しよう
ヒーローポイントが0になったのだ。警報が10回鳴ると、イセカイザーの変身が強制的に解除されるのである』
「強制解除ぉ!?嘘だろぉ!?」
警報音が鳴り終わると、ピンク(アスカ)の体から眩い光が放たれて、アスカに戻ってしまった。
「どうした?まさか!?」
『ワオォォォォン』
アスカは仲間の能力に興奮して、周囲の変化に気付いていなかった。
既に、大量のウインドウルフに囲まれていたのである。
「ピンチワーン!」
『仲間の新たな能力に一喜一憂したのも束の間、命の危機に直面するアスカ。
この局面を打ち破る事ができるのであろうか!
行け、イセカイザー(キュウ)
闘え、イセカイザー(ミミ)
次回予告
はったり』
「あらすじの方が下手だなオイ!しょっぱな、あれだとモチベーションが落ちるわ!やっぱ次回予告だけでお願いします」
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる